定時制日誌

進路指導部通信 ボルダリング 12月号

進学用調査書の様式(ひな型)が変わります

 ニュースで話題になっている新入学制度について、色々と延期になっているものもありますが、次年度から確実に変わるものとして「調査書」があります。それぞれの学年で記入する項目の数が変わります。

<今年まで(3項目)>
(1)学習における特徴、行動の特徴、特技等
(2)部活動、ボランティア活動、取得資格、検定等
(3)その他
<次年度から(6項目)>
(1)学習における特徴等     
(2)行動の特徴、特技等
(3)部活動、ボランティア活動、留学等 (注)具体的な取組内容、期間等
(4)取得資格、検定等         (注)資格・検定の内容、取得スコア
(5)表彰・顕彰等の記録
(6)その他

 記入するスペースについては、今年までもそして次年度からも同じです。違いとしては、次年度から項目1つ1つをしっかり書き込むことになることです。さらに大学や専門学校で学びたい分野については、特に書きたいことがある場合、+αでA4サイズ1枚分の追加をすることができます。特に進学を考えている生徒は、上記の6項目を意識して校内外の活動を行ってみては如何でしょうか。
 

社会人としてのマナーを身につける

 湧心館高等学校定時制では「社会人として望ましい挨拶やマナーを身につける」と言うことを、定時制全体で取り組んでいます。先生方と廊下ですれ違ったときに、会釈(えしゃく)や挨拶をきちんと行っていますか。これから年末年始にかけて色々な人と会う機会が増えてくると思います。是非自分から、はきはきとした口調で挨拶する習慣を付けましょう。生徒の皆さんが、元気よく挨拶してくれることを期待しています。

「和」同好会の活動

令和元年12月18日水曜日、午後4時頃、本校周辺の学校や施設に対し、「和」同好会の活動で作成した「折り紙作品」を進呈した。作品内容は、2020年のカレンダーが表記された色紙に、折り紙で作った『祝い鶴』と『干支ねずみ』を貼り付けた『干支飾りカレンダー』と、三匹の白ねずみを飾り台に並べた『福ねずみ』である。本校の「湧定祭」で展示した作品の中から、介護老人保健施設「湧心苑」・出水南小学校及び熊本支援学校に気に入ってもらえる作品として選んだものである。「今回は、可愛いねずみの作品ですね、飾らせて頂きます。」と言って笑顔で受け取ってもらえた。直接持参した生徒の顔にも、自然と微笑みがあふれ、自分たちの活動に対する満足感が表れていた。

「湧定祭」

12月12日(木)に、第12回湧定祭が開催されました。生徒だけでなく、多くの保護者の方や地域の方々の来場もあり、大いに賑わいました。オープニングでの太鼓部による演奏では、見ていた全ての人々に力強い太鼓の響きが伝わり、感動的な時間を共有することができました。その後のステージ部門では、保健委員のDVD上映やダンス同好会によるダンスメドレー、音楽の授業選択者と先生によるバンド演奏があり、会場からはたくさんの拍手がありました。またバザー部門では、アクセサリー等の販売のほか、パンケーキ・お団子・からあげ・チーズハットク・アメリカンドッグ・タピオカ・クッキー等の販売の他にも、振興会役員の方々が作られた豚汁もあり、どれも美味しいものばかりでした。その他、展示コーナーでは、同好会等の活動報告や作品展示もあり、多くの方々に興味関心を持って頂けたようです。更に今回は校内装飾を工夫し、どの部門もコーナーも見栄えのする内容を準備して来場される方々をお迎えしました。これら一つ一つの積み重ねによる湧定祭を通じて、本校の生徒の思いを、多くの方々に伝えることができたと思います。生徒のみなさん、本当にお疲れ様でした。

 

レイクサイド繁栄会「謝恩祭」太鼓部

 12月8日(日)、本校の駐車場でレイクサイドのお祭りが行われ、開会式の前に太鼓部の演奏が行われました。朝の気温は1度でしたが、早朝に全員集まり練習をし本番に備えました。演奏曲は「若武者」「舞湧伝」の2曲。開会式の時間は美しい青空で、生徒たちも精一杯叩いて会場を盛り上げました。(文責 森川)

     

進路部通信「ボルダリング」

「300字で自分のことを相手に伝える」                     (文責 髙田)

現在の進路状況ついて、9〜10月に就職や専門学校進学の試験を行った生徒の結果が出ており、現在は大学入試が本格化しています。

そのような中、苦労しているなと感じたことは「自分の志望動機(理由)を紙に書いて、会社や学校に伝える」ことでした。どの受験生も、何を書くべきかでつまずいていたり、文章としてつじつまが合うように先生方から指摘を受けたりしていました。例えば、就職試験の「志望の動機」欄には、約300字書きます。300文字をただうめた文章では相手(会社の方)にしっかりと読んでいただけません。自分ならではの内容で、より具体的に、そして自分の思いを込めた字で直接紙に書きます。

では試験にあたって、約300字をしっかりとした内容でかつ丁寧な字で書けるよう普段からできることは何でしょうか。私は「講演会の感想文をしっかり書く」ことだと思います。

例えば、6月に行われた進路講演会のことを思い出してみましょう。みなさんには、講演の内容についてメモを取るようお願いしました。多くの人は自分が気になったフレーズなどをメモに書き留め、メモをもとに感想を書きました。また、ある人は自分が書きたいフレーズをいくつか挙げて、それを文章としてまとめている様子もみられました。講演会の感想文を書くときに、

・以前(話を聴くまで)の自分はどうだったのか

・講演会の中でこの言葉が心に残ったのか

・これからの生活でどうしていきたいか

・最後の行まで丁寧な字で書いたか

といった点に気をつけて感想文を書いてみてはどうでしょうか。

 

 「就業体験(インターンシップ)についてのお知らせ」

 みなさんの中には、アルバイトをとおして「働くことの大切さ」を実感している人もいるかと思います。しかし、必ずしも将来就きたい仕事をアルバイトではやっていないのかもしれません。そういった人に「就業体験(インターンシップ)」があります。4年生になると就職試験の関係で実施ができません。そのため、定時制では2~3年生に対して5月に調査を行っています。

 今回、県内の企業でどこがインターンシップを受け入れているかをまとめたデータベースのサイトができあがりました。卒業後を見据え、スマートフォンで調べてみましょう。

熊本県事業所情報検索データベース(http://intern.higo.ed.jp/)