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矢山岳植物調査③
3回目の調査を行ってきました。前回、前々回は登山道入り口の植物を調査しましたが、今回は中腹の植物を調査しました!!!
昨年の3年生が残してくれたデータをもとにクソニンジン、ボロボロノキ、アカササゲ(薬用植物、希少植物)を探しました
しかし、今回は見つけることができませんでした
目的とした植物は探し出すことはできませんでしたが、他の魅力的な植物を沢山見つけることができました!!今回はその一部を紹介したいと思います!!!
矢山岳植物調査②
金曜日の課題研究の時間に矢山岳の植物観察を行ってきました。
前回6月に一度行いましたが、季節が変われば植物の様子も変わっており、登山道入り口に一面に広がっていたユキノシタの花もなくなり、代わりにヌマダイコンやミズヒキの花が咲いていました
季節が違えば同じ山とは思えない雰囲気でした今回は時間の都合上、入り口付近の散策でしたので、次はもう少し上まで行ってみます!!!
ミズヒキ *赤く小さな花のつぼみがある。見えづらいが、葉に部位の模様があるのも特徴。 |
ヌマダイコン *6月は花が咲いてなく、どれがヌマダイコンか分からなかったが、今回は綺麗な白い花が咲いていた!! |
ユズヤマメ官能検査
ユズ飼料を給餌してきたヤマメの官能検査(食味)を行ないました。
「A:対照区(市販飼料)」と「B:ユズ飼料区」の食べ比べによる調査(①生臭さ。②ユズの香り。③ユズの風味(味)について)を実施しました(9人)。
結果!!!
①生臭さについては「B:ユズ飼料区」は魚特有の臭みが抑えられているという解答が8人/9人得ることができました
②ユズの香りについては9人/9人感じることができなかったという結果でした
③ユズの風味(味)については9人/9人、対照区とユズ飼料区ではっきりと違いがあると解答し、「B:ユズ飼料区」の方が後味がさっぱりで、柑橘の香りを感じたと答えてくれました!!
昨年の11月に実施した検査では違いはほどんど出ませんでしたが、今回は大きく違いが出たので、大変驚いています
水温、繁殖時期、サイズなどが香気成分の移行には関係していると考えています。サンプリングもしてありますので、専門機関へ分析を依頼して科学的に実証を進めて行きたいと思います
ヤマメの消化器官の解説
3年生の「森を活かす」の授業でヤマメを解剖し、消化器官の観察を行いました消化吸収には水温が関係していおり、胃と腸の残留物の調査を行いました。
事前の学習をもとに、摂食してから24時間ほど経過していたので、腸に50%ほどの残留物が残っていると予想
実際に胃と腸を開いてみると
1匹目:胃の中 空。腸の中 残留物あり。
2匹目:胃の中 残留物あり。腸の中 残留物あり。
3匹目:胃の中 少し残留物あり。腸の中 残留物あり。
*胃の残留物調査
予想では全て胃は空っぽで腸にのみ残留していると思いましたが、そうではありませんでした。やはり、その時々の環境、魚のサイズで変化していくのでしょう別な時期に再度調査をしてみたいと思います
最後は3密に注意しながらおいしくいただきました
ユズヤマメの餌作り
久しぶりのユズヤマメの餌を作りました約一年ぶりの餌作りでしたが、手際もよく、あっという間に作り終えました(手で丸めるチネリから、伸ばして細かく切る方法に変えました)これから、ユズ飼料を給餌していきたいと思います