校長ブログ

2021年9月の記事一覧

就職試験に臨む61名を激励しました!

いよいよ9月16日(木)から就職試験が解禁されます。その受験者激励会が本日実施されました。試験を控えた3年生の緊張感とこれまで努力してきた充実感とに満ちた表情を目の当たりにし、全ての生徒が進路実現をしてくれることを改めて願ったところです。

激励のことばの中で、「試験当日に『やるだけのことはやった。』という気持ちで試験に臨むことができるよう最後の最後まで万全の準備をすること。万全の準備ができたら、あとは自分を信じ、指導いただいた先生を信じ、保護者を始め応援してくれている多くの方々がいることを心に自信を持って試験に臨んで欲しい。また、本校は現在8年連続で就職率100%を達成しており、多くの卒業生が社会で活躍している。その誇りを胸に自分の持てる力を精一杯発揮して欲しい。」との言葉を送りました。

全員がこのコロナ禍の中で健康管理に十分留意し、元気に無事受験を終えることを願うばかりです。そして、全員の合格の報が届くことを心待ちにしています。

自宅からも発信できるようになりました!

お恥ずかしながら、わたしは未だにガラケーでこの校長ブログも学校の校長室の自分の机のPCからしか発信することができませんでした。県教育委員会が推進する「GIGAスクール構想」により本校にも生徒、教職員に一人一台のタブレットPCが配備されることとなり、先日学校に搬入されました。これを受け、教頭先生から「校長先生、自宅にWi-Fiはありますか?使用の練習をして来てください。」と言われ、校長ブログへの書き込みを行っているところです。自宅にWi-Fiがあったことも知らず、このようなことが自宅からできることに感激しています。

熊本県の教育界は第3期くまもと「夢への架け橋」教育プランの「夢を実現する重点取組」の「子供たちの夢を支える取組」として「ICT教育日本一」を目指しています。本校でもその取組がいよいよ本格化します。現在担当の先生方を中心に鋭意準備が進められています。このことは「令和の時代」を生きる生徒たちの「学び」や我々教職員の「働き方」が変わる重要な取組だと認識しています。

既に多くの先生方がICTを積極的に教育活動に活用してくれていますが、一人一台の配備を契機にさらに充実した教育活動がなされるものと思っています。

「ICT教育日本一」を目指す熊本県教育界の流れに遅れることがないよう、私自身も積極的にICTを活用していきたいと思っています。

 

本来なら楽しい「菊翔祭」の予定でしたが・・・

本来なら本日は菊翔祭の「体育の部」、明日が「文化の部」の予定であり、とても残念な気持ちで一杯です。今朝、登校時に「菊翔祭したかったです。」との生徒の訴えもあり、申し訳なさも感じています。また、各学校状況の違いがあるとは言え、先週、今週、来週で実施する学校もあるというようなことを耳にすると、自分の判断ははたして正しかったのだろうかという思いにもなります。

しかしながら、本県に12日まで発出されていた「まん延防止等重点措置」が今月いっぱい延長になったような現状や8月後半の本校の感染状況を考えると生徒や保護者のみなさんもご理解はいただいていると思っています。一方で思ったことや楽しいことができない制約のある生活によるストレスの増幅で「心の健康やバランス」を壊す生徒がいないかと心配しています。

このコロナ禍においても「心と体の健康」をしっかりと保って、みんなで力を合わせ目標に向かって前進して行くことができる菊池高校生であって欲しいと願っています。明日土曜日は午前中3限の授業とします。

2学期の1週目が終わります!

8月30日(月)から2学期がスタートし、1週目が終わろうとしています。まさしくコロナ禍真っ只中でのスタートとなり、始業式も校内放送での実施となりました。登校前にはご家庭で健康観察を行い、検温結果をClassiに入力をお願いしていますが、先生方も校門前で非接触体温計による検温、水際対策としての「ウイルスを学校に持ち込まない。」ための行動を徹底してもらっています。

また、校内生活で最も感染リスクが高いとされる昼食では全員教室で前を向いての「黙食」の徹底、本来なら会食しながら一日で一番楽しい時間のはずですが、生徒たちには本当に申し訳ない気持ちで一杯です。しかし、何とかみんなで力を合わせてこの難局を乗り切らなくてはなりません。生徒一人ひとりが「感染しない行動」を意識し、感染防止に対する意識を高く持って欲しいと思っています。

いつまでこのような生活が続くか、まだ先は見えませんが、3年生は就職試験等も始まります。コロナ禍による不利益を被ることがないよう、学校としても全力でサポートして行きたいと思っています。

 

 

菊池市議会の一般質問で話題となりました!

菊池市議会では本日から令和3年度第3回定例会の一般質問が始まりました。この一般質問で猿渡美智子議員(副議長)が、本校の存続と活性化は菊池市にとって重要な意味を持つ、また、高校との連携で若者のアイデアやパワーを借りることは菊池市の元気につながる、として市の取組について質問されました。市議会において県立学校である本校のことを話題にしていただいたことは大変意義深く、有難いことだと感じました。

これまでも菊池市は菊池農業高校、菊池女子高校と本校3校に対して「菊池市3高校魅力化推進事業」を展開され、連携と支援をしていただいています。今回、定員割れが続いている現状や8月の県教育委員会で決定した本校の来年度からの学科改編を受け、改めて課題を共有していただいたと思っています。

江頭市長は答弁の中で、「令和4年度からの学科改編は菊池高校の魅力を更に高め、地域活性化につながるものとして、大いに期待している。今後とも魅力ある高校づくりのために、庁内はもとより、様々な団体等とも連携して強力に支援して参る。」と力強く発言されました。

本当に心強い、菊池市議会でのやり取りであり、本校の菊池地域での使命(ミッション)を改めて痛感したところです。地域の熱い期待に応えるべく、全職員で取り組んで行きます。