SGH日記

2016年11月の記事一覧

第1学年水俣学講演会

 本校体育館において、熊本学園大学経済学部経済学科准教授のKirk Masden (カーク マスデン)先生を講師に迎え、講演いただきました。

 今回は、本校SGH事業のACTⅠにおける課題研究Past Minamataの一環として、水俣病に関して見聞を広めること、また、水俣病に関する基本的知識や関連する事項について、日本語および英語の二ヶ国語で学び、表現力の向上を図ることを目的として実施しました。

 講演では、日本と海外の関係性や日本と海外における環境問題について講演されました。特に最後に言われた

 ○You’re on the right course.

 ○Minamata disease is not old.

 ○Reality may be quite different from the impression you get from the media.

 ○Don’t wait to be taught.

が生徒にとっても印象的だったようです。

 

慶應大学との遠隔講義

 水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の17名(1年生普通科11名・機械科6名)名による、ICT機器を利用したディスカッションを行いました。

  今回は、「環境とデジタルアート」をテーマに、慶應大生より、以下の点についてのプレゼンテーションを受け、質疑応答を行いました。

  ・デジタルアートとは(概念・歴史・種類等)

  ・環境とデジタルアートの関連性

  ・センサーとなるもの(入力)、アクチュエータとなるもの(出力)

  ・まちづくりでの活用(表現)

 次回(12月)は、本校生徒で実現したいデジタルアートについてプレゼンテーションをして、それぞれの案について慶應大生と協議する予定です。さらに、2月には慶應大生が水俣市を訪問し、協議した案を実際に形にすることになっています。

 よりよいものができるように、これから本校で準備をしていきたいと思います。