定時制日誌

対面式・部活動紹介

42名の新1年生と2名の専修生を迎え、4月10日に対面式が行われました。新入生の皆さんはまだまだ初々しく、緊張の面持ちで参加し、上級生はその緊張感を感じ取りながらも温かく迎え入れることができました。

在校生・新入生それぞれの代表挨拶の後、生徒会メンバーの紹介があり、生徒会長をはじめとして生徒会活動の説明や協力要請が行われました。

対面式の後、太鼓部の迫力ある演舞、ダンス同好会の軽やかな演技が披露され会場は大変盛り上がりました。その後、体育部・文化部の部活動紹介がありました。

皆勤賞表彰式

令和7年4月10日(金)第2体育館にて、皆勤賞表彰式が行われました。

昨年度1年間、皆勤で頑張った生徒へ皆勤賞が贈られました。2カ年皆勤者が旧2年生3人、1カ年皆勤者が旧3年生1人、旧2年生2人、旧1年生1人の計7人が表彰されました。日頃から健康管理と授業を大切にしなければ、皆勤することは大変難しいです。受賞された生徒の皆さん、誠におめでとうございました。

受賞した皆さんは来年度も皆勤を継続し、さらに多くの生徒が皆勤賞で表彰されることを期待します。

令和7年度 入学式

令和7年4月9日(水)第1体育館にて入学式が行われました。

主な式次第として、始めに普通科36名、情報科学科情報処理コース5名、情報科学科科学技術コース1名、総計42名の生徒が本校への入学を許可されました。

次に校長式辞がありました。新入生に向け学校長より2つのお願いがありました。「恕の心を持つ」「凡事徹底を心掛ける」ということです。校訓の「自主・責任・創造」を持った生徒になるためには、この2つのことを日頃の学校生活の中で実践してほしいとのお話でした。毎日周りの人たちへの感謝の気持ちを忘れないよう心掛け、将来は地元熊本の発展のために貢献できるような人物になってほしいということでした。

3番目に来賓祝辞がありました。熊本県高等学校定時制通信制教育振興会会長の主海偉佐雄様、本校同窓会会長の古田利武様のお二人から祝辞を頂きました。キーワードとして、「何事も頑張り抜く精神」「相互支え合い」「4年で卒業」「毎日1つでも知識を付ける」「友人を作る」の大切さを伝えて頂きました。

最後に新入生代表宣誓がありました。今回は厳粛な雰囲気の中、入学式が行われ、生徒達も緊張した表情でした。明日からは新入生の皆さんが、楽しい学校生活を過ごすことができるよう期待しています。

令和7年度 新任式・前期始業式

令和7年4月8日(火)第1体育館にて新任式・前期始業式が行われました。

始めに新任式が行われました。今年度の人事異動で新たに6人の先生方が転入されました。工木雄太郎先生(副校長)、松岡訓先生(教頭)、吉川寛俊先生(数学)、富永哲央先生(事務)、金森正先生(数学)、杉本泰三先生(美術)の紹介があり、新転入者を代表して工木副校長先生より挨拶がありました。

次に前期始業式が行われました。式では水野校長先生より訓話がありました。昨年度に引き続き、今年度も「凡事徹底」を目標に生徒には頑張ってほしいとのお話でした。具体的なキ-ワードとして「気づく力」「成就感を持つ」「微差・僅差の積み重ね」「恕の心」を意識して学校生活を送ってほしいとのことでした。ある企業の人事担当者が新入社員に望むこととして「時間厳守」「挨拶」「端正な身なり」が紹介されました。またある著名人の言葉「人は失敗するのではない、ただ努力するのを諦めてしまうのだ。」が印象に残りました。基本的生活習慣を大切にしながら、小さなことをこつこつ積み重ねていけば、立派な社会人になることができるという内容を伝えて頂きました。

最後に松岡教頭先生より各部主任主事紹介、担任・副担任紹介、また各部から教務部、生徒指導部、進路指導部、保健部より諸連絡がありました。

今日から本格的に今年度が始まりました。生徒諸君には明日から凡事を徹底した頑張りに期待します。

後期終業式

令和7年3月24日(月)後期終業式が第1体育館にて行われました。

最初に表彰式が行われました。文化活動で活躍した生徒や資格試験を取得した生徒、のべ21人(うち代表10人)が表彰されました。

次に終業式が行われました。校長先生より訓話がありました。人は総じて楽な方向に流される傾向にあるため、凡事徹底の継続が大切だとお話されました。元メジャーリーガーのイチローの話を引き合いに、小さなことの積み重ねが大きな結果につながるということでした。また運を高める方法のヒントを示唆されました。政治家や会社経営者など著名人の話をもとに、常に周囲の人へ感謝の言葉を伝え、たとえ失敗しても反省し、プラス思考で小さなことをコツコツ積み重ねていけば運がついてくるという内容でした。

最後に転退任式が行われました。この度、退職される4名の先生-甲斐幸人先生(数学)、田代典子先生(事務)、城杏佳先生(栄養)、甲佐里美先生(調理)、転出される4名の先生-平野寿樹先生(副校長)、松中正剛先生(教頭)、林田実季先生(商業)、東美樹先生(美術)からお一人ずつ挨拶の言葉をいただきました。全てのお話が本校生に思いを寄せる温かい内容でした。ご退職、ご転出される先生方におかれましては、本校の発展のためにこれまでご尽力をいただきまして、本当にありがとうございました。今後とも先生方のご多幸とご健康を心から祈念いたします。

令和6年度第2回スポーツフェスティバル

3月18日(火)に第2回スポーツフェスティバルを開催しました。

今回は「エンジョイ」をテーマに総当たり戦でバトミントン競技を行いました。

校長先生より「相手を尊重、審判を尊重、ルールを尊重し、スポーツマンとして楽しんでください。」と挨拶をいただき、体育館から楽しい声や声援の声が響き渡り、最後まで生徒全員がケガなく楽しく行うことが出来ました。

 

最後に教頭先生からは「スポフェスを通してスポーツマンシップを感じてください。」と講評をいただき、次年度のさまざまなスポーツ競技でも生徒たちの活躍が期待されます。

新生徒会発足後、初の行事運営でしたが、生徒会役員を中心に審判やアナウンスなど頑張っていました。お疲れ様でした。

第33回卒業証書授与式

令和7年3月1日(土)定時制課程卒業証書授与式が行われました。

普通科4年5名、情報科学科4年(情報処理コース)4名(科学技術コース)3名、情報科学3年(情報処理コ-ス)1名の計13名に卒業証書授与がありました。また情報科学科4年(情報科学専修コース)1名に修了証が授与されました。

 

式次第順に、校長式辞では卒業生に2つのお願いがありました。1つ目はICT環境の変化や価値を学び、今後の生き方をアップデートしてほしい。2つ目は人の繋がりを大切にし、これまでの成長を見届けてくれた家族、友人、先輩に感謝の気持ちを持ち、恕の心を忘れないでほしいというお話でした。教育委員会挨拶では学校人事課の清塘文夫様より、建築家の安藤貞夫氏の話を引用される中で、今後ともやる気を持って、生涯に渡り主体的に新しい価値観を持って学び続けてほしいというお話がありました。来賓祝辞では県議会議員の橋口海平様、県高校定時制通信制教育振興会会長の主海偉佐雄様、本校同窓会会長の古田利武様の3名の方からご祝辞をいただきました。3名のご祝辞に共通するキ-ワードとして、「目標」「自主性」「感謝」「チャレンジ精神」「プラス思考」が挙げられました。

 

生徒会長による送辞は主に生徒会役員の卒業生への感謝の気持ちを伝えてくれました。

最後に前生徒会長による答辞が続きました。本校の仲間との交流、生徒会、アルバイトを通して、人間的にも入学当初より随分成長し感謝の気持ちでいっぱいだという内容でした。

約1時間30分の厳粛な雰囲気の中、素晴らしい卒業証書授与式でした。

卒業予定者による「進路 合格体験発表」

今年度、進路活動を振り返って、卒業予定者による「合格体験発表」を披露してくれました。4つのカテゴリーに分けて、①受験先決定に至るまで ②受験に向けて ③受験当日 ④受験を終えてについて話してもらいました。

①【受験先の決定】

・ 就職を決定した時期は、3年生の終わり頃だった。4年生の7~8月頃だった。

  中学の頃から進学と決めていた。2年生の進路指導の時に子どもに関わる仕事に

  就きたいと思っていた。

・ 職場見学は行った。第一希望のところを落ちてしまったところは2回に分けて

  見学を行った。また、進路先を決定するのが遅かったので職場見学は参加でき

  なかった。

②【受験に向けて】

・ 履歴書の作成は大変苦労した(誤字や脱字が多かった)。面接練習は秋休み頃に

  始めた。面接の質問に対する答えを考えて、文章をひたすら頭にいれた。

・ 試験科目が英語の筆記と、デッサンを5時間行った。

③【受験当日】

・ 緊張が続き、やっと終わってホッとしていたけど、今度は合否のことで、緊張した。

・ 身だしなみ、姿勢、あいさつ、早口にならない、など注意しておく。

④【受験を終えて】

・ 気になる学校があってもなくてもオープンキャンパスには早い段階で多く

  いっておけばよかった、と思いました。

・ 本番の面接では手こずってしまったので、いろんな先生と何回も練習した

  ほうがよい。

・ 自分の進路決定が遅く、危機感をもつ事が大事だと思います。

・ 学校を休まないこと,授業を聞くことが大切です。

・ 美術系に行く人は、とにかくデッサンの勉強をしておくこと。

等々、他にもありますが、先輩たちの言葉を役立ててください。

太鼓部活動報告「鼓心祭」

令和7年2月16日(日)嘉島町民会館で行われた太鼓祭り「鼓心祭」に定時制太鼓部が出演しました。今年は、出演団体9団体、2部構成での開催となり、本校からは3年生3名、2年生2名、1年生4名の生徒が参加をしました。プレッシャーの中でも日頃の練習の成果を存分に発揮し、多くの観客の皆様の前で力一杯、演奏することが出来ました。

休日にも関わらず、応援に駆けつけてくださった皆様、ご声援ありがとうございました。

    

水俣高校建築コース3年生の皆さんに太鼓台座を作っていただきました

この度、水俣高校建築コース3年生の皆さんが、本校太鼓部の太鼓台座5台を作ってくださいました。太鼓台座は、長年の使用による劣化が激しく、その補修が懸案事項だったのですが、今回ご縁があり、製作していただくことになりました。12月に見本をお渡ししたら、あっという間に作り上げていただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。台座の中に細かな心配りが入っている上に、台座に貼り付ける素敵な特製プレートも作っていただきました。

今回、台座のお礼に、部員のメッセージと演奏動画を届けました。生徒のお礼のメッセージを紹介します。

 

「水俣高校の建築科コースのみなさま

 素晴らしい太鼓の台座を作っていただき、心から感謝します。以前の台座と比べたら、比較にならないくらい、軽くてスムーズで、抜群に運びやすい台座に変わっていました。今年初めての練習のときは、みんなで大喜びしました。これからこれを使って、地域に披露していきたいと思います。心から感謝いたします。」

 

  

第2回キャリアガイダンス

本日は、進学希望者に向けてのお話がありましたので報告します。

①全国的な大学進学の状況(令和5年、6年)

②大学進学のメリット 

・賃金格差

 ・自分の目指す仕事・職種に就ける

 ・大手に企業に就職できる可能性が高くなる

 ・学生生活が楽しめる

 ・クラブ・サークル活動を楽しめる、等々。

 ・免許・資格で就職する

(教員免許、管理栄養士、医師・歯科医師、薬剤師 等)

 ③大学進学のデメリット

  ・高額な費用が必要になる(学費、生活費)

  ・社会に出るのが遅れる

  ・目的がないと時間だけ浪費してしまう。

 ④入試の種類

   ・一般入試、総合型選抜入試、学校推薦型選抜入試など

 ⑤大学受験に向けてどのような力をつけるべきか?

 ⑥本校での推薦入試

  「三課程合同模試」を必ず受けておくこと!

  

 

令和6年度生徒会立会演説会・役員選挙、旧役員退任式・新役員新任式

1月10日(金)に令和6年度生徒会立会演説会・役員選挙を実施しました。

立会演説の様子

今年度は12名の立候補者による立会演説が行われました。

投票所では、実際に熊本市の選挙で使用される投票箱をお借りし、生徒1人1人が投票用紙に記入し、投函をしました。当選した立候補者たちは、1月16日(木)旧生徒会役員の退任式と新生徒会役員の就任式が行われました。

 

旧生徒会長からの挨拶では、4年間の生徒会活動の思いと感謝の気持ち、そして次に生徒会へのエールが送られました。

副校長先生から1人1人に任命証を授与され、身の引き締まる思いで受け取りました。

がん教育講演会

令和7年1月15日(水)、とだか内科クリニック院長で本校定時制の学校医でもある戸高幹夫先生を講師にお招きし、がん教育講演会が開催されました。

がんの正しい知識の習得やがんと生活習慣との関係、がんの早期発見のために行う定期検診の大切さ等わかりやすく丁寧にお話いただき、がんとの向き合い方を考える機会になりました。

生徒の感想文の一部を紹介します。

〇がんは一度かかると治らない病気と思っていたけど、生活習慣や運動などをすることで少しは予防もできるし、早期発見できれば直せる確率が上がると聞いて定期検診などはとても大事なことだと知ることができました。今からでも自分の生活習慣を見直そうと思いました。

〇癌といえばかかってしまうと最後みたいなイメージがありましたが、今回の講演を聞いて癌になったとしてもその癌とどんなふうに寄り添いながら生きていくのかが大切なのだと知りました。自分の身内も癌になったことがあるけどなってしまった本人だけではなく周りのサポートも同じくらい大切なんだと思いました。なってしまうのは仕方ないことだからそれをサポートしたり助け合ったりしながら生きていきたいと思います。

令和6年度 冬季休業後合同SHR

令和7年1月8日(水)大教室にて冬季休業後合同SHRが行われました。

始めに松中教頭先生より挨拶がありました。挨拶では年末年始に行われた高校生のスポーツ全国大会や箱根駅伝についてのお話がありました。特に大津高校サッカー部のスローガン「凡事徹底」は、本校の教育目標と同じテーマであるからこそ、同じ高校生として本校生も目標を高く掲げ何事も頑張ってほしいという内容でした。また箱根駅伝には出場した210人の選手の中で県内の高校出身の選手が12人もおり熊本県の高校駅伝はレベルが高く、県内の他のスポーツ競技も大変盛んでエネルギーに満ちあふれているということでした。本校生も県内の高校生と同様に、スポーツだけでなく、様々な活動の場面でもエネルギーを持ち合わせているので、今後の学校生活を頑張るよう期待しているという内容でした。

最後に諸連絡として、生徒指導部より昨年度の交通死亡事故件数とその要因、交通マナー、来年度からの登下校時の自転車通学生のヘルメット着用義務についての説明がありました。

 

令和6年度 冬季休業前生徒集会

令和6年12月24日(火)大教室にて冬季休業前生徒集会が行われました。

始めに資格取得者の紹介がありました。全商英検3級2名、全商情報処理検定3級1名、全商ビジネス文書実務検定(速度部門)1級1名の資格取得者の紹介がありました。

次に生徒集会がありました。副校長先生から掃除をすることの大切さと様々な知識・見聞を広げることの大切さについての講話をしていただきました。

特に前者では人類の誕生以来、様々な文明や道具が誕生するにつれて、我々人間は煩悩を取り払うために身なりや環境を整える必要があり、これは仏を信じることや禅の教えにも通じるという内容でした。

最後に生徒指導部より諸連絡がありました。SNS上の書き込みについての諸注意や来年度より自転車登下校時のヘルメット着用義務化についての説明がありました。

薬物乱用防止教室

今回の薬物乱用防止についての講話は、熊本東警察署のスクールサポーター、西 英昭さまに来ていただきました。生徒たちに、興味を持って見てもらうために自ら寸劇をされて、楽しいチンパンジーのチンペーのお話から始まりました。薬物の種類から別名などの多くの表現があること、また依存性の恐ろしさなど内容の濃いものばかりでした。

 

 

☆  以下は、生徒たちの感想を一部掲載します。

・ 薬物は自分とは関係ないと考えていましたが、今回のお話はわりと、身近な物なんだなと実感できました。

  自分自身や身内を守るために気をつけようと思えました。

・ 私は、薬物とか闇バイトとか自分には関係ない話だと思っていました。現在アルバイトをしていて、

  お金を稼ぐ苦労を知っているし、人生において甘い蜜ほど危ないものはないと思っています。

  薬物も誘われてもNO!と言える意志をもっているのですが、最近SNSで見た梱包されたチョコ菓子など

  に注射器で薬物が注入されている動画を見て、思っているより身近で気をつけたほうがいいな、と思いまし

  た。

・ 大手の求人サイトでも闇バイトがあるというのは初めて知りました。

・ 薬物を試しにやってみない?と言われても、きっぱりと断って、すぐにその場から離れるようにしたいと

  思います。

・ 警察の方では、守り切れない部分や、分かりづらいネットの話もしていただけてよかったです。

  このアプリ(闇バイト等)は追跡しづらい、わかりにくい事など教えていただきました。

  もし、勧められた時は断ったり、怪しかったときは、親や警察に相談したいです。

・ 親にも、闇バイトは絶対するな、と言われました。今日のお話をきいて、高校生を「とかげの尻尾切り」の

  ように使って、自分たちが捕まらないないようにするということを聞いて、マジで闇バイトはやらない、と

  思いました。また、薬物も1回でもやったら、やめられなくなると分かったから、絶対やりたくないと

  思いました。

 ※ 等々、多くの感想がありました。

進路講演会

11月20日(水)

 今回、熊本県立図書館の主任主事の青木道子さんから、キャリア形成のお話をしていただきました。本校のご出身の青木道子先生は、ご自分の中学時代から高校にかけて悩んできたことや自分の進路について考えてきたこと、また、「知らない」ではなく、「知ること」は自分を守ることになる等々、多くのお話をしていただきました。

生徒たちは、自分と重ね合わせながら真剣に聴いていました。以下は、生徒たちの感想を一部掲載しています。

                                                                                 花丸【感謝の言葉】花丸

【1年感想】

「シロクマが北極で生きることを選んだように私たちも自分の行きやすい場所を~のような話をいただいて、スゴく心が楽になりました。

私は今まで、みんなとは違う道を選んで自分らしくいれる場所へいくことを逃げだと思い、自分を責める時も少なくなくて、自分はどうして周りと同じように生きられないんだろうと思っていたんですけど、今日の話を聴いて、自分らしく生きられる場所に行くことは別に悪いことではないと思えました。

【2年感想】

 今日の講演を聴いて思ったことは何でもできることは今のうちにやっておいたほうが、将来の自分の武器になるのかなと思いました。

 私は今進路のために、ずっとなりたかった夢を捨てようかとスゴく悩んでいます。なので、今の私にはスゴくほしかった体験や情報を聴けて良かったです。

【3年感想】

 僕も、中学時代など不登校ぎみで自信をなくし、色んな事のやる気が完全消失していました。ですが、先生のお話を聴いて、自分も興味のある事に専念して取り組んでいこうと考えることができました。お話のなかで武器のなるというお言葉が救いになりました。今回はありがとうございました。

【4年感想】

 私は、いま進路のためにずっとなりたかった夢を捨てようかと、すごく悩んでいます。ですので今の私にはスゴくほしかった体験や情報を聴けてよかったです。本当にありがとうございました。

【商業科】令和6年度(2024年度)熊本スーパーハイスクール(KSH)エンパワーメントハイスクール(特別講座①)

令和6年(2024年)11月18日(月)2限目に、駒澤大学経済学部教授吉村純一氏による「消費文化から見るマーケティング」と題して特別講座が開催されました。

講演では、マーケティングの4P等基礎的な内容を分かりやすく解説いただき、4Pをいかに組み合わせるかが企業の腕の見せ所であるとお話しいただきました。また、マーケティングは現代的なコミュニケーションであり、4Pを中心とする戦略を組み合わせながらブランドの物語を提供し、消費者はそれを購買すること、消費文化によって、選ばれるブランド(物語)は異なり、企業は消費文化を理解し最適のブランドを作り出そうと日々マーケティング活動を実施 している等、時代に沿ったとても興味深い内容を、動画を交えながらお話しいただきました。

最後に、代表生徒からお礼の言葉を述べ、終了しました。今後の商業の学習に大いに活かすことのできる貴重な学びとなりました。

 

【生徒の感想】

① マーケティングについて学んだこと

 ・ マーケティングがあるからこそ私達のもとに来ることが分かりました。

   流通だけでなく価格まで関わっていて、深くまで生活に関わっていて、もっとマーケティングを学びたい

   と思いました。

 ・ 消費者によって4Pが変わって行くのを初めて知りました。

 ・ 時代に合わせたマーケティングが必要なのだなと思いました。

② 一番印象に残ったこと

 ・ カフェどっちが好きの話です。同じカフェでも商品に違いがあったり、ソファと椅子など同じものを

   提供していても周りのもので差別化させているのは面白いと思いました。

 ・ 万人受けではなく、狙った人に向けることが人気の秘訣につながっているのが勉強になった。

 ・ それぞれのお店やカフェによって戦略が考えられているのを初めて知りました。お話を聞いていると

   確かに心当たることがあったのでこれはこういう売り方をしたいからこうゆうふうにしているのだと

   納得がいきました。

 ・ 現代の課題や顧客一人ひとりに合わせたマーケティングが現代では大切なのだとわかりました。

   また、内装や音楽、椅子一つ違うだけでも顧客などの印象も変化していくと知りこれからお店などを

   見るときの観点が変わりました。

③ 今後、商業の学びにどのようにつなげていきたいですか

 ・ 今回受けた内容を熟知し今後の授業に向けて発揮したいと思いました。

 ・ 自分はこれから商品開発を行っていくので顧客の要望や現代の課題、外国人などに対してなどいろんな

   ことを大切にしていこうと思いました。

 ・ snsなどを活用して現代の人にあったマーケティングを見つけていきたいです。

 ・ ソフトウェア活用の際、売上や時期を見て計算するので参考にしたい。

④ その他

 ・ 4Pが凄く大事なのだと感じました。アマゾンやNIKE、色々な会社が使っている戦法なのだと理解

   しました。私が会社を経営した際には絶対参考にします!

 ・ 授業だけでなく、これから生活していく中ですべて大切なことだと思いました。

 ・ アマゾンのCMを見ることたまにあったけども、そんな感動的なCMを多く出しているとは知らなかった

   ので、今度他のCMも調べて見てみようと思った。

   

芸術鑑賞会 「津軽三味線 あべや」

令和6年度(2026年)10月18日(金)、本校第1体育館で芸術鑑賞会を行いました。

今回は、音・舞・笑 新感覚邦楽エンターテイメント「津軽三味線 あべや」によるライブを楽しみました。

  

 

まず、お面を付けた法被姿のきつね五人衆が会場裏手より出囃子に合わせて登場です。そして、三匹は本校有志というサプライズで開幕しました。

阿部金三郎・阿部銀三郎兄弟による正統派の確かなテクニックによるジョンガラ節やオリジナル曲『嵐』の迫力満点の演奏と共に会場からのリクエスト曲の即興演奏も楽しみました。

 最後には、たくさんの生徒や先生が壇上にあがり、ソーラン節の振り付けのレクチャーを受け、見事に揃った演奏と踊りに拍手喝采で幕を閉じました。

交流会では、ゆうあい中学校・定時制生徒の質問にお答えいただきました。

 

【生徒感想より】

▶ 津軽三味線の音と響きがまだ耳の奥で鳴っています。3本の弦であのような心をふるわせる音が奏でられるとは、おどろきです。今夜は皆で協同することを学び、今日の目標に近づきました。「あべや」をみんなと一緒に楽しむことです。成功です。

▶ 演奏会ありがとうございました。兄弟対決と『嵐』の演奏が特に印象的でした。兄弟対決は銀三郎さんの勇ましさや金三郎さんのテクニックにおどろきました。ソーラン節も楽しかったです。

▶ 元々、三味線の音が好きだったけど、今回の鑑賞会での迫力のある演奏を聞いて、とても楽しい時間を過ごすことができました。途中のお話や民謡もすごかったです。本当にありがとうございました。

令和6年度 第9回水まち水前寺 にぎわい祭り

10月27日(日)に戸井の外公園(熊本市中央区水前寺)で行われた「第9回水まち水前寺 にぎわい祭り」に本校太鼓部がオープニング演奏として参加しました。今回は1、2年生のみの少ない人数での参加でしたが、気迫に満ちあふれた迫力ある演奏を披露し、演奏が終わった際には大きな拍手が沸き起こりました。これからも日々の練習に励み、より良い演奏となるよう頑張っていきます!

令和6年度 避難訓練

令和6年10月21日(月)4限目に避難訓練を実施しました。

20時31分に訓練火災を知らせる放送が流れた後、生徒・職員は速やかにグラウンドに集合、点呼・人数確認をした後、最初に消防署より講話がありました。避難の際のポイントは「おはしも」―おさない(押さない)・はしらない(走らない)・しゃべらない・もどらない(戻らない)―というキーワードを意識し動くことが大切だそうです。また消火器は通常、火元の3m~6m、15秒~20秒で使用可能で、火災による死因は火よりも一酸化炭素中毒(煙)によるものが多いとの紹介がありました。

次に消火器の使用説明と消火訓練がありました。各学年代表1名が実演をしてくれました。

最後に松中教頭先生から講評がありました。いざ火災が発生した場合を日頃から想定し、本校のどこに消火器・消火栓があるのか確認してほしいとのことでした。安全に避難をするために、出火場所の確認→移動経路の確認→初期消火の徹底を心掛けてほしいという内容でした。

今回は有事の際の生徒の動線を確認することにもなり、大変有意義な訓練の機会になりました。

令和6年度第72回熊本県高等学校定時制・通信制文化大会

令和6年10月13日に定通文化大会が行われました。

1日のスケジュールは以下の通りでした。

〇午前     : オープニングセレモニー(太鼓部)・生活体験作文

〇昼休み : ランチタイムショップ(パウンドケーキ・フェアトレード商品)

                    展示(美術・書道。英語の授業等で作成した作品や展示物)

〇午後     : ステージ発表(ダンス同好会)

各部門において、生徒たちが日頃の成果を発表したり、想いを伝えたりしていました。生徒会の生徒については、円滑に文化大会を遂行できるようにしっかり務めている姿が見られました。早速来年への意気込みを持つ生徒もいて、来年が楽しみです。

 

 

 

 

令和6年度 後期始業式

令和6年10月7日(月)新任式および後期始業式が第一体育館にて行われました。

はじめに、新任式が行われました。今年度後期から新しく平田昭信(ひらた あきのぶ)先生を(担当:商業)お迎えすることになり、平田先生の紹介、平田先生の挨拶、また生徒代表挨拶がありました。

次に、後期始業式が行われ、学校長より訓話がありました。その話の中で鈴鹿短期大学・佐治晴夫名誉学長(物理学者)の言葉が紹介されました。

「あなたのこれまでが、あなたのこれからを決めるのではなく、あなたのこれからが、あなたのこれまでを決める」という内容でした。生徒諸君の後期の頑張りが前期を塗りかえることになり、後期は登校する日数が少ない分集中して学校生活を頑張ってほしいとのことでした。後期は定通文化大会、湧定祭があるので、生徒一丸となって協力し充実したイベントに仕上がるよう期待するというお話でした。

最後に、教務部より学校生活面での諸注意、生徒会より定通文化大会でのランチショップへの協力の呼びかけがありました。

令和6年度 前期終業式

令和6年9月30日(月)前期終業式が第1体育館にて行われました。

最初に表彰式が行われました。表彰の介添をする生徒の紹介後、県高校定通体育大会にて3位以内に入った個人・団体が表彰されました。内訳はソフトテニス女子、バドミントン男女、軟式野球、バスケットボール女子の合計4競技8種目(優勝2種目・3位6種目)でした。また、7月に行われた校内生活体験発表会の各クラス代表14人が優秀賞として表彰されました。

続いて終業式が行われました。学校長訓話の中で次の3つのことを力説されました。(1)スポーツフェスティバルで学んだ「皆で協力する力」を今後の定通文化大会や湧定祭で生かす(2)「凡事徹底」と「恕の心」~物事に気づく力、たくさん達成感・成就感を味わう力、微差・僅差を大切にする力、してほしいことは率先して行い、嫌なことは絶対に行わないとする力~が必要である(3)何事も努力の継続が大切であるというお話でした。特に(2)(3)については、大リーグの大谷翔平選手のエピソードや今夏のパリ五輪の出来事を交えた内容でもありました。

最後に生徒指導部と進路指導部より諸連絡がありました。話をされた先生方全員「各自目標を持ち努力することの大切さ」を話していただきました。

令和6年度 第1回スポーツフェスティバル

 第一体育館にてスポーツフェスティバルが行われました。今回は赤団、青団に分かれて、3種目(大縄、リレー、ドッヂビー)でのミニ運動会を行いました。白熱した戦いが続き、健闘をたたえて自然と拍手が起こる場面もありました。普段は見られないような生徒たちの姿を見ることができました。

全国高等学校定時制通信制体育大会第57回ソフトテニス大会・結果

令和6年(2024年)8月4日(日)~6日(火)にかけて、全国高等学校定時制通信制体育大会第57回ソフトテニス大会が有明テニスの森公園(東京都)で行われました。

本校からは3名が出場し、団体戦では惜しくも初戦で敗退してしまいましたが、個人戦においてベスト16という素晴らしい結果を残しました。天候にも恵まれ、猛暑の中での開催となりましたが、全員が最後まで諦めることなく、粘り強くプレーをしてくれていたと思います。

 

ご声援をいただいた皆様、ありがとうございました。

令和6年度 夏季休業明け合同SHR

令和6年9月2日(月)夏季休業明け合同SHRが大教室で行われました。

主な内容は教頭講話、生徒指導部からの諸連絡でした。教頭先生からはこの夏に20年前の教え子と再会し、彼から高校時代の部活動やクラスで一緒に学んだことが現在、仕事や社会でも役に立っているとの報告があったそうです。「高校生の短い期間に何かに精一杯努力すること」「人と人との出会いを大切にすること」が今後の生活にも繋がるとのお話でした。その他、翌週から前期期末考査が始まるのを皮切りに、9月以降4年生は各自の進路希望達成に向け勉強に努めること、3年生は有意義な研修旅行となるよう努めること、全学年の生徒は充実した定通文化祭や湧定祭を作るよう努めることに期待するとのお話でした。特に湧定祭では各クラス、生徒会、文化部を中心にみんなが協力することになるので、積極的に参加しようとの呼びかけがありました。

令和6年度 夏季休業前生徒集会

令和6年7月24日(水)夏季休業前生徒集会が大教室にて行われました。

最初に資格取得者の紹介がありました。全国商業高等学校協会主催ビジネス文書実務検定において1級速度3年2名、2級速度2年3名、3級速度3年2名の計7名、実用英語技能検定において3級3年1名の生徒が表彰を受けました。

次に全国定通体育大会ソフトテニス競技に出場する生徒への激励会がありました。本大会には3年生の千々波さん、2年生の大村さん、宮本さんが出場します。激励会では副校長先生からの挨拶、出場生徒の紹介と抱負、生徒会長からの激励の言葉がありました。なお本競技は8月4日(日)~8月6日(火)東京有明テニスの森公園で開催されます。

最後に生徒集会がありました。集会では副校長先生からの講話、また教務部・生徒指導部・進路指導部・保健部・生徒会から諸連絡がありました。特に、副校長先生からは「今年の夏は生徒諸君にはパリ五輪の日本選手を応援するだけでなく、日本選手に負けないようなlegacyを体験してほしい」との話がありました。生徒会からは10月13日(日)熊本県立劇場で行われる生活体験作文発表会に4年生の永田さんが本校代表として出場することが紹介されました。

今回表彰を受けた生徒の皆さんはおめでとうございました。また、全国大会や県大会に出場する生徒の健闘をお祈りします。健康に留意し、悔いを残さないよう全力を尽くすことを期待しています。

令和6年度授業料減免申請について

令和6年度授業料減免申請について、申請の様式を掲載します。
減免の対象生徒によって、提出する書類が異なります。


(1) 就学支援金・学び直し支援金の受給権者で、履修単位や履修月が上限を超える生徒。

→ ① 授業料減免申請書(4月~6月)

  ② 授業料減免申請書(7月~3月) 01 ①②授業料減免申請書(支援金).doc


(2) 就学支援金・学び直し支援金の受給権を持たない生徒で、家計及び家族の状況による就学困難な事情等を認められる生徒

→ ③ 授業料減免申請書(一般)03 ③授業料減免申請書(一般).doc

  ④ 家族状況証明書 04 ④家族状況証明書.doc


※その他添付書類として令和5年度所得証明書及び令和6年度所得証明書が必要です(市町村指定様式、世帯員の所得が一覧で記載されているもので可)

 

(3)定時制課程在学者のうち通信制課程を併修する生徒

→ ⑤ 授業料減免申請書(併修)(4月~6月) 05 ⑤授業料減免申請書(併修).doc

  ⑥ 授業料減免申請書(併修)(7月~3月) 

(4)その他
※被災や病気等、家計急変につながる特別な事情がある場合、特例申請を行うことができます。特例の事由によって提出する書類が異なりますので、申請を希望する場合は事務室定時制授業料減免担当者までお問い合わせください。

定通体育大会出場選手推戴式・結果

6月7日(金)に定通体育大会出場選手推戴式が実施されました。

今年度はバドミントン部、卓球部、陸上競技同好会、バスケットボール部

ソフトテニス部、軟式野球部の6種目の出場となりました。

各代表者が大会に向けての抱負を話してくれました。

各代表者からの挨拶

選手宣誓

 

そして、6月9日(日)(※軟式野球は11日)に定通体育大会が行われました。部活動期間中の成果を十分に発揮してできたのではないかと思います。結果を一部掲載します。

〇ソフトテニス:個人戦優勝、学校対抗優勝

〇バドミントン:ダブルス男子3位、女子2位、学校対抗3位

〇陸上競技:100m3位

生徒総会

本日、生徒総会が実施されました。

昨年度の生徒会行事・会計の報告と、本年度の生徒会行事・予算案の説明が行われました。審議事項では、美術同好会の発足が認められるなど、さらなる学校生活の活性化が期待されます!

最後に生徒会からの連絡では、今年度の生徒会活動スローガン「和衷協同」の発表、目安箱への意見をお願いし、会を無事に終えることができました。

議長を進んで引き受けてくれた4年生の生徒さん、進行を務めた生徒会のみなさん、お疲れ様でした。総会に参加した生徒のみなさんもご協力ありがとうございました。これからも楽しい学校生活を過ごせるよう、互いに意見を出し合い、よりよいものにしていきましょう。

令和6年度 救急処置法

5月8日(水)に令和6年度救急処置法研修会を実施しました。

最初にケガの応急処置法(止血・固定・ライス療法)と心肺蘇生法及びエピペンについて説明があり、その後、各学年に分かれて心肺蘇生法の実践・練習を行いました。

 

6月3日から部活動が始まります。もしもの時、知っているだけではなく、実行できるようにするため、今日学んだことを再度復習しておきましょう。

本校は保健室前、第一体育館前、2階の外階段の入口にAEDが設置されています。

令和6年度 振興会総会

今年度の振興会総会が大教室で開催されました。

会長挨拶、校長挨拶の後、議長の選出がなされ、令和5年度の会務と決算の報告、及び令和6年度の会務計画と予算の提案がありました。議案につきましては、出席者の賛成多数と委任状により承認がなされました。

総会後、本校の現況報告として学校評価アンケート結果、学校安心メール、各部からの報告がありました。

本校の現況報告終了後、学級懇談会のため保護者は各教室に移動、さらに学年会では新役員の選出、新役員会では振興会役員の選出と続きました。新役員会では今年度の活動の確認もありました。

令和6年度 皆勤賞表彰式

昨年度1年間にわたり皆勤で頑張った生徒がいました。

皆勤とは無遅刻・無欠席・無欠課で授業を受けたという意味です。皆勤を達成するためには、たくましい心身ときちんとした基本的生活習慣が身に付いていなければ難しいものです。生徒にとって、いわば勲章になるものと言っていいでしょう。つきましては、旧2年生で1人、旧1年生で4人が表彰されました。大変名誉な表彰ですので、表彰者はこれを誇りにして、今後も皆勤を続けてください。

今年度は多くの生徒たちが、皆勤賞表彰を受けることができるよう期待しています。

令和6年度 新任式・始業式

新任式では、12名の先生方が新転入され、お一人ずつ紹介されました。新転入を代表して主任事務長先生から「先ほど給食をいただいたことで、定時制にいると実感し、早く慣れてみなさんと話ができれば」とご挨拶がありました。続いて生徒代表が学校生活について、「給食は元気の源になっている」ことや「先生と生徒との距離が近いこと」、「学年の壁を越えて仲が良い」ことを紹介し、「新転入の先生方にも悩みや相談事を話したり、一緒に楽しいときを作っていきたい」と挨拶しました。

 

始業式では、校長先生より2つのお話しがあり、1つは前年度にも話されていた「凡事徹底」(ぼんじてってい:当たり前のことを当たり前に徹底する)で、今回は、①気づく力を身につける、②達成感・成就感を積む、③微差、僅差を大切にする、というテーマのスモールゴール3つを挙げられました。2つ目は、「恕(じょ)の心(思いやりの心)を大切にする」です。人間だから失敗はするけども、同じ失敗を繰り返さないようにすること、自分がされたくないことは他人にしないこと、自分が平気でも、相手が聞いて嫌な気持ちになることもある、と話されました。そして嫌な気持ちになったときは、相手に伝えることも大事だと教えてくださいました。

また、今年度から「ゆうあい中学校」がはじまります。声掛け、挨拶をして、みなさんが「ゆうあい中学校」の生徒さんにいろんなことを教えてあげてほしいと話されました。そして健康管理(特に暑さ対策)に気をつけ、新型コロナウイルスに限らず、いつの時代も感染症対策をする大切さ、新型コロナウイルス禍の前にできていた当たり前にできることに感謝の気持ちを持つようにと、新学期に向けてわたしたちがどのような心構えでスタートするのかを示していただき、心が引き締まりました。

今年度も有意義な高校生活にしていきましょう!

 

令和6年度 入学式

令和6年度の入学式が挙行されました。

校長式辞では、2つのお願いとして、①「恕の心を大切にすること」、②「凡事徹底」(ぼんじてってい:当たり前のことを当たり前に徹底する)を述べられました。自分を大切にするのと同じように周りのことも考えて行動できるようになること、挨拶を自ら進んですることを生徒たちに伝えられました。

 

新入生代表宣誓では、「これまでとは異なり、夕方から学ぶ生活になるため不安もあるが、新たな生活への期待もある。先輩方の背中を見つつ、新しい仲間と協力し、勉強に励みながら心豊かな人間に成長していく。」と誓いました。

 

令和5年度 第32回 卒業証書授与式

令和5年度 第32回 卒業証書授与式が挙行され、普通科11名、情報科学科8名、総数19名の生徒たちが、湧定を巣立っていきました。学校長は、①人のつながりを大切にして感謝の心を忘れないでほしい、②母校湧心館高校に誇りを持って歩み続けてほしい、と二つのことを祝辞として卒業生に贈られました。在校生送辞では、先輩方から忍耐力、表現力、達成力、団結力を学び、かけがえのない財産とすることができたと祝辞を述べました。そして、卒業生答辞では、卒業生代表が、大きく変わった自分を両親に見てもらいたいと思い、ここに立っている。入学してすぐは新型コロナ禍で休校が続いていたこともあり、気持ちが落ちて不登校気味になり不安定になったが、担任をはじめとするさまざまな先生方に声を掛けてもらい、元気づけてもらうことで再び通えるようになったと述べました。在校生には一人で悩まずに先生方を頼ってほしいと伝え、家族にはありがとうございましたと謝辞を述べました。最後に、大きな壁にぶつかっても、湧定での思い出と学びを誇りに、力強く歩んでいくと決意を新たにしました。

卒業生のみなさんのご活躍を心よりお祈りいたします。

ご卒業、おめでとうございました。

  

  

新任式

新任式(木村里玖 先生)花丸

 2月1日から新しく先生が来られました、木村先生です。趣味は「サウナ」だそうです。

先生は本校のご出身で、商業科のほうでお世話になります。とても爽やかな先生です、よろしくお願いします。

合格体験発表会(進路部)

4年生による合格体験発表会会議・研修グループ

 2月2日(金)、卒業予定者による合格体験発表会が行われました。今年度4月から、進路達成に向けて、受験先決定をした時期、受験に向けて調べたこと、オープンキャンパスの参加、職場見学などは積極的に行くようにとアドバイスをするなど、先輩たちから具体的に報告が行われました。 また、受験当日に確認することなども、細かいところまで後輩たちに話をし、多くのメッセージを残してくれました。

以下は生徒たちの感想です(一部抜粋)

①スーツ姿で行くことや、髪色も黒にすることを聞いて、だいぶ厳しいと思いました。でも私も受験の時はそのようにしようと思いました。

②就職や進学において、職場体験やオープンキャンパスなどには参加したほうがよいと思ったことと、進学などは筆記試験があると思うから早めの受験勉強を始めようと思った。

③今日のお話を聞いて、今は就職をしたいと思っているので、面接の際に気をつける事などを知ることができて参考になりました。身だしなみや所作も普段から気をつけておこうと思いました。

④自分は将来「義肢装具士」という職業を目指していて、そのために卒業したら専門学校に行きたいと考えています。今回の話を聞いて自分に今からできることがたくさんある事を知りました。まずはオープンキャンパスに行ってみたり学校について調べてみようと思います。今のうちにできる事からしてくのが大切だと思いました。

⑤面接練習は、高校生活の事など、今からでも話す材料を多く作っておくことが大切だと思いました。

⑥発表者の先輩の1人が「家を出て1人暮らしをしたくて寮があるところを選んだ」と聞いて、そういう決め方も良いなあと思いました。姿勢など猫背にならないように今のうちから気をつけたいと思います。

⑦出席日数はすごく大事!自分の良いところ(アピールできるところ)など、多く見つけておくことや、またいろいろな事に挑戦しておいたほうがよいことを知りました。本番の面接は緊張したりテンパったりするので、話す練習はすごく大事であること、身なりや言葉、姿勢などもしっかりしておこうと思います。

【発表の風景】

  

 

【1学年】令和5年度 1年生百人一首大会

 令和6年(2024年)1月26日(金)に、令和5年度1年生百人一首大会が催されました。1年生の生徒たちは国語の授業で百人一首を学習し、今回の大会に備えました。中には、上の句を聞いたらすぐに下の句を取ることのできる生徒もいて、日頃の成果を発揮しました。

 悔しい思いを残した生徒もいたようでしたが、みなそれぞれが楽しい思い出を作ることができました。団体戦1位の生徒たちは、表彰式で表彰されることになっています。

 来年度は更にパワーアップした姿が見られることを楽しみにしています。

 

   

【商業科】令和5年度(2023年度)専門高校プロジェクト学習支援事業 「湧定フェアトレードプロジェクト」特別講座④

 令和6年(2024年)1月24日(水)2限目に、菊池市在住でフィリピン人のGenalin Merced氏による特別講座が「私の国、笑顔の国」と題して開催されました。

 講演では自己紹介から始まり、小学校の教員免許を持っていますが、家族を養うために教員になることを諦め、海外の半導体の会社で電子アセンブラとして働いておられること、日本に来る前は台湾で6年間働いていたこと等を話されました。自己紹介に続いて、フィリピン共和国の文化と価値観、経済、日常生活、アクティビティ、スポーツ等スライドと共にご紹介いただきました。また、講演のタイトルが「笑顔の国」という理由は、「フィリピンの人びとはどんな状況にあっても幸せだからです。たとえ貧困の中でも、私たちは依然として人生観に前向きであり、笑顔でいることができます。」と話されました。フィリピンの方々が働き者であること、そして食べることが好きなのでお勧めのおいしい食べ物がたくさんあることを教えてくださいました。講演後は、オンラインでフィリピン現地とつなぎ、Johana Lery Y. Ventus氏にリアルタイムで夜のショッピングモール内にある人気のファストフード店や道沿いに並ぶストリートフードを実際に試食していただきながら紹介していただきました。45分間の授業の中でたくさんのフィリピンの魅力を発信していただきました。生徒たちにとって、初めての国際交流の機会となり、フェアトレードの必要性をより身近に感じることのできる、とても良い学びの時となりました。

 

【生徒の感想】

 〇現地からのテレビ電話はとても新鮮で街の雰囲気や活気がとても近くで感じられて貴重な経験になりました。自分の知らなかったことがたくさん知れて面白かったです。いつかフィリピンに行ってみたいなと思いました。(1年生)

 〇世界には自分の知らない事がたくさんあるんだなと改めて感じました。フィリピンに住む人々の生活や性格、宗教や食事文化、そして日本にも負けないくらい美しい景色など今日の講話でいろんなことを知ることができました。(1年生)

 〇あちらのスーパーもあり充実していることをしれて良かったです。ジープニーもいつか乗ってみたいです!!また、ハナさんもありがとうございました!フィリピンのファーストフード美味しそうでした。モールが広くて楽しくショッピング出来そうですね!言語と国が違うだけで、あんまり日本と変わらないんじゃないかと感じました。モール紹介観てて楽しかったです!たまごも美味しそうでした。本当に聴いているだけで心が踊りました。(3年生)

 〇インターネットでフィリピンのことを調べるだけでは分からないことがたくさんあり、とても面白いお話でした。(3年生)

 〇私達がわかりやすく写真や現地で説明してくださったので、英語がわからなくても少しずつ理解ができるようになって今回の講演はとてもためになりました。(3年生)

 〇Thank you very much for your lecture. I have never had much interest in other countries. There were many things I did not know about the Philippines in this lecture.After listening to the talk, I became more interested in the values and ethnicity of the Philippines. I will not be able to go there for a while due to financial problems, but I would like to visit the Philippines when I have enough money saved up.Thank you very much for sharing your valuable story with us. (3年生)

 〇宗教を大切にしていることを初めて知ったし、家族っていうのが血縁者だけじゃなく親友でも家族ってよぶことがあるってきいてすごいなあって思いました。クリスマスの準備を9月からしてることを初めてしりました。移動手段が日本の交通手段とか全然違ってびっくりしました。(3年生)

 

  

  

薬物乱用防止講話

 12月21日(木)、熊本市こころの健康センターから岡本美幸様を講師としてお招きし、「薬物乱用防止講話」を実施しました。

 依存症は、誰にでも起こりうる病気です。コントロール障がいであるため、意志が強くても止められないということを知りました。また、脳機能のバランスが崩れているため、心の治療が必要となります。

 アルコール依存、薬物依存、ニコチン依存、ギャンブル依存など、依存症になったら、まわりは責めたり怒ったりせずに、支援することが大事です。相談できるような人とのつながりを日頃から作ったり、生活習慣に気を配りながら、これまでの生活を見直して考え方を改善していく必要があることを学びました。

       

【商業科】「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」のご報告

 令和5年(2023年)11月3日(金)文化の日に江藤ボートハウス(熊本市東区江津)で「湧定オリジナルフェアトレードカフェメニュー with 江藤ボートハウス」が開催されました!

 このイベントは、江藤ボートハウス様と本校定時制の3年2組の生徒5名、1年2組の生徒7名が共同で開発した商品「湧定(ゆうてい)ソフトドーナツ」(税込690円)のデビューをより多くの方々に知っていただくために企画されました。

 生徒たちは前半と後半のグループに分かれ、前半の生徒たちはポスターの掲示や屋形船の中の拭き掃除および消毒、フェアトレードラブランドのブース設置や商品陳列等から始め、朝10時の開店までに手際よく準備を進めました。開店後すぐにお客様が来店され、「湧定ソフトドーナツ」とドリンクを注文してくださいました。その後も続々とご注文いただき、その日の売り上げは28個で金額としては19,320円となりました。目標は20個以上でしたが、目標をはるかに上回る売上となり、生徒たちはひとまずほっとして喜んでいました。

 今後はより安定した売上につなげるために工夫し改良していきたいと思います。