定時制日誌
熊本県定時制通信制文化大会 頑張った生徒たち!
去る10月12日、県立劇場演劇ホールにおいて熊本県高等学校定時制通信制文化大会が開催された。主管校として2年目、本校生徒たちが各部署において多いに頑張り、持てる力をあますところなく発揮してくれた。
オープニングでは、太鼓部が「鼓響」を演奏し、部員たち一人一人がすばらしいバチさばきを披露してくれた。各方面からお褒めと励ましの言葉をかけていただいた。
続いての生活体験作文発表の部においては、各校代表9人のなかで、本校代表の大久保さんが堂々と心に伝わる態度・内容で発表し、熊本県代表を獲得した。
演劇ホール前のホワイエでは、美術の授業で作成した染物が展示され、ランチタイムショップでは情報処理コース1年生が販売実習を行った。
午後のステージ発表においては、約1か月の練習の成果が発揮されたすばらしいパフォーマンスとなった。しの笛・琴の「千本桜」の演奏にあわせ、書と絵を大胆に描いていくというステージと観客とが一体になった時間であった。
アトラクションは、シンガーソングライターの関島秀樹さんのステージで、心温まる話術と歌で会場は聞きいっていた。
主管校として、生徒会役員が進行をすべて担当し、台風接近で変更が多々あった中でも臨機応変に対応し、すばらしい活躍であった。
保護者の方々も応援にかけつけていただき心より感謝いたします。
今後は、11月7日(金)の第7回湧定祭に向けて職員・生徒一丸となって取り組みを開始します。
「皆既月食」を鑑賞しました!!
満月が地球の影に入り、暗くなる皆既月食が8日夕刻より始まった。日本全国で起きるのは、2011年12月10日以来だそうで、本校でも早くから望遠鏡を準備し、理科の授業で「皆既月食の鑑賞」をした。
最初は素晴らしい月でした。
本校から見えた皆既月食の写真を掲載します。
・左下から徐々に影に入ります。(影の部分は赤く見えます)
・影に入ってしまって1時間くらい経つと、満月の左側から少しずつ明るくなり、
元の満月の戻りました。
後期始業式
平成26年10月6日(月)、後期始業式が行われました。
学校長より次のように訓話がありました。
昨年の定通文化大会での生活体験発表では、「大きな思いを持って苦労を何とか乗り切った人」、「まだ、もがいている人」達が、自分たちのきつい所をさらけ出してくれました。 生きるとは楽しいことばかりではありません。しかし、過去が全てでないと同じように今も全てではありません。必ず未来があります。一日一日を大事に過ごしてほしい。 今年も主管校としてもてなす側です。「周りをみる、一人一人を注意深く見る、気にかけて立ち居振る舞いをする」ということが大人になるための一つの行為です。大人と子どもの違いは、自分のことだけでなく、人のために優しくできるということです。文化大会をとおして少し大人になってほしいと思います。また11月には湧定祭があります。行事に積極的に参加して楽しくて有意義な後期にしてほしい。 それから、授業に少し身を入れてほしいと思います。高校生の仕事は勉強です。それをおろそかにしてはダメです。今ここにいる君たちが中心になって良い空気を作ってください。後期に期待しています。 |
その後、校歌斉唱、閉式となりました。
閉式後は、各係からの連絡があり、平成26年度後期がスタートしました。
職員による草取り作業をやりました!
10月3日(金)に、正門周りの草取りを職員で実施しました。昨夜の大雨がうそのような快晴!お日様に守られながら、久しぶりにたっぷりの汗をかきました。芝ザクラの中に生えた雑草を1本ずつ丁寧にとり、石垣の雑草もきれいに取りました。
この春には、正門周りの「芝ザクラ」も私たちの目を楽しませてくれることでしょう。
にがお絵講座開講
定時制は、10月1日~4日まで秋季休業です。その間生徒の登校はありませんが10月12日(日)開催の県文化大会ステージ発表指導や後期に向けてのそれぞれの研修で、時間はアッという間に過ぎてしまいます。
10月1日~2日に今年度第2回目の「にがお絵講座」が開講されました。
フリーソフトを活用しての講座です。前回は顔の部分の作成に時間がかかりましたので、今回はその続きです。前回描いた顔に身体を描き、洋服を着せました。それぞれが個性あふれる作品が完成しました。この作品は、11月7日(金)に開催される「湧定祭」で展示されます。ぜひ御覧ください。
前期終業式から秋季休業へ
平成26年9月30日は、掃除・HRの後、体育館に全員が集合して、前期終業式が行われました。学校長より、16歳はもう大人です。授業やいろいろな場面で今、自分は何をすべきか判断できる力をつけて欲しい。明日から5日間の秋休みは、そのことを考える時間にして欲しい。また、御嶽山の噴火の話題で、携帯やスマホで撮影をしていた人がいたが、非常時の時は、まず安全な所に避難してください。その後に状況を見て、自分ができることをしてください。といった訓話がありました。
その後、全員で校歌斉唱をして閉式となりました。
閉式後は、各係からの連絡があり、平成26年度前期を無事終了し、明日からの秋季休業となります。
10月6日の後期始業式には、元気な生徒たちに会えるのを楽しみにしています。
本校に勤務されている先生が県美展で入賞しました。
第69回県美展
工芸部門 協会賞
中村友麻(なかむら ゆあさ)先生
黒柿拭漆象嵌箱(くろがきうるしぞうがんばこ) 素材 黒柿・黒檀・象牙・銀
この作品は「黒柿」という柿の木の中でもとても希少なものを使っています。墨のような濃淡が出るのが特徴です。成形後、木を磨いて傷を無くし、塗装として漆を薄く塗り何層も重ねることで木の木目を生かす技法を取り入れています。少しでも工芸に興味を持っていただけたら嬉しいです。
洋画部門 入選
西田真理(にしだ まり)先生
タイトル:《Drop》 サイズ:F100号 素材:油彩、キャンバス
いつも「水」をモチーフに作品を描いています。今回の作品はコップに落ちる水がそこから溢れ出し、落ちる様子を水滴やしぶきといった自分なりのかたちと色で表現してみました。
素晴らしいセンスをもった先生方に芸術を学べるって幸せですね。
第7回湧定祭出発式
平成26年9月26日(金)2限目
湧定祭は、11月7日(金)に開催されます。その出発式が生徒会主催で行われました。第7回目に向けていよいよ始動開始です!
まず、生徒会より次のようなあいさつがありました。
「湧定祭は今年で7回目を迎えます。湧定祭の1回目は、校内文化発表会としてスタートしました。当時の生徒会役員の先輩達が、自分たちの手で「湧定にきて良かった」という行事を自分たちでやりたいと提案し、先生方と議論を重ねる中で開催となりました。今まで行っていなかった行事を一から企画していかなければならないということで、毎日遅くまで残り、意見を出し合い、時には衝突しながらも企画・準備を行い無事に成功を収めました。そうして、今年で7回目となります。
今年テーマを発表します。
「ありのままの姿で On your mark ready go!」です。このテーマは生徒会で様々な意見を出し合い、今年度らしいテーマと考えて決めました。
On your mark ready go!とは、みんな準備はいいかい? さぁ、行くぞ~~!!という意味です。
みんなで湧定祭を盛り上げましょう!!
続いて、今までの湧定祭の内容を抜粋したDVDを見て、大まかな雰囲気をつかんでもらい、ステージ部門・展示、バザー部門より内容の説明と諸注意が行われました。
閉会後は、各HRに入り、クラスの出し物の話し合いを行いました。
トライアングル編集会議
平成26年9月25日(木)18:30~21:30
振興会役員13名の参加で、まず、湧定祭へ展示する「竹あかり」を製作しました。ドリルで竹に各自素敵なデザインで穴を空けていきます。とても個性豊かな作品ができました。
つづいて、生徒達と一緒に体育館で実施された「薬物乱用防止教育(タバコの害)講演会」に参加しました。
講師は「たかの呼吸器科内科クリニック」院長の高野義久先生です。
「『次の自分』について考えてみよう」のタイトルで、タバコ1本の煙を水にとかしたものや20本分のニコチンを回覧し、生徒の中には気分が悪くなる生徒もでたほど衝撃的な講演会の始まりでした。とてもわかりやすくお話していただき、心に残る講演会でした。
その後、会議室にうつり、まず、スマートフォン・携帯電話利用によるトラブルに巻き込まれないために、振興会(保護者会)のルールを設定しました。
①自分や知り合いの情報を載せない
②他人の悪口を載せない
③知らない人の誘いにのらない
このルールについて、保護者と生徒で、よく話し合いましょう。
次は、トライアングル第64号の内容検討と、10月12日(日)に開催される熊本県定時制通信制文化大会や11月29日(土)に開催される定時制・通信制の灯を消すな!県民集会の参加者決めなどを行い閉会しました。
前期卒業式が挙行されました
前期と後期で分割しての単位認定が可能となり、前期末で卒業単位を満たした
2人の生徒が卒業式を迎えました。
卒業式・写真撮影の後、生徒会と職員で、卒業を祝う会が催されました。
先生方や、後輩からの励ましの言葉や、卒業生の思いが語られ、とても良い
思い出に残る会となりました。
卒業生の、お二人に、幸多かれと祈ります。