定時制日誌
さあ新年度の開始です
4月1日、転任の先生もみえ、会議漬けの一日です。
正門横の石垣花壇には芝桜、桜の木も満開、玄関前のチューリップも新年度の開始を祝ってくれています。
教室棟の外壁工事が完了しました
長い期間かけて教室棟の外壁を綺麗にする工事が行われていました。
その間、足場が組まれ、防塵ネットが張られて、なんとなくうっとうしい感じでしたが、このほど工事が終わり、綺麗になった外壁が姿を見せました。
これまでには無かったブルーのラインが、アクセントになって、ちょっといい感じ!
定時制は夜なので、あまり目立ちませんが、薄暮の頃には、綺麗になったなと実感します。
芝桜が咲き始めました
このところ、日増しに暖かさを感じられるようになってきました。
正門前の花壇には、芝桜がちらほらと花をつけ始めました。
桜の花もやがて咲くことでしょう。
学校は年度末に向かっています。
「水前寺界隈水前寺を語り合おう!」に参加してきました!
3月14日(土)正午より、新水前寺にぎわせ隊主催で「水前寺界隈水前寺を語り合おう!」が開催されました。これは、水前寺成趣園を中心とした水前寺地区の活性化について若い世代からの意見やアイデアを得たいと高校へも呼びかけがあり、国府、熊商、それに本校の生徒会役員3名が出席しました。
まず、水前寺活性化プロジェクト代表の長野さんの案内で、水前寺成趣園を散策、歴史と景観のすばらしさを体感しました。その後、場所を「玄宅寺」に移し講演会やグループミーティングが行われました。本校2名の生徒は、和服姿で参加し、水前寺成趣園に溶け込み注目を浴びていました。
講演会では、「水前寺地区活性化のための一提案」で東海大学経営学部観光ビジネス科の新田准教授が、地元参加型で活性化対策に取り組んでいる山鹿を紹介、体験型ツアーなどでリピート率を高めるてはどうかとの講演をされました。
その後2グループに分かれ、「水前寺成趣園の活性化」「水前寺地区を副都市化させるには」で討論、未来指向の意見が多く飛び交いました。
最後は、水前寺成趣園の売りは「水」であることを根底に、歴史と景観を大事にしながら、地元に元気を呼び、多くの観光客を呼び、世界の「水前寺成趣園」になるよう取り組みを継続することを確認し、閉会しました。
参加生徒の感想
○紹介や繋がりがなくては入ることのできない輪に入り、たくさんの高校生や大人の方と自分の意見を交えて話すことができて、とても刺激を受けました。営業をされている大人の方々の意見は、見ているものや見据えている景色が自分とはレベルが違い、感心する事ばかりで、「自分のみている世界は小さいな」と痛感しました。
今回参加させて頂いた事で得た知識やにぎわせ隊の方々との関係を大切にし、今後もっと湧定をはじめとする水前寺界隈を発展させるために、自分にできることを見直し取り組んでいきたいと強く思いました!若い者は若い者のやり方で地域に貢献していけたら幸いです。とてもいい経験をさせて頂きました。たくさん学ぶことがあったので、これを湧定に取り入れてもっと楽しい学校にして行きたいです。ありがとうございました。
○散策で水前寺公園について色々知ったり、年齢や所属団体が違う方とグループミーティングで色々な視点から話を伺ったりして、とてもためになりました。短い時間でのディスカッション、発表など貴重な経験でした。今回の経験を今後何かあった時に是非活かしたいと思いました。
○やはり、起業している人は違う。自分の考えの甘さに気づかされました。今から頑張って力をつけていきたいと思いました。
祝 卒業式
午後1時より、本校体育館で卒業証書授与式が挙行されました。
卒業生29名が厳粛な中、来賓、保護者、在校生に祝福され巣立っていきました。
式では、一人一人が名前を呼ばれ、登壇し、校長より卒業証書を授与され、喜びを全身から漂わせて胸を張って降壇していきました。
送辞では、在校生を代表して3年生が、「先輩方と一緒に部活やいろいろな事に取り組めたこと、それも先輩方から一生懸命に教えていただいたことに感謝し、先輩方から引き継いだ湧定魂をしっかりと受け取り、次に繫いで行くことを約束します。先輩方がそれぞれの場で大輪の花を咲かされるようエールを送ります。」と感謝を述べました。
答辞では、卒業生総代が、「高校生活を続けられるか不安であったが、周りの仲間たちの思いやりや先生方との関わりで、多くの行事に取り組むことができ本日の卒業を迎えることができたことに感謝します。また、あまり人の前にでることが苦手であった自分自身の性格も、高校生活を過ごすうちに積極的になり、とても、すばらしい高校生活でした。今まで心配や苦労をかけたおかあさんに『ありがとう』をいいたい。学校・仲間・家族への感謝、そして本校の益々の発展を願います。」と高校生活の全てに感謝すると答えました。
式後は、同窓会入会式、保護者からの謝辞をいただき、卒業生は堂々と退場し、各HRで担任との最後の時間を過ごしていきました。
卒業式前のサプライズ!
3月7日(土)12時30分、卒業生が控える小体育館に自転車の鈴の音が聞こえました。トタン屋根のケーキやさん「ア・ラモート」さんの登場です。
新本さんは、昨年2月、進路講演会で講演をいただきましたが、その時に、「卒業式にはケーキを卒業生全員にプレゼントする」と話されました。その約束を果たされるために、お忙しいなかに、お祝いにかけつけてくださったのです。
卒業生もびっくり!新本さんから、お祝いの言葉までいただき、感謝し、卒業式に臨みました。
発見! ひな人形
ひな祭りも近づいてきました。
給食室で2つひな人形を発見しました。
給食の先生がもってこられた
のですかと聞いたら、
「そうよ、かわいいでしょ!」
季節感を大切にされてますね。
理科の授業で炎色反応の実験をしたよ
平成27年2月26日「科学と人間生活」の授業で「炎色反応」の実験を行いました。
←実験道具 6種類の元素を含む溶液をそれぞれ炎の中にかざし、どの元素が含まれているか生徒が考えました。 | |
炎の色の変化を観察しやすくするため教室の電気を少し落として実験を行いました。 | |
炎の色は溶液に入っている元素の種類によって変わります。 | |
例えば銅が含まれている溶液では青緑色に見えます。 |
生徒の感想
・幻想的で楽しかった。
・似ていて分かりづらい色もあったがきれいだった。
・色がきれいで実際に花火をしているようだった。
理科の実験で亜鉛メッキをしたよ
2月24日2限 「科学と人間生活」の授業で亜鉛メッキをする実験をしました。
実験の手順を紹介します。
①硫酸銅水溶液に銀板を入れても変化はありませんが・・ | ②亜鉛板を入れると表面が黒ずんできました。 | ③しばらく整置し表面をはぎとり、引き延ばすと・・ |
④銅の光沢が見えます。硫酸銅の中の銅が金属に戻りました。これは・・ | ⑤金属に溶けやすさの順番があるからです。 | |
⑥亜鉛粉を水酸化ナトリウムと混ぜ、加熱したら、銅板を入れ、しばらく加熱したものを取り出し、水で洗うと、銅色の板が銀色になり、少し厚みが増していました。 | ⑦さらに、それをあぶる程度に加熱すると…。銀色の銅板が、一瞬で金色に変化!!すくに水で冷やします。 | ⑧できたものを真鍮といいます。 まるで本物の金のようにみえますが、、 |
⑨合金メッキである証拠に、ピンセットで削ってみると元の銅の色が出てきました。 | ※拡大図 |
生徒の感想
・うまくメッキができて良かった。
・メッキの金色がきれいでびっくりした。
熊本城マラソンを走られた先生にインタビューしてきました
記者:熊本城マラソン、走るって噂でしたが、走ったんですか。
先生:もちろん、走りましたよ。
記者:それにしては、足が痛そうに見えませんが…。
先生:やせがまんですよ。や・せ・が・ま・ん!
記者:それにしても、よく走りますね。
先生:実は第1回目から走っています。第1回目は初めてだからと友達に誘われて、完全にお祭り気分で参加を決めました。
記者:以前から走る経験はあったのですか。
先生:フルマラソンなんていうのは全く初めてでした。お楽しみのイベントで、2Km、駅伝などに参加したことはありますが、せいぜい5Kmが最長でした。
記者:学生時代は、陸上部だったとか?
先生:いえいえ、中学校時代は弓道部(珍しいですけど)、高校時代は茶道部でした。
記者:いやぁ、よく走ろうと思ったな、走ろうと思えるなというのが正直なところですが…。
先生:最初は、本当に誘われてお祭り気分。1回目は6時間弱、2回目は5時間弱、3回目は抽選漏れでボランティア活動に参加、4回目、今回ですけど4時間半弱。だんだんとタイムが更新されていくと欲が出てきて、何か、やめ際が不明になってきたなという感じです。
記者:トレーニングはどんなふうにしていますか。
先生:1回目は初めてということもあって、20Kmを走るなど無理な練習をして足を痛めて困りました。その経験から、短い時間でいいから、毎日コツコツと積み重ねるのが大事かなと思ってやっています。時間的には普段は20~30分、時間が取れる時には夜1時間ほど走ることもあります。
記者:お金まで出して、苦しい思いをして、走ろうとするのは、それだけ熊本城マラソンに魅力があるってことですかね。
先生:色んなことに首を突っ込み、積極的に活動してきたので、周りから「走るのが好きな人」と見られていたり、「走るんでしょ?」といわれたりしてます。でも、そのことで、人の輪が広がるという一面はあります。熊本城マラソンは応援もすごくて、励まされる、力をもらえます。今年は暖かかったので、早い段階できつくなって、もう歩こうか、リタイヤしようかと思うことが何度もあったのですが、28Km地点で知り合いの応援があり、37.5Km地点でも生徒が応援してくれたりして、もう少し頑張らなくっちゃと、応援が力になりました。魅力といえば応援と景色ですかね。
記者:今年の順位は教えていただけますか。
先生:女子の登録者約2400人中240位そこそこでした。
記者:前10%ですね。すごいですね。今日は貴重な時間を割いていただき大変ありがとうございました。
話をうかがっていると、積極的に活動する気持ちで普段からいろんなことに取り組んでおられることが、走る環境を普通に作っているんだなと感じました。でも、やっぱり、走るのが好きなんですね。記者には絶対できないなと思いながら失礼しました。
※イラストは先生本人が描かれたものを使わせていただきました。
※途中の写真は、これまで先生が獲得された完走の記念品です。