幼小学部より、最近の出来事をおたよりします。
小学部 なかよし集会をしました
人権週間の12月10日になかよし集会がありました。今回はボール送りゲームをしました。普段かかわることの少ない他学年の友だちや先生ともかかわることができる貴重な時間となりました。
音楽に合わせて鈴入りのボールを左隣の友達に順番に渡していき、音楽が止まった時にボールを持っていた人はみんなの前で自分の得意な出し物を披露しました。
自分クイズや得意な芸をしたり、好きな歌を歌ったりと、普段以上の盛り上がりがありました。出し物をしている人も、聞いている人も、みんな笑顔で楽しそうでした。お互いの良さにたくさん気付くことができました。
【左隣の人にボールを渡している様子】 【好きな音楽に合わせて歌っている様子】
【英語の歌を歌っている様子】 【はい!ひょっこりはん!】
【クイズをしている様子】
幼稚部の活動
12月
毎年恒例のもちつきをしました。もちつき前日にもち米洗いをしました。「おもちの赤ちゃんだから、優しくさわってね。」と言われると、子どもたちはそーっと優しい手つきでもち米の感触を確かめて洗っていました。
当日は、一晩水につけたもち米を蒸して、もちつきをしました。蒸したもち米の匂いが教室中に漂って、「おもちの匂いがする!」と気づいた子もいました。もち米がもちになっていく様子を五感をフル活用して楽しみました。つきたてのおもちは、とってもおいしくて、子どもたちは何度もおかわりしていました。
幼稚部の活動
福祉バスを利用して立田山へ出かけ、自然の中での散策を楽しみました。立田山では色とりどりの落ち葉やどんぐりを拾い、バッグに入れて持ち帰りました。後日、拾った落ち葉やどんぐりを使ってドレスや王冠をつくり、ファッションショーを開きました。
翌週には、葉っぱのプールや、どんぐり滑り台で秋を感じて遊びました。葉っぱのプールでは、全身葉っぱに浸かったり、先生やお友だちに葉っぱのシャワーをかけたりして遊びました。葉っぱが風に乗ってひらひらと舞う楽しさを味わう子どももいました。どんぐり滑り台では、どんぐりを転がすと、ボウルに『カラン』と音を立てて落ちるのが楽しくて、何回も転がして遊びました。
<やまなみこども園との交流>
交流先のやまなみこども園へお出かけしました。やまなみこども園では、歌の発表と子どもたちが作ったどんぐりごまのプレゼント渡しをしました。それから、お友だちと手をつないで江津湖公園まで歩き、草スキーやサッカーをして、お友だちと一緒に身体をたくさん動かして時間いっぱい遊びました。
小学部1年 見学旅行に行ってきました
小学部5・6年 修学旅行に行ってきました
ハウステンボス
小雨の中、ドムトールン展望室に上ったり、観覧車に乗ったりして、高いところからハウステンボスが一望できました。ロボットの館では、バトルキングでロボットに乗って操縦したり、ロボットと話をしたりして、ロボットと友達になりました。また、スリラーシティでは恐怖体験をしたり、アートガーデンではドームシューティングで敵を倒したりして、たくさんのアトラクションを体験し楽しむことができました。
長崎原爆資料館
みんなで平和を祈って作った千羽鶴を届けました。映像や当時の現物等の資料を見ながら、ヘッドホンで音声案内を聞いたり、点字による説明を読んだりして、戦争の悲惨さを実感しました。多くの資料が、戦争の恐ろしさと平和への思いを語っていました。平和公園では、記念像の前でこれからの平和を誓いました。
吉野ヶ里歴史公園
南内郭の物見やぐらに上ったり、王たちの家に入って、居住空間や使っていたものを肌で感じたりしました。倉と市では、高床式倉庫に当時の武器や食料等をどのように保管されていたかを確認することができました。弥生くらし館では、実際に発掘されたものを見ることができ、弥生時代について学習することができました。
幼稚部の活動
<体育祭>
9月29日、体育祭が行われました。本番はおうちの方が観に来てくださっていることでやる気にあふれ、子どもたちはいつも以上の姿を見せてくれました。『行事を通して子どもは成長する』という言葉は本当で、体育祭の取組を通して子どもたちはそれぞれのハードルを越えて成長したように思います。幼稚部の子どもたちの頑張りと保護者さんの涙に「幼稚部よかったよ!」「感動した!」とたくさんの方が声をかけてくださいました。
<秋のたべもの>
(♪うた)ほんものでてこい せんせいのてから ほんものでてこい なんだろう?
教室にほんものの栗がやってきました。
栗のお部屋(イガ)はささると痛いので、手袋をはめた先生が触ります。
じーっと見てイガに入った栗に気付いた子もいれば、カサカサ…と先生が触れるイガの音にじっと聴き入る子もいました。
先生は、「みんな食べたことがあるよ。」と言いますが、殻に入った栗を見るのはみんな初めてです。
「これなに?どんぐり?」「このままだと美味しくなさそう…」子どもたちは口々に気づいたことを言葉にしました。
前日の給食に出てきた栗ごはんの栗だと分かると、「え!?」とみんな驚いていました。
栗ってこんなに固いお洋服(殻)を着ていたんだねと、触ってみて初めて分かりました。
体育祭に向けて(小学部)
夏休み明けから体育祭の練習が始まり、一生
懸命に取り組んでいます。普段の会話の中でも
「赤団勝とうね」「白団が勝てるようにみんな
がんばろう」という声が聞こえてきます。体育
祭への意気込みがうかがえます。
小学部単独の競技は「ダンシング☆ヒーローズ」
です。小学部全員でかっこいい組体操と楽しい
ダンスを披露します。
幼稚部の活動
7月
7月は大きなプールに入りました。幼稚部には水あそびを初めて体験する子もいたので、水に少しずつ慣れることから始めました。晴天が続き、たくさんプールに入ることができたおかげで、子どもたちは浮き具を使って水に浮かんだり、顔を水につけられるようになったりしました。
午後は自分たちでかき氷を作って食べました。真っ白な氷がピンクや緑に染まっていく様子に子どもたちは釘づけになり、何度もおかわりして食べていました。
夏休みに入る前に、クレヨンで花火を描き、『花火のうちわ』を作りました。
打ち上げ花火というと、突然大きな音がして苦手な子もいたので、職員が花火に見立てた傘を使って花火のお話をしました。「花火ってまるいね!」と夜空に上がる花火の形を初めて知った子もいました。クレヨンで色とりどりの線を描き、素敵な花火のうちわに仕上がりました。
なかよし集会 (7/9(月)13:50~)
幼稚部、小学部の子どもたちでなかよし集会
を開きました。
今回は、熊本県人権啓発キャラクター「コッコロ」
とその仲間たち、「コッコロ隊」が盲学校にやってき
てくれました。
コッコロクイズやうた、ダンスで楽しんだり、人権
メッセージを聞いたりして、ともだちとなかよくする
ことについて楽しく学習できました。みんなにこにこ
笑顔でなかよし集会がおわりました。
コッコロ隊のみなさんありがとうございました。
幼稚部の活動
畑にトマトとピーマンの苗を幼稚部の畑に植えました。初めに苗をじっくりと触り茎と葉を確認しました。それから、幼稚部の畑に行き、トマトとピーマンの苗を植えました。植えた後には、たっぷりと水やりもしました。たくさん実ができますように・・・
<夏野菜を食べてみよう>
畑に植えた野菜はどんな味がするのかな…。みんなでトマトやピーマンを触って食べてみました。丸のままのトマトは、「丸くてボールみたいにコロコロと転がるね」、ピーマンを触って「これなんだろう?緑色だからブロッコリー?」
料理に出てくるピーマンは知っていても、もともとどんな形をしているか知らなかったようです。
幼稚部では、お料理をするときは必ず元の形から触って確認するようにするようにしています。実際の体験を通して、土の中で育つ野菜や木に実がなる果物の育ち方を知ることで正しい概念が身に付き、一つの『核となる体験』から様々なことを関連付けて考える力が育ちます。
<ピザの生地をつくろう>
「粉が何に変身するかな~?」と、子どもたちの興味関心を高め、粉を触る感触遊びから始まった生地作り。粉を触りながら、子どもたちは、先月取り組んだ「だんご作り」のことを覚えていて、「だんごに変身するんじゃない?」と話をした子もいました。生地作りでは、フワフワの粉に塩や砂糖、イースト等の材料を入れ、こねて平らな形を作りました。塩や砂糖を味見して、どんな味がするか確かめ、イーストやオリーブオイルは、においをかいで「何かくさい・・・。」といった子もいました。「何に変身するんだろう?」と興味津々の子どもたち。家でよくパンを作っていた子どもはしきりに「パン!」「パン!」と言っていました。ピザソースをぬる段階で、「これはもしかして…ピザ!?」と気づいたようです。はじめは、子どもたちにとってちょっとくさいと感じたにおいの粉やふわふわした粉が、とってもおいしいピザに変身して驚いていました。
<夏野菜ピザをつくろう!>
いよいよまとめの活動です。前回の生地づくりの時に、「今日はチーズだけのってたね。もっともっとおいしくするにはどうする?」と投げかけると、子どもたちから「ハムをのせたい。トマトをのせたい。ピーマンは?ナスは?」という声がでてきました。「幼稚部の畑にも野菜を植えたよね。」と言うと、「幼稚部のトマトとピーマンをのせよう!」と子どもたちが気づきました。
そこで、今回は、幼稚部の畑に自分たちが育てた野菜を収穫し、トマトのヘタをとったり、ピーマンのたねをとったりする活動と自分たちで作った野菜をトッピングする活動をさらに加えました。
今回の「たいけん」の時間には、自分たちのアイデアで、自分たちで育てた野菜を使い、自分たちでピザを作るという一連の系統性を持たせ、子どもたちの想像力、自主性、生活力などを培うことができるように取り組みました。
「たいけん」の時間は、本物をじっくり触って、におって、素材の味を味わうことから始め、形を変え、別のものになっていく過程をじっくり体験します。
また、一つ一つの活動を系統立てて行い、その中に、子どもたちに気付かせる、考えさせる「しかけ」をしっかり考えながら取り組んでいます。言われたことをただするのではなく、自分たちで考えることで主体的に活動に取り組み、幼いうちから、思考力や判断力を育てたりすることも大切にしています。
熊本県教育情報システム
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校長 仲山 加津恵
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情報部