園芸技術科

園芸技術科通信

鹿本農業高校・県立農業大学校一貫果樹専攻プロジェクト研修実施!

11月1日本校園芸技術科果樹専攻生4名、農業大学校12名による先進農家研修に参加しました。

1軒目は山鹿市鹿央町で金柑栽培農家を営まれている小田様の園地訪問をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タバコ栽培農家が組合を設立され、新たに金柑をこの地に導入されブランド名「夢小町」と命名し現在も高評価を得て市場でも高く評価されています。

 

2軒目は山鹿市久原でブドウを栽培されている社方農園でした。元々は温州ミカンを栽培されており、その後ブドウ栽培を試まれ、独自で販路を拡大しパッケージにも拘り品種や規格に応じたパッケージ出荷を試み、安定した取引きを展開されています。

訪問した2軒とも本校卒業生ということもあり熱心に研修を受けました。昨年度、農業大学校に進学した2名も参加しており、意欲的に頑張っていたので嬉しく感じました。

ドローン講習

「園芸技術科1年生」

秋晴れ晴れというには まだまだ暑さが厳しい日が続いていますが。。。
一年生が田植えをした稲は花を咲かせて、少しずつ実がふくらみ始めています。

今日はドローンによる農薬散布で地域を回られている方をお招きして、ドローンの講習会を開きました。
初めての操作でしたが、意外と簡単そうに操作をしていた生徒達。

真剣に話を聞きながら質問も積極的に行えていました。


土壌消毒中

「1年園芸技術科」

 

秋作の準備を始めます(`・ω・´)ゞ

夏の暑さを利用して「太陽熱消毒」実施

畝に地温上昇効果が高い透明マルチを隙間が無いよう張っていきます

これで土壌温度を上げ、土壌病害虫や雑草種子を死滅させ、

              美味しい野菜を栽培します(`・∀・´)エッヘン!!

 

【園芸技術科】全学年で「さなぶり」

園芸技術科のスローガンは『共に汗を流し笑顔で美味しく頂こう!』です了解
日々の実習に、正に"汗を流して"取り組んでいる生徒・職員一同。
今日のお昼に久しぶりに「さなぶり」を開催するという話を聞きつけて、カメラを持って会場に行ってみました動物

「さなぶり」とは?
・・・(諸説ありますが)田植えの慰労と豊作を祈願する農耕行事の一つです。

某先生のご自宅のレシピに沿った豚汁と、学校で昨年収穫したコメを炊いた白ご飯が振舞われるようです。






さすが若者、3杯目のおかわりをした猛者もいたようです眼鏡
和気藹々(あいあい)とした、園芸技術科らしい温かい雰囲気の「さなぶり」でした。
これから梅雨が明け、実習も更に暑さとの闘いとなるでしょうが、A科パワーで乗り切っていきましょう急ぎ

収穫時に何粒のお米が出来ているかな?

「1年園芸技術科」

 

 最初の頃はスカスカで生えそろっていなかったイネの苗も

 順調に生育しきれいに生えそろいました(・∀・)イイネ!!

 

 播種の土を9パターン準備した内の2種類を紹介。

 上下で草丈の生育差は歴然。

 根の張り方はそんなに差はない?

 

 9パターンの苗を一本ずつ並べてみました。

 それぞれ特徴があり、今後が楽しみ\(◎o◎)/!

 収穫時に何粒のお米が出来ているかな?

 

 

 世界三大穀物はトウモロコシ・コムギ・あと一つは?

「1年園芸技術科」

 

うーん(。´・ω・)?

 

何かな(?_?)

コメだ\(◎o◎)/!

 

正解( ..)φメモメモ

 

 

日本の主食である。米栽培に挑戦!!

種まきする土を9パターン準備し発芽したので観察です。

発芽したコメの草丈と田植え箱の重さを調査。なんと!!

草丈1番伸びているものは13㎝そして伸びていないものは5㎝その差8㎝。

土一つでここまで生育に差があるとは(@ ̄□ ̄@;)!!

 

重さも計測した結果1番重いもので、6.1㎏。軽いもので2.7㎏その差3.4㎏。

2.7㎏は持ち運びも楽でいいね\(^_^)/・・・・・ただ、草丈が1番伸びていない5cm。

 

 

葉色の濃さにも差が出ています。

田植えまで約2週間今度どう変化していくのかなヽ(^。^)ノ

 

成長の記録

「1年園芸技術科」

 

 慣行区と試験区を設けて、トマトの生育調査(草丈・葉数・収穫数)を行いました。生育終了まで調査をして、慣行区と試験区で成長や収穫数の差が「出るのか」「出ないのか」!!!

 

 調査後は芽かきの実施( ..)φメモメモ

 トマトの茎には主茎と側枝があり、葉のつけ根からえき芽が発生し成長すると側枝になり、主茎についているトマトの成長を悪くさせるので小さいうちに摘み取ります。

 

 

 

しらん

「1年園芸技術科」

 

シランの観察

 ピンクや白のシランが可憐に咲きとってもキレイ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

 花はただ「花」ではなく、花の各部にも名前がついているね

 

 シランの花を用いて各部がどのようになっているのか分解してみよう 

 各部の名称も忘れないようにね( ..)φメモメモ

 

 分解出来たら、ずい柱から花粉塊を取り出して受粉の練習

 来週は実際にシラン花壇で受粉させて種が出来るまで観察してみるよヽ(^。^)ノ

 

色々と定植しました

「1年園芸技術科」

 

植物の成長は待ってはくれない

やっと、4種類の野菜を定植することが出来ました\(^_^)/

 

 

 

マルチング

「1年園芸技術科」

 

 トマト・キュウリ・ナス・ピーマンをこれから栽培していくので定植準備としてマルチングをしていきます

 

マルチングの効果は・・・・

①     地温の調節

②     土壌水分の蒸発を防ぐ

③     雨水のはね返りによる茎や葉の汚れを防ぎ、病害虫の発生を抑える

④     雑草の発生を抑える

⑤     土壌養分の流失を防ぐ

 

 最初は、一本の畝をマルチングするのに12~13分かかっていたのが回数を重ねることでクワの使い方が上手になり、最後の方では5~6分できれいに張れるようになりました(・∀・)イイネ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

農場見学

「1年園芸技術科」

  

 新品の実習服に着替え農場見学に出発だ!!!

 

 というわけで、まずは1年生で稲作を学ぶ水田を見学。

 田植えはしたことがあるそうなので、種まきから収穫までの一連の流れを学んでいきます。

 約40aの面積があります。何俵お米が収穫できるかな(。´・ω・)?

 

 次は道を挟んで馬見塚農場に。

 野菜と果樹を学ぶ所です。

 

 

 まずは野菜ハウスを見学。

 ハウス内ではスイカが栽培されています。15㎝程度のスイカがなっていました。

 

 果樹園では先輩たちがナシの摘果実習を行っているのを見学させてもらいました 

                                  ヽ(^o^)丿

 他にも色々あるんですが、今日はこれで時間になってしまいました。今後は稲作や露地野菜のことをいっぱい学んでいくよ。

 

 

ブドウの剪定に挑戦!(園芸技術科2年果樹専攻)

2年生の果樹専攻生でブドウの剪定に挑戦しました。冬場の休眠時期(秋から冬にかけて芽の生長が一時停止する期間のことです。)が剪定の適期です。結果母子(果実を実らせる枝のことです。)になる芽を一つ一つ確認しながら剪定しました。

 

迷いながらも考えながら、枝を切りました。

芽出しに影響があるので緊張しながら剪定しました。剪定したブドウがどのように生長していくのか楽しみです。

 

※剪定(せんてい)とは、枝の先端を切ることや不要な枝を根本から切り取って樹形を整える管理です。開花・着果の促進をはじめ、花芽や実を安定して着けるために必要な管理になり、毎年適度に剪定を行わないと、日当たりや風通しが悪くなり、病害虫の発生にもつながります。

「もみ殻くん炭」作り(園芸技術科3年)

園芸技術科3年の作物の授業で「もみ殻くん炭」を作りました。

「もみ殻くん炭」は、お米の外側のもみ殻をいぶして、炭化させたものです。作るのが大変そうですが、次年度の苗作りに活用するために「もみ殻くん炭」作りにチャレンジしました。

火種がなかなか付かず、苦戦しましたが、徐々に火が大きくなり、煙が立ち上がってきました。

火が大きくなりすぎると、炭化せずに灰になるので、タイミングを見て煙突をセットし「もみ殻」を入れました。

しばらくすると、黒く炭化した部分が円状にきれいに広がってきました。

燃え切ると灰になるので、混合して均一に炭化が進むように工夫しました。

最後は水をかけて、炭化をストップしました。

完成した「もみ殻くん炭」です。上手にできたので、生徒たちも喜んでいました。

 

もみ殻くん炭は、

・土壌改良効果

・微生物が活性化する

・PH調整効果

・脱臭効果

・微量要素が植物を丈夫にする

・保温効果

・重量が軽い

などのメリットがあり、種まきや育苗用の土に混ぜて活用する予定です。

迎春準備!園芸技術科(野菜専攻)

今年最後の農場当番で3年園芸技術科の野菜専攻生が、毎年恒例の門松を作りました。

生徒が竹のバランスや飾りで悩んでいると、校長先生や教頭先生、事務長先生からアドバイスがあり、見栄えの良い「門松」が完成しました。担当の先生曰く、今年はナンテンの実のつきが例年になくいいそうで、実の赤色がとても華やかでした。

正門完成!次は、西門へ

作り方のコツをつかみ、手際よく完成しました。普通教科や事務の先生が応援に駆けつけてくださいました。

次は、最後の馬見塚農場へ!

日頃、野菜や果樹を育て学んでいる場所なので、気持ちを込めて作成していました。

生徒・保護者の皆様、鹿本農高を支えて下さる皆様が健康でよいお年を迎えられますように!

新年を迎える準備!「しめ飾」作り(園芸技術科3年)

今日は、3年生の作物の授業で「しめ飾」を作りました。

「しめ飾」作れるの!?と驚かれると思いますが、自分たちで育てた稲ワラを使用して作り上げることができました。

最近は、「しめ縄」を簡略化した「しめ飾」が多くなっています。「しめ飾」を飾る意味は、古い年の厄を払い、大掃除と合わせて年神様を迎える際の目印とされています。また、新年の無病息災や豊作を祈る意味もあるとされています。

稲ワラの片方を押さえ、分けた部分をバランスよくよっていきました。

最後までよった後は、はみ出てきた部分をカットしました。

最後に、飾り付けを行い、完成です!

~生徒の感想~

〇稲ワラをよるのに力が必要で、上手にまくのが難しかったです。

〇自分で作れるとは思いませんでした。出来上がったので嬉しいです。

〇農業に関りが深い祭事は多くあるので、伝統文化を学ぶことも大切なことだと感じました。

〇家に持ち帰り、飾りたいと思います。飾る意味が分かったので・・・大掃除も頑張ります。

〇右巻き、左巻きが難しかったです。

 

縁起の良い「しめ飾」ぜひ作成して飾ってみませんか?

「しめ飾」作りのポイント!!

〇稲ワラのハカマを除去し、きれいに整える。

〇稲ワラをしっかりと濡らしてよりやすくする。

〇左巻きは、神聖とされている場合が多く、しめ飾も左巻にする。

 

研究発表に向けて!園芸技術科3年生

いつも笑顔で栽培管理の実習をしている3年園芸技術科の生徒ですが、今日は、真剣に課題研究のまとめを行っている姿を見ることができました。花丸

(果樹専攻生)

(草花専攻生)

(野菜専攻生)

課題研究の授業で研究したことを1月に発表します。調査したデータをまとめ、分かりやすいようにグラフや表を作成し、アニメーションなど工夫していました。

発表が楽しみです。

 

スイカの収穫できました。(野菜専攻)

今年の秋のスイカも無事に収穫できました。

3年生は、小玉スイカの収穫!

収穫した小玉スイカを1玉1玉重さごとに量り分け、丁寧に拭き上げ販売準備を行いました。

2年生は、大玉スイカの収穫!

スイカの栽培管理で頑張っていたので、収穫できて喜んでいました。

大玉スイカ・小玉スイカともに糖度調査を行った結果、12度前後糖度があり、甘くて美味しかったです。最高12.8度でした。(スイカの糖度は、とても甘くて美味しいスイカで13度ぐらいです。)

校内、校外販売で全て完売しました。ありがとうございました。

来年度のスイカもよろしくお願いします。

第19回アジア農業シンポジウムに参加しました。

 

東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパスにて、第19回アジア農業シンポジウムが開催され、ポスターセッション発表に参加しました。草花専攻生で研究している、熊本の野草について発表しました。参加された方から、様々な質問がありましたが、日頃から取り組んでいることを説明することができました。

シランの播種を行いました。

 

 園芸技術科1年生のバイオの実験で培地にシランの播種を行いました。発芽するか楽しみです。シランの種は4月に自分たちで交配した種を使用しています。下の写真は、4月の交配中の様子です。

生徒の恩師が参観にきてくださいました。

園芸技術科の3年生の授業を藤島先生(前:山鹿中学校校長先生)が参観に来てくださいました。

 課題研究の授業で研究のまとめを行っているときでしたので、

何を栽培しましたか?→メロンです。

何を研究しましたか?→1本整枝で2果収穫できるのか調べました。

結果はどうでしたか?→2果収穫することができました。

           (2玉とも甘さ、大きさもよかったです。)

など質問され、生徒はドキドキしながらも、しっかりと答えていました。

嬉しかった生徒たちは、休み時間に自分たちで栽培している個人圃場の野菜を収穫し、「ありがとうございました」と言って恩師の藤島先生へ採れたての野菜をプレゼントしていました。

成長した姿を見せることができたので、生徒たちは喜んでいました。