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郷土料理講習会(3年・ライフコース)がありました!
3年生のライフコースを対象に郷土料理講習会が行われました
講師は毎年、五家荘から来ていただいている高尾様です
今年のメニューは、『鹿南蛮』『山菜おこわ』『里芋汁』の3つ
高尾様に丁寧に教えていただき、ばっちり完成
あまりに美味しくて、生徒たちはもりもり食べていました
地域の方とつながりながら、食について考える温かい時間でした
高尾様、今年も大変ありがとうございました
2年生の様子をお伝えします!
本日は、2年生の学びの様子をご紹介します
泉分校では、2年生からグリーンコースとライフコースに分かれて、
より専門的な学習を行っていきます授業を覗いてみると
グリーンコースでは、林産物利用の授業で作品作成を行っていました
ライフコースでは、グラタンのホワイトソースづくり中でした
2年生は来週から修学旅行です。行事目白押しの2学期ですが、
普段の授業も引き続き大切にしていきましょう
ガブッと恵方巻き
今日は節分です
これに合わせて、2年生のライフコースで恵方巻きをつくりました
節分には豆まきをしたり、イワシを食べたりする伝統がありますが、恵方巻きも有名ですね
具材を並べ、慎重に巻いていきます
うまく巻けたようです
今年の「恵方」である南南東(のちょっと南側)を向いて、ガブリ!
「喋らずに」「目を閉じて」「笑いながら」食べると良いという説もあるそうです
おいしく食べて、元気になると、何だか良いことがありそうですね
匠の技 職人の技
10月に、3年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、和菓子講習会を実施しました。講師に、川尻の天明堂店主である北川和喜 様をお迎えし、和菓子の実演と練り切りを体験しました
最初にわらび餅の実演をしていただきました。わらび粉と砂糖(和三盆)に水を加えて加熱されました
徐々に粘り気が出てきて、あっという間にグミのように固まっていきました
そこからが力勝負です。透明感がでるまで木べらで混ぜながらしっかりと加熱していきます。全員(見学しに来た職員も)で交代しながら、わらび粉を混ぜる体験もさせていただきました
加熱できたら、きなこにまぶして出来上がりです
特別に出来たてを試食したところ、その美味しさにみんな言葉が出ませんでした
わらび餅の美味しさに驚きつつ、次は練り切りについて学びます
最初に北川様が練り切りで見本を作ってくださいました。目の前できれいな鯉があっという間に出来上がっていきます。手早く10分程度でみるみるうちに本物の鯉のように仕上がっていく熟練の技に釘付けでした
次は体験です。「コスモス」と「みかん」の2つに挑戦します。まず、北川様の見本を見ました
あっという間にできあがっていきました。花びらの形や大きさ、切れ目の入れ方みかんの筋の付け方など、あまりにあっという間に出来ていくので、見ていれば自分にも出来そうな気がしてきます。しかし「次はみんなの番だよ」と言われると、本当に上手にできるのか不安になってきました
いざやってみようと、餡を手に乗せます。練り切りの餡は意外と固く、おそるおそる何度も触っていると形がくずれてしまいます。北川様のようにはとても上手くいきませんでしたが、みんな無事にピンク色のコスモスと、皮を向き始めた状態のみかんを完成させることができました
練り切りを完成させることができ、とてもワクワクして達成感を感じたようです
北川様からは、わらび粉が貴重であること、和三盆などの高級な糖を使用して本物に触れて学ぶことの意義、技術を学び伝えていくことの大切さについても学びました
9月に店舗訪問した経験も含め、北川様から多くのことを学びました。その学んだことを、今後の学習につなげていきたいです
3年生、日本の伝統を体感
昨年9月に3年生のライフコースの生徒たちが食に関する企業に見学に伺いました
日本の調味料の代表である「味噌」、調理器具の代表である「包丁」、日本のお菓子「和菓子」の製造現場です
まず、味噌の製造工場の現場は氷川町宮原の「ヤマタみそ醤油」様を訪問しました。社長の田河様から一つ一つの工程や道具について説明していただきました。大豆を蒸す時期や、麹菌(こうじきん)を扱うことの難しさ、古くも現役で使われている機械や道具の数々に触れ、手間暇かけて作られていることを目の当たりにしました。まだ残暑が厳しい時期だったため、職人さんたちは汗を垂らしながらの作業であり、味噌づくりの大変さを感じることができました
次に熊本市川尻の「熊本市くまもと工芸会館」様を訪問し、包丁を作る現場を見学しました。厚さ5cm程の鉄の棒を、熱して叩いての繰り返しにより、20分ほどであっという間に包丁の厚みになりました。職人さんが全身の力を使って鉄を叩いている姿は、とても迫力がありました
最後に熊本市川尻の「北川天明堂」様を訪問しました。和菓子の製造現場では、たくさんのお菓子を一つ一つ丁寧に包装したり、立ち仕事で真剣に働いている職人さんの眼差しに触れることができました。店主の北川様からは、菓子職人になったきっかけや、菓子作りにおけるやりがいや苦労、店舗運営についてお話を聞くことができました
日常で触れる食に関するものづくりを見学し、自分たちが手に入れるまでの過程を知ることができました。また、職人さんたちのものづくりに対する熱い思いに触れることができました
日々のお仕事をされている中で、泉分校生のために時間を割いて丁寧にご説明いただき、ありがとうございました。
米粉でロールケーキ★
2年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、米粉インストラクターの河野京子さんをお招きし、米粉講習会を行いました。米粉を使ったシフォンロールケーキを作り、それに一人ひとりデコレーションをしました
今回は、メレンゲの気泡性を活かして膨らませた生地を使ってケーキを作ります
モコモコツヤツヤのメレンゲに仕上げたら、卵黄の生地と合わせてオーブンに入れます
焼き上がったケーキは、とてもふわふわできめ細かく、しっとりとしていました。端っこを少し味見。その美味しさにみなこっそり笑顔になっていました。その生地を冷やし、生クリームのホイップとイチゴを入れてロールケーキにし、デコレーションに入ります
生クリームをきれいに塗ることにこだわり、イチゴを飾りつける段階でまた色々とアイデアが出てきて、なかなか進みません。イメージを形にすることの難しさを感じながら、ようやく完成させることができました
それぞれのアイデアあふれるケーキに仕上げることができました。デコレーションしたケーキは持ち帰って家族に食べてもらったようです。「美味しくて、家族みんなで取り合いでした」など、美味しく食べることができたようです
河野様の明るく優しいお人柄に触れ、丁寧に御指導いただいたおかげで、なんとか完成させることができました。米粉で美味しいケーキが出来ることに感動し、また、自分のアイデア込められたケーキを完成させることができ、生徒たちはとても達成感を得ることができたようです。今日の学びを活かし、米粉を使った様々な調理にも挑戦していきたいですね
お腹も心も、郷土の味で満たされる
3年生のライフコース「フードデザイン」の授業で、講師に、五家荘にお住まいの高尾扶佐子様をお招きし、郷土料理講習会を行いました
今回は、ジビエ肉を使った「鹿南蛮」、地域で食べられているヤーコンを使った「きんぴら」、味噌にゆずの皮を混ぜ込み、今が旬の里芋をゆでて和えた「味噌よごし」を調理しました
例年、高尾様がシカ肉に下味をつけて準備してくださいますが、今年は下処理から挑戦してみよう、ということで、シカ肉のすじを取るところから始まりました。すじを取るのに苦戦しましたが、なんとか終わり、赤ワインに漬け込みました。その後、衣を付けて油で揚げ、味付けした出し汁をかけてカツ丼にしました。少しの時間しか漬け込んでいないのに、臭みも少なくて美味しく作ることができました
ヤーコンのきんぴらは、シャキシャキとした食感で、少し濃いめに味付けされており、ごはんととてもマッチしていました。里芋の味噌よごしは、里芋の皮をむき、ゆがくのに時間がかかりましたが、柚子を練り込んだ味噌をつけて食べると、里芋のねっとり感とよく合って美味しかったです
高尾様の山奥での暮らしの工夫を聞いたり、シカ肉の下処理の大切さや、食材をより美味しく食べる知恵について教えていただきました。また、高尾様の明るいお人柄にも触れたりして、とても楽しく、心地よい時間を過ごすことが出来ました
卒業後に泉を離れても、郷土の味を忘れずに過ごしていきたいですね
手作り燻製ベーコン入りカルボナーラを食らう!
3年ライフコースの「フードデザイン」の授業で、カルボナーラを作りました。今回はベーコンを前日の放課後に手作りして、翌日のカルボナーラ実習に臨みました
ベーコンは、鍋にチップを敷き、鍋敷き等で嵩上げした状態にした「簡易燻製機」を作ります。そこに、塩とこしょうで下味を付け、表面を乾燥させた豚ばら肉を乗せ、ふたをして密閉空間をつくります
そして、30分程度加熱すると、表面が飴色に燻されたベーコンの出来上り!さっそく、味見をしてみると、市販のものとは違う、煙のにおいを存分に感じられる美味しいベーコンに興奮しました
そのベーコンを炒めて、卵黄、粉チーズ、生クリームで作った液で絡めるとカルボナーラの完成!濃厚な味に夢中で、黙々と食べ進めていました
簡単な燻煙の仕方を知っていれば、色々な食材で試してみたくなりますね
グリーンフェスタの展示作品
11月5日に行ったグリーンフェスタでの展示作品の一部をご紹介します
まず、農業科目・グリーンコースの作品です
木材を加工した写真立てや組木の他、木の枝や竹、どんぐり、まつぼっくり、落葉、石、コケなどの自然の素材を活かした「虫」・「どんぐり人形」・「こいのぼり」などの恒例のテーマとした作品が展示されました
また、「竹灯り」も展示されました。暗くなって撮影すると、カッコいいですね
続いて、家庭科・ライフコースの作品です
食や被服、保育、プロジェクト学習の展示がなされていました
温かみのある作品で、何だかホッとしますね
また、1年生の書道「25期生の日常と小さな秋」をテーマとした展示もありました
2年生が9月に行った修学旅行のまとめも展示されていました
「大人になっても忘れられない3日間」だったようで、良かったですね
修学旅行の様子は、「分校生活」の記事に詳しく書かれています
保健委員会は、今冬の関心事である「節電」についてまとめていました
また、心が元気になるおみくじがあり、1つ1つ丁寧につくられていました
弁論の発表原稿が貼られていました
それぞれの分校生の思いがよく乗っかった文章は、文字で読んでみても、発表者の声で脳内再生されてきます
当日午後の森田くんの弁論も良かったですね。さすが全国レベルでした
これら全てをつくるのには、膨大な時間と労力がかかっています
だからこそ、見る者の心を掴む何かがあるのでしょうね
洗髪実習
少し前のことですが、3年生のライフコース「生活と福祉」の授業で、洗髪実習をしました
ベッド上で洗髪するときに、頭にかけたお湯がこぼれないように、お湯の流れ道をつくるための介助用具に「ケリーパッド」があります。今日はそれを新聞紙とビニール袋を使って手作りし、実習に臨みました
最初に、介護される役がベッドに見立てた机に寝転がり、頭の下に手作りしたケリーパッドを敷きます。そして、お湯を頭にかけて、シャンプーをします
介護士は、お湯のかけ方やシャンプーの仕方の加減が難しかったようで、介護される役の生徒はくすぐったくて笑いが止まらない場面もありました。そして、シャンプーが終わったら、タオルで拭いて、ドライヤーをしてあげて終わりです
清潔行為は、きれいにするだけでなく、リラックスしたり、気分転換にもなります。また、ケリーパッドは市販のものもありますが、手作りして寝たままでも洗髪できる、ということを知っていれば、今後様々な場面で役立ちますね
梅干し紫蘇漬け
少し前のことですが、仕込んでおいた梅干しの塩漬けから、梅酢がかなり上がってきたので、次の工程「紫蘇漬け」の仕込みをしました
赤紫蘇の葉をちぎって綺麗に洗い、一枚一枚丁寧に水分を拭き取ります
そして、紫蘇に少量の塩を振り、もんで、絞ってを2回ほど繰り返してアクを抜きます
その後、上がってきた梅酢で紫蘇をほぐすと・・・酸の反応により鮮やかなピンク色に変化しました
それを梅の上にまんべんなく広げ、梅に紫蘇の色を移します
梅一つ一つがきれいに染まりますように
梅ジュースでカンパ~イ!
以前仕込んでいた梅シロップが完成しました!
梅と糖分を同量ずつジップロックに入れただけなのに、こんなにたくさんの水分が出てきました
浸透圧の勉強するのに、とても参考になりますね
今年は、糖分を上白糖、黒糖、ザラメ、グラニュー糖、はちみつなど、色々な種類をブレンドして作ってみました
出来上がったシロップを、炭酸水で割ってみんなで試飲してみました
カンパイして飲んでみると・・・、梅の香りとエキスがしみ出していて美味しい!
ほんのり酸味がして、夏にぴったりのジュースになりました。色々な種類を作ったので、飲み比べるのが楽しみです
2級検定本番!
夏休み前に、3年ライフコースの生徒が【家庭科食物調理技術検定2級】の実技試験を受けました
今日の記事ではそのときの様子を伝えたいと思います
本番までに何度も練習し、その度に自分の課題を見つけ、備えてきました
迎えた当日、朝から材料の確認を何度も行ったり、手順を確認したりと緊張した様子でした
本番中は突然のハプニングで焦ったという生徒もいましたが
ほとんどの生徒が練習の成果が出せたようでした
審査中も結果が気になったようで、何度も様子を覗きに来ていた様子でした。
審査終了後、審査員の先生から講評をいただきました
結果も発表され、生徒たちはそれぞれ安心した表情をしていました
献立作成から調理の仕方までとても苦労しましたが、良い経験ができました。
調理の段取りや見通し持って取り組む力を身につけましたね。今後の活動にも活かしていきましょう
焼きたてパン
少し前のことですが、2年生ライフコースの「フードデザイン」の授業で、パンを焼きました
まずは生地をこねます
この「こね」が、パン作りの成否を左右する重要局面です。みんな頑張っています
その後、発酵や成型などを経て、いよいよオーブンに入れました
そして取り出すと・・・・、
きれいに焼けています。思わずニッコリ
食べてもおいしかったようです
今後も様々な調理をして、スキルアップしていきましょう
体験入学のウラ話
7月31日の体験入学では、お茶クッキーづくりを体験した中学生もいました。お味はいかがだったでしょうか?
実はあのクッキーは、事前に2年生が焼き方などの作り方はもちろん、茶葉を混ぜる量などを試作していました
「せっかく体験してもらうのならば、少しでもおいしいものを作ろう」と頑張っていました
また、見た目をかわいくする工夫も行ってみました
よーく見ると、型がある★・♥・✿以外に「正義の味方」もいますね
上手に出来たことが、表情から伝わりますね
梅を仕込んだよ★
泉分校のグラウンドには梅の木があります。その梅の木に、今年もたくさんの梅が実りました
2年生の「フードデザイン」の授業で、その梅を使って、梅干しと梅シロップの仕込みをしました
梅を水に漬けてアクを抜き、一つひとつ丁寧に水分を拭き取りますその後、梅干し用は塩漬けに、シロップ用は砂糖漬けにしました。それぞれ2週間程度水分が上がってくるのを待ちます
美味しい梅干し・シロップが出来ますように
泉分校 農業鑑定競技大会
5月19日の中間考査の後、農業鑑定競技大会を行いました
泉分校の農業鑑定競技大会は、2・3年生はグリーンコースの「森林の部」とライフコースの「生活の部」、1年生は泉分校独自のアウトドアの問題を取り入れた「1年の部」の3つの部門で、実施しました
どんな出題がなされているか興味津々で、会場の体育館にやってくる職員もいました
そんな中で泉分校生たちは、制限時間内に1つ1つの問題に対して真剣に取り組んでいました
また、学校農業クラブの役員が準備や運営を頑張っていました
がぶりっ!丸かぶり!
2年「フードデザイン」の授業で、恵方巻きの調理をしました
酢飯係、卵焼き係、きゅうり係、かんぴょう煮係に分かれて、それぞれの具材を準備しました具材の準備ができたら、いよいよ巻きます。巻きすにのりを敷き、そこに酢飯を薄く広げ、具材を乗せます。そして手の位置や力加減の微妙な調整をしたら、勢いよく一気に巻く!無事、みんな立派な恵方巻きができました
完成した恵方巻きを持って恵方を向いたら、さあ丸かぶり!「願い事叶いますように」とお願いしながら、一本たいらげます。途中で思わず声が出てしまい、黙々と食べることは出来ませんでしたが、最後まで美味しくいただくことができました