2025年10月の記事一覧
【土木科】インフラメンテナンスVol.2
土木科2年課題研究では、「インフラメンテナンス」をテーマとして学習に取り組んでいます。
本日は、(一社)熊本県測量設計コンサルタンツ協会様にご協力いただいて、「東部浄化センター」、「坪井川多目的遊水池」に現場見学へ行きました。
東部浄化センターでは下水処理に関して学ぶ事ができました。
熊本市の下水道管長は2800km あり、日本の北海道から鹿児島までの距離となります。多くの下水を浄化センターで処理しており、1日の下水処理量はプール350杯処理されているそうです。
下水処理は様々な過程があり、下水で溜まった汚泥はセメントの原料や肥料など100%活用されており、資源やエネルギーとして利用されているそうです。
坪井川遊水池では、熊本県庁土木部河川課5名(OB2名)より説明いただきました。
一般河川の治水対策において、ダムや遊水池などを説明いただきました。
坪井川は過去にも氾濫を起こしています。それぞれの被害状況や対策を説明いただきました。また、OBより県庁職員の仕事や担当している業務について、お話があり、活躍ぶりを知る事ができました。
企画していただきました(一社)熊本県測量設計コンサルタンツ協会様ありがとうございました。
【土木科】インフラメンテナンスVol.1
土木科2年生の課題研究では、「インフラメンテナンス」をテーマで学習に取り組んでいます。
今回は、(一社)熊本県測量設計コンサルタンツ協会のご協力のもと、事前学習として、熊本市上下水道局より本校OB2名にお越しいただき、熊本市の下水道管についてご講話いただきました。
講話では…
・熊本市の下水道管路の現状
・予防保全の取り組み
・埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故の原因と熊本市の対応事例
さらに、校内に設置されている下水道管を実際に見学し、自走式カメラによる管内点検の様子も体験!点検方法や維持管理の重要性について、実践的に学ぶことができました。
貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました!
【土木科】橋梁メンテナンスVol.2-2
昨年度に引き続き、熊本市道路保全課の皆様と連携し、「橋梁メンテナンス」をテーマに学習と体験を行っています。
これまでの取り組みを振り返りながら、熊本市が抱える橋梁点検の課題や、市民と協働した維持管理の在り方について学んでいます。
今回は、橋梁点検の意義や基本的な事柄について、専門業者の方から詳細な説明を受けました。
その後、生徒たちは実際に橋梁点検車に乗り込み、橋梁の下側から点検作業を体験させていただきました。
生徒たちは安全帯をしっかりと装着し、橋梁点検車両のパレットデッキに乗車しました。
パレットデッキの操作も体験させていただき、日頃は見ることのできない橋梁の下面の様子を間近で観察することができました。
今回点検した橋梁の床版(しょうばん)の下面には、コンクリートの剥離など、軽微な損傷が見受けられました。
幸いにもこの橋は損傷が少なく、点検は半日で終えることができましたが、損傷が多い場合は完了までに2日間を要するとの説明を受けました。
橋梁の維持管理の重要性を改めて認識しました。
実際に点検車両に乗って橋梁の構造と損傷箇所を確認できたことは、大変貴重な体験となりました。
インフラを支える技術と、安全確保の厳しさを肌で感じることができた有意義な一日となりました。
【土木科】橋梁メンテナンスVol.2-1
昨年度に引き続き、熊本市道路保全課の皆様と連携し、「橋梁メンテナンス」をテーマに学習と体験を行っています。
今回は、これまでの取り組みを振り返りながら、熊本市が抱える橋梁点検の課題や、市民と協働した維持管理の在り方について学ぶ機会となりました。
熊本市では、橋梁メンテナンスの一環として「橋磨き」を実施しています。高校生や地域の方々が協力して箸磨きを行う事で、コミュニティの活性化や地域課題への理解が深まり、まちづくりにもつながる大切な活動です。
今回の授業では、
「企画班」
「交流班」
「広報班」
の3つのグループに分かれて、橋磨きの目的や意義、地域との関わり方について意見を出し合い、模造紙にまとめて発表を行いました。
次回はいよいよ実際の「橋磨き」体験を地域の方々と予定しています。地域の方々との協働を通して、実践的に学びを深めていきます。
熊本県立熊本工業高等学校
〒862-0953
熊本市中央区上京塚町5番1号
(地図)
TEL(全日制)
096-383-2105
TEL(就職)
096ー382-1800
TEL(定時制)
096-383-0310
FAX
096-385-4482
URL:
https://sh.higo.ed.jp/kumakoths/
E-mail:
kumamoto-th@pref.kumamoto.lg.jp
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者
校長 野崎 康司
運用担当者
HP担当者