2023年4月の記事一覧
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸1次航海日誌 No.5
令和5年4月27日(木)~28日(金)
熊本丸は、山口県宇部市沖の関門海峡入り口付近を航行中です。
昨日は、横からのうねりを受け船がローリング(横揺れ)の状態となり、生徒の半数は船酔いしながらも、当直業務はきっちりと務めました。
本日は瀬戸内海を航行し、穏やかな天候で生徒達は元気に過ごしています。瀬戸内海は、狭く沢山の船が行き交う難しい航路ですが、無事に通過することができました。行き交う船には本校の卒業生が乗船している船もあり、生徒達に応援の電話をくださいました!!
【4月27日の様子】
【4月28日(金)の様子】
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸1次航海日誌 No.4
令和5年4月25日(火)~4月26日(水)
熊本丸は、静岡県浜松沖を航行中です。
海況は、低気圧の影響を受けて時化ており、生徒は数名船酔いしてしまっているようです。
昨日は、横浜の港湾施設を見学しました。横浜大桟橋客船ターミナルには大型客船が入港しており、生徒達は圧倒的な大きさに驚いていました。
本日は、船内学習で明日の瀬戸内海航行に向けて航行方法を確認しました。難所を通るため何度も勉強して、自分の知識となるように頑張っています。
【4月25日(火)の様子】
【4月26日(水)の様子】
【マリン校舎】(食品系)さば味噌缶詰製造実習
令和5年4月26日(水)
食品系の総合実習では、天草牛深産のサバを使用したさば味噌煮缶詰を製造しました。
缶詰は、「空気を抜く(脱気)」、「蓋をして空気が入らないようにする(密封)」、「食材についている菌を殺す(加熱殺菌)」の3つの工程を行なうことによって、添加物を入れずとも長期間保存を行なうことが出来る食品です。そして、一説では「内容物が朽ち果てるまで食べることが出来る」とも言われています。
実習を通じて天草で獲れる食材や食品の加工方法などを学び、販売することで6次産業を体験的に学んでいます。
【さば缶製造実習の様子】
牛深で水揚げされたサバ
サバの頭を落とし、内臓を取り出します
ヒレをハサミで切り、サバを缶の高さに切っていきます
血抜きを行ない、計量し缶に肉詰めします
調味液を計量しています
この機械は「真空巻締機」といい、缶内部の空気を抜き、蓋をしてくれる機械です。
この後、加熱殺菌を行ない完成です。
熊本県内の高校で缶詰を製造しているのは、本校だけなんです!!!
【マリン校舎】(食品系)みりん干し製造実習
令和5年4月25日(火)
2年 食品系実習では、さばのみりん干し製造実習を行ないました。
天草の牛深で水揚げされたサバを丁寧に三枚におろし、マリン校舎伝統の秘伝の醤油ダレに漬け込み乾燥させたもので、ご飯のおかずやおつまみ、変わり種で和風パスタにするも良しのマリン校舎自慢の一品です。
ゴールデンウィークの5月4日(木:みどりの日)に苓北町港オアシスにて販売予定ですので、ぜひお買い求めください!!
【みりん干しの作り方】
丁寧に三枚おろしにします
血抜きを行なったサバを秘伝の醤油ダレに漬け込みます
乾燥機に入れ、乾燥させて完成です!!
【マリン校舎】(栽培系)2年生の総合実習が始まりました。
総合実習が始まりました。この実習ではマダイの種苗生産を始めとして、さまざまな実習に取り組みます。
生徒達はメモを熱心にとりながら積極的に知識・技術を身に付けようとしていました。
【マリン校舎】(食品系)チヌプロジェクト①
令和5年4月24日(月)
今年度、食品系では、”チヌ”プロジェクトに取り組みます!これは、食品系・熊本県立大学・八代市水産林務課の3組織がコラボして地域の課題解決に向けた取り組みを行うものです。
現在、八代海ではチヌ類によるアサリの食害が確認されています。そこで、アサリ資源の回復に向けて、チヌ類の利活用促進のため、駆除されたチヌを使った商品開発に挑みます。
今回は試作第1弾として、チヌの中華あんかけを作りました!今後はレトルト食品としての商品化を目指し、改良を重ねる予定です。
【マリン校舎】(栽培系)学校下海岸で磯採集を行いました。
学校下の海岸で磯採集を行いました。さまざまな生物を採集し、水槽を準備して飼育を始めました。
【マリン校舎】(航海コース)熊本丸1次航海日誌 No.3
令和5年4月22日(土)~24日(月)
熊本丸は、東京晴海埠頭に入港中です。
22日(土)は、名古屋港内の施設見学を行ないました。日本最大の貿易港で、大きな船の出入りも多く生徒達は圧倒されました。
23日(日)は、午前中は船内学習で東京から富岡までの海図を引いて航路の確認を行ないました。距離も長く、航路を多く通るため生徒達は苦戦したようです。
この3日間は浦賀水道航路と中ノ瀬航路を通過して東京湾に入港するなど、教科書で学んだことを実際に体験し学ぶ良い期間となりました。立派な船舶職員となるために日々実習に取り組んでいます。
【4月22日(土)の様子】
【4月23日(日)の様子】
【マリン校舎】(栽培系)泳ぐワカメ!
令和5年4月22日(土)
海洋環境の授業で海藻採集をしました。
春は海藻の宝庫。アオサやワカメ、イバラノリなどさまざまな海藻を採集することができました。採集した海藻は分類して記録し、押し葉標本として保存します。
下の写真は、採集したワカメの遊走子を観察している様子です。にょろにょろ泳ぐ遊走子を観察することができました。かわいらしいですね!
マリン校舎でみられる光景1の関連記事でした。
【マリン校舎】(食品系)育友会総会後に実習製品の販売を行いました
4月22日(土)
育友会総会後、実習製品の販売を行いました。今回は、4月19日に製造実習した天ぷらなどを販売し、あっという間に完売しました。お買い上げありがとうございました。
販売を行った生徒は、「緊張しました!」と感想を述べていました。次回は、5月4日(木)に苓北町富岡港で行われる「港オアシス」にて販売予定です。
【マリン校舎】(栽培系)マリン校舎でみられる光景1
海洋科学科の職員室でワカメの赤ちゃんを嬉しそうに観察している職員がいました。
後日、そのワカメに関する記事があがると思います。楽しみにしていてください。
【マリン校舎】(栽培系)何がとれるかな?
授業のなかで貝類等の無脊椎動物の赤ちゃんを捕まえるための網(玉ねぎ袋や古い網等)を学校下の桟橋に設置しました。1~2か月後にあげてみて、何がとれるかわくわくしています。
【マリン校舎】(航海コース)1次航海日誌 No.2
令和5年4月21日(金)
熊本丸は、名古屋港に入港中です。
昨日の朝5時半、伊勢湾入口の伊良子水道航路を航行を全員で見学しました。伊良子水道航路は、短い航路ですが船舶の行き来が多く注意が必要な航路で生徒達も貴重な経験となりました。9時に名古屋港に入港し、午後から近くの水族館を見学しました。生徒は淡水魚の展示が少なく残念そうでしたが、深海魚などの普段見かけない魚が多く楽しんだようです。
【4月20日(木)の様子】
【マリン校舎】(航海コース)1次航海日誌 No.1
令和5年4月19日(水)~20日(木)
熊本丸は、愛知県田原市沖の伊良子水道を通過中です。
この二日間は、海況も穏やかで船酔いの心配があった生徒達も元気に過ごしており、空き時間はトランプをしたり、テレビを見たりして過ごしています。
本日9時に名古屋港に入港する予定です。
【4月18日(火)の様子】
出港式は緊張した様子でしたが、キビキビとした動きで良い式典となりました!!
【4月19日(水)の様子】
【マリン校舎】(栽培系)ダイビングの前準備
海洋科学科栽培系では、6月からダイビング実習が始まります。
2年生がダイビング実習に向け、器材合わせを行いました。
安全を最優先にやっていきたいと思います。
【マリン校舎】(食品系)天ぷら実習
令和5年4月19日(水)
今年度も食品系の製品製造実習が始まりました!
今回は、水産高校時代から作られている伝統の「てんぷら(さつまあげ)」の製造を行ないました。
スケトウダラのすり身にニンジン、ゴボウ、タマネギなどの野菜をふんだんに練り込んだプリプリ食感がたまらない一品です。
本日製造したてんぷらは、今週末の土曜日に行なわれる「育友会総会」と5月4日(木)に苓北町富岡港で行なわれる「港オアシス」にて販売予定です。見かけた際には、ぜひお買い求めください!!
【てんぷらの製造工程】
初めててんぷら作り実習を行なう2年生が説明を受けています。
すり身に野菜を入れて、食感や甘みを足していきます。
練り上げたすり身を小判型に成形しています。
成形後少し時間をおいて、揚げます。
オートフライヤーで揚がったてんぷらが出てくる様子をご覧ください!
今年からラベルをリニューアルしました!!
【マリン校舎】いざ、大海原へ・・・
令和5年4月18日(火)
苓北町富岡港にて熊本丸出港式が行ないました。
1次航海では、3年海洋航海コースの生徒16名が乗船し14日間の運航実務実習を実施します。
航海中は、日本の主要航路である東京湾、瀬戸内海、関門海峡にて操船を行い、海上法規を遵守した航海術を習得しながら主要貿易港である東京港、名古屋港、下関港を訪れる予定です。
明日以降、乗船の様子をお伝えしますので楽しみにお待ちください!!
立派な船舶職員になれるように頑張ります!!
代表生徒が謝辞を述べました。
花束贈呈で仲間にエールを送ります!!
出港式には、くまモンが駆けつけてくれました。
14日間の航海に行ってきます!!!