SGH日記

2016年6月の記事一覧

協定締結調印式

  国立水俣病総合研究センター間で三者協定が締結されました。この協定は、水俣市と水俣高校及び国水研の人的及び物的資源の活用を促進し、国(国水研)、県(水俣高校)、市(水俣市)の緊密な連携の下、水俣地域の知識、知恵及び教訓並びに連携から得られる新たな「知」を学び、持続可能な発展のために行動を起こすことにより、世界に通用する、「もやい」を担う次世代の人材育成を図るという目的を推進するために締結されたものです。
 

 水俣市、熊本県立水俣高等学校及び国立水俣病総合研究センターとの連携・協力に関する協定の締結調印式


 水俣環境アカデミアで、水俣市・水俣高校・

  協定調印式後には、本校生徒会の生徒がSGHの取組等について発表しました。



第1学年NIE講演会

 熊本日日新聞社編集局読者・NIEセンターの町野孝裕様を講師に迎え、ご講演いただきました。

 新聞を用いて「社会を見つめる力」「考える力」「表現する力」を磨き、社会のことを知り視野を広げることを目的として、今回は「新聞」の概要や、「新聞」の読み方等について話されました。特に今回の取組の中の「見出しを考える」ことは、今後のSGH事業における課題研究につながると思います。



フューチャーセッション

 環境省国立水俣病総合研究センター主催による「フューチャーセッション」が行われ、本校の生徒が参加しました。

 「フューチャーセッション」とは、10年先の水俣市で実現させたい未来についてのアイディアについて、水俣市民のみなさんと話し合う場です。その場で出されたアイディアをまとめ、希望する10年先の未来の姿が実現したことを伝える『未来新聞』を作成します。

 今回は、「食と健康」「町おこし」というタイトルで未来へのイメージをふくらませ、新聞を作成し、アイディアを共有しました。

平成28年度第2学年SGH事業「水俣学」講演会

 熊本学園大学社会福祉学部長の宮北隆志先生を講師に迎え、「水俣病の公式確認から60年~その『責任』と『償い』は?~」の演題でご講演いただきました。

 講演では、水俣病に対する様々な立場の「責任」と「償い」に関するお話に加え、「失敗の経験」を将来に活かし、地域の自立的発展につなげるための視点や、私たちに求められていることについても話されました。本日の講演が、今後の課題研究への大きなステップになると思います。