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【本渡校舎】天草拓心高校シクラメン栽培日記④
スーパー・エルニーニョ現象の今年は、今までにないくらいの猛暑日の連続で、シクラメンの温室は連日ほぼ35℃以上の暑さのため、冷涼な気候を好むシクラメンの今年の生育はどうなることかと日々心配でした。エルニーニョ現象の年は「冷夏」の年なので、今年の夏は少しは涼しくシクラメンの生育にはベストかと思っていましたが、スーパー・エルニーニョ現象の今年の夏は、猛暑のラニーニャ現象の年よりも大変暑くなりました。暑い中、4号温室のシクラメンは8月中旬に第一回目の葉組み(リング入れ)が終了しました。
約1ヶ月でリングの中も新しい葉でいっぱいになってきたので、本日より2回目の葉組み (リング入れ)がスタートしました。葉組みをすることで球根に光が当たり、葉芽や花芽が増えボリューミーな大鉢のシクラメンが出来上がります。
・絡んだ1本1本の葉柄をほどいて行きます。
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・絡んで猫背のように曲がった葉柄を、1本1本まっすぐにして矯正していきます。
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・葉柄が絡まないように、球根から発芽した順番に並べ替えます。
・約1ヶ月でたくさんの葉芽や花芽を出すためにリングを大きく開け、ボリューミーなシクラメンを栽培していきます。
・3年生の草花専攻生2名が中心になり、2年生・1年生と協力しながら、ボリューミーなシクラメンを栽培するために、暑い中でも日々葉組みと格闘しています。