SGH日記

東京大学大学院留学生との交流

1 概要

 東京大学大学院新領域創成科学研究科サスティナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラムは、その教育の一環として、これまで2回(平成23年、24年)、水俣病問題を取り上げ、現地でのフィールドワーク等を行っています(東京大学大学院「水俣ユニット」)。

 平成26年度は、平成27年2月27日~3月4日に、学生・教職員併せて12名(うち外国人9名)が水俣を訪問し、3月2日に、3時間にわたって、環境問題について、本校生徒とのディスカッションをしました。(生徒による英語でのプレゼンテーション、テーマ別のグループディスカッション、全体意見交換等)

 今年度は本校がスーパーグローバルハイスクールに指定されたこともあり、SGH事業の一環である「水俣actⅡ」における東京大学との連携事業において、当大学留学生と「持続可能」をキーワードに英語による交流を計画しました。

この交流では、東京大学大学院留学生との英語による交流を通して、芦北水俣に住む若者(=高校生)が、どのような課題意識を持って水俣を見ているか、水俣を多角的に分析し、発信・伝達する能力を養うとともに、英語で交流することで、英語をツールとしたコミュニケーション能力を向上させる目的で実施しました

 

2 会次第

第1部 発表

 (1)本校2学年生徒からの発表

   「水俣高校の環境への取組」※ゴミ分別を含む

 (2)留学生側からテーマに沿った自国の紹介

   「経済成長と環境汚染」「生物多様性と外来種の問題」

第2部 班別協議

    3グループ構成(①留学生2:本校生徒4、②2:4、③3:3)

        テーマに沿ったディスカッション

第3部 懇親会

    自国の料理文化を紹介しながらの懇親会

 

3 ディスカッションテーマ「環境と食」「持続可能と食」

 (1)virtual water、カーボンフットプリント

 (2)フェアトレード・トレーサビリティ

 (3)食文化・特産品

 

第1部
 
第2部
     
第3部