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2023年12月の記事一覧

【ASⅡ/科学部】第10回サイエンスアカデミー

 本日、本年度2回目のサイエンスアカデミーが行われ、のべ60名の子どもたちが参加して、科学の面白さを体験してくれました。今回、開催した講座は下記の4つです。

①ふわふわ巨大静電気クラゲ!

②カイロを作ろう!

③【検証】ルミノール反応の実験をしてみた!

④ドラえもんもびっくり?くうきほうのしくみ

 空気砲の講座では、空気砲の仕組みや「粘性摩擦」についての説明があった後、子どもたちがグループに分かれて実際に空気砲を作りました。その後、ドライアイスで作った煙を空気砲に入れ、子どもたちが順番に叩いて煙の「輪っか」を作り出していました。叩き方にもコツがあるようで、強くても弱くてもきれいな輪になりません。やっときれいな煙の輪が「発射」されると、子どもたちは輪を捕まえようとしたり、食べてみようと口を開けたり、大興奮の様子でした。最初は丸の形に空いた穴から発射して丸の輪っかが出てきた空気砲。さて、今度は三角やハート、四角の穴の空気砲で実験をします。さて、発射される煙の形はどうなるでしょうか? そして、その形になる理由は何なのでしょうか。答えは、アカデミー参加者に聞いてみてください!

 静電気クラゲの講座では、ストローなどを使った静電気の「じっけんタイム」の後に、どうしてそうなるのかを考える「なぞなぞタイム」、それからメインイベント、「くらげをうかせてみよう」という活動という流れでした。静電気の仕組みの説明では、頭にプラスとマイナスのお面をかぶった高校生たちが劇で静電気の仕組みを説明していました。ストローを使った実験では、ストロー同士をくっつけたり海の生物が描いてあるスポンジを釣ったりと色々な活動があり、子どもたちを飽きさせない工夫がされていました。最後の「くらげ」の実験では子どもたちがカラフルなバルーン用の風船を手に、すずらんテープのくらげを教室中をふわふわと泳がせていました。

 その他、身近な材料を使って「カイロ」を作る講座もありました。講座ではカイロの材料に使われる鉄を粉状にする理由について考えたり、発熱させるためのコツをわかりやすく説明していました。ジッパー付きポリ袋に材料を入れ、袋をしっかり振ってできあがったカイロはちょうどいい温かさ。市販のものに比べて、定期的に袋を開けて酸素を入れないといけないという手間はあるものの、この季節ならではの楽しい講座となりました。また、色々なものを混ぜあわせ、混ざるかどうか試してみる実験を行う講座もありました。材料は、水、ごま油、洗剤、しょうゆ、それからバター。ものによっては混ぜると美味しそうな香りがしてきます。どの講座も子どもたちに分かりやすい説明や実験を工夫し、生徒同士協力しながら無事アカデミーを終了することができました。

 今回で第10回を迎える「サイエンスアカデミー」は小中学生に科学の楽しさを体験してもらうために天草高校で年2回、毎年実施している活動です。来年も多くのみなさんの参加をお待ちしています。

【ASⅡ/科学部】KSH「学びの祭典」/ A big presetation opportunity!

 本日、ASⅡ(2年ASクラス)と科学部の計29名の生徒がグランメッセ熊本で行われたKSH「学びの祭典」に参加しました。まだ暗い朝6時半に学校を出発し、無事8時半頃に会場に降り立った生徒たち。到着後、早速自分達のポスターを貼ったり学校紹介ブースを設営したりと、それぞれの準備を開始しました。

 会場では300以上ものポスターが分野別に並び、また実業系の学校を中心に実習製品の販売や体験などのブースも数多くありました。ステージでは書道や歌などのオープニングセレモニーの他、興味深い研究発表が行われました(午後からはくまモン登場の場面も!)。

 学校や地域の特産品を高校生が発売しているところもありました。ジビエ(鹿肉)を使ったポトフや特産のきくらげ販売、企業とコラボして作った和菓子や実習で作ったウインナーや缶詰など、バラエティー豊かな品揃えで会場はにぎやかな雰囲気でした。また、VR体験やバッジなどの制作体験など、高校生も楽しめるような工夫をしていたブースも多くありました。

 大きな会場でのポスター発表は初めての生徒も多く、最初はお客さんがくるのをただ待っている生徒も多かったのですが、少しずつ、自分から声をかけて発表を聴いてもらったり、聴いている人の顔を見て発表をしたりできるようにになってきました。他校の発表を積極的に聞きに行って質問もできた生徒も多く、今後の研究のヒントを得ることができました。また、発表に関して、ポスターへの工夫の必要性や発表時に実物を見せたり、聴衆の様子を観察しながら臨機応変に発表することの必要性を学んだりと、多くの学びが得られた1日となりました。

    Today, 29 students from AS II and Science Club participated in the KSH "Festival of Learning" held at Grand Messe Kumamoto. The students left the school at early dawn at 6:30 a.m. and arrived around 8:30 a.m.  Then they started preparing by putting up their own posters or setting up a booth to introduce our school.

 There were more than 300 posters, lined up by field of study.  There were many booths selling practical training products, while some others were offering hands-on experience. On the stage, there was an opening ceremony with calligraphy and singing, as well as interesting research presentations (also a Kumamon visit in the afternoon!). 

 Some of the school’s and local specialty products were sold there: A soup using venison, curry with wood ear mushrooms. They all looked so delicious!  There, many other products were sold, such as Japanese sweets made in collaboration with a company, sausages, and canned goods made through practical training.  Many other high schools were making efforts to attract people by offering VR experiences, badge making, and other hands-on activities.

 It was the first time for many of our students to have presentations at such a large venue.  At first, many of them stood still waiting for the audience to arrive, but gradually they were able to speak up and have their presentations heard.  With more and more presentations, they became able to look their audiences in the face during their presentations little by little.  Many students also had a chance to listen to other schools’ presentations and ask questions.  Many of the groups seemed to have gained hints for their future research.  They also learned of the need to improve their posters, to show what they use in their research, and to be flexible in their presentations while observing the audience.  

 

【科学部】九州生徒理科研究発表大会1日目

科学部化石班が九州生徒理科研究発表大会に参加しました。

1日目は開会式の後、研究発表と質疑応答がそれぞれ4分間行われました。

発表は4分ジャストで終了し、伝えたいことを練習通りに発表できました。

続く質疑では苦戦した質問もありましたが、全て答えることができました。

明日は再度質疑が行われます。

宿舎に戻ってからも、ディスカッションを続けて明日に備えていました。

明日も頑張りたいと思います。

【SSH】SSH台湾研修(4日目:日本に向けて)

台湾研修最終日は日本に向かっての移動日となります。

午前3時起床、4時前にホテルを出発しました。現地の運転手さんの御厚意により、ホテルから空港までは豪華車両での移動となりました。

空港に着き、現地ガイドの林(リン)さんに別れを告げ、いよいよ出国です。

林さん本当にお世話になりました。お陰様で大変充実した研修となりました。

日本に着いたらびっくり!雪が降っています。

日本と台湾の気候の違いを強く感じた出来事でした。

4日間の研修と通じて、多くのことを学ぶ機会となりました。

研修実施に際して御尽力いただいた全ての方々、大変お世話になりました。

お陰様で大変充実した研修となりました。

研修に参加した生徒たちは今後の生活の中で、この学びを生かして欲しいと思います。

台湾研修の報告につきましては、3月19日実施予定のARP探究成果発表会にて報告予定です。

お時間がありましたら、是非御覧いただければと思います。