校長ブログ

2022年7月の記事一覧

大分県のビーチで4人が躍動してくれました!

第8回全九州ビーチバレーボールジュニア選手権大会が大分県大分市の田ノ浦ビーチで開催され、本校から男子バレーボール部の3年松本藍斗君・1年の杉本雅貴君ペア(ともに泗水中出身)と1年の河上倫太朗君・冨山康平君ペア(ともに菊池南中出身)が熊本県代表として出場しました。

本日は4チームによる予選リーグ戦が実施されました。別府湾を臨むビーチに作られたコートで試合が展開され、体育館で開催されるバレーボールの大会とは違った雰囲気で暑さの中にも何とも言えない爽快感のある大会でした。

さすがに九州大会のレベルは高く、良い試合はするもののあと一歩勝利には届きませんでしたが、九州のレベルを体感することができたことは1年生の3人にとってはこれからの競技生活にとって非常に良い経験になったと思います。また、3年生の松本君にとっても高校生活の思い出に残る大会になったのではないかと思います。

6月の女子ボクシングの九州大会に続き同じ大分県で、またしても九州大会を応援することができとても幸せな思いでした。このような機会を与えてくれた生徒たちに本当に感謝しています。





堂々とした素晴らしいプレゼンをしてくれました!

今日は第31回熊本県高等学校生徒商業研究発表大会がくまもと森都心プラザで開催されました。この研究発表会は商業に関する課題を設定し、生徒の問題解決能力や創造的学習態度を育てるとともに、発表を通して生徒の表現力やコミュニケーション能力を育成することを目的に開催されています。

発表会には県内の商業科を有する9つの高校が参加しました。本校は「『菊池高校愛物語』第一章ふれあいを大切に地域の活性化を目指して』のテーマで発表しました。発表者は商業科3年の谷冨あおいさん、石原明菜さん、菊川千那さん、2年生の池邉希咲さん、古賀詩織さんで、昨年度の「菊高ジャック」への取組をわかりやすく整理した素晴らしいプレゼンテーションでした。特に、内容が独創的で本校ならではの発表で、菊池高校生の特色をしっかりと発揮してくれました。コロナ禍の影響で結果は後日発表とのことです。

今年も10月22日(土)に「菊高ジャック」第2弾を計画中です。さらにパワーアップした商業科の取組を今から楽しみにしています。

 

文化部も頑張っています!

先日、夏の高校野球が終わってしまい、心にぽっかり穴が空いたような気分になっていましたが、本日、文化部の頑張りに触れ、また元気をもらいました。

最近、再びコロナの感染が拡大し心配していますが、今年3年ぶりに「きくち白龍まつり」が8月6日(土)に開催されます。そのオープニングで本校の芸術部が「書道パフォーマンス」を披露することとなっています。夏休みに入り本番に向けた練習が本格化しています。出演するのは1年生4人、2年生2人の計6人ですが、全員が書道パフォーマンスを披露するのは初めてで指導者の渡邊あずさ先生を含め準備に余念がありません。本日はその練習風景を覗かせてもらいました。

また、吹奏楽部は27日に県立劇場で開催される県吹奏楽コンクールに向けて最後の追い込みに入っています。こちらは3年生1人、2年生3人、1年生1人の計5人の少数精鋭の編成ですが、私はコンクールに参加できることを嬉しく思っています。今日は演奏を聴かせてもらいましたが、本年4月に本校に赴任された森絵里華先生の指導のもと頑張ってきた練習の成果が伝わってきました。本番まで1週間を切りましたが5人の気持ちを合わせ本番に臨んで欲しいと思います。

本校は全ての部活動が少人数ではありますが、文化系、体育系ともにそのことを逆に強みに菊池高校生としての誇りを胸に躍動してくれることを期待しています。

「温故知新」論語八十八選を届けていただきました!

本日、一般社団法人菊池教育会から坂本敏正会長と原田和幸専務理事(お二人とも本校OB)が本校にお見えになり、菊池市教育会で製作された論語集である「温故知新」〜論語八十八選〜を届けていただきました。先日の新聞報道で菊池郡市内の小学校・中学校に寄贈され、今後、郡市内の県立学校にも贈呈するという記事を目にしていましたので、本校にも届くのであろうことは知っていましたが、本日わざわざお二人でご持参いただきました。何とこれには英訳まで付いており、非常に教育的価値の高い一冊となっています。

菊池教育会は「文教菊池」の伝統を守ろうと論語教育の普及にも努めておられ、私が目指している菊池高校生としての誇りを持つこと、規範意識を高めることにも通じるものがあると感じています。このように菊池市は中世に一帯を治めた菊池一族時代から伝わる先人たちの英知や努力で築かれた歴史の重み、伝統文化を受け継ごうとする活動がなされています。

このような地域の活動を受け継ぐ上で本校の役割や責務は大きなものがあると考えています。新しく設置した普通科「地域探究コース」の学びの特色として地域の歴史、伝統文化を活用しなければならないと思っています。

 

   

 

感動の熱い夏が終わりました!

今年の夏は梅雨明けも早く、例年にも増して暑い夏となっていますが、本校野球部の夏も本当に熱い夏でした。1回戦から甲子園出場経験のある熊本西高校に緊迫したシーソーゲームで5対4の逆転勝利、素晴らしい試合内容でした。また、2回戦の天草工業高校戦はまさしくミラクル、奇跡的な逆転勝利、1対10で迎えた8回裏、コールドゲームだけは避けたいとの思いで見守っていると、何と一挙10点を挙げる大逆転劇、応援席のボルテージは最高潮に達しました。

このような経験をさせてもらった選手達を心から誇りに思うと同時に本当に感謝しています。そして迎えた昨日の3回戦、相手はシード校で優勝候補の九州学院高校、2回戦の余勢を駆ってベスト8進出と行きたいところでしたが、九州学院の壁は厚く0対7の7回コールドで敗退しました。投打ともにトップレベルの力と技を目の当たりにした感じがしました。しかし、選手達は一歩も臆することなく堂々とした試合ぶり見せてくれました。

この大会を通して選手達が粘り強く、直向きに戦う姿を見て感動を覚えると同時に最後まで諦めない気持ちの大切さなど多くのことを教えられたような気がします。本当に心から選手達を誇りに思える夏でした。ありがとう。