☆海洋科学科☆

カテゴリ:栽培系

【マリン校舎】(栽培系)ウニノミクス講演会

令和5年10月3日

 栽培系では昨年度から地元の漁業者様からの依頼を受け、磯焼け対策で駆除されたウニの市場価値向上のために餌料の研究を行っています。その過程で、研究に対する指導助言や技術のノウハウをいただくため、ウニノミクス株式会社から講師をお招きし、講演会を実施しました。ウニノミクス株式会社はヨーロッパで起業された会社で、世界各地の磯焼け問題の原因の1つとされているウニに注目し、その対策として駆除されたウニの畜養・出荷をとおして海洋環境問題に立ち向かわれている会社です。

 講演では、磯焼けに伴う藻場の減少による海洋環境への影響やその重要性、世界のウニ消費量の約85%を日本が占めていることなどを教えていただきました。また、自社で開発された餌料や畜養設備の概要、専門的内容まで教えていただき、生徒たちは大変興味深く聞き入っていました。

 講演後の質疑応答では、餌料開発や施設設備についてなど積極的に質問をしていました。世界規模で活動されている会社から貴重なお話をいただき、生徒たちも大変刺激になる時間となりました。今後の自分たちの研究に活かし、更なる探究活動となることを期待します。

 

   

 

【マリン校舎】(栽培系)クルマエビの間引き

9月21日(木)

栽培系では、熊本県の魚である「クルマエビ」の養殖を行っています。

大きな水槽でクルマエビを多数、飼育を行っていますが、大きくなると砂に潜れなくなったり、病気が発生したりなどの弊害が出てくるため、間引きを行って生育が良くなるように調整しています。

 その間引きしたクルマエビは、生徒達がおいしくいただきました。生徒達は「クルマエビぷりぷりでおいしい」と声を上げており、日々の餌やりや水槽掃除などさらにやる気を出してくれることでしょう! 

 

     

     クルマエビを間引きしています!!

【マリン校舎】(栽培系)玄関の水槽をリニューアル!!

9月4日(月)

これまで、職員やお客様を優雅に泳ぐ魚たちがお出迎えしていた玄関水槽ですが、この度リニューアルすることになりました!!

それに向けて、2年栽培系の生徒たちが玄関水槽を頑張って清掃しました。

リニューアルされるまで楽しみにお待ちください!!

 

 

     頑張って水槽の中を掃除しました!!

【マリン校舎】(栽培系)クルマエビ養殖に向けて

令和5年5月16日(火)

3年栽培系では、実習でクルマエビ養殖を行います。クルマエビは夜行性で、昼間は砂に潜る習性があるため、砂の整備はとても重要になります。今日の実習では念入りに砂の整備を行いました。今後水を溜め、6月の稚エビ導入に向けて準備を進めていく予定です。

 

      クルマエビの養殖準備中です!

 

        砂の整備完了しました!!

 

      作業休憩中の一コマです( ´艸`)

【マリン校舎】(栽培系)興味津々!

令和5年5月10日(水)

専門科目「海洋生物」の授業で、サメの同定を行いました。同定とは、何か分からない個体を形態的特徴や生息環境等から判別することを言います。始めに体長や体重等の一般的特徴を計測し図鑑やICTを活用しながら同定に取り組みました。初めての同定に皆興味津々でした!今後授業でこのサメを解剖して、内部形態についても見ていく予定です。

 

 

    

【マリン校舎】(栽培系)こんなこともしちゃいます

令和5年4月28日(金)

栽培系の実習は、飼育・養殖だけではありません。養殖施設の管理も実習の1つ。本日は、生物飼育のために必要な海水を溜めておく貯水槽の掃除をしました。胴長と呼ばれるカッパを着用して、いざ貯水槽へ!中に貯まった砂や生物を綺麗に流しきりました!

これで実習も上手くいくこと間違いなし!?

  

 

 

【マリン校舎】(栽培系)ウニの付加価値向上に向けて

令和5年4月28日(金)

近年よく耳にする「磯焼け」。これは、海洋環境の変化で海藻が急激に減少することを言います。海藻が減少していることで、それを捕食するウニの身入りも悪くなっており、天草でも大きな課題とされています。この課題を解決すべく立ち上がったのが、マリン校舎栽培系!漁業者さんから相談を受け、地元のウニを提供していただき、餌を替えることで実入りや風味・味の変化を観察していきます。今回は初回ということで、最初の成長の様子を確認しました。今後どんな結果が出るのか楽しみです!

 

 

 

【マリン校舎】(栽培系)泳ぐワカメ!

令和5年4月22日(土)

  海洋環境の授業で海藻採集をしました。

 春は海藻の宝庫。アオサやワカメ、イバラノリなどさまざまな海藻を採集することができました。採集した海藻は分類して記録し、押し葉標本として保存します。

 

 下の写真は、採集したワカメの遊走子を観察している様子です。にょろにょろ泳ぐ遊走子を観察することができました。かわいらしいですね!

 

 

 マリン校舎でみられる光景1の関連記事でした。

https://sh.higo.ed.jp/amakusatakushin/blogs/blog_entries/view/98/23f8b3a04590ff200d60e292a9a91a24?frame_id=44

【マリン校舎】(2M栽培・食品)ヒオウギガイ養殖体験教室

令和4年11月21日(月)

地元苓北の冬の特産物「ヒオウギガイ」の養殖体験教室に行って来ました。

貝の選別や磨き等、日頃は経験できない多くの貴重な体験をさせていただきました。

皆さんもぜひ一度、苓北産のヒオウギガイを食べてみてください!

 

 

 

【マリン校舎】(栽培系)これが天草の海だ!

令和4年10月19日(水)

季節も秋に移り変わり朝晩はだいぶ冷えてきましたが・・・栽培系にはそんなの関係なし!

3年栽培系のダイビング実習で天草下田南の海に潜って来ました。

入る前は寒さに少し躊躇しましたが、いざ入ってみればそんなのお構いなし!あまりの綺麗さに興奮が止まりませんでした。

 

 

   

 

【マリン校舎】(栽培系)玄関水槽にクルマエビが仲間入り

令和4年9月8日(木)

職員玄関にある水槽の中に栽培系で育てているクルマエビが新たに仲間入りしました!!

生徒達も「クルマエビが入ってる!!」と興味津々な様子でした(^∇^)

来校された際には、ぜひご覧ください!!

 

 

     クルマエビが砂の中に潜っています

【マリン校舎】(栽培系)マダイ、クルマエビを放流しました

令和4年7月6日(水)

  これまで大切に飼育してきたマダイ、クルマエビを地元の小学生と放流しました。小学生は、マダイやクルマエビの子どもを初めて見たようで興味深く観察していました。

 また、本校生徒もマダイについては卵のころから丹精込めて育ててきたため、無事に放流をすることができたことに対して達成感を感じているようでした。

 「マダイ、クルマエビ!大きくなって、また会う日まで!」とマリン校舎のフグ君とマダイ君が見送りました。

 

 

 

 

 

 

【マリン校舎】(栽培系)マダイをサイズ別に分養しました

令和4年7月4日(月)

 マダイ稚魚を、7月6日(水)に放流するため、サイズ別に分養しました。小さいサイズは放流用に、大きいサイズは今後、卵を得るための親魚にするために大切に育てていきたいと思います。