日誌

定時制日誌

令和3年度卒業式

3月5日(土)、麗らかな早春の日和に恵まれ令和3年度第30回卒業式が行われた。卒業生22名は、ひとりずつ呼名され壇上に上がり晴れやかに卒業証書を授与された。

学校長は「愛される存在から愛する存在へとアップデート」し、社会人としての役割を果たす期待を、在校生送辞では、巣立つ先輩の教えを受け継ぐ決意の祝辞が送られた。

 卒業生の村越君は、21歳で湧定に入学するまでの波乱の生い立ちと、在学中、挫けそうな自分を支えてくれた仲間や先生への感謝と、これからの夢を語り、心熱くなる答辞で応えた。最後は全員で保護者席に向かって感謝の言葉と一礼で式場を後にした。

  

  

 

令和3年度 合格体験発表会

 2月4日(金)3,4時間目をつかって進路講演会がありました。

就職、進学の代表者6人の先輩たちから話を聞くことができました。

 先輩たちの話のなかで、職場見学やオープンキャンパスに参加したり、できるだけ早く進路を決めていくこと、自分の強みや武器になるものを持つこと、出席日数の大切さ、面接時の服装や清潔感、言葉使い、できるだけ多くの先生方に面接練習を頼んだほうがよい等、注意すべきことを細かい話を聞くことで大変勉強になったようでした。生徒の感想でも、今日、言われたことを今後に役立てていきたい、また、先輩からの話を忘れずに就活していきたい、などの感想がありました。最後に、生徒からの質問で、進学した場合の学費のことなど、どのようなシステムがあるか、質問がありました。

 

3学年百人一首(12月17日)

 3年生が本日、百人一首を取り組みました。

これで3回目の百人一首大会になりますが、楽しくなごやかに会を進めていくことができました。5チームの総当たり戦をおこない、全勝したところが優勝です。これらの表彰式は年が明けてからです。次回は、1年、2年と続きます。

 

 

性教育講演会

12月21日(火) 性教育講演会が行われました。

  


今回は「安心・安全な関係のために~高校生のあなたに知ってほしい性暴力のこと~」をテーマに、性暴力被害者のためのサポートセンター「ゆあさいどくまもと」より波口恵美子様・上塚直子様にご講話をいただきました。

性暴力の種類やその実態、影響などわかりやすく話をしていただき、生徒たちも真剣に聞いていました。今回得た知識や情報をこれからの生活に役立ててほしいと思います。以下、生徒の感想を一部紹介します。

【生徒の感想より】

  • 親には聞きにくかったり、自分でもあまり調べないことがたくさん学べてよい時間になりました。
  • 正直、性についてはあまり関心や興味がなかったけど、気を付けないといけないことはちゃんとしないといけないなと思いました。
  • 性暴力は知識の有無に限らず、被害者のトラウマになりえるものだとよくわかりました。知識がなかったからで許されることではないので、今回の講演会はとてもためになりました。
  • 自分だけでなくまわりの人のためにも知識を増やしておくべきなんだと思いました。
  • 相手の同意を得ることがとても大事なことだとわかりました。相手の気持ちを尊重しようと思いました。
  • 知っている人が加害者っていうのを聞いてびっくりした。
  • もし、友達から相談されたらすぐに対応したいなと思いました。
  • 境界線の話や真の同意など、気づかないうちに相手に押し付けることがないよう、気を付けようと思います。
  • 被害にあわず、自分で自分の身を守るためには、今回の講演会は大事だと思った。困ったときに相談できるところがあるのは、とてもありがたい。

進路講演会「労働者としての大切な知識」

「労働者としての大切な知識」

 12月14日(火)ジョブカフェ・上益城ブランチ

講師 内野理恵 さま  

 今回は、「労働」についての正しい知識を講演していただきました。現在、約6割以上の生徒がアルバイトをしていますが、「労働」について知ってるつもりでも意外と知らないことばかりで大変勉強になりました。

以下は生徒の感想です(一部)

・今日の講演を聞いて、自分が過去にしてきたことは間違いだったことを知りました。検定のある日にバイトに出てほしいと頼まれ、断りきれず自分の検定を受けられなかったことがありました。学業を優先しなくてはならないことを学びました。

・講演の途中にクイズ形式になっていて、自分で考えることが刺激になりました。

・給与明細をもらったことがないので、今度聞いてみようと思います。

・「労働」について知らないと損をして、正しい知識をもっている人が得をします。今回は良い経験になりました。

 

 

芸術鑑賞(11月11日)

芸術鑑賞会が行われました。

2021年11月11日(木)に芸術鑑賞会が行われ、ピアノ、箏、フラメンコのユニット「TRINITY」の素晴らしいパフォーマンスを堪能しました。

本校では、コロナ禍のため、2年振りの生の舞台鑑賞でしたが、生徒達は、迫力に満ちた「本物」の舞台に、手拍子を取りながら大いに楽しんでいました。

生徒の感想の一部を紹介します。

 

・初めて見たフラメンコだったので、すごく迫力がありました。指の先まできれいで、道具の使い方も美しかったです。ピアノ、琴、フラメンコという生まれた国の全く違うこの3つがステージ上で一つになっているのを見て、感動しました。(1年)

・お琴の体験をしたからこそ分かるのですが、糸がふるえている時に爪が当たるとヘンな音がなってしまうので、雑音を鳴らさず演奏するのは大変だった。やはりプロはひと味もふた味も、十味ぐらい違うと思わされました!!(2年)

・フラメンコの大きな動きや指先まできれいな動作に目がひかれました。琴の演奏はイメージと違い、優雅さと弾むような楽しい演奏でした。(3年)

・3人の方の手や指の動きが繊細だけどダイナミックで、美しくてすごいと思いました。フラメンコのダンスが、まるでお店で周りに人が見えそうなほどアクティブに動いていて、空間の使い方がすごいなと思いました。視覚も聴覚も満たされていくような素晴らしいステージを本当にありがとうございました。(4年)

 

 

3年研修旅行

研修旅行を終えて 【世界遺産「万田坑」と「グリーンランド」】

 日本の幕末から昭和にかけて、日本の産業革命を支え,近代日本の礎を築いた石炭は、熊本県荒尾市と、福岡県大牟田にまたがって隆盛を極めた「三池炭坑」。その中心的な存在が明治時代に技術の粋を集めて建造されたのが「万田坑」でした。1800年代の終わりから1900年代初めにかけて、設備や機械も充実され採炭は最盛期を迎えて、日本の産業振興を支えました。当時は3000人から3500人ほどの労働者にあふれ、一度に1000人くらい入るお風呂まで完備されていたようで、昼夜を問わず3交代制で操業がされていたほどでした。当時使用されていた直径24ミリのワイヤーが幾重にも巻かれてあり迫力がありました。世界のエネルギーが石炭から石油に移行し、124年余の歴史に幕を下ろし、1997年万田坑は閉山となります。地下には10億トンの石炭がありましたが、採掘したのは3億トン。まだ地下には眠っています。

 グリーンランドでは、集合時間を16時まで延長し、集合時間ギリギリまで遊んでいました。当初は、福岡県の竈神社(かまど神社)や長崎県「軍艦島クルーズ」のはいった旅程でしたが、今回は県内の日帰り旅行となりました。1日だけでしたが、歴史学習とアトラクションとたわむれた有意義な時間となりました。他の先生方にもご協力いただきお礼申し上げます。

 

 

 

 

後期始業式

 

 

 

 

 

 本校は前期後期の2期制で9月30日(木)に前期が終了し、10月1日(金)~4日(月)までの4日間を秋休みとしていました。そして、10月5日(火)は後期始業式となりました。蔓延防止等重点措置を受け、9月は全校生徒が集まることができませんでしたので、久しぶりの集合です。

 まず前期に行われていた生活体験作文発表会の表彰式から始まり、6名の生徒が表彰を受けました。次に打越校長先生より後期からの学校生活の過ごし方についてお話がありました。在校生のみなさんは、いずれ社会人になる、その時に慌てることがないよう、当たり前のことを当たり前に行うだけでなく、さらに自分ができることを伸ばしていってください、とお話しされました。後半戦もしっかり学習に励んで、自分のスキルをどんどん伸ばしていきましょう。

夏季休業前生徒集会

7月21日(水)に夏季休業前生徒集会が行われました。初めにのべ16名の生徒が4月から7月までに行われた電卓検定やビジネス文書検定等、各資格検定試験に対する取得者紹介がありました。次に、副校長先生より「一生懸命にやったことや向き合ったことは多くのことを学ぶことができる。明日から始まる夏休み期間にしっかりとそれぞれ取り組んでほしい」とお話がありました。生徒の皆さん、夏休み期間も健康や交通事故等に気を付けて、夏休み明けに元気にお会いしましょう!