【美術部】美術館研修「県高校美術展」「きっかけは『彫刻』。」展
本年度2度目の美術館研修を行いました。
まずは熊本県立美術館で11月4日まで開催中の
「熊本県高校美術展」を鑑賞しました。
本校美術部からも2年生の5名が出品しています。
鑑賞後、
「作者と話がしてみたい」
「何を目指して制作すれば良いか正直分からなくなった・・・」
という感想が聞かれました。
県内の高校生の200点に及ぶ作品を見て、表現の多様性を目の当たりにした、
素直な意見だと思いました。これからの制作にきっといい影響を与えてくれると思います。
午後からは熊本市現代美術館に移動し、
「きっかけは『彫刻』。」展(11月24日まで開催)を鑑賞しました。
「彫刻」という概念が誕生した明治期の彫刻からはじまり、多様な表現を展開している現代の彫刻まで一気に見せてくれたとても面白い展示でした。
「近づきすぎだよ!」と注意するぐらいじっくりと作品を鑑賞したり、
素材は何かと考えたり、
粘土が歌い続ける映像作品にあっけにとられたりしました。
ここでも表現の多様性を肯定することができ、また、眺めているうちに深い共感を覚える作品に出会えたことと思います。
これからも多くの作品を鑑賞し、感性を磨いていきたいと思います。