定時制日誌

人権教育講演会

人権教育講演会  講師 ()ミナコレ代表取締役 吉永利夫 氏

水俣病公式発見から60年目の今年、熊本県が実施している「水俣病と水俣病の教訓を伝える学校訪問事業」により、水俣病問題に関する講演会を実施しました。講師は熊本県環境衛生部水俣病保健課の久多見長久(くたみたけひさ)さん、株式会社ミナコレ代表取締役の吉永利夫(よしながとしお)さんです。水俣病は「日本における公害の原点」であり、健康被害だけではなく「いわれのない偏見や差別の問題」を生じさせました。お二人の話から、水俣病について理解を深めるとともに前を向いている水俣の人々の姿を垣間見たように思います。


 

  

数学研究授業

公開授業期間中の12月15日(木)の4限に行われた、数学科の研究授業(丑上 洋先生)を参観しました。高校時代以来久しぶりの数学の授業、それも「数学Ⅱ」の三角関数「加法定理」!少々緊張して教室に入りました。

先生の説明は、ICTの活用により黒板に表示した図形を様々に変化させながらの行うもので大変分かり易く、生徒たちが頷きながら聞いていた姿が印象的でした。その後、生徒たちが問題に取り組みました。自らの考えを深める試みとして、近くの友人と相談OKで挑戦しますが、「ここはどうするの?」「こうすれば」などの会話はいつもより少なめとのことで、先生も巡視しながら助言されました。最後は今日の振り返りをして終了しました。

丑上先生からは、今日は少し難しい単元だったかもしれないが、アクティブ・ラーニングの視点を取り入れた授業改善を今後も目指していきたいとの感想をいただきました。生徒が自らの考えを深めるための様々な手法については、これからも職員間で試行錯誤が続けながら研究していくことになります。丑上先生及び参観いただいた先生方、大変お疲れ様でした。

   

  

薬物乱用防止講演会

薬物乱用防止講演

今回の講師は熊本刑務所において受刑者に薬物依存離脱指導をはじめとする改善更生に向けた指導に当たっておられる熊本刑務所企画部門教育 教育専門官の髙根 学氏に講演を依頼しました。

 一度でも薬物に手を染めてしまった人の身体面や精神状態がどのような状況になるのかを、日々指導されている様子を交えながらわかり易く話していただきました。これまであまり知られていない世界の話を生徒たちは真剣に聞いていました。
   

避難訓練

抜き打ちで行った避難訓練!! 

緊急地震速報から火災。机の下に隠れ、先生の指示に従い速やかに体育館に避難する生徒。 

消防署の方々のお話も皆、静かに聞いていました。 

地震の怖さを知った生徒達、もしもの時のために、いつになく真剣な姿がみられました。 

   
   
  

交通安全講話


交通安全講話講師 
                               熊本東署  山本健一 氏

 今回、自転車を中心に話しをしていただいた。自転車の五原則に書かれているように正しい自転車の乗り方や、自転車は車道の左側を通るといっても危険なときは積極的に歩道を行くようにとのお話もあった。車と違い、自転車や原付バイクは体がむき出し状態であるので危険度は高くなる。そのためにも、交通ルールを守り、普段から危険予測も心がけて運転をしてほしいとのお話があった。これは二輪に限らず車でも同じこと。そして、車の運転手の目線も考えていくことも大切であると言われた。

また、最後に交通事故の現場でのお話で、車の後部座席にいた方が、後ろの窓を突きやぶり20メートルほど先に飛ばされて亡くなられた方の話をされた。シートベルトをしていてもシートを倒していたため、体がベルトから抜けていったものだったらしい。

現場の惨状が目に見えるようだった。

 講話のあと、交通用具点検を実施した。

【生徒の感想】

○自転車に乗っているとき、車の側の不注意でぶつかってしまったが自分も気を付けておけば避けることができた。車道を自転車で通るときは、あまりスピードを出さずに注意して同じ事故を繰り返さないようにしたい。

○たまに無灯火で自転車に乗るときがあったので、必ず電気をつけようと思った。

○いつも自転車を利用しているが、車の側からの事も知ることができて良かった。

○山本さんの言葉で「今日の帰りに事故にあうか、だまされたと思って安全運転をして長く生きるのか」が、とても分かりやすい言葉だった。一人ひとりの意識を高めることで地域全体の安全が保たれる、これに尽きると思った。etc・・


 
 

 


 

 

 

食育講演会

食育講演会  講師  梅本信一郎 氏

11月25日金曜日の3・4限目に「食の大切さから学ぶもの」というテーマで食育講演会を行いました。講師は25年前に本校定時制(夜間部)を卒業された先輩で、DINING  OCEAN’s SEVEN のシェフをされている梅本信一郎さん。梅本さんを始め、OCEAN’s SEVENのみなさんは熊本地震の際、店を開けられない状況の中、仕入れていた食材を無駄にしないため、地震の翌日から炊き出しのボランティアをはじめられました。その炊き出し先として避難所となった本校にも来てくださったご縁があり、今回お招きしました。地震の被災状況や、普段食べるものがどのように下処理をされて私たちの手に届くか(仕込みの内容)、また、炊き出しの時にどのような思いで頑張ったかなど、写真や質疑応答を交えてお話しくださいました。食が支えているのは私たちの命であり、人と人との繋がりであること、また、本校卒業生として定時制で学ぶことに誇りを持ち、必ず卒業して欲しいという先輩としての熱い思いも伝えてくださいました。

 
 
【生徒の感想】
 
・地震の時に食事がままならなかった時を思い出し、当たり前を当 
  たり前と思わず感謝したい。
 

・地震の際、自分と同じ世代のボランティアを見て勇気を持てるようになって自分が変わった。

・食事は環境が大事。親が作ってくれ、家族で食べる食事が一番美味しい。

・頑張って卒業しようと思った。

などの感想がありました。

熊本県がんばる高校生表彰!

熊本県がんばる高校生表彰!

 去る11月18日(金)に、熊本テルサにて、熊本県の「平成28年度がんばる高校生」の表彰式が行われました。本校からは、4年次生のFさんが受賞し、蒲島知事から表彰を受けました。

 この湧定での4年間における、学習、部活動、生徒会活動など多方面にわたる「がんばり」に対しての受賞です。

 この表彰が、残された湧定生活、その後の社会人としての生活に活かされ、充実した豊かな人生になることを祈ります。

 おめでとうございました。


  
 

 

平成29年度生徒会役員選挙実施!

平成29年度生徒会役員選挙実施!

 11月18日(金)に、平成29年度生徒会役員選挙が実施された。

生徒会長、副会長、書記、体育委員長、文化委員長、保健委員長、各学年常任委員の各立候補者14名が立会演説を行った。

「みんなの意見や声を収集して、みんなの湧定にしたい。生徒会役員になり、自分も変わり学校も変えていきたい。湧定で楽しかったという学校にしたい。湧定祭が楽しかったので、生徒会役員になって盛り上げたい」などなど、それぞれの意思を公約として表示し、投票に移った。

投票は一人一人が、選挙管理委員会から投票用紙をもらい、一人ずつ投票用紙に記入し投票していった。その後、開票が行われた。

  

  


 

トライアングルNo.70発行作業

トライアングル№70発行作業

 11月17日(木)に振興会役員による、トライアングル編集作業を行いました。

 湧定祭の感想では、「子ども達のいつものがんばりを表現されており、個々の味がよくでていたと思います。表情もとても良く、活き活きとみんな協力してやっていて、また仲間意識が深まったのかなと嬉しく思いました。」との声をお聞きしました。また、振興会役員バザーの会計報告も無事済ませることができました。

 その後、トライアングル№70をページごとに分担し、編集作業に入りました。

完成は、12月20日発行です。お楽しみにお待ちください。
     

 


 

東の空にプレヤデス星団が見えました!

東の空にプレアデス星団が見えました!

 11月16日(水)の授業で、久しぶりに外にでて星を観察しました。外はちょっぴり肌寒く、冷え込んできました。


 


 南西の空にひときわ輝く「金星」くっきりと肉眼でも見えました。東の空には、「プレアデス星団(和名を昴)」若い星で青く輝く星が6つぐらい繋がって見えるのです。綺麗でしたよ!

 8時過ぎから、東の空には、「アルデバラン」少し年をとった赤い星です。

また、スーパームーンは、あいにくの雨!当日は見えませんでしたが、今日は十六夜、クレーターまできれいに見えましたよ!望遠鏡を覗くと黄金に輝くきれいなお月様でした!

 今からは星の観測にもってこいです!でも、肌寒いから防寒対策をしたほうがいいです!

 授業で味わえるきれいな夜空!定時制ならではの至福の時間でした!
    


      

くまもと教育の日の取り組み

11月10日(木)に、「米を使った寿司作りで、地域の方々との交流」を行いました。

生徒36人、地域の方8人で、献立は「太巻き、細巻き、いなり寿司、さつまいものレモン煮、みそ汁」でした。


  

食生活の変化に伴い、パンや麺類を食べることが多くなりました。この取組は、そのような中で、昔から伝承されてきた米料理である「寿司」作りの技を地域住民の方から学び、わが国の主食である米食の良さを知り、稲作が果たしてきた環境保全や暮らしの行事などについて理解し、米食の大切さを考えていくことを目的に開催されたものです。

アンケートには、地域の方と交流して、充実した交流ができたと答えた生徒が、83%にもなり、もっと色々なお話を聞きたいと、多くの生徒が記していました。

地域の方と一緒に作り、一緒に食べ、その後、お話を聞き、大変有意義な取組となりました。


  

  

地域の方の感想

・本日のグループ4班は、すばらしい生徒さんでした。私は今回5回目の参加ですが、始めてです。家庭内でいろいろあると思いますが、立派な大人になってほしいと願います。また機会がありましたら、参加したいと思います。本日は、私も勉強しました。ありがとうございました。

・素直に話を聞いてくれて巻きずしを巻いてくれました。上手にできたと思います。片付けも皿洗いもちゃんとやってくれました。最後の交流でも、色々と話をしてくれました。

・女性ばかりの班でした。皆さま素直で素敵でした。いろいろと話し合いも出来、楽しい時間でした。身体を作るのは食べ物からです。バランスよく出来る限り手作りでと皆様に伝えました。好き嫌いなく食べましょう。

  

生徒の感想

・いつもは時間が合わなくて一人で食事したり、買ったものが多かったので、どれか1品でも手作りして食事ができればいいなと思いました。

・難しかったけど、ちゃんと教えてもらえたので良かったし、もし、作るときがあれば今日の事を思い出して作ろうと思います。

・太巻きや細巻きがうまく巻けたことや、いなりが美味しかったこと、いろんな料理が次々と出来たことが楽しかったです。あと、さつまいもは苦手だったのですが、レモン風味が食べやすかったです。

・日頃は外食によって塩分が多くなっている。インスタント食品なども少しは控えるべきと思った。食前後の感謝をちゃんとやらなければならないと思った。

・地域の方の、太巻きの残りの材料でちらし寿司にして、いなりを作ったアイデアがすごい!みそ汁をいりこで出汁をとり、うまみがありました。これから、みそ汁は、いりこで出汁をとろうと思いました。


学習講話 けっこうまじめにジブリやっています

福岡女学院大学 人文学部 現代文化学科 東 茂美教授をお招きし、

「けっこうまじめにジブリやっています」

~日本文化を理解する、さあ、どう「補助線」を引くか~

と題して講演をしていただきました。


「となりのトトロ」を鑑賞し、比較文化の観点から面白い切り口で話され、例えば「マグカップとドーナツが同じだ」と捉えられる人ならば3歳児のメイちゃんと同じでトトロが見える!といった内容です。

様々な描写について「何を意味するのだろうか?」ということを世の中の色々な物事と比べながら考えさせる講義をしていただきました。

「考える」ことの大切さを大学の先生に講義として直接お話ししていただくという、定時制では初めての取組で、生徒は時折、難しい表情を浮かべながらも「となりのトトロ」を題材とした楽しい講義を一生懸命聞いていました。

 いくつになってもやわらかい脳を持ち続けて、いつかどこかでトトロやネコバスに出逢えたらうれしいなと思います。

  

<御礼の言葉>

このたびは、私たちのために福岡からおこしくださいましてありがとうございます。8月のオープンキャンパスでお会いしたときに、東先生がジブリの研究をなさっているとお聞きをし、一度講義を受けてみたいと思っていました。そして今日それが実現してとてもうれしいです。

 本当に楽しい講義であっという間の90分でした。

 私はトトロに出てくるキャラクターの中でネコバスが一番好きでグッズも持っています。私はネコバスに乗るのが小さなころからの夢でしたが、先生のお話を聞いて私にはもうネコバスに乗る資格がないのかと思うと少し残念でした。

 でもメイのようなしなやかさをいつまでも持ち続けていたいと思います。

 個人的にはジブリ作品の中で『魔女の宅急便』が一番好きなのでまた機会があればジジやキキの世界を教えていただきたいと思います。

 今日は本当にありがとうございました。

学校寄席の生徒感想をいただきました

  

1年生

・落語を目の前で初めて見ました。最初は落語にそれほど興味もなく、あまり面白いものではないと決めつけていましたが、実際に見て、聞いてみてとても面白いものなんだなと思いました。話術がすごく、機会があればまた見たい聞きたいと思いました。

・初めて落語を聞いたけど、とても面白かったです。また、来年聞けるとうれしいです。今度は、家族と聞きにいこうかなと思いました。

・お話も面白かったのですが、何よりびっくりしたのは、話し方と表情です。本当にすごいと思いました。まるで隣に人がいるような話し方は凄かったし、リアルですごく吸い込まれました。貴重な経験でした。

・一つ一つが素晴らしかったです。なかなか聞けない話もよかったです。ありがとうございました。

・太神楽の最後の包丁で皿を回すのがすごく恐かったけど、面白かったです。

・話し方が面白いし、聞きやすかった。太神楽がすごくすごかった。

2年生~

・2回目ですが、面白くて笑ってしまいました。楽しかったです。また自分でもDVDででも見てみたいと思います。

・生で見ることがないので、楽しめた。

・昨年に引き続きとてもわかりやすく面白い落語と曲芸はとても凄かったです。皆がこのように笑い合うことができて、とても良かったと思います。

・話が深く楽しむことができました。落語の世界にまた興味を持てました。

・曲芸は、ハラハラドキドキ、素晴らしいバランス力に大興奮でした!

・抜けスズメの話では、最初と最後がつながっており、とても面白かったです。

・喬之助さんの表情や声、話し、おもしろ、おかしく大笑いでした。

・さん喬さんの言葉が温かく心に届き涙がでました。本当にありがとうございました。


 

 

大成功! 「第9回 湧定祭」

 11月2日(水)午後5時30分から本校において、生徒会主催の第9回湧定祭(文化祭)が行われました。

 竹あかり、ステージ発表、展示、バザーの部と盛りだくさんの内容で、短い時間でしたが、とても活気あふれる充実した湧定祭でした。

 地域の方々、卒業生など150人以上の方においでいただき、感謝申しあげます。お陰様で、生き生きとした生徒達の姿に「大成功」を確信しました。

 生徒自らが築き上げ、伝統として受けついていく湧定祭、これが現役生徒会執行部の最後の仕事でした。準備から運営までの働きは目を見張るものがありました。ありがとうございました。

 今年の巨大モザイクアートは、私たち熊本のシンボル「熊本城」でした。今日まで誰も何ができるか知らずにA4の用紙に引かれたマス目に指定された色紙をせっせと全生徒で張り続けました。全てを組みあげるのは生徒会執行部の役目でした。開会式で披露された巨大モザイクアートはとても素敵な「熊本城」でした。被災前の熊本城の雄姿が再現され胸がいっぱいになりました。

 ステージでは、太鼓演奏、面と向かって言えないひとこと、クラス演劇、保健委員会「~被災から復興そして未来へ~」、定通文化大会ステージ「ふるさと」ビデオ上映、女装・男装コンテストが行われました。

  

  

  

  

  

  

  

太鼓部、2か所のステージで演奏しました!

10月30日(日)に太鼓部は2つのステージで演奏をいたしました。

午前10時30分からの「水まち水前寺にぎわい祭り」(中央区水前寺の戸井の外公園)と午後1時15分から「湧心苑祭り」(ふれあい通り)に2ステージです。

午前中は、朝から近所の多くの方々に聞いていただき、「年々、うまくなっていますね!」とありがたい励ましをいただきました。

午後は、湧心苑をご利用の方々や家族の方、近所の方に沢山きていただき、満席の中で演奏させていただきました。

天気は、晴天!太陽を真正面からうけながら、精一杯「若武者」「舞湧伝」の2曲を披露しました。

  

  

  

小さい秋見つけた! えっ!春も見つけたよ!

 校舎内に清々しい香りが漂ってきています。なんだろう?と校庭を見まわしたら、「金モクセイ」からの香りでした。

 真夏かと思う程の気温が続いているのに、自然界には「秋」が来ていました。校内のハナミズキも色づき始めていました。小さなナンテンの木も。


  

 

 でも、びっくり!!校内を歩いていて「春」も見つけてしまったのです!葉っぱの落ちた桜の木に、小さい可憐な花をつけていたのです!!

 自然界のいたずら?にびっくりしたり、嬉しがったりのひと時でした。


 

研修旅行3日目も無事スタートしました

 ホテルで朝食の後、バスに乗り込み、ピースおおさかまで移動です。ピースおおさかでは、平和学習と見学があります。


  

  

 その後、こてこての大阪弁で芸人(ポインセチア)さんによる道頓堀ツアーがあり、各自で昼食です。


    

   

 そして新大阪から新幹線で熊本帰着の予定です。


学校寄席 笑って 元気出して またがんばるもん

 昨年に続き、学校寄席で落語を楽しみました。今年は『熊本地震』の震災復興を祈念して、「学校寄席笑って 元気出して またがんばるもん」の垂れ幕がステージに掲げられました。


 

 日時:10月20日(木)午後7時~8時45分

 会場:本校体育館

 出演 落語 柳家さん喬師匠  柳家喬之助師匠  太神楽 翁家和助師匠

 学校周辺の皆さまにもご案内したところ、40人ほどの皆さまの参加がありました。昨年同様熊本工業高校定時制も一緒に、笑いの伝統文化「寄席」の醍醐味を味わうことができました。

 

 
 鑑賞のマナーにも「進化」を感じました。「熊本の高校生の方々は感じがいいですねぇ…」と何度もお褒めにあずかりました。社交辞令とはいえ笑顔がこぼれました。落語のマナーの基本に、『出入りは演目の間で』があります。寄席での客席への出入りは自由ですが、話している最中に出入りをしたのでは失礼ですし、他のお客さんも気になってしまいます。実際の演劇鑑賞でこのようなマナーを学ぶことができました。また、笑いの中に、ジーンとくる人情話も味わいました。さん喬師匠のご挨拶に、「人をいつくしむことが大切。」「今何ができるのかと考えることが大切。」の言葉も心に残りました。きっとステージに下がった『笑って 元気出して またがんばるもん』の垂れ幕を背にしての言葉だったと思います。

 生徒代表がお礼の言葉を伝える最後のときも笑いがありました。生徒が「今日はお忙しい中本当にありがとうございました」と始めた時、「いや、いつも暇ですから」と間髪を入れずにつぶやかれました。またまた大笑いでした。また、いつか、落語で大笑いしたいですね。

 

<生徒代表 御礼の言葉>

 

本日はお忙しい中、お越しくださいましてありがとうございました。

翁屋(おきなや)和助さんの曲芸はドキドキワクワクさせられ、スリル感もあり、会場が一体になって楽しむことができました。そして、柳家さん喬師匠、喬之助師匠の巧みな話術で、いつのまにか落語の世界に引き込まれました。日頃落語になじみのない私にとってもとてもわかりやすく笑うことができました。

4月に熊本自身で被災し、半年が経ちました。熊本が完全に復興するのにはまだまだ時間がかかるとは思いますが、笑顔で元気に毎日を過ごしていきたいです。本日は楽しい時間をありがとうございました。



研修旅行1日目無事終了しました

 ホテルにチェックインした後、各自夕食を兼ねてエキスポシティを散策しました。エキスポシティは大阪万博公園に付帯した遊園地があった場所ですが現在ではアウトレットなどの入った大型複合施設になっています。有名な太陽の塔なども健在です。ガンダムのモニュメントがあり生徒達には大人気でした。大観覧車もあります。


  

  

 散策が終わり、ホテルで班長会議があり、明日の自主研修に備えて就寝となりました。


 

 2日目、旅行団から「全員元気で、自主研修に出発しました。」との連絡がありました。どんな楽しい思い出話が聞けるか今から楽しみです。


研修旅行に出発しました

10月19日(水)から21日(金)の日程で3年生が研修旅行に出発しました。

8時20分熊本駅に集合し、点呼、諸注意の後、9時発新幹線さくら544号に乗車、まず新幹線の旅を満喫しました。


  

  

最初の見学地は世界遺産「姫路城」です。真っ白なお城、熊本城は真っ黒なお城なのでとっても対象的です。さすが世界遺産、見学者が多く、入場制限がかかっていました。


  

  

その後インスタントラーメン発明記念館の見学とマイカップヌードル作成体験を行いました。

  


インターンシップがありました

 10月12日(水)から14日(金)の3日間、1年生と2年生の生徒がインターンシップ(就業体験)に参加しました。
 

 本校では生きることや働く事に対する認識を深め、将来の進路を考える機会とするため、希望者に対してインターンシップを実施しています。


 今年度は老人介護施設、保育施設でそれぞれ一名ずつ実習を行いました。


 慣れない環境でとまどいもあったようですが、両名とも一生懸命に取り組んでいました。今後の学校生活の励みにしてもらいたいと思います。

  

  

県定通文化大会開催される

10月9日(日)平成28年度第66回熊本県高等学校定時制通信制文化大会が開催されました。
 

 

本校定時制太鼓部によるオープニング演奏の後、開会式、午前の部は生活体験発表が行われました。生活体験に根差した素晴らしい発表が行われました。


  

並行してホワイエで展示発表もされました。本校からは、生花部による生花、家庭科による絞り染、芸術科による書と絵、モビールの展示、課題研究からはパソコンゲーム、似顔絵自画像、湧定ポスターなどが展示されました。昼休み時間にはランチタイムショップとして、情報処理コース1年生によるポップコーンの実演販売、お団子販売が行われました。


   

午後は生徒会交流会報告のあと、各校ステージ発表があり、本校からは、「故郷」の合唱をしました。
 

 

熊本地震によって私たちの故郷が大きく変わってしまいました。しかし、全国からの温かい激励を受け、今、心の中にいっそう大きくふくらんだ「故郷(ふるさと)」への思いを込めて、全校生徒職員によるステージです。

 

ハンドベルの演奏で始まり、ギターのリードで合唱、篠笛による間奏、そして合唱。この時間、ステージ横では、墨絵と書の作品が完成していきます。すばらしいパフォーマンスとなりました。

  

  

 


 
 

トライアングル(№70)編集会議が開催されました。

 10月6日(木)に、振興会トライアングル(PTA新聞)№70発行のための編集会議が行われました。


今回は、県定通文化大会と第9回湧定祭の特集号となります。記事内容の確認を行い、11月2日に開催される湧定祭について検討しました。

 振興会は例年通りバザーで協力をするということで、「豚汁・おにぎり・フランクフルト・チキンナゲット」の4種類を提供します。買い出し担当者決めや、1合でおにぎり何個できるか?の試作もしました。

  

 それに、湧定祭の名物「竹あかり」を作成しました。竹にドリルで穴をあけロウソクの火を灯し鑑賞しました。

  

時間を守る日本の美徳 始業式校長式辞

 日本人は世界で一番時間を守ると言われている。麻生太郎財務大臣が外務大臣のとき、インド・ニューデリーの地下鉄建設に、ODA資金70%を日本が援助した。完成記念式典に出席した麻生大臣はインドの地下鉄総裁から、当時を振り返り次のような話を聞いたそうである。

 自分は早めに現場に行ったが日本人はそれより早く全員揃っていた。現地の技術者は10分以上遅れてやってきた。日本人にとって8時集合とは、8時には仕事ができる状態であることだった。現地の人たちにもこのような考え方が影響し、2ケ月半も早く完成した。インドで数分遅れて運行しているのは、この地下鉄だけである。日本は資金援助、技術援助をしただけでなく、時間を守る、労働に対する価値観を残してくれた。今インドではこの日本の援助のことをベストアンバサダーと言っている。


 普段通りに、仕事が8時なら少し早めに集まり一日をスムーズにやるための算段をする。日本では普通のことが、インド人にはそうではなかった、日本人というのは何という考え方をする人たちなんだと感銘を受けたのだそうだ。

 グローバルスタンダード(世界標準)は、日本をけなす時に使われていたが、最近は、日本の当りまえを世界のあたりまえにしようという動きがある。ジャンパンスタンダートをグローバルスタンダートにしようという動きがある。

 日本社会では「時間を守る」のは基本的な資質だと思う。以前、ある企業を訪問したとき、「遅刻を学校は3年かかっても治せないが企業は3日で直します。」と言われた。遅刻をすると3回目には首になるということです。

「時間を守る」は「生きる力」に繋がっていることを自覚しましょう。それは、安定就労に、経済の安定に、幸せな生活へとつながっていくのです。

 季節は秋です。一年で一番過ごし易い秋、実りの秋です。心機一転湧定祭をはじめ、後期のみなさんの活躍を期待しています。

後期始業式がありました

 10月1日から4日までの秋休みを終えて、10月5日(水)に平成28年度後期始業式が行われました。
  


教務部
 皆さんはここ最近向上してきています。中途退学者の数は減り、出席率も上がっています。皆さんの努力が実ってきている。それぞれが進路目標を達成しつつあるということです。

(校長式辞の概要は別途掲載します。)

 私は、話を聞く学校、動ける学校になってほしいと思っています。まだまだ皆は伸びしろがあると思います。上げるも下げるもみんな次第です。できるだけ最短距離での卒業を目指して後期も頑張ってほしいと思います。

進路指導部

 みんなの進路希望は、進学の人も多いです。特に専門学校が多い。専門学校を選ぶときには、

①どんな資格がとれるのか?

②就職の実績がどれくらいか、どんな所に行っているのか?

③学費はいくらかかるのか?

などをシビアにみてほしい。

 必要な費用(将来の投資)が自分の将来にどのようにかかわるのか考えてほしい。

 働いて得たお金をどのように使っていますか。家計に入れているという人を知っています。一方で自分の趣味だけにつぎこむ人もいると聞きます。もっと自分自身の将来に投資するために貯めてほしい。知っていますか?「お金は寂しがりや、すぐ仲間の多い方に行く」という名言を。だから必死になって繋ぎとめるのです。人生の使うべき時に使うのためにです。10年20年先はイメージできなくても、少し先を考える、卒業したらどうしようかと現実的な意識も高めてください。

保健部

 「またたび」の花のつぼみ、またたび油虫が寄生し、卵をうんだら、ボコボコした実になります。それを乾燥させたら漢方薬になるのです。虫のつかなかったきれいな実は薬としての効用はあまりありません。虫がついたとマイナスにだけ考えるのではなく、すぐに切り倒さずに辛抱していると漢方薬になる実ができる、つまりプラスになっていく。
 つらいこと悩み事も、そこで腐るとマイナスになるが、なかなか自分の思うようにならなくっても、耐えて踏ん張っていくと、きっと道が開けると思います。

 後期も保健部はさらにサポートします。今まで以上に健康に留意して頑張ってほしいです。


生徒指導部

 先日ランドセルを購入しました。今度小学生になる娘のものです。皆さんも振り返ってください。小学校のランドセルに何か入っていたでしょうか。教科書にノートに筆箱。中学校のバッグには、やはり同じように入っていたのではないでしょうか。それでは、高校生の今、何が入ってますか。一緒の内容のはずですが、どうでしょうか。

 皆さんには高校生としての「プロ」になって欲しい。技術訓練校に通っている生徒もいます。大工さんは大工道具を建築現場に持っていき、きちんと持って帰って手入れしてまた、持っていくはずです。それを考えたときに、今、何をやるべきでしょうか。後期は、今何をしなければいけないか、今やるべきことを考えて行動しましょう。学ぶ気持ちがあれば、将来への道は開けます。

台風18号の接近に伴う連絡

10月4日(火)夜から5日(水)午前中にかけて、台風18号が九州地方に接近する恐れがあります。最新の台風情報に注意し、行動してください。

10月5日(水)は通常どおり授業の予定です。登校に当たっては、十分注意してください。

金栗四三さんを知っていますか(校長式辞逸話)

 金栗四三さんを知ってますか。100年以上も前に玉名に生まれ。日本人初のオリンピック選手に選ばれた彼は、1912年の第5回ストックホルムオリンピックに出場した。しかし、当日は40℃を越える猛暑で、過酷なレースであり、彼は27キロで意識を失い完走できなかった。第6回は第一次世界大戦で中止、第7回は16位、第8回パリオリンピックでは途中棄権でとうとうメダルを取ることはできなかった。しかし、その間世界記録を3回樹立し、オリンピックで16年間走り続けたが、マスコミにはオリンピックの結果だけを取り上げられ、叩かれ続けた。

 それでも彼は、日本のマラソンの父と呼ばれている。グリコのマークのモデルは金栗さんである。今、「うまかなよかなスタジアム」は4年前には「KKウイング」と呼ばれていた。K(くまもとのK)K(金栗さんのK)だそうである。いまでもゲイトの一つは金栗ゲイトと言われている。大変尊敬すべき神様みたいな人である。

 金栗さんは「体力・気力・努力」と言っている。それにも順序があって、「体力がつくと気力がわく、気力がわくと努力する」だから、何よりも体を鍛えることだと言われた。3回のオリンピックに出場への練習量は25万キロ、地球を6周と1/4の距離で、ほんとうに努力の人だった。

 また、金栗さんは陸上競技を市民に広める活動にも熱心に取り組まれた。現在の箱根駅伝、○○走ろう会、市民マラソンなどは、金栗さんの功績である。

昭和42年76才の老人になっていた金栗さんに、スウエーデンオリンピック委員会から招待状が届いた。「ストックホルムオリンピック開催55周年記念式典準備中、あなたは行方不明となっている。棄権とはなっていない。まだゴールされていません、ゴールされることを待っています」との内容だった。金栗さんは半世紀ぶりに思い出のスタジアムのメインスタンド前の白いゴールテープをしっかりとした足取りでゴール。「日本の金栗、ただいまゴールイン。タイム、54年と8ケ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します」とアナウンスが響き渡った。

 挫折しても挫折しても、ゴールを目指す人間の象徴として伝えられている金栗四三さん。最後まで走る体力と、気力と、努力が必要だというその言葉は今も輝きを放っている。

前期終業式が行われました

 9月30日(金)前期終業式が行われました。年度当初の熊本地震により、臨時休業、授業時間の確保のための夏休みの短縮など影響がありましたが、「真夏日!」の今日、無事前期を終了し、明日からは秋休みに入ります。

 校長式辞を受け、校歌を歌い、式を閉じました。

その後は、来る10月9日の県定時制通信制文化大会でステージ発表する合唱「ふるさと」の練習をし、各部連絡に入りました。

 10月5日(水)より後期が始まります!一日一日丁寧に生活しましょう!


   

校長式辞

 「昨日の自分を今日越えよう! 今日の自分を明日越えよう! 一日一日進歩していますか。高校時代は、基礎体力と基礎学力を徹底して鍛える時間です。」日本のマラソンの父と呼ばれる金栗四三翁の逸話を紹介され、「最後まで走る体力と気力と努力が大切です。前期にできたことできなかったこと、一人一人反省して、また後期に頑張っていきましょう!」と結ばれました。(金栗翁の逸話は別途掲載)


教務部

 ある会社の社訓に「たいまつは自分で持て」というのがある。自分が松明を持って進むという意味と、松明は自分をも照らすので、自分がどこにいるかを分らせるという意味がある。自分を輝かせるのは人の力ではいけない。自分でうんと努力しなさい。壁を乗り越えると自分に光をあてることになる。そこから逃げた人には、今ある苦労の2倍の苦労がくる。自分にあかりを照らすために、苦労して欲しい。学校はその場、自分を伸ばす場である。将来のために、自分で松明を持って切り抜けて、幸せになってほしい。


進路指導部

 就職に応募すると自分で履歴書を書き、担任が調査書を書く。それには、欠席日数が書かれる。会社の人が最初に見るのはこの2つの書類です。雇う側の立場に立てば、どういう生活をすべきかがわかると思います。

 日頃の頑張りは先生たちには分かるが、外部の人にはわからない。「定時制といえども、学校と仕事が両立してこそだ!」と企業はシビアです。1日休めばみんなの夢に一日遅れます。将来を見据えて、十分に学んでください。安易な気持ちで休まない!頑張りましょう。


保健部

全国で蜂に刺される人が多くなっています。8~10月、巣を守るため蜂は攻撃性が高まります。しかし、攻撃をしかけない限り襲ってはきません。刺されてアレルギーショックを起こす場合があり酷いときには死に至ります。

 蜂にあったらその場から逃げてほしい。刺されたら

①指でしぼるようにして毒をだす。または水でしっかり洗う。

②冷やす

③蜂に効く薬を塗る

④20分から1時間様子をみて、呼吸の乱れや腫れが出たら受診する。

など適切に対応しましょう。

献立パネルはこうしてつくられた

給食室の配膳カウンターに掲示してある献立パネル、文字も上手ですが、ちょっと添えられている絵もとっても上手で、いつも感心させられています。


  

そこで今日はインタビューをしてきました。

記者:いつも何人で書いているのでしょうか。

担当:だいたい文字1人、絵1人です。いつもの担当者が都合が悪い場合には文字の担当が代わることもあります。絵は1人ですが、描いてみたいなという人がいた時には書いてもらっています。

記者:絵にはいつも感心させられていますが、題材はどうやってきめるのでしょうか。

担当:献立を見てイメージできるときは、その絵になります。何人もでワイワイやっているときに、こんな絵(キャラクター)がいいという案が出ることもあります。自分がイメージできないキャラクターの時には、ネットで調べて、イメージをつかんでから書きます。

記者:文字と絵はどちらが先にできあがるのでしょう。

担当:まず文字ができて、その余白部分に絵をちょっと入れるという感じです。

記者:絵を描く担当者は大変ですね。間違っても文字を書き直してというわけにもいかないので・・・。

担当:そうなんです。でも、時々は間違ったところを黒く塗りつぶして、その黒い部分を生かして描いたりもします。

記者:文字はわかるのですが、なぜ絵も墨なんですか。水彩とかポスターカラーとかを使えばもっとカラフルなものになりそうでが。

担当:元々が、献立の文字を書くために墨を使っていました。献立の文字が書きあがった時に、どうしても墨液が残るので、もったいないなと思って、それを使って絵を描いてみようとして始まったので墨なんです。

記者:そうなんですか。もったいない精神から始まったとは知りませんでした。今日はお忙しいところに時間を取らせてしまいました。今後も楽しい絵を期待しています。

担当:お疲れ様でした。


  

 

湧定祭出発式がありました

9月23日(金)湧定祭の出発式が行われました。

今年で9回目となる湧定祭。いわゆる文化祭ですが、定時制の歴史は長いのにまだ9回目です。本校はもともと定時制・通信制独立校として出発しました。長く文化祭が行われていませんでしたが9年前、在校生から、他の高校と同じように文化祭をやりたいという声があがり、生徒会と先生方の協議を経て湧定祭が始まりました。

出発式では、湧定祭の歩みがスライドショーで説明され先輩の思いを受け継いだ湧定祭を作り上げていこうと決意を新たにしました。

今年度の第9回湧定祭のテーマは、「UNITED BY SMILES」と発表されました。4月の熊本地震のあと多くの笑顔に助けられてここまでやってきました。つながる笑顔と笑顔、今年の湧定祭を大成功にしていきましょう。


   

地域清掃ボランティア活動

9月21日(水)午後4時半から5時まで地域清掃ボランティア活動を実施しました。普段は5時から給食開始、それに合わせて登校する生徒たち。普段より早く出てこなければいけないのでうまく都合がつけられるかなと不安はありましたが、広く全生徒に呼びかけました。1年1人、2年14人、3年2人、4年2人の合計19人の生徒が都合をつけて参加してくれました。

 引率の職員8人とともに本校周辺、木の神公園、竹の下公園の清掃活動をしました。生徒たちの積極的な活動に頼もしさを感じました。


   

   

太鼓部 出水ふれあい通り音楽コンサートに出場しました

 9月4日(日)にWグランラセーレで、第4回出水ふれあい通り音楽コンサートが開催されました。

当日は、台風襲来で危ぶまれた天候でしたが荒天にならず、小雨降る中でも多くのお客さんでした。演奏曲は、「鼓響(こきょう)」と「舞湧伝(ぶゆうでん)」の2曲を披露しました。

演奏後、「毎年きています、太鼓を見るために今日もきました」「感動して涙がでました」など大変ありがたい言葉をかけていただきました。

 ステージにお招きいただける幸せを噛みしめた一日でした。ありがとうございました。

  
 
  

くまもと「水」検定を受験しました

9月2日(金)に第9回くまもと「水」検定3級を1年生24名と職員4名が受験しました。これは、熊本の水について「知ろう、守ろう、伝えよう」ということで熊本市が毎年実施しているもので、合格者には市から認定証が送られてきます。

   

熊本に住んでいるのに何も知らなかった、熊本の水について知ることができてよかったという生徒もおり、各々が真剣に取り組んでいました。

今回の熊本地震の際には、長い期間、断水が続きました。蛇口をひねれば当たり前のように水が出てくる現代、当たり前が当たり前ではなくなったとき改めて水の大切さを実感したのではないでしょうか。

湧心館高校定時制課程の生徒・保護者の皆様へ

◎台風12号の接近に係る連絡

○3日(土)及び4日(日)は台風情報に注意して、安全に過ごしてください

○5日(月)は通常どおりの授業を予定しています。台風の影響が残っている可能性があるので注意して登校してください。

○今後の学校ホームページや、学校安心メールからの連絡に注意してください。

いよいよ 始まりました!

 熊本地震の影響で例年より夏休みが短くなり、8月25日(木)に学校が始まりました。

最近の厳しい暑さにも負けず登校してきた生徒達。ニコニコしていました。

 大掃除・LHRそして生徒集会と続き、課題テストで下校しました。

いよいよ明日から、また楽しく頑張りましょう!


 

 生徒集会では、副校長訓話で以下の話をしていただきました。

リオオリンピックで日本は過去最高のメダル数でしたが、みんなは、スポーツにどう関心を持ち、どういう場面で感動したでしょうか。

私が感動したのは男子400メートルリレーです。ちょっと昔は決勝に出ることさえ珍しかったのですが、リオでは4走者にバトンが渡ったときは1位だったのです。

日本がすごい!と思ったことは、ドーピング問題で、日本選手でひっかかった人はいないことです。誇りに思います。コツコツと練習して強くなっていく日本人、銀メダルをとっても「すみません」と謝る国はありません。

 それから、印象に残るのは、内村選手が最終種目の床に臨んだとき、「最終的には自分らしく、いままでやってきたことが出せれば」と思ったと語っていたことです。目標をもって努力し、目標を達成するとき精一杯やればいいのではないかと思いました。

 シンクロの井村監督は「だいたいこの程度のことをやれば、これくらいになるというのはわかる。最後まで選手がついてくるかどうかです」と言われています。昔ならみんなついてきたのに、現在はメンバーに選ばれても辞退する人がいるそうです。みんながその時に、越えられるか越えられないかのところで参考になると思います。人は感動でしかかわらないとも言われます。

 さあ学校が再開します。気持ちを切り替えて、これからを過ごしていってほしい。

 
各部連絡

<教務部>

「0.5%」と聞いて何を思いますか?

4年間、1日4時間、1年間200日として、この学校で3200時間の学ぶ時間です。人生80年フルに生きたとして70万800時間です。この4年間の時間が人生の中での0.5%なのです。99.5%は高校生以外の時間です。だから、1%にも満たない0.5%の時間はとても希少な価値ある時間です。学校は学びの場です。今後の人生の良し悪しを判断するための訓練、頭を使って考える時間です。ぜひ、「0.5%」の時間を大切にしてください。

<進路指導部>

仕事をしている人は、4月の段階で6割です。していない人はいろんな事情がありますが、仕事をはじめようとしている人をサポートする体制をつくりました。仕事をする人が一人でも増えたらいいと思います。

 仕事をして、お金が得られる、いろんな人とコミュニケーションがとれるようになる、挨拶や礼儀など社会常識がわかると多くの利点がありますが、仕事をして身内以外の人に認められることにより「自分に自信がつき、人間性が向上する」ことが最も大きな利点だと思います。仕事と学校(学ぶ事)は自動車の両輪です。ぜひ相談してください。

<保健部>

今年度は、性に関する教育の充実を目指しています。最近気になる両極端な事が2つありました。強姦致傷罪に問われた俳優の事件とオリンピックでLGBT(性的少数者)を表明して参加した選手が50人以上と増えた事の2つです。「多様性」いろんな価値観を認めあうことをうたったリオ五輪。次のことをみんなも考えてほしいと思います。

○人に思いやりを持って接することができていますか?

○責任を持った性行動がとれていますか?

○自分のまわりの人を本当の意味で大切にできていますか?

<生徒指導部>

このオリンピックで柔道の活躍は素晴らしかったですね。どの競技も厳しい叱咤激励の中で練習をしています。柔道も前回のオリンピックまではそうでした。今回の井上監督は、一切選手を叱咤激励せず、選手の自主性を重んじて大会に臨みました。そこには、自主性だけではなく、選手の高い目標があったからいい結果になったのだと思います。

 みんなも、「卒業」という目標に向かって、自主性を持ち、自分自身への規制をもって生活していってほしい。

太鼓部 亀継ふれあい祭りで演奏しました!

 8月20日(土)に、亀継公園広場で行われた「頑張るぞ熊本・出水南八町内!!第37回亀継ふれあい祭り」で、太鼓の演奏を届けました。

 会場には地域の方々がたくさん集まり、色々なステージが行われバザーも大にぎわいでした。

 このお祭りには初めて声をかけていただきました。昼は熱中症になるくらいの暑さでしたが、夕闇せまる頃少し涼しくなった時間での演奏でした。

 「故郷」「舞湧伝」の2曲を演奏しましたが、終了後には盛大な拍手をいただき、「良かったよ!」と感動の声をいただくことができました。

 お声をかけていただきました、出水南八町内の方々、ありがとうございました。感謝申し上げます。

 
 また、校長先生はじめ応援に駆け付けていただいた先生方ありがとうございました。

 次のステージは、9月4日(日)の予定です。
 
   

柔道全国大会 ベスト16

平成28年度全国高等学校定時制通信制体育大会柔道競技が、8月7日(日)東京の講道館にて開催され、男子個人-90kg級に出場しました。

1回戦(対東京代表)では、開始直後から積極的に攻め続け、背負投で一本勝ちとし、2回戦へ駒を進めました。2回戦では団体戦・個人戦ともに優勝した選手(対兵庫代表)と戦い、一進一退の攻防の末、惜しくも払腰で一本負けとなり、2回戦敗退、ベスト16の成績でした。


  
 

顧問感想

熊本県代表として、熊本工業高校、クラーク記念国際高校、湧心館高校の3校で、出場してきました。大会が開催される場所が、柔道における聖地『講道館』ということで、各学校の顧問・選手ともに緊張とともに高ぶる気持ちの中での大会となりました。定時制通信制の大会ではありますが、高いレベルでの試合が行われていました。各学校・選手ともに、ひたむきに1年間努力してきた成果を発揮しようとする姿や、「礼に始まり、礼に終わる」柔道の本質、加納治五郎先生が教えられてきた、精力善用・自他共栄の精神を垣間見ることができ、嬉しく思いました。

卓球全国大会 4回戦で惜敗!

8月1日(月)~3日(水)に、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で、全国高等学校定時制通信制卓球大会が開催されました。本校からは、県大会で優勝した生徒が出場し4回戦まで駒を進めました。
 

   試合経過・結果

2回戦 対(佐賀有田工業)3―0勝

3回戦 対(徳島徳島中央)3―0勝

4回戦 対(静岡静岡中央)1-3敗

   生徒の感想

すごく悔しい思いです。4回戦の相手は苦手なタイプだったので1セット取れたのはよかったが、もっと接戦に持ち込みたかったと思いました。初出場の全国大会は緊張しましたが、自分の力は発揮できたと思います。

   顧問の感想

厳しい日程でコンディション調整には苦労した中、よく頑張ってくれたと思います。全国からの代表188名参加の中、また初出場でのベスト32は立派な成績だと思います。


  

   

 

地域のお祭りで演奏しました!

 8月6日(土)は、学校の近くの木の神公園で、出水南2町内の夏祭りが開催されました。今年もまた太鼓部に声をかけていただき、西日がギラギラと照りつける中、頑張ってステージを務めました。披露した曲は「若武者」と「舞湧伝」の2曲です。

 
 祭りの幕開けにふさわしい、元気な演奏で素晴らしかったという声をいただき、感謝しています。

 
  
 
  
 

 その後の祭りのイベント「ラムネ飲み競争」にも飛び入り参加し、賑わいを提供した部員達でした。

 出水南2町内の皆様方、楽しませていただき、ありがとうございました。

 
 

夏休み前、生徒集会!

 7月29日(金)表彰式の後、夏休み前の生徒集会が行われました。

 副校長からの次のような訓話がありました。

これまで、7校の中学校訪問をした。定時制・通信制に入学した出身の生徒について、「入学してうまくやっていけるのか」など中学校ではとても心配されていた。その生徒達が休むことなく登校し、きちんと高校生活を送り、仕事をしていることなどを話すと、中学校からはとても感謝された。

何故うまくいっているのだろうか、それは、「定時制の環境、本人のやる気」ではないかと考えた。入学を機にここから頑張ろうと思った生徒は成長しているし、とにかく卒業資格を取りたいと目標を掲げている生徒も強い。また、自分と同じような境遇の人がいる、丁寧に授業を教えてくれる先生がいる、親身に話を聞いてくれる先生との出会い、そして少人数である。など多くの環境が揃い、湧定に来て成長し、中学校の先生たちに安心を持っていただけるようになっているのではないか。

 この夏、目標達成のために、どんな時間を過ごせばいいのか、振り返って考えてみて欲しい。

 
 
 その後、各部より諸連絡があり、「8月25日に、とにかく元気に会いましょう!」と会を閉じました。

 
   

 

頑張ったで賞! 表彰式!

 7月29日(金)今年度4月から7月までの表彰式が行われました。

 まず、6月に八代工業高校で開催された、熊本県高校定時制通信制総合体育大会で入賞した団体・個人が、全校生徒の前で表彰されました。

 卓球部(女子個人優勝)、柔道部(男子個人優勝・準優勝)、バドミントン部(女子個人3位)、ソフトテニス部(女子団体準優勝)、バドミントン部(男子団体3位)、軟式野球部(県大会優勝)

 次に、7月22日(金)に実施された、生活体験作文校内発表会に出場した8人が表彰され、県大会に進む学校代表が発表されました。最後に昨日行われたクラスマッチの優勝・準優勝クラスが表彰されました。

 ステージでは、学校長より表彰され、晴れ晴れとした表情で盛んな拍手を浴びていました。9月からも多方面に渡り活躍して欲しいと願いました。

 
  

 表彰式の後は、全国大会出場部(卓球部・柔道部)の2人の激励会が行なわれました。副校長・生徒会長から激励の言葉を受け、参加選手は「精一杯頑張ってきます」と力強く抱負を述べました。

 
 

熱戦! クラスマッチ開催される。

クラスのチームワークと協調性を高め絆を深める。

②対戦相手を尊重しながら、クラス、学年そして学年を越えた交流をはかる。

この二つを目的として7月28日(木)、生徒会主催クラスマッチが開催されました。男子はドッジボール、女子はミニバレーボールです。
 

始めは、お互いに遠慮しながら優しく、徐々に熱を帯び、最後には本気モードでプレーしていました。大粒の汗を流しながら笑顔いっぱいで楽しみました。
 

 4月の熊本地震で第1体育館が被災し使用できず、思いっきり身体を動かせていませんでしたが、やっと使用許可が出てこの日地震後初めて全体で使用することになりました。やっぱり身体を動かすって楽しいですね。

 
 成績は次のとおりです。

   男子優勝 3の2    準優勝 3の1

   女子優勝 2の1A   準優勝 2の2
 
   

   

トライアングル発行しました

 7月26日付でトライアングルNo69が発行されました。本日、生徒を通じて保護者の皆様へお届けします。県定通体育大会特集ですが、親のおもい、子どものこえ!など盛りだくさんの内容になっています。ぜひご覧ください。


 全12ページですが、表紙だけPDFファイルで紹介します。 トライアングルNo69.pdf

校内生活体験発表会を行いました

 7月22日(金)2~4限目に、校内生活体験発表会を行いました。

 

 本校定時制では、生活体験作文の制作に時間をかけて取り組んでおり、ここ数年は発表者も増えています。今年度は8人が発表しました。

 

 どの発表も、自分の過去や現在を見つめ、将来の自分へつなげようとするものでした。特に今年は、熊本地震の体験をもとにした発表が多く、震災を通して多くのことを学びとった様子がうかがえました。

 

 それぞれの発表の後には、発表を聴いた生徒・先生・保護者(振興会役員)が、発表者に対してメッセージカードを書きました。このメッセージカードは後日、本人に渡されます。
 
   
 

 

 また、今回発表には至らなかった作文の中にも、自分の素直な思いが綴られたものが多く見られました。

 

 発表者の中から1人が、10月9日(日)に開催予定の県定通文化大会において、湧定代表として発表することになります。代表者は、29日(金)の生徒集会で発表されます。

 

箸休め

今日の給食の献立は、鶏肉の香味ソース揚げ、スーミータン、果物でした。とってもおいしくいただきました。

 
でも、絶品は、箸休めとして出された、この一品。
 
 
 

食べて「おいし~い! たけのこだ!!」。

 
給食の先生に聞いてきました。

 
記者 「たけのこの、『ぬた』ですか?」

給食 「残念。『ぬた』は、酢味噌か辛子酢味噌」

記者 「そういえば、甘味噌ですね。味噌に、砂糖、みりんですか?」

給食 「たけのこの『ひこずり』風ですね。少し柔らかめにのばしてあるよ」

記者 「いやぁ おいしいですね。」

給食 「箸休めになればいいかなと思って…」

記者 「先生にはいいけど、生徒には評判はどうですか?」

給食 「結構いいと思うけど、さっきもたくさん持って行ったわよ」

記者 「この数年で初めての味ですね。とってもおいしかったです。」

 
毎日の給食、栄養バランスを考え献立を考え、調理するのも大変なのに、箸休めまで工夫され、少しでも食が進むように配慮していただいてありがとうございます。

ごちそうさまでした。

 
記者のインタビューにも忙しい合間を縫って対応していただきました。ご協力ありがとうございました。