校長ブログ

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1学期無事に終えることができました!

昨日、無事に1学期の終業式を終えることができました。昨年からのコロナ禍で生徒たちにも不自由な思いをさせましたが、何とか予定していた教育活動を実施することができました。本当にありがとうございました。

昨日の終業式でも生徒たちに話をしましたが、この1学期は菊池高校生の成長や可能性を実感することができた学期だったと思っています。1つの例ですが、商業科3年生の課題学習の企画が全国放送に取り上げられたことは画期的なことであり、生徒たちの持つポテンシャルの高さを再認識しました。

また、女子ボクシング部からの九州チャンピオンの誕生、夏の甲子園に向けた野球部の大逆転や粘り強い勝利、商業科の資格取得の実績アップなど成果が目に見えて現れており、大変うれしく思います。また、その陰には朝早くから運動部のほとんどの部が校内外の清掃活動を実施してくれるようになりました。まさしく生徒たち自らがみんなで頑張ろうという相乗効果が出てきています。

この夏休みがそれぞれの生徒とって充実した期間となり、校訓「汗と夢」を実感できる有意義なものとなることを期待しています。

 

 

 

 

 

 

やっぱりメディアの力は絶大です!

昨日の野球部の初戦突破や商業科3年生による課題学習の「婚活パーティー」企画の江頭菊池市長へのプレゼンがテレビで放送されたり、新聞に掲載されたりしたことにより、多くの方々から「菊池高校、頑張っているね。」というような激励の電話やメール等をいただきました。改めてメディアの力はすごい、絶大であることを認識しました。

メディアに取り上げられなくても、頑張っている活動はいっぱいあるのですが、やっぱりメディアに取り上げられることは生徒たちの大きな自信にもなるし、励みにもなると感じています。そのことは生徒の学校での日常生活からも感じ取ることができ、大変うれしく思っています。

現在も9月に本年度初めて体育の部と文化の部を合同で開催する「菊翔祭」に向けた準備も始まっており、どのような成果が生まれるか楽しみにしているところです。このような生徒たちの頑張りを外向けにPRすることも我々教師の大切な使命であるのではないかと思っています。

 

 

3年生意地の逆転勝利!

高校球児の夢の舞台、夏の甲子園を目指した戦いの初戦が聖地藤崎台球場で行われました。相手は熊本市内の第二高校、非常にまとまった良いチームであるとの前評判を聞いており、厳しい試合になるのではないかと予測していました。1回表第二高校の攻撃でいきなり2点を先取され嫌なムードでの立ち上がりとなりました。3回に1点追加点を取られ0対3とリードされ、こちらはヒット1本しか出ない状況で終盤を迎える展開となりました。

また、7回裏には頭部へのデッドボールを受けた2年生の田中君が病院に搬送され退場するというアクシデントにも見舞われ、0対3のまま8回裏1アウトを迎えました。ここでバッターはキャプテンの岡崎大君、チーム2本目となる執念のセンター前ヒット。保護者会長も務めていただいたお父さん、支えていただいた家族の皆さんへの感謝を伝えるようなヒットでした。

このキャプテン岡崎君のヒットを足掛かりとし、芹川君も出塁し1アウト1・2塁、そして4番坂本君の2塁打で2人が帰り2対3、その後、パスボール、和久田君のデッドボールなどで2アウト2・3塁となり7番の五島君がライト線への2点タイムリーで4対3と見事な逆転。この間、私の後方ではお母さん方の歓喜の声、これまでのいろいろなご苦労が脳裏をよぎったのではないでしょうか。

最終回の表、3回から無失点に抑えてきたエース岩政君が相手チームを3人で抑え、見事4対3の大逆転勝利を収めてくれました。この試合では3年生の最後の大会に賭けた執念のようなものを感じました。2回戦からの菊池高校旋風がますます楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ1学期も最終週となりました!

今日は本来なら高校野球の県大会1回戦が藤崎台球場で実施される予定でした。相手は第二高校、侮れない相手です。しかし、一昨日の雨で順延となり、明日の第1試合に実施されることとなりました。2回戦までは保護者と学校関係者のみの観戦であり、3回戦からが一般の方の観戦ができる予定となっております。菊池高校は地域の後援会も結成していただいており、地域の方々の観戦が多いことでも有名であると聞いています。多くの方々の応援に後押しされて試合をすることができれば選手たちも幸せだと思います。

また、今日は日本テレビの朝の情報番組「スッキリ」のトップでかなりの時間を割いて商業科3年の課題研究の「婚活パーティー」企画が取り上げられ、MCの加藤浩次さんがパーティー当日の密着も名言されました。明日は江頭菊池市長に対し企画のプレゼンをし、市役所とのコラボレーションも着実に進めているところです。もちろん商業科3年生の他の企画もどれもすばらしく、地域の課題を題材として価値ある学習ができおり、中学生に本校のこのような活動に興味を持ってもらえればと思っています。

いよいよ1学期も今週で終了します。3年生は進路希望実現に向けた正念場、1・2年生も目標に向かってじっくり物事に取り組むことができる大切な時期となります。暑さに負けず、充実した生活を送って欲しいと思います。

開幕を明後日に控え、伝統と部訓を再認識!

朝から野球部の部長先生が「野球部にはこんな素晴らしい実績と部訓がありましたよ。」と100周年記念誌を抱え、12日(月)の1回戦の連絡を兼ね校長室に来てくれました。それは「白球を追って」と題した現野球部OB会宮川淳一会長が書かれた文面でした。「これを球場で保護者にコピーして配ろうと思います。」本校野球部の伝統を伝える上でも非常にありがたいことであると思いよろしくお願いしました。

学校にも校訓という学校としての神髄を表したものがあり、本校の校訓「汗と夢」はOBであり新制菊池高校第1回卒業で第27代校長の高木忠博先生が制定されたもので、以降菊池高校生の心に脈々と息づいています。宮川会長の文章には野球部の部訓が在校当時の活躍とともに記されていました。「1つ 野球部愛」「1つ 部員親和」「1つ 練習上善」「1つ 質実剛健」「1つ 品位尊重」「1つ 他人迷惑無用」このような校訓や部訓は自分自身の行動を振り返ったり、律したりする場合の指針となるものであり、引き継がれるべき大切なものだと思います。

昨日のテレビでの出場校紹介、本日の新聞によるメンバー紹介があり、テレビ映りや新聞でのコメントも立派でした。高校野球のメディアによる取り扱いや世間からの注目度は他の競技の比ではない別格です。

このような素晴らしい部訓、伝統を持つ野球部だからこそ、否応なしにも期待が高まります。巻き起こせ菊池高校旋風!

大変お世話になり、ありがとうございました!

本校は7月16日(金)が1学期の終業式のため、夏休みまで2週間となりました。体調管理をしっかりと行い、無事夏休みを迎えることができればと思っています。1年前の熊本豪雨から丸1年、まだまだ復興に向けて緒に就いたばかりですが、今度は熱海地域で土砂災害が発生し、自然の猛威は本当に恐ろしいものだと痛感しています。2003年に静岡県で開催された国民体育大会時に1週間ほど熱海に滞在したことがあり、あの地形を目の当たりにしていますので、何とも言えない思いがしています。

昨年は生徒宅でも土砂被害が出ており、自身の住居や通学路の環境をハザードマップなどでしっかり把握し、何かの時には命を守る行動を最優先して実施して欲しいと思います。

また、朝からこの7月7日をもって菊池市の教育長を退任される渡邉和博先生に挨拶訪問させていただきました。本校の学校運営協議会発足当時からの会長をお務めいただき、地域とともにある学校「コミュニティ・スクール」としての礎を築いていただきました。本当に感謝の念に堪えません。大変お世話になり、ありがとうございました。

 

 

生徒自治の実現に期待!

菊高ブログにも掲載されているように本日は生徒会の立会演説会が行われました。生徒会長、2年副会長、1年副会長各1名の定数に対し、会長に1名、2年副会長2名、1年副会長1名の立候補があり、4名の立候補者の演説と各応援者の応援演説がありました。

まずは立候補してくれた4名の生徒の勇気と行動力に対し心から敬意を表するとともに、心から感謝したいと思います。どの候補者もしっかり立候補した理由や学校の課題、当選したらやりたいと思っていることなどを堂々と発表してくれました。また、体育館の中は蒸し暑い状況ではありましたが、立候補者や応援者の演説を聞く態度の素晴らしさにも感心し、うれしく思いました。

私は学校運営上、生徒自治は非常に重要なことであると考えています。本校がさらにすばらしい学校へと飛躍していくためには先生方がリードするのではなく、生徒自らが学校の課題を見つけ、認識し、その解決のための方法を考え、実行していく、まさしく生徒自治を実現しなければならないと思っています。

そのリーダーシップを執るのが生徒会長、副会長を中心とした執行部です。これまで平会長、今泉副会長、米村副会長を中心にしっかり頑張ってくれました。新執行部についても積極的な活動を期待したいと思います。

  

 

学校からラジオの生放送がありました!

「高校生が婚活イベント企画」という見出しで6月20日の西日本新聞に商業科3年の地域課題解決学習発表会の記事が掲載されました。高校生が地域の少子高齢化を憂慮し学校を活用して婚活イベントを企画しているということが、市役所、イベント会社、メディア関係者の関心を引き、注目の的となっています。

この西日本新聞社の記事がRKK熊本放送の関係者の目に留まり、本日のラジオ番組「ラジでん」で取り上げられ、学校から生放送がありました。婚活イベントを企画した班の代表者2人と課題解決学習の担当の先生が番組に出演しました。これを全校放送で流し、全校生徒で聴きました。生徒たちは少々緊張気味でしたが、自分たちの企画をラジオのパーソナリティーとのやり取りで生放送で発表するという貴重な素晴らしい経験をすることができました。

各所から注目を集めるような企画を発案した生徒たちを本当に誇りに感じるとともに、生徒たちが持つ高校生ならではの発想に無限の可能性を感じているところです。この婚活イベントには全国放送のテレビ番組からも取材の依頼があっております。

現在、商業科3年生の6つの班の企画を10月末の実行に向け、準備を進めています。今後の取組に乞うご期待ください!

考査終了と同時にいろんなことが動き出しました!

本日で期末考査も終了し、生徒たちもほっと一息つきたいところとは思いますが、その間もなくいろんなことが動き出しています。考査後の定例となっているのが、部活動生集会とボランティア活動。それに加え、商業科の生徒はあと2週間続く、検定試験対策、昨日組合せが決定した野球部員は張り切って第3グランド(野球場)へとそれぞれの生徒が活動を再開しています。

特に、ボランティア活動は中間考査後の活動もこのブログに掲載しましたが、本日も100名以上の生徒が集まり炎天下の中清掃、除草活動を頑張ってくれました。これまでも幾度となくボランティア活動を目にして来ましたが、本校生のボランティア精神は立派なものだと感心させられると同時に本当に誇りに思います。さらにいろいろな活動に幅を広げてくれればと思っています。

ここ数日、静かな放課後を過ごし、寂しい思いをしていましたが、学校はやっぱり生徒たちの活気溢れる声、動きによって息を吹き返すものだとつくづく実感しています。これから夏休みも含め、じっくりと事に当たることができる時期に入ります。気候的にも厳しいこの時期にしっかり基礎力を養い、実りの秋に繋げて欲しいと思います。

  

  

  

  

夢の舞台に向け、組合せが決まりました!

3年生で唯一、県の予選大会を残している野球部の組合せ抽選会が本日行われました。開会式は7月10日(土)に行われますが、本校の初戦は12日(月)に第二高校と聖地藤崎台球場で行われることが決定しました。春の九州大会予選で人吉高校に敗れて以来、選手たちの意識も大きく変わり、先のNHK旗の予選を兼ねた城北地区大会では私の校長着任以来、大切な大会で辛酸を嘗めさせ続けられてきた有明高校に延長11回で見事勝利を収めるなどチーム状態も良くなってきています。朝からの練習、清掃活動、校内でのあいさつ等も生き生きしてきたように感じています。

本校の野球部は地域からの期待も大きく、後援会を組織し応援していただいています。指導スタッフもご自身が選手、指導者として全国的に活躍された経験豊富な地域の指導者が熱心に指導に当たっていただいております。また、保護者会も会長を中心にとても献身的に選手のために活動されています。昨年の3年生はコロナウイルス感染症拡大の影響で代替大会という不完全燃焼な形で活動を終えなければなりませんでした。

野球部の活躍による活性化は地域や学校の願いです。いろいろな方々の思いを胸にこの夏「菊池高校旋風」を起こしてくれることを心から期待しています。