校長ブログ

2021年1月の記事一覧

学校魅力化、今年の最大のテーマです!

「学校魅力化」このテーマについては、このブログでも再三取組状況等について触れてきましたが、本校にとって今年の最大のテーマではないかと思っています。菊池市においても地域の課題として市内にある3つの高校の魅力化推進に取組んでいただいています。

そのような中、菊池市と菊池市教育委員会の関係者が来校され、協議する機会を作っていただきました。その中で、学校魅力化については菊池市教育委員会のもと小学校、中学校で行われている地域ならではの教育を高校でさらに充実、伸長できるような受け皿と菊池高校がなることを目指し、その教育内容等については今後連携を深めながらしっかり協議していくことを確認しました。

小中学校と高校、地域がしっかり連携し、高校までは地域で児童生徒を育み、地域に愛着を持った社会人として地域の発展に貢献できる人材を育成していかなければならないと考えています。昨年は菊池市内の中学を卒業した生徒のうち14%弱が本校に進学してくれました。高校までは地域で生徒を育成するという意味からもこの割合を上げなければなりません。

そのためにも地元自治体としっかりと連携・協働し、持続可能な魅力ある学校づくりを行いたいと思っています。

 

大学入学共通テスト激励会がありました!

いよいよ明後日の1月16日(土)と17日(日)に「令和3年度大学入学共通テスト」が実施されます。本校からも特進コースの28人がテストに臨み、その激励会がありました。この中には既に進路も決定し、3年間特進コースで勉学に励んできた証として共通テストに臨む生徒もいます。受験は自分自身の進路目標実現や将来の夢への一歩として個人が挑むものではありますが、3年間共に学んできた者同志が「団体戦」として臨むという意味合いも含んでいます。意義あることだと思います。

この共通テストに全てを賭けて臨んできた生徒の年末年始も返上しての頑張りには頭の下がる思いでした。このような生徒の姿を校長として大変誇りに思います。最後の最後までやれるだけのことは全てやったという境地で本番を迎えて欲しいと思います。

また、このコロナ禍で例年とは勝手が違ったことも多々あったのではないかと思います。特に12月には校内でコロナウイルス感染が発生し10日間の臨時休校を余儀なくされました。本当に申し訳なく思っています。しかし、そのような中にも学校に登校し頑張っていた姿が目に浮かびます。

激励会でもみんな良い表情をしているなあと感じました。あとは体調管理に十分留意し、本番で持てる力を精一杯発揮してくれることを祈るばかりです。

特別な日、1月8日、無事、3学期がスタートしました!

厳しい冷え込みの中、積雪による臨時休校の不安も持ちながら、本日6時に最終判断しようと朝を迎えました。心配された積雪もなく、無事3学期の始業式を迎えることができました。朝から多くの先生方が正門で生徒たちを迎え、新年のあいさつや朝のあいさつの声がこだまし、学校の日常が戻って来たということを実感することができました。本当に不思議なもので、生徒たちの元気な声を聞くといろいろな不安やもやもやが一気に吹き飛びます。

残念ながら、体育館に一堂に会しての始業式はできず、校内放送で行いましたが、何となくこれが新しい生活様式として定着しつつあるような気もします。私が菊池高校に着任して全校生徒での始業式、終業式を行ったのは1学期の始業式だけです。

学年の締め括り、新年度への準備の学期として非常に重要なこの3学期が菊池高校の生徒、教職員、関係者全てにとって充実した学期となることを願っています。

また、個人的な事ですが、私にとって今日、1月8日は特別な日です。昨年の今日、熊本県ハンドボール協会の島田俊郎会長がご逝去されました。12月15日に女子世界選手権大会が大成功裏に終了し、12月26日に77歳の喜寿を迎えられたばかりの急逝でした。

島田会長なくして女子世界選手権大会の誘致、成功はなく、身近で仕事を一緒させていただき、本当にお世話になりました。今日私があるのも島田会長のお陰であると言っても過言ではありません。会長の御恩に報いるためにも、菊池高校の校長としては勿論、いろいろな事に全力で頑張らなければならないと思っています。

いよいよ3学期が始まります!

明日からいよいよ3学期が始まります。今日は3学期に向けた主任主事による運営委員会、職員会議、各部・学年の会議等を行いました。職員会議の冒頭では新年、新学期にあって私から先生方に話をさせていただきました。

『昨年は年度早々からコロナウイル感染症拡大による全国的な臨時休校、豪雨、台風による臨時休校、また極め付けは年末の本校におけるコロナウイルス感染による10日間の臨時休校とコロナに翻弄された9か月だった。先生方の適切な対応により、どうにか乗り越えることができたが、これは長期化することを覚悟しなければならない。

これらはどちらかと言うとデフェンシブな対応であり「守」の1年だった。今年は本校の課題や新しいことにチャレンジし、変えるべきところは変えるという気概を持ったオフェンシブな1年にしたい。そこで、今年の1文字を「攻」とした。前例踏襲、これまで通りを打破し、果敢に攻めどんどん皿を割っていく1年にして欲しいと思う。』という話をしました。

昨年から取組んでいることで、何とか形にしたいと思っている課題も多く、遣り甲斐のある1年になると思っています。明日は初日から寒さが厳しく、積雪等の心配もありますが、全校生徒が元気に登校してくれることを心待ちにしているところです。

 

今年もよろしくお願いします!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。皆様方も素晴らしい新年をお迎えになられたことと思います。本校でも3日からすでに初練習や必勝祈願のお参り、受験のための自学自習などの活動が動き出しています。昨年はコロナウイルスに翻弄された1年でしたが、1日も早くコロナが収束し、何の制約もなしに心おきなく教育活動できる日常が戻ることを願うばかりです。しかしながら、年末年始を通して収束の兆しはなく、1都3県では緊急事態宣言が発出される状況となっています。本当に先行き不透明な状況のまま新学期を迎えなければなりません。

1年延期となった東京オリンピック・パラリンピックもどうなることか、これを目指して頑張ってきた選手を始め関係者のことを思うと心が痛みます。私も前の職場で事前のキャンプ地誘致や聖火リレーに関わっていましたので何とも言えない心境でいます。

学校においても3学期は年度の締め括りと新年度に向けた準備で極めて重要な学期です。高校入試や卒業式なども控えています。このコロナ禍の中で適切に判断し様々な事柄を進めて行かなければなりません。生徒たちの安全・安心を最優先にしながら、学びの保障も確保する必要があります。

これまで以上に教職員が一致団結して「チーム菊高」で全力で事に当たりたいと思っていますので、今年1年よろしくお願い申し上げます!