校長ブログ

2021年4月の記事一覧

我慢のゴールデンウィークになりました!

昨日からゴールデンウイークが始まり、明日からは5連休となります。大会や練習試合などを見学に行くことを楽しみにしていましたが全て中止。何の楽しみもないステイホームのゴールデンウイークになりそうです。本来ならこのゴールデンウィークは県総体、総文祭前に向けて実践的な経験を積むとても大切な期間だと思います。このようにスポーツ活動や文化活動が次々と中止や延期となり生徒たちのモチベーションがとても心配です。しかし、これだけ感染が拡大すると致し方なく、どうしようもない無力感に陥ってしまいます。

この我慢のゴールデンウィークが功を奏し、感染が収まり県総体・総文祭の中止だけは何としても回避できることを願って止みません。5月5日と6日には本県で東京オリンピックの聖火リレーも実施され、6日には本校の正門前を聖火が走ります。このような状況下ですが、57年ぶりの聖火を全校生徒で見学したいと思っています。私は2年前、担当部署に勤務していた関係で同じ日(昨年行われていれば6日と7日)に県内のリレーコースを全て下見して回りました。1年後にオリンピックの聖火が来るのかとワクワクしたことを覚えています。その時はこのような状況になるとは夢にも思いませんでした。

このオリンピックも何とも言えない状況になってきましたが、スポーツや文化の力で少しでの学校や社会に元気と活力が出ることを期待しています。

 

 

 

県内の練習試合もできなくなりました!

昨日、ゴールデンウィーク中に県内の高校との練習試合を実施する際の保護者への同意の取り方や事前の注意事項等、顧問の先生から相談を受けました。県内での練習試合は禁止されていないので、そんなに神経質にならなくてもとの思いもありましたが、生徒や保護者がより安心した気持で安全に練習試合を実施したいとの顧問の先生の思いを受け、念には念を入れた実施の仕方を考え、一定の方向性を決め、全部活動に周知しようと思っていました。

ところが、本日、県教育委員会から「部活動における連休中の県内での練習試合等について」という通知文が届きました。『本県は現在、国の「ステージ3」の段階に入ったと判断され、更なる感染拡大防止対策の徹底が必要であり、特に人流が増加する連休中の対策が重要である。』とのことからの措置です。ここで感染が拡大し、本番の総体・総文祭が中止となっては元も子もありません。生徒たちには申し訳ない気持ちで一杯ですが、辛抱して校内でできる活動を精一杯頑張って欲しいと思います。この困難に打ち勝ってこそ、明るい未来があると信じるしかありません。

本来なら明日も阿蘇・菊鹿地区体育大会でしたが中止。これ以上感染が拡大せず、終息に向かうことを願うばかりです。

今週はゴールデンウィークに突入します!

4月も最終週、木曜日からはゴールデンウィークに突入します。今日は週の始まりでしたので職員朝会をし、そこで、3点話をしました。まず1点目はコロナウイルス感染症についてです。県内でも感染拡大傾向にあり、学校でのクラスターも発生しています。本校も昨年12月の経験がありますので、まずは水際対策としてウイルスを校内に入れない。登校前の健康観察をしっかり行い、体調不良者は登校しないことの徹底。また、感染防止として3密はもちろん、マスクなしでの話はせず、こまめな手指消毒をお願いし、「感染しない。させない。」を再度確認しました。

次に年度始めからの初期指導がきちんと徹底しているか。年度当初から初期指導により菊池高校生としてのあるべき姿をしっかりと意識できているか、確認をお願いし、できていないことについては再度徹底をお願いしました。「始め良ければ、全て良し。」始めが肝心と思います。

3点目として、部活動の加入率についてです。各部とも例年にも増して工夫を凝らし、部活動紹介をしてくれましたので、新入生の反応も良く部活動加入率の増加を期待していましたが、思ったほど加入率が上がっておらず、迷っている生徒が一歩踏み出せていないように思います。再度背中を押してもらうことをお願いしました。この一歩を踏み出すかどうかが人生にとってとても大事だと思います。部活動による人間形成、学校の活性化などとても価値ある活動です。充実させたいと思っています。

ゴールデンウィークまでにそれぞれの教育活動がうまく動き出せばと願っています!

  

明日の育友会総会は書面決議としました!

明日は育友会総会を予定していました。昨年度も臨時休業中であり実施できませんでしたので、本年度はできることを楽しみにしていました。しかし、昨今の感染拡大傾向や近隣校の状況、阿蘇・菊鹿地区体育大会の中止などを総合的に鑑み、育友会の役員さん方と相談し、総会の議事は書面決議とすることとしました。とても残念ですが、現状を考えるとやむをえないと思っています。しかし、これがこれから実施される県高校総体や総文祭に飛び火しなければ良いが、と願っているところです。

生徒たちの学びや活動は極力止めたくないと思っていますが、安心・安全が何よりも第1ですので難しい判断を迫られる場面がこれからも出てくることが予想されます。肝に銘じて適切に判断しなければならないと思っています。また、本日リスクレベルが最高の5に上がったとの情報も入っています。なかなか先が見えません。

明日は生徒たちは午前中の授業とします。これからゴールデンウイークが来ます。行動制限をしなければならないことも多々あると思いますが、基本的な感染防止対策をしっかりと行い、充実した期間になればと思います。

県教育委員会から市長にご挨拶いただきました!

昨年度末に県立高等学校あり方検討委員会から「県立高等学校の在り方と今後の方向性について~新しい時代に対応した魅力ある学校づくりへ~」の提言が出されました。これを受け、本日県教育委員会県立学校教育局の岩本局長と高校魅力化推進室の松村室長が江頭菊池市長、渡邉教育長に地元県立高校2校(菊池農業高校と本校)の魅力化に向けた協力依頼のご挨拶に菊池市役所に来ていただきました。

これまでも菊池市は市内3高校の魅力化に向けて支援事業を実施していただいていますが、先の提言を受け、さらに本格的な動きを行う上での県教育委員会からの協力依頼でした。本校としては非常に有難く、心強い思いです。本校では昨年から渡邉教育長を会長とした学校運営協議会を設置し、「学科魅力化」「地域拠点部活動」「地域資源活用」の3つの専門委員会において協議を進めていますが、本年度はそれを具体的な「形」とする年であると位置付けています。

まずは本校の使命、役割を「スクール・ミッション」としてまとめ、これを職員、生徒はもとより保護者、地域の皆様方と共有し、いろいろな方々のご意見をいただきながら魅力ある菊池高校を創り上げていきたいと思っています。