SGH日記
SGH成果発表会
日程:平成30年2月21日(水)9:30~12:30
会場:水俣市文化会館・水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」
会次第
9:00 受付
9:30 開会
9:40 【第1部】SGH事業概要および取組説明
9:50 【第1部】活動事例・研究成果報告
生徒による水俣ACTⅠ(探究活動)及びACTⅡ(外部組織との連携事業)の
取組内容についての報告
水俣ACTⅠ
水俣湾の現状
工業科課題研究発表~植物工場~
水俣ACTⅡ
環境デジタルアート
COP1報告
海外研修報告(スロベニア研修)
11:10 【第2部】ポスターセッション
以下の探究テーマに基づく、生徒によるポスターセッション
1年生 | 1a 水俣の地理 | 1e 水俣病からの再生 |
| 1b 水俣の産業 | 1f 環境モデル都市づくり |
| 1c 水俣の歴史 | 1g 水俣市のゴミ分別システム |
| 1d 水俣病による影響 | 1h 水俣エコタウン |
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2年生 | 2a 環境問題発生流域の地理 | 2f 世界における水銀被害 |
| 2b 環境問題発生流域の産業 | 2g 世界のゴミ問題 |
| 2c 環境問題発生流域の歴史 | 2h 環境ビジネス |
| 2d 環境問題による影響 | 2i エネルギーハーベスティング |
| 2e 環境問題からの再生 |
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12:10 講評 重藤 和弘 様 (国立水俣病総合研究センター所長)
水俣市姉妹都市交流事業
3月17日(金)から以下の日程で水俣市の姉妹都市であるオーストラリアのデボンポート(タスマニア州)における交流事業に6名の生徒が参加します。
この事業は、デボンポート市との姉妹都市締結20周年を迎えた水俣市が実施するもので、今回、本校生徒が訪問団の一員として渡航し、現地の高校生との交流をはじめ様々な研修に参加します。
17日(金)
10:30 水俣市役所発
19:00 成田国際空港から空路にてメルボルンへ
18日(土)
7:30 メルボルン空港着
13:15 メルボルン空港から空路にてデボンポートへ
14:20 デボンポート着
17:15 市長訪問
19日(日)
~17:00 デボンポート市視察研修
17:00 ホストファミリー引渡し
20日(月)
9:00 St Brendan Shaw College訪問
現地高校生との意見交換等
18:30 先住民式典視察
19:00 20周年記念式典
21日(火)
12:35 空路にてシドニーへ
14:10 シドニー着
16:00 シドニー消防局訪問等
22日(水)
12:40 マッコリー大学訪問
講義参観・大学生との意見交換
21:35 空路にて日本へ
23日(木)
5:00 羽田空港着
13:30 水俣市役所着
出発式・出発風景
現地高校生との意見交換等
デボンポート市内での様子
SGH成果発表会
SGH指定1年目の成果を発表する場として、SGH成果発表会を開催しました。当日は保護者や地域の方も含め、約90名の方に御来場いただき、今年1年間の研究成果を発表させていただきました。いただいた様々な意見をもとに、今後の研究をよりよいものにしていきたいと思います。
日程:平成29年3月16日(木)9:30~12:30
会場:水俣市文化会館・水俣市総合もやい直しセンター「もやい館」
会次第
9:00 受付
9:30 オープニングセレモニー・開会
9:45 SGH事業概要および取組報告
10:05 海外視察研修報告
持続可能な開発のための教育【ESD】の学習における海外視察研修について、生徒による研修報告
ア シンガポール視察研修報告
イ 専門高校生による海外インターンシップ事業報告
ウ 水俣市姉妹都市交流事業
10:30 活動事例発表
生徒による水俣ACTⅠ(探究活動)及びACTⅡ(外部組織との連携事業)の取組内容についての報告
ア 1学年生徒による水俣ACTⅠ「Past Minamata」調査報告
イ 2学年生徒による水俣ACTⅡ実践発表
(ア)慶應義塾大学との連携事業及び水俣市ガイド
(イ)水俣市フィールドワーク
(ウ)水俣病資料館でのインターンシップ
11:25 ポスターセッション
以下の探究テーマに基づく、生徒によるポスターセッション
a 水俣の地理 e 水俣病からの再生
b 水俣の産業 f 環境モデル都市づくり
c 水俣の歴史 g 水俣市のゴミ分別システム
d 水俣病による影響 h 水俣エコタウン
12:15 講評
12:30 閉会
発表会の様子
オープニングセレモニー(朗読) オープニングセレモニー(合唱)
開会宣言 校長あいさつ
SGH事業概要および取組説明 海外視察研修報告(シンガポール)
海外視察研修報告(海外インターンシップ) 海外視察研修報告(デボンポート)
活動事例発表(水俣ACTⅠ) 活動事例発表(水俣ACTⅠ)
活動事例発表(水俣ACTⅡ) 活動事例発表(水俣ACTⅡ)
活動事例発表(水俣ACTⅡ) 活動事例発表(水俣ACTⅡ)
活動事例発表(水俣ACTⅡ) ポスターセッション
ポスターセッション ポスターセッション
ポスターセッション 講評
水俣環境アカデミア高大連携未来塾
1 概要
平成28年11月から2回に渡って「環境デジタルアート」をテーマに慶應義塾大学と遠隔講義を実施した。その中で本校生徒が提案したアイディアについて、今回および平成29年夏のワークショップで実現させる。
今回のワークショップでは、最近普及している、簡単にセンサーなどを接続することができるデジタルDIYプラットフォームを活用し、身の回りの環境(音・光・熱・湿気等)をデジタル情報として取り込み、それをアートとして表現することを目標に、プログラミングの基礎を学び、機器を使用して実践した。
2 参加者
(1)水俣高校56名(1年生普通科45名・機械科7名・電気建築システム科4名)
(2)慶應義塾大学学生7名
3 内容
(1)2月4日(土)
9:30 自己紹介とグループ分け
10:00 ワークショップの目的と導入
10:30 デジタルDIYプラットフォームを使ったセンサー情報の収集①
13:00 インターネットの仕組み
14:00 イーサネットケーブルの作成
15:00 2組のデジタルDIYプラットフォームを使ったセンサー情報送受信②
(2)2月5日(日)
9:30 スマートIoT照明などを使ったデジタルアートの制作③
13:00 IoTプラットフォームの紹介(IFTTTやMeshなどの紹介)
14:00 次回ワークショップに向けてのディスカッション
16:00 ラップアップ
4 実践詳細
(1)デジタルDIYプラットフォームを使ったセンサー情報の収集
1台の組み込み計算機にセンサーおよびアクチュエータをつけて、センシングと表現の基礎を習得する。
・ArduinoボードのみでのLEDの点滅
・ボタン、光センサーによるLEDの点滅
・気温の測定
・LEDの調光
・角度センサーとLEDの調光
(2)2組のデジタルDIYプラットフォームを使ったセンサー情報の送受信
一方のデジタルDIYプラットフォームからインターネットを介してもう一方のデジタルDIYプラットフォームにデータを伝え、ネットワークを介してデータをやり取りする手法を学ぶ。
・データの送受信
・ボタン、光センサーによるLEDの点滅
・気温の測定
・角度センサーとLEDの調光
(3)スマートIoT照明を使ったデジタルアートの制作
スマートIoT照明(Philips Hue Go)を使い、ネットワークを介して機器にデータを送信する本格的な仕組みを学ぶ。
5 今後の展望
(1)2017年4月から7月にかけて遠隔講義システムを使ったワークショップを行い、デジタルアートの制作に向けた議論を行う。
(2)2017年8月に水俣市で実施するワークショップにおいて、環境デジタルアートを作り上げる。
1学年SGH「探究活動」ポスターセッション
1 概要
本校体育館において、本校SGH事業の「水俣actⅠ」における探究活動「Past MINAMATA -過去の歴史を知る」の中間発表として、それぞれの探究テーマに沿って各班で調べた内容についてポスターセッションを行いました。
2 探究テーマ
ア 水俣の地理 オ 水俣病からの再生
イ 水俣の産業 カ 環境モデル都市づくり
ウ 水俣の歴史 キ ゴミ分別システム
エ 水俣病による影響 ク 水俣エコタウン
3 目的
ア 全員が調査内容について発表する。
イ 他グループの発表や、良い点・改善点を参考に、今後の探究活動に反映する。
ウ プレゼンテーションを通して発信力の育成を図る。
4 要領
ア 各班(ア~ク)を2~3名の8グループに分けて、それを新グループとする。
イ 8つの新グループで移動し、自分のテーマのところで発表する。
ウ 各回は10分として、その中で発表、質疑応答、評価シートへの記入を行う。
慶應大学との遠隔講義
水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の15名(1年生普通科9名・機械科6名)名による、ICT機器を利用したディスカッションを行いました。
今回は、「環境とデジタルアート」をテーマに、水俣高校生から「水俣らしさを忘れずに、日常のちょっとしたことをアートで楽しみながら『環境』とは何かを考える」を副題として、「実現の可能性が高い」ものと、「実現は難しいが、実現できたら楽しい」ものを提案しました。提案内容は以下の通りです。
・ゴミ分別
ペットボトルキャップとLEDを組み合わせたアート→イルミネーション効果
・雨水タンク
雨水をタンクに溜め込み、一定量でセンサーが反応して放水した水にライトを照射する
・エコバッグ
レンタルエコバッグを市内の商店に設置し、返却時にカウントし、その累積数に応じてディスプレイが変化する
・光る歩道
暗く明るい夜道を、通行人の歩行に合わせて明るく照らす
・水俣の宣伝
市内の駅の壁や床に大型のタッチパネルを設置し、水俣に関係するクイズで水俣を紹介する
・ペットボトルキャップ
ペットボトルの回収数に応じて、スマホのアプリと連動してアプリ内の木や街が育つ
それぞれのアイディアを提案後に、質疑応答を行いました。これを受けて、2月の未来塾で実際に今回のアイディアを形にする予定です。
1学年SGH講演会
本校体育館において、三菱UFJモルガン・スタンレー証券熊本支店の幸地竜希様を講師に迎え、御講演いただきました。
今回は、世界で学ぶことの意義や英語をツールとしたコミュニケーション能力の重要性を理解するとともに、グローバルな学習への意欲を持ち、グローバル人材に求められていることなどについて理解し、今後の学習に対する目標意識を高める機会とすることを目的として実施しました。
講演では、幸地様のこれまでの経歴をもとに、世界へ目を向け、様々な経験を得ようとするチャレンジ精神やグローバルな視野を持つことの大切さを聞くことができました。今回の講演を通して、生徒達は現状に甘んじることなく、様々なチャンスを活かして向上心を持ち続けようという気持ちを抱くことができたと思います。
第1学年水俣学講演会
本校体育館において、熊本学園大学経済学部経済学科准教授のKirk Masden (カーク マスデン)先生を講師に迎え、講演いただきました。
今回は、本校SGH事業のACTⅠにおける課題研究Past Minamataの一環として、水俣病に関して見聞を広めること、また、水俣病に関する基本的知識や関連する事項について、日本語および英語の二ヶ国語で学び、表現力の向上を図ることを目的として実施しました。
講演では、日本と海外の関係性や日本と海外における環境問題について講演されました。特に最後に言われた
○You’re on the right course.
○Minamata disease is not old.
○Reality may be quite different from the impression you get from the media.
○Don’t wait to be taught.
が生徒にとっても印象的だったようです。慶應大学との遠隔講義
水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の17名(1年生普通科11名・機械科6名)名による、ICT機器を利用したディスカッションを行いました。
今回は、「環境とデジタルアート」をテーマに、慶應大生より、以下の点についてのプレゼンテーションを受け、質疑応答を行いました。
・デジタルアートとは(概念・歴史・種類等)
・環境とデジタルアートの関連性
・センサーとなるもの(入力)、アクチュエータとなるもの(出力)
・まちづくりでの活用(表現)
次回(12月)は、本校生徒で実現したいデジタルアートについてプレゼンテーションをして、それぞれの案について慶應大生と協議する予定です。さらに、2月には慶應大生が水俣市を訪問し、協議した案を実際に形にすることになっています。
よりよいものができるように、これから本校で準備をしていきたいと思います。
フューチャーセッション
1 概要
10年先の水俣市で実現させたい未来についてのアイディアを、水俣市民と一緒に話し合し、そのアイディアをもとに希望する10年先の未来の姿が実現したことを伝える『未来新聞』を作成しました。
2 参加生徒
5名(2年生3名、1年生2名)
3 活動内容
シンガポール視察研修まとめ
1 目的
(1)経済発展とともに、環境維持に成功しているシンガポールを視察することで、環境と経済や社会のバランスの考え方を学ぶ。
(2)複合民族社会であるシンガポールを体験することで、多様性の尊重、多面的かつ総合的なものの見方を身に付ける。
(3)英語をツールとしたコミュニケーション能力の向上を図る。
2 概要
現地企業・教育機関等の訪問や環境政策の取組の学習
3 参加者
1年生6名、2年生2名、引率職員2名 合計10名
4 行程
(1)10月10日(月)
4:45 水俣高校発
7:30 福岡空港着
10:30 福岡空港発
15:25 Singapore Changi Airport(シンガポールチャンギ国際空港)着
17:00 Hotel Chancellor@Orhard着
18:00 QIAN XIにて夕食
19:30 ホテル着
チャンギ空港にて
(2)10月11日(火)
9:00 ホテル発
MRT(地下鉄)を使用して大学へ移動
10:00 国際交流
National University of Singapore(シンガポール国立大学)にてプレゼンテーションおよび質疑応答
12:00 Brother & Sisterプログラム
ア Tiong Bahru(ティオンバル)
Hawker centre(ホーカーズ、フードコート)にて昼食
イ China Town
様々な民族と文化が共生する社会構造の学習
ウ Merlion Park
世界的な建築家Moshe Safdie設計のMarina Bay Sandsの対岸にあるMerlion Parkで、環境保護と都市化を比較検討
19:00 Marina Squareにて夕食
20:30 ホテル着
MRT改札口 MRTプラットフォーム
シンガポール国立大学での交流 Tiong Bahruのホーカーズにて昼食
Tiong Bahruの住宅地(公団住宅) 街中のゴミ箱
China Town China Townの佛牙寺
China Townの向かいの開発地 Merlion Park
(3)10月12日(水)
9:00 環境施策学習
NEWaterにて「新生水(=家庭排水等を浄化したリサイクルウォーター)」生成の工程や国内の水事情、水質保全等について学習
Gardens by the Bayにて環境負荷軽減のための施策の学習
12:00 Royal@Queensにて昼食
14:00 現地企業訪問
Sky Greenにて現代テクノロジーを駆使した効率的な農業システムの構築についての学習
15:00 生活文化体験
Orchard Roadにてアジア最先端の街を散策することで現代文化を知る
19:30 ホテル着
NEWater エントランス NEWater施設内
NEWater工場内 再生された飲料できる「新生水」
Gardens by the Bay外観 Sky Green垂直農園ビル
Sky Green垂直農園ビル外観 Sky Green垂直農園ビルでの栽培の様子
Orchard Road沿いのショッピングセンター Orchard Road
(4)10月13日(木)
9:00 自然体験学習
Sungei Buloh Wetlandにて「新生水(=家庭排水等を浄化したリサイクルウォーター)」生成の工程や国内の水事情、水質保全等について学習
Bollywood Veggiesにて環境負荷軽減のための施策の学習
12:00 Bollywood Veggiesにて昼食
14:30 民族多様性の学習
Little India・Arab Street
19:00 Sentosaにて夕食
21:30 シンガポールチャンギ国際空港着
Sungei Buloh Wetland 右手前がシンガポール、左奥がマレーシア
Bollywood Veggies内 Bollywood Veggies内のゴミ削減の看板
Bollywood Veggiesの野菜を使った料理 Little India通り
ヒンドゥー寺院 Arab Street内のサルタンモスク
(5)10月14日(金)
1:30 シンガポールチャンギ国際空港発
8:30 福岡空港着
9:30 福岡空港発
12:30 水俣高校着
環境白書を読む会
1 概要
平成28年度版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書について、テーマやねらいなどを環境省職員に直接解説を行っていただきました。
また、循環型社会形成をテーマに国・県・市(水俣市)がどのような目的・背景で政策に取り組んでいるかについて、それぞれの担当者に説明していただき、一般参加の方を含めて意見交換をし、最後はグループごとに持続社会・循環型社会を地域で加速させるためのメッセージを検討して発表を行いました。
2 参加者
(1)水俣高校生1学年
(2)一般参加者 約30名
3 会次第
第1部 白書を読む会
(1)白書の全体構成、環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書の概要について説明
(2)事前質問への回答および質疑応答
第2部
(1)国・県・市による環境政策意見交換会
一つのテーマ(循環型社会形成)を柱にして、自分たちの身近な環境問題について国(環境省職員)・県・市のそれぞれがどのような目的で政策を行っているか等について、実際の担当者が話をすることで、国・県・市の役割の違い等も含め、国等の取組について学ぶ。
(2)グループワーク
グループごとに、持続社会・循環型社会を地域で加速させるためのメッセージを検討・発表
リバネスSGH講演会
東海大学SGH講演会
東海大学基盤工学部電気電子情報工学科主任教授の村上祐治氏を講師に迎え、ご講演をいただきました。
「グローバル化と情報技術の進展について」という演題で、グローバル化が世界へもたらす影響や、英語の重要性などについてお話をいただきました。
東京大学大学院留学生との交流
1 概要
東京大学大学院新領域創成科学研究科サスティナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラムは、その教育の一環として、これまで2回(平成23年、24年)、水俣病問題を取り上げ、現地でのフィールドワーク等を行っています(東京大学大学院「水俣ユニット」)。
平成26年度は、平成27年2月27日~3月4日に、学生・教職員併せて12名(うち外国人9名)が水俣を訪問し、3月2日に、3時間にわたって、環境問題について、本校生徒とのディスカッションをしました。(生徒による英語でのプレゼンテーション、テーマ別のグループディスカッション、全体意見交換等)
今年度は本校がスーパーグローバルハイスクールに指定されたこともあり、SGH事業の一環である「水俣actⅡ」における東京大学との連携事業において、当大学留学生と「持続可能」をキーワードに英語による交流を計画しました。
この交流では、東京大学大学院留学生との英語による交流を通して、芦北水俣に住む若者(=高校生)が、どのような課題意識を持って水俣を見ているか、水俣を多角的に分析し、発信・伝達する能力を養うとともに、英語で交流することで、英語をツールとしたコミュニケーション能力を向上させる目的で実施しました。
2 会次第
第1部 発表
(1)本校2学年生徒からの発表
「水俣高校の環境への取組」※ゴミ分別を含む
(2)留学生側からテーマに沿った自国の紹介
「経済成長と環境汚染」「生物多様性と外来種の問題」
第2部 班別協議
3グループ構成(①留学生2:本校生徒4、②2:4、③3:3)
テーマに沿ったディスカッション
第3部 懇親会
自国の料理文化を紹介しながらの懇親会
3 ディスカッションテーマ「環境と食」「持続可能と食」
(1)virtual water、カーボンフットプリント
(2)フェアトレード・トレーサビリティ
(3)食文化・特産品
第2部
第3部
サクラサイエンス事業(フィリピン大学留学生との交流)
熊本大学薬学部が主催する「サクラサイエンス事業」において、フィリピン大学からの留学生との英語による交流を通して、芦北水俣に住む若者(=高校生)が、どのような課題意識を持って水俣を見ているか、水俣を多角的に分析し、発信・伝達する能力を養うとともに、英語で交流することで、英語をツールとしたコミュニケーション能力を向上させる目的として実施しました。
はじめに、本校生徒による学校の環境問題への取組について発表し、それに続いて留学生より水・土・大気の環境問題およびそれに対する取組についてそれぞれ発表を行いました。その後、3グループに分かれて、(1)高校・大学の環境への取組、(2)地方自治体・過程の環境への取組、(3)地域の水産・魚介類および生態系維持のための取組、をテーマとしてそれぞれの班で協議し、1枚の紙にまとめプレゼンテーションを行いました。
水俣市児童会・生徒会合同リーダー研修会
8月23日(火)13:10~
水俣市児童会・生徒会合同リーダー研修会における水俣高校生による研修
水俣市の児童会・生徒会活動を基盤とした小中学校の連携事業に、本校生徒が関わることで、地元の小学生、中学生、高校生の強い絆を作り上げ、また、高校生のみならず、義務教育段階からグローバルな人材の育成を図るとともに、義務教育から高等教育への継続した学習の機会とすることを目的として実施しました。
研修では、参加する小中学生を13班に分け、各班に本校生徒が1名ずつつき、班別協議の進行役となり、全体進行および班のとりまとめを行いました。班別協議では「理想の学校を作ろう」をテーマとして、自分たちの学校を魅力的な学校とするための施策・目標およびその目標達成のための具体的な方策を考え、それを1枚の紙にまとめプレゼンテーションを行いました。
水俣高校生による大学生および留学生への水俣市ガイド②
前日のアイスブレークおよび講演を踏まえ、4日(木)は生徒・学生を3グループに分け、「持続可能な開発目標(SDGs)」に関連する場所を本校生徒が英語で案内しました。
A班は袋地区で、午前中はおれんじ館において合併処理浄化槽について、午後は水俣浮浪雲工房において実地研修を行いました。
B班は久木野地区で、午前中は簡易水道について、午後は久木野の里において直農連携介護予防事業について学びました。
C班は午前中はJNCにおいてハウストマトの栽培について見学し、また水俣環境アカデミアにおいてゴミの分別収集についてディスカッションを行いました。午後は湯出地区において棚田について学びました。
今回の水俣市ガイドは、5月から実施している遠隔講義からの継続事業で、生徒・学生がそれぞれ学んできた「持続可能な開発目標(SDGs)」の知識と現実をリンクさせる試みで実施しました。学びが実生活と結びつくことに加え、大学生・留学生と考えや体験を共有することで持続可能な社会への意識を高めることができました。水俣高校生による大学生および留学生への水俣市ガイド①
SGH事業の一環である「水俣actⅡ」における慶應義塾大学との連携事業において、当大学へASEANから留学している学生および慶應義塾大学学生による水俣市内フィールドワークの中で、4日(木)に本校生徒が国連開発計画(UNDP)より出されている「持続可能な開発目標(SDGs)」と関連する場所を英語で案内しました。
前日の3日(水)は、前半にアイスブレークとして、小学生約20名を6グループに分け、それぞれのグループに参加生徒・学生がつく形態の宿題補助を通して、相互にコミュニケーションを図りました。後半では蟹江憲史氏(慶應義塾大学環境情報学部 政策・メディア研究科 教授)を講師に迎え、「持続可能な開発目標(SDGs)」についての講演を聴講しました。