園芸技術科通信
ハウスビニール張りに挑戦!(野菜専攻)
1月15日(水)2年生の野菜専攻3人で育苗ハウスのビニール張りに挑戦しました。
まずは、ビニール張りの手順と流れを確認!ハウスのサイズは、6m間口の長さ30mです。
前面をスプリングで固定し、強風やパラパラと雨が降りましたが、なんとか天井をかけ強く引っ張り、後ろを固定しました。その後、サイドをスプリングで固定しました。ここまでくれば、ある程度の風が吹いても安心!
次は、ハウスバンドの固定へ!!
準備していたハウスバンドを一気におろし、一番難しい結び方へ・・・なんとか覚え自分たちで固定しました。
ちょっと結び方が違い、ほどけそうな部分は自ら修正し、ハウスバンドが引っ張れないときは、友人と協力してパンパンに張ることができました。
強風や寒い中でのハウスビニール張りでしたが、見事に張ることができました。少ない人数で大変だったかもしれませんが、張り終えたときには達成感に満ち溢れていた様子でした。張り終えた後は、とても強い風が吹き「時間内に張れてよかった」とみんな声を揃えて言っていました。
2月にスイカの苗を育苗しますので、今から楽しみです。
プラソイラ(リッパー)実演!
今年は、2連棟ハウス(スイカ栽培)とガラス温室(メロン栽培)において、土壌病害が発生しました。少しでも改善するために、農機メーカーのクボタさんがご協力していただき、プラソイラを活用してみることにしました。
本校のトラクターに取り付け完了!深さ40cmまで破砕し、部分的に深耕します。また、下層土を上げて作土層をリフレッシュしていきます。
ガラス温室では、土の状態を確認し改善方法を話し合いました。
この作業機は、スガノ農機さんのプラソイラでした。将来、農業自営希望の生徒たちも興味深々!!
来年のスイカやメロン栽培が楽しみです。どのような効果があるか生育の様子も調査していきたいと思います。
1学年先進地視察研修実施!!
12月10日に1学年全員で先進地視察研修に行ってきました。
午前中は、湖池屋(九州阿蘇工場)のGoGoファクトリーで食品製造ラインの見学とマイポテチ作り体験を行いました。
製造ラインの見学では、マスクや帽子、ツナギを着用し、徹底した衛生管理の中で実際のポテトチップス作りの製造ラインを間近で見ることができました。食品製造における安全管理の重要性を体験できました。
マイポテチ作り体験では、湖池屋の歴史と創業以来のこだわりを感じながら、オリジナルの配合によるポテトチップス作りを体験を行いました。8種類のフレーバーを好みにより配合し、マイポテチを作り上げました。出来上がったものは、最高の味で「美味しいい」「手がとまりません」など感想が聞かれました。この体験で製品における品質へのこだわりや徹底した安全管理(衛生面)など今後の学校生活に活かしていきたいと思います。
完成した「マイポテチ」味もパッケージもオリジナル!!
湖池屋のスタッフの方々のていねいな対応に生徒たちは見学できたことを本当に喜んでいました。
次は・・・バスで玉名郡和水町まで移動し小学校跡地の有効活用について研修にいきました。
午後は、有限会社ミドリさんへ訪問!
小学校跡地で、車海老の陸上養殖や農業用ドローンの組み立て販売、メンテナンスの拠点として有効に活用されていた。また、グラウンドや2階は貸し出されており、ミニ四駆のコース及び販売店などが利用されていました。
ピチピチ車海老!!美味しそうでした。
ドローンの操縦やラジコンなどの体験ができました。
みんなでワクワクする体験ができました。農業における起業のヒントを多く学ぶことができました。
最後は、有限会社ミドリライスセンター研修!
巨大な倉庫やお米の乾燥機が何台も設置されており、生徒たちは驚いていました。
代表の上原様に説明していただきました。
戸別の農家さんのお米を対応できるように自分たちで乾燥機のシステムを組み立てられていました。
農業機械のメンテナンスなど自ら行われていることに関心を持っていました。低温貯蔵庫では、お米やジャガイモなど一定の温度に保たれていました。
最後に、様々な質問が生徒よりありましたが、一つ一つていねいに答えていただき、ありがとうございました。
代表の上原様は、各科でのジャガイモ栽培や水稲栽培でのドローン操縦、刈取り乾燥などご協力いただいています。
鹿本農業高校・県立農業大学校一貫果樹専攻プロジェクト研修実施!
11月1日本校園芸技術科果樹専攻生4名、農業大学校12名による先進農家研修に参加しました。
1軒目は山鹿市鹿央町で金柑栽培農家を営まれている小田様の園地訪問をしました。
タバコ栽培農家が組合を設立され、新たに金柑をこの地に導入されブランド名「夢小町」と命名し現在も高評価を得て市場でも高く評価されています。
2軒目は山鹿市久原でブドウを栽培されている社方農園でした。元々は温州ミカンを栽培されており、その後ブドウ栽培を試まれ、独自で販路を拡大しパッケージにも拘り品種や規格に応じたパッケージ出荷を試み、安定した取引きを展開されています。
訪問した2軒とも本校卒業生ということもあり熱心に研修を受けました。昨年度、農業大学校に進学した2名も参加しており、意欲的に頑張っていたので嬉しく感じました。
ドローン講習
「園芸技術科1年生」
秋晴れというには まだまだ暑さが厳しい日が続いていますが。。。
一年生が田植えをした稲は花を咲かせて、少しずつ実がふくらみ始めています。
今日はドローンによる農薬散布で地域を回られている方をお招きして、ドローンの講習会を開きました。
初めての操作でしたが、意外と簡単そうに操作をしていた生徒達。
真剣に話を聞きながら質問も積極的に行えていました。