学校生活

10市町村講話「多良木町」が行われました!

本日7限目1学年球磨地域学にて、10市町村講話が行われ、今回は、百太郎溝土地改良区・椎葉直美様よりご講話をいただきました。世界かんがい遺産に登録されている百太郎溝の歴史と百太郎溝があることで私たち人吉球磨の人々が美味しいご飯を食べられていることなど、初めて耳にする話に生徒たちは興味津々でした。講話の中で椎葉様は、自然に恵まれたこの生活に誇りを持つこと。地元の農産物を沢山食べること。人吉球磨の情報を発信すること。これらのことを生徒たちへのお願いとされていました。生徒たちの感想の中に、「私にできることはないのか」、「私たちが百太郎溝を守っていかないといけない」などの熱い思いを抱く生徒もいました。生徒たちにとって素晴らしい時間となりました。椎葉様、貴重なお話本当にありがとうございました。

最後に百太郎溝に関するYouTubeのリンクを掲載しておきますので是非ご覧ください。

百太郎溝世界かんがい遺産登録記念動画

百太郎溝伝説

23/07/05 思春期保健教育講演会

今日のLHRの時間は、全学年で「思春期保健教育講演会」が実施されました。

講師としてお招きしたのは、熊本大学名誉教授で国内の婦人科腫瘍(しゅよう)治療のエキスパートでいらっしゃる片淵秀隆先生です。「人として生まれ、球磨で生きている奇蹟を考えてください-産婦人科、子宮、妊娠、がんのことをどのくらい知っていますか?-」というテーマで、ご講演いただきました。

 

前半は、タイトルにもあるように、産婦人科という科が人間の一生にかかわること、そして臨床医としての実践に裏打ちされた子宮や妊娠に関する知識をお話しされました。視聴覚室で講義を聴いている3年生に質問を投げかけたりしながら、より強く記憶に残るように説明をしてくださいました(1・2年生は教室でライブ中継)。

後半は、子宮頸がんについてのお話しでした。これもまた研究に裏付けられたデータをもとに、若年層における子宮頸がんのリスクや、それを予防するためのワクチン接種の重要性を話されました。

先生は、正しい知識で判断することが大切だということを強調されておられました。自分のいのちも、周りの大切な人たちのいのちも、さらに将来生まれるいのちも、すべて大切にできるよう、生徒の皆さんは「いのちの大切さ」をもう一度考えてみましょう!

《参照》公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会 動画アニメで婦人科がんのことを知ろう

23/06/26 先生は牛深高校にいます!

2年1組のGLS(グローカル・スタディーズ)の授業は週2時間ありますが、そのうち月曜2限の授業は牛深高校へ授業を配信し、牛深高校でGLSを選択した3年生4名と一緒に授業を行っています。

普段は、授業を担当する先生は球磨中央高校から授業を配信するのですが、26日(月)は先生が牛深高校へ出向き、牛深高校から授業を配信する形で実施されました。

普段は画面越しにしか会えない牛深高校の生徒のみなさんに直接指導することができ、先生も手応えを感じておられました!

今月は心のきずなを深める月間です!

6限目は全学年の人権LHRが行われました。1学年は「人権としてのアサーション」と題して、1学年の人権担当の荒木先生より講話がありました。荒木先生の講話の中で、生徒たちは質問に積極的に発言したり、周囲と話し合ったりする場面が多く見られました。

アサーションとは、自分の言いたいことを大切にして表現すると同時に、相手が伝えたいことも大切に理解しようとするコミュニケーションのことです。自分の考えや思いが他者と違うことで、相手に嫌われてしまうかもしれないという不安から、ストレスを抱えた経験があると思います。「お茶の誘いがあったとき、断りたい気持ちが強いとしたら、どんな答え方をするか?」というアサーションを自分たちで考える場面では、自分も相手も大切にする言い方を意識しながら、言葉を伝え合っていました。相手に配慮しながら、自分の言いたいことを伝えていくということは、これからの社会生活を送る上でとても大切なことです。今月は「心のきずなを深める月間」です。アサーションを知ることから、自分も他者も大切にする人間関係を作り上げていきましょう。