建設工学科ブログ
【建設工学科】 2年生「現場実習」
9月4日(水)に、建設工学科2年生を対象に出前授業と現場見学を行いました。
この度は、国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様と株式会社江川組様にご協力をいただきました。
国土交通省様との取り組みは、平成27年度にスタートし今回で5回目となります。
まずは、本校での出前授業です。
国土交通省では、河川・道路・港湾の整備事業や防災事業等によって、安全で豊かな暮らしを支える社会資本の整備・監理を行っておられることを学びました。
次に、会場を五木村に移します。
ここでは、砂防施設見学及びレーザー計測器の操作訓練を行いました。
こちらは砂防堰堤(さぼうえんてい)と呼ばれるもので、大雨によって流出する土砂や流木を受け止め、家屋や人命を守る役割を持っています。
記念に砂防堰堤の前で記念撮影です!
レーザー計測器によって測量をしている様子です。
災害時の状況調査の際、大きな測量器を運べないような場所で活躍します。
簡単に距離や高さを測ることができました。
午後からは、江川組様のICT活用現場での見学・実習を行いました。
現場事務所にて、ICT技術の説明を受けました。
ICT技術によってより安全で生産性を高めた工事を進めることができます。
これにより、3K(きつい・汚い・危険)から新3K(給料がいい・休暇が取れる・希望がある)へと建設業が変わっているという説明に生徒たちは感銘を受けました。
また、こちらの現場は、工業高校出身の女性が現場代理人をされており、女性の視点で見た建設業について講話をしていただきました。
こちらはICT建機搭乗体験の様子です。
ICT建機には、現況と完成時のデータが入っており、操縦をサポートしてくれます。
重機に初めて乗る生徒たちも簡単に操縦をすることができました。
操作がうまくできた生徒は表彰までしていただきました!
最後に記念撮影です。
今回の現場実習を通して、建設業のイメージが良くなった生徒や建設業に対する興味が高まった生徒が多数おり、大変有意義な時間となりました。
この経験を進路選択に活かしていきたいと思います。
ご協力いただきました国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所様、株式会社江川組様、
本当にありがとうございました。