八工定ブログ

東陽石匠館訪問

 6月22日(木)総合的な探究の時間で、2年生の「紙芝居」班の調査研究として、八代市東陽町にある「東陽石匠館」を訪問しました。「紙芝居」班では、種山石工の祖・林七の孫として知られている「橋本勘五郎(丈八)」にスポットを当て、紙芝居を製作しています。
 支保工模型や石工たちの年表やゆかりの品の展示物を見たり、 アーチ橋の構造や工法などを学びました。
 また、石工たちの仕事を体験するコーナーでは、実際、「てこ」「輪軸」「滑車」「ころ」などを動かしてみました。50キロの石がスムーズに動いた時には、当時の石材運搬の工夫と知恵には、本当に驚かされました。
 最後に、来館した生徒は、上塚館長に日頃の疑問点を質問しました。生徒の一つ一つの質問に丁寧にお答えいただきました。

  

  
 当時、石橋造りの技術者集団として、種山石工は日本一であり、その結晶が美里町の「霊台橋」であり、秋にも、国宝に指定される予定の、山都町の「通潤橋」であるということ、この先人たちの功績を、私たちは、後世まで語り継いでいかなければならないと思います。 今回、学んだことを「紙芝居」製作に活かしてほしいと思います。
 お忙しいところ、ご対応いただきました上塚館長をはじめ、職員の皆様、本当にありがとうございました。

規格外品を使って夏野菜カレーとポテトサラダ

 6月16日(金)総合的な探求の時間で2年生がテーマにしている【食品ロス削減について】の取り組みとして、規格外の食品を使った調理実習を行いました。

 使用した食材の全ては規格外品で、訳あって商品としてお店に出すことができない物です。先生方や生徒の中に、農家や食品関係でお仕事をされている方がいらっしゃり、その方々にご協力していただだきました。

     

 事前に料理方法を考え、役割分担をし進めることができ、2品作ることができました。バイトなどの経験から洗い物が早い生徒や調理場の整頓が上手な生徒、包丁などの扱いに慣れている生徒など、普段私達が目にしない生徒の姿を見ることができ、生徒達の毎日の頑張りを感じられました。

    

 調理は無事成功し、規格外品だけとは思えない程美味しかったです。今回の調理実習で、ますます食品ロス削減に取り組まないと行けない課題なんだと再認識しました。これからまた生徒達でアイディアを出し合い、行動に移していけたらと思います。

緑の流域治水について学ぶ

 6月16日(金)本日4限目に防災教育を行いました。

 豪雨災害の経験から熊本県知事を中心に、水害に対する知識をもっと深めるためのプロジェクトが始まりました。 

自分の住んでいる地域の特徴や起こりうる災害レベルの程度、避難のためのハザードマップの理解などを学びました。

 また、生徒達で防災のためのアイディアを出し合うなど、実りある時間になりました。

 

卒業生による生活体験作文

 来週からスタートする生活体験作文週間を前に、卒業生の宮尾くんに来校してもらい、生活体験作文の発表と自分の経験談を話してもらいました。1、2年生に生活体験作文とはどういうものかを理解してもらうための取組みです。

 宮尾さんは去年、生活体験作文で全国大会に出場して、ネグロス電工賞という名誉ある賞を獲得しています。私自身、彼の発表を聞くのは2回目ですが、何度聞いても聞き入ってしまいます。勇気を貰えます。きっと生徒1人1人何か感じる事があったのではないでしょうか。

 

 自分の過去を人前で発表する事は難しいことです。話しにくいことや言いたくない事など、それぞれ色んな過去があると思いますが、そんな過去を曝け出すことで、何か自分の心に変化があるのではないでしょうか。もっと素敵な人になれるのではないかと私は思います。ありのままの言葉で是非書いてみてください。

定通総体!!

 6月11日(日)定時制通信制総合体育大会が開催されました。普段とは集合時間が異なり、 朝7時40分という早い時間に集合しました。生徒全員遅刻せずに、無事出発することができました。

卓球、バドミントン、ソフトテニスの競技にエントリーし、それぞれ熊本工業高校、湧心館高校、県立総合体育館で競技を行いました。総体の大会スローガンである「スポーツマンシップでいこう」の通り、各競技の生徒たちそれぞれが練習してきたことを発揮し、全力を尽くせたのではないかと思います。また、大会ということもあって生徒たちも緊張している様子でした。これもまた大きく成長できるいい機会になったのではないでしょうか。

  

  

  

 惜しくも全国大会出場はできませんでしたが、何より怪我なく終えることができたことが本当に良かったです。来年また頑張りましょう!