10月24日(日)
上総合運動公園体育館で行われたあさぎり町の「避難所開設・運営訓練」に、ボランティア部員7人、生徒会役員6人が参加しました。
まずは、避難所開設訓練として、住民の方々と一緒に3つの班に分かれてベッドとパーテーションの組み立てに取り組みました。青いパーテーションを班ごとに1列に並べ、その中に発泡スチロール製のベッドを1脚ずつ入れました。
避難所を開設した後は、続々と到着される永山地区の住民の方々の受付を体験させていただきました。代表者受付コーナーでは、家族の代表の方に氏名や人数を記入していただくとともに、家族に関する記入用紙をお渡ししました。家族受付コーナーでは、検温をして各パーテーションに案内しました。
組み立てられたプライベートテントに入らせていただき、その居心地具合を体験しました。
また、あさぎり町食生活改善推進員協議会の方々によるパッククッキングの蒸しパンが配付され、試食しました。蒸しパンの配付の手伝いもさせていただきました。
住民の方々と一緒に避難所運営マニュアルの説明を聞き、振り返りを行いました。パーテーションやベッドを組み立てた感想を発表した生徒や、受付を体験して「消毒済みのペンと使用済み・消毒前のペンの区別ができなかったので、紙を貼るなどして区別できるようにしたら良いと思います」と気付いたことを発表した生徒もいました。
訓練終了後には、住民の方々と一緒にパーテーション、ベッド、プライベートテントを解体し、元のように板ボール箱に詰めて、軽トラックに載せていきました。
今回の訓練の企画者であるあさぎり町総務課の危機管理監である橋本啓之様を囲んで集合写真を撮影しました。
10月16日(土)
球磨村神瀬地区での災害ボランティア活動は、今年度は毎月1回を目標に計画していましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により実施できずにいました。先月9月いっぱいで蔓延防止等重点措置の期間が明けたことにより、約3ヶ月振りに実施することができました。
今回も校内でのチラシ掲示により全校生徒に参加呼び掛けを行い、ボランティア部員8人以外にも10人の生徒達が参加してくれました。今回は、18人の参加者のうち12人が初参加でしたし、11人が1年生でした。
その日はたまたま神瀬地区の秋祭りの日でした。
午前中は、秋祭りの会場設営、各地区の看板作り、料理作りの大きく3つの班に分かれて手伝いをしました。秋祭りの会場ではテント立てや検温・手指消毒の手伝い、看板作りでは地元の子ども達と一緒にペンキの色塗り、料理作りではマダムチームの皆さんの調理したものの盛り付けをしました。
午後は、交替で昼食をとりながら、ホットサンド作りやかき氷作りを行いました。
その後の秋祭りでは、ステージでカラオケによる歌を歌いながら会場を盛り上げ、地域の方々と一緒に輪になって盆踊りを踊りました。
最後に参加生徒1人1人が一言ずつ地域の方々の前で挨拶をしました。参加した生徒達にとって大変有意義な日になったようです。
10月15日(金)
中間考査の最終日の午後14:30~17:30に、上球磨消防組合消防本部の救急救命士の方々においでいただいて、救急法講習会「普通救命講習」を開催しました。
この講習会は昨年度12月にボランティア部員の1人が「AEDが使用できる生徒が少しでも増えてほしい」という思いで企画したもので、72人の生徒の受講希望がありましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために定員20人ずつ4回に分けて開催することになり、更に感染状況の悪化により延期となっていたものです。先月9月いっぱいで蔓延防止等重点措置の期間が終了し、今回の4回目の実施で、ようやく昨年度に受講を希望していた生徒達全ての受講がかなったことになります。
今回は16人の生徒が受講しました。
主に心肺蘇生とAEDの使用に関する実技を含めた講習を受けるとともに、気道異物除去、仰臥位から回復体位への体位変換等の実技も行いました。
講習会の最後には、全日程を修了した受講生徒に「普通救命講習修了証」が手渡されました。
7月27日(火)・29日(木)、8月3日(火)・5日(木)・19日(木)・24日(火)
るり光保育園より学童保育(小学1年生)における高校生ボランティア募集のお話をいただき、全校生徒にも参加希望者を募り、6日間でボランティア部員を含む延べ11人の生徒が参加しました。
朝8時30分から夕方17時まで、1日当たり2人ずつの高校生が入り、夏休みの宿題やドリル学習、プール遊び、昼食、カルタ遊びや塗り絵、おやつ、工作、部屋の掃除と日課を一緒に過ごしました。
8月17日(火)
「高校生ボランティア・アワード2021」に4人の部員がZoomミーティングで参加しました。
当初の予定では、この大会は8月17日(火)~18日(水)の2日間、名古屋国際会議場で開催される予定であり、本校からも「ボランティア部チームⅠ」という団体名で4人の部員が愛知県名古屋市に行く予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大によりオンライン開催に変更となりました。
大会では、7月下旬の「活動発表交流会~予選大会~」で選ばれた16団体が活動発表を行い、質疑応答により情報交換を深めました。公益財団法人風に立つライオン基金の設立者・理事であるさだまさしさん、大会の応援団であるテツandともさん、ももいろクローバーZの高城れにさん、パネリストの野口健さん等のコメントも画面越しに聞くことができました。
参加者には記念グッズ(Tシャツ、タオル、トートバッグ、クリアファイル、手指消毒用アルコールスプレー)が届きました。
また、表彰状もいただきました。
7月29日(木)
「高校生ボランティア・アワード2021」の「活動発表交流会~予選大会~」にZoomミーティングで参加しました。
この交流会は、事前にエントリーした全国の高等学校のボランティア活動に関する部活動やグループ113団体が、10団体ごとのグループに分かれて1団体3分以内で活動発表をし合い、情報交換や交流を行うものです。
本校ボランティア部からも6人の部員が参加し、パワーポイントを使いながらこれまでの活動について報告し、「1人1人が別の活動に取り組む中で、部員みんなで活動するときにはどうするのか」という質問を他校の生徒から受けました。
グループ内の投票により、8月17日(火)~18日(水)の全体会で活動報告をする団体16校が選ばれる予定です。
7月19日(月)
くま川鉄道株式会社の取締役社長、永江友二様においでいただいて、募金の手渡し式を実施しました。
今回手渡しした募金は、1人の部員がくま川鉄道の全線復旧を願って企画し、昨年9月から校内売店に募金ケースを設置させていただきながら毎日続けていたものです。
昨年度10月19日(月)以降3月までの校内売店設置の募金ケースによる募金(昨年度分)6,289円、人吉市在住の方お二人からお預かりした募金16,122円、簡易書留にて届いた募金(千葉県佐倉市、愛知県春日井市、福岡県筑紫野市、宮崎県小林市)55,000円の、合計77,411円を手渡しし、これまで手渡しした募金の累計金額は81,311円になりました。
永江社長様からはくま川鉄道の歴史や現状についてお話をいただき、「地元の高校生である皆さんのこのような活動は会社にとっても励みになっている」という言葉が心に残りました。最後にボランティア部員が感想発表を行い、くま川鉄道を利用して通学していた生徒達が次々と全線復旧への思いを述べました。
7月17日(土)
今年度2回目の球磨村神瀬地区での災害ボランティア活動に取り組みました。
今回は校内でのチラシ掲示により全校生徒に参加呼び掛けを行い、ボランティア部員7人以外にも3人の生徒達が参加(3人のうち1人はこの活動をきっかけとして入部)、合計10人の生徒達が参加しました。
今回は、前日からの雨が昼過ぎまで降り続いたため、個人宅には出掛けることができず、現在はボランティア活動の拠点となっている神瀬福祉センター「たかおと」内での作業に従事。廊下の蜘蛛の巣払い、各部屋の清掃、料理の手伝い、服の仕分け、ガラスの割れた窓枠のビニール貼り等、様々な活動に取り組ませていただきました。
これまで球磨村の被災地支援に力を尽くしていただき、私達高校生の作業を指導していただいたオープンジャパン様が、先日7月3日(土)に土砂崩れ被害が起きた静岡県熱海市に活動拠点を移すとのことで、お礼とお別れの挨拶をしました。
参加した部員達は「2学期も月に1回程のペースで活動したい」と話していました。
7月7日(水)・14日(水)
ボランティア部員による参加者募集の呼び掛けのもと、放課後に学校近くのるり光保育園の手伝いに行きました。7日(水)には1年生5人、14日(水)には1年生1人と3年生5人が参加しました。
保護者の方がお迎えに来られるまでの待ち時間を園児達と遊びながら過ごします。
次回は2学期に企画・実施の予定です。
7月10日(土)
ボランティア部員4人があさぎり駅の蜘蛛の巣払い等の清掃活動に取り組みました。
くま川鉄道が今年度11月に湯前駅-肥後西村駅間の一部復旧を目標にしていると聞き、「復旧に向けて私達高校生にもお手伝いできることがあれば」とくま川鉄道の方に相談していたところ、今回の活動が実現しました。
ただ、この日は昨夜からの大雨により大雨特別警報が出されている市町村もあり、可能な部員達だけが集合。9人の予定が4人の参加になりました。
この活動を企画した部員は「2学期も毎月1回をペースとして取り組みたい」と話していました。
7月12日(月)
放課後にベルマークの手渡し式を実施しました。
昨年度7月4日(土)に起こった「令和2年7月豪雨」によって、同じ人吉球磨地域にある球磨村立渡小学校が校舎も体育館も水に浸かって全ての学用品が流されてしまったと知り、ボランティア部員がベルマークの収集活動による渡小学校の支援を企画。災害による被災校の支援活動に取り組んでいた「あいおいニッセイ同和損害保険」の人吉オフィスにベルマークの収集箱や仕分け箱の御提供をいただきながら、ベルマークの収集活動に取り組んできました。
今回は、「あいおいニッセイ同和損害保険」の人吉オフィスから担当課長の杉山英治様と課長補佐でベルマーク担当の蔀麗奈様においでいただき、ボランティア部が収集・仕分けしたベルマーク4,165.8点を託しました。手渡ししたベルマークは教育助成財団に届けられ、渡小学校のベルマーク点数に加算され、必要な学用品に交換されます。
また、近くの免田小学校とあさぎり中学校の各ボランティア委員会からも、この収集活動への御協力のお話をいただき、部員達は喜んでいます。今回の手渡し式には、免田小学校からもボランティア委員会の委員長さんと副委員長さんの2人の児童、担当の先生、教頭先生に御参加いただき、活動報告や感想発表をしていただきました。
6月22日(火)
NHK総合の放送番組「ニュースシブ5時」の取材がありました。
この番組ではこれまで「令和2年7月豪雨」によって被災したくま川鉄道を追って来られたとのこと。くま川鉄道の復旧を願って昨年9月から校内売店での募金活動を続けている部員がインタビューを受けました。
次の番組の中で放送の予定です。
○NHK総合「ニュースシブ5時」(令和3年7月1日(木)16:50~18:10)
6月19日(土)
昨年度7月4日(土)の「令和2年7月豪雨」で被災した地域の手助けになればと、ボランティア部員11人が球磨村神瀬(こうのせ)地区で災害ボランティア活動に取り組みました。
ボランティア部としての災害ボランティア活動は昨年度に2回ありましたが、今年度は今回が初めて。今回の活動では初めてボランティア部員が企画しました。マイクロバスや昼食の手配等は免田ライオンズクラブ様に御世話になり、現地での具体的な作業内容はオープンジャパン様に御指導いただきました。
地域の方々が少しずつ仮設住宅から御自宅に戻って来られているそうで、住宅や物置き小屋の最終的な吹き上げ作業に取り組んだり、側溝の泥出しをしたり、薪割りの手伝いをしたり、泥をかぶった食器類の仕分けをしたり等、様々な活動に取り組ませていただきました。
豪雨災害から約1年経った現在でも被災地ではまだまだボランティアのニーズがあることを実感しました。参加した部員達は「今後も月に1回程のペースで活動したい」と話していました。
6月18日(金)
先日5月25日(火)にボランティア部員による参加者募集の呼び掛けのもと花の苗植えをした生徒昇降口前の花壇に、メッセージボードを立てました。
メッセージボードには「みなさんの心も お花でいっぱいに なりますように」と書かれており、全校生徒が花壇の花を見て笑顔になってくれればという気持ちを込めて、ボランティア部員が筆で書き、色鉛筆で色を添えました。
現在花壇にはサルビア、ガザニア、センニチコウ、マリーゴールド、アリッサムの5種類の花119本が咲いており、元気に育っています。
6月8日(火)
ボランティア部員による参加者募集の呼び掛けのもと、放課後に6人の生徒達が参加して、学校周辺のゴミ拾い活動に取り組みました。
事前にゴミが多く落ちている場所をリサーチし、今回は学校からあさぎり駅までの道路と、コンビニエンスストアとスーパーの周辺の道路を中心に、ゴミを拾うことにしました。
燃やすゴミ、ペットボトル容器、ビン・缶類の3種類に分別しながらゴミを拾って歩いたところ、1時間程で燃やすゴミがビニール袋いっぱいに。特にタバコの吸い殻が多く落ちていることが気になりました。
部員達は「2学期にも実施したい」と話していました。
5月25日(火)
ボランティア部員による参加者募集の呼び掛けのもと、放課後に11人の生徒達が参加して、生徒昇降口前の花壇に花の苗を植えました。
植わっていたビオラやチューリップが枯れて雑草が繁っていた花壇を見て、部員「先生、花を植えたいです」、顧問「活動計画案を書いてきてごらん」という会話から、活動計画案と参加者呼び掛けチラシの作成が進み、この活動が実現しました。
事前に総合農業科の植物コース草花担当の職員に相談したところ、「花苗はたくさん持って行っていいよ」といって25ポット×5ケースもの花苗をいただき、「肥料は堆肥をあげるよ」といってブルトーザーいっぱいの堆肥をいただき、部員と顧問とで少しずつ耕していた花壇を一気にブルトーザーで耕して下さいました。また、スコップ、移植ごて、軍手、じょうろ、一輪車等もお借りしました。
今後も水やりや除草等の世話をし、「生徒の皆さんがホッとできる花壇になれば…」と、企画した部員は話していました。
5月24日(月)
NHK-BSの放送番組「スポヂカラ!」による取材がありました。
この番組は、大雨や震災による被災等、様々な課題を抱える地域を「スポーツで元気に」とひたむきに挑む選手や町の人々を描き、明日への希望につなぐ番組です。
「令和2年7月豪雨」に関連して、くま川鉄道の復旧を願って昨年9月から校内売店での募金活動を続けている部員と、人吉市立西瀬小学校校区の被災した子ども達の憩いの場である「ASOBIBA活動」への参加と参加呼び掛けを今年2月から続けている部員がインタビューを受けました。
放送は次の予定です。
○NHK-BS1「スポヂカラ!」
令和3年7月3日(土) 16:00~16:50「大相撲 正代関とともに「前へ!」熊本県」
4月5日(月)・7日(水)
春休み中に2回、上球磨消防組合消防本部の救急救命士の方々においでいただいて、救急法講習会「普通救命講習」を開催しました。
この講習会は、昨年度12月にボランティア部員の1人が「AEDが使用できる生徒が少しでも増えてほしい」という思いで企画したところ72人の生徒の受講希望があり、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために定員の20人ずつ4回に分けての開催を予定していたものが、2回目以降は感染状況の悪化により中止になってしまっていたものです。
今回は、受講希望生徒の多かったまとまりを優先して実施しました。
5日(月)には野球部員23人が受講しました。
また、7日(水)には総合農業科新2年生17人とボランティア部員3人が受講しました。
講習会の最後には、受講生徒全員に「普通救命講習修了証」が手渡されました。
4月7日(水)
RKKラジオのミミーキャスターである川上 涼佳さんと本多 桃さんのお二人が、ボランティア部の取材に来て下さいました。
インタビューを受けたのは、新3年生1人、新2年生2人の合計3人。RKKラジオ「ラジてん」(毎週月~金曜日放送)の中で、スタジオにおられる木村 和也アナウンサー、野溝 美子アナウンサーとのやりとりを通して、これまで自分が企画・実施してきた活動について部員1人1人が答えました。報告した3つの活動は次の通りでした。
○くま川鉄道の復旧を願っての募金活動
○「ASOBIBA活動」への参加
○高校生平和大使「高校生1万本えんぴつ運動」への協力
◎関連ホームページ
・https://www.facebook.com/mimigo1197/photos/a.557072037696440/5288407604562836/
・https://twitter.com/mimigo1197/status/1379969795026640897
3月22日(月)
放課後に熊本高等学校のボランティア同好会と活動についてのZoomでの情報交換会を行いました。
熊本高等学校ボランティア同好会からの報告では、環境保全団体であるWWFジャパンの「生物多様性と農業の共生に向けて」高校生ワークショップや、日本ユニセフ協会熊本県支部の「アフリカの子どもの日」等、様々な機関から協力依頼を受けることが多く、部員がその実行委員となって活動しているとのことでした。また、文化祭でボランティア同好会が毎年度実施している「ふれあいバザー」では、多くの福祉施設に出店依頼をし、物品バザーや食品バザーが立ち並んだバザーになっているとのことでした。
本校ボランティア部からは、部員1人1人が企画・実施している活動について報告し、熊本高等学校の部員から「その活動に取り組もうとしたきっかけは何ですか」、「くま川鉄道の現在の様子はどうですか」等の質問をもらい、その質問に答えました。
約1時間の情報交換会でしたが、本校の部員達にとっても自分の取り組む活動について自分の言葉で説明する機会となって、有意義な時間となりました。