分校生活
泉分校の廊下で、「チチ、チチチチ・・・・」という鳥の声が聞えました。すっかり泉分校の住民になっているキセキレイの鳴き声です
どこにいるか周囲を探してみると、図書室から見える体育館の屋根の下にいました
しかし、よく見ると、お腹が黄色くありません。どうやら雛鳥のようです
しばらくすると、親鳥がエサを持ってきました。雛鳥が黄色い口を大きく開けていますね
その後、何度か親鳥がエサを運んできました
自然豊かな泉分校にはエサはたくさんあることでしょう
雛鳥は、必死に親鳥にエサをもらおうとしています。「チチッ、チチチ」の鳴き声も元気いっぱいです
しかし突然、親鳥がキョロキョロし始めました
すると遠くから数羽のカラスの鳴き声が聞こえてきました
それまでエサに夢中だった雛鳥も、鳴かずにじっとして動きません
大きな身体のカラスに襲われたら、力の差は歴然です。雛鳥が見つからなければ良いのですが
ところが、雛鳥は「警戒態勢」に疲れたのか、羽を広げたり背伸びをしたりし始めました
やがてカラスは去って行き、再び親鳥が戻ってきました
雛鳥はエサを欲しそうにアピールしていますが、まずは危険がないか周囲を確認しているようです
大丈夫と思ったのか、親鳥はクモのようなものを捕まえてきました
親鳥は、雛鳥が口から落としても拾ってあげて食べさせていました
キセキレイに感情があるのかは分かりませんが、親子の愛に心が温まる思いでした
親鳥もかつてはこうやって成長し、雛鳥もやがて同じことをするようになるのでしょうね
素晴らしい命の営みでした
泉分校横の県道沿い、通称「V字坂」に、ムクゲがたくさん咲いています
雨の合間に見に行くと、今咲いているものも、これから2~3日後に咲きそうな「つぼみ」のものも、たくさんありました
昨年の分校生活でもお知らせしたように、ムクゲとハイビスカスは同じ芙蓉属です
何だか、昨年よりハイビスカスっぽさが増している気がします
グラウンドには、すっかり泉分校の「住民」になっているキセキレイがいました
雨で濡れた身体を震わせて、水滴を飛ばしていました
今夜から雨が強く降る予報が出ています
今日は七夕です
先日ご紹介した生徒会役員が準備した笹には、結びつけられた短冊が増えていました
高校生にもなって七夕ぁ?と思う方もいらっしゃるでしょうが、自分の願いを素直に表現することや、お互いの願いを認め合えることは、とても大きな意味があると思います
7月7日は七夕です
今年も、生徒会役員が笹を準備してくれました
形を整えた笹を設置すると・・・・、何ということでしょう。学生ホールがちょっと風情のある憩いの場に様変わり
素敵な笹の設置後、実習から帰ってきた3年生たちが集まってきて、短冊に願いを書き始めました
せっかくですので、休校明けの水曜日は、他の分校生もどんどん書いてください
願いを込めて、みんなで素敵な七夕にしましょう
週末は強雨や雷雨でしたね
今日は一変して、昼過ぎから晴れて気温が上がりました。八代の平地では33℃だったそうです
泉分校の横を流れる氷川のほとりに行くと、キラキラした夏が迫っている感じがしました
最近の雨でかなり増水しているかとも思いましたが、そこまでではありませんでした
また、川面を吹く風が爽やかで、暑さを忘れるようでした
さらに、対岸の谷からは水が滝のように流れ落ち、コケが広がる場所にはかわいいキノコが生えていました
グラウンドではキセキレイが食べ物(虫?)をとっていました
命あふれる季節ですね
泉の大自然・氷川の清流の中で行うカヌー実習を行うのは、もうすぐでしょう。楽しみですね
行事予定カレンダー
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23   | 24   | 25   | 26   | 27   | 28   | 29   |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
カウンタ
1
6
5
9
4
5
5
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熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 吉田 充
管理担当者 教諭 平山 光一