校長ブログ

2020年11月の記事一覧

生徒の有志から心強い申し出がありました!

昨日、このブログに育友会(保護者)、生徒会、教職員で学校の課題解決に向けて連携して動き出したことを掲載しましたが、そのような動きがあることを知り、常日頃から学校をこれまで以上に誇れる学校にしたいとの思いを持ちながら、どう動いていいいかわからなかったという生徒が、自分たちも是非とも行動を起こしたいと校長室に申し出てくれました。

非常に嬉しく、心強く思いました。その話の中で「まじめに頑張ろうとしている生徒がもっと尊重されるべき。もっと力を発揮できる学校にすべきではないですか。」という訴えがありました。

生徒自らの手で自分たちの良くないところは正していくような生徒の自治組織を作りたいとの申し出もあり、是非、既存の生徒会組織と連携しながら頑張って欲しい旨を伝えました。このような生徒たちの思いを大切にしながら、今後、早急に具体的な計画を策定し、実行できるように全力でサポートしたいと思います。

もうしかするとこのような思いを持ちながらもどうすることもできずに心を痛めている生徒がもっといるのではないかと反省させられました。

今日、校長室に勇気を振り絞って話に来てくれた生徒の思いを無駄にしないように、1人1人の生徒に寄り添いながらも、正すべきところは正す、という毅然とした姿勢で教育に当たっていきたいと思います!

課題解決に向け3者で進み始めました!

昨日、育友会の役員の皆さん、生徒会役員の代表、本校職員の3者で「菊池高校の生徒健全育成のための検討会」を開催しました。夕方の多忙な時間にも関わらず、多くの育友会役員の皆さんにご参集いただきました。本校では考査期間中の朝から育友会で「あいさつ運動」を実施していただいています。ちょうど今もその期間中ですが、今回は2年生の学級委員の皆さんが正門で生徒たちに声を掛けていただいています。コロナ禍の影響で前回の10月の考査時が本年度1回目の「あいさつ運動」でしたが、本田育友会会長も毎日参加していただきました。

本田会長がその時の様子を見られ、改善すべき点は先生方だけに負担を掛けるのではなく、育友会も一緒になって改善に向けて取組みましょうと言っていただきました。さらに主役は生徒たちですので生徒会役員の意見や思いもしっかり取り入れて事を進めようと、育友会、生徒会、教職員の3者での検討会が実現しました。

会についてはもう既にホームページ担当の椎葉先生が教員としての率直な意見を書いてくれていますが、一筋縄では行かない難しい問題も多々あります。3者が一緒になって課題解決に向けて進み始めたことがとても意義深いことだと思っています。

育友会、生徒会、教職員が力を合わせて取り組めばできないことは何もないと思っています。粘り強くあきらめず頑張って行きます!

日々のコミュニケーション不足を反省!

先週から来年度の人事異動に向けての先生方との面談を実施しています。「何かあったら遠慮なく校長室に来てください。」などといつでも先生方の話を聞く態勢は取っているつもりでいるものの、校長室に気軽に訪ねて来て話をしていく先生方がそんなにおられる訳もありません。

今回の面談は人事異動に対する希望を聞くことが主な目的ですが、併せて、日頃の業務に対する課題や悩み事、困り事などいろいろな話を聞かせてもらっています。先生方は本当に生徒たちのことや学校のことを真剣に考えて業務に当たっていただいていると感謝の念に堪えません。同時にもっとこんな話をタイムリーに聞いておかなければならなかったと反省もしているところです。

私は日頃から主任主事の先生方を核とした組織的な学校運営を重視し、俗に言う「報連相」、報告、連絡、相談がスムーズにできる職場であらねばと思っていますが、1人1人の先生方と1対1で対話する機会の大切さを改めて痛感しています。

菊池高校を先生方、1人1人がさらに輝く職場とするためにの先生方とのコミュニケーションをこれまで以上に大切にしていきたいと思っています!

苦渋の判断、修学旅行は中止することとしました!

昨日、このブログに書きましたが、第3波を思わせるコロナウイルスの感染拡大により、12月9日から予定していた北海道小樽市での修学旅行(スキー研修)を中止することとしました。私自身もそうですが、修学旅行といえば高校生活での最も思い出深い行事の1つです。私の高校の時の修学旅行は往復サンフラワーでの奈良、伊勢、京都コースでしたが、1日自由見学で自転車で友達と京都市内を回ったことが、楽しい思い出として今でも鮮明に記憶に残っています。卒業後も集まると必ず話題に上る出来事です。

このような経験を生徒たちにさせることができないかと断腸の思いですが、2年生の学年の先生方、学年保護者役員の皆さん、本日の運営委員会等での意見聴収の結果、苦渋の判断ですが、中止することとしました。当初はこのコロナ禍を逆手に取りGO TO キャンペーンを利用し、通常では行くことができない北海道への修学旅行ということで計画したのですが、このような結果となり生徒たちには大変申訳なく思っています。

総体等の代替大会ではありませんが、少しでも高校時代の楽しい思い出として残るようなことが何かできないか、学年の先生方にも検討をお願いしているところです。今回の判断については何卒ご理解をお願いします!

寒くなり、コロナウイルス感染拡大が心配です!

11月も2週目となり寒さが増し、コロナウイルス感染拡大の傾向が顕著となり、本日も東京では新たに300人以上の感染者が出たとのこと。先日来、北海道での感染拡大も報道され、やはり寒さとともに第3波が到来しそうな事態となってきました。本校では12月9日(水)から北海道への修学旅行を予定しておりますが、これもかなり厳しい状況になってきており、2年生の学級役員さんや担任団等ともしっかり相談し、近々最終判断しなければならないと思っています。

本日は最後の公開授業、就職内定者の説明会、公務員ガイダンスが実施され、学校の活動自体は確実に前に進んで行っています。また、これから受験を迎える生徒たちも目標達成に向け、本当によく頑張ってくれています。先生方も生徒にしっかり寄り添ってサポートしていただいています。この努力が実を結び、みんなが笑顔で卒業を迎え、その頃にはコロナも収束していることを願うばかりです。

今一度「逆境の中にこそ夢がある」の言葉を心にコロナに負けず、前に進まなければと思っています。明日は県教育委員会からの学校訪問があります。