林業科日誌

林業科ブログ

1F 農業と環境

 5月9日(木)、前回の実習で整備した乙千屋圃場と、農業科から一角お借りした道川内圃場に、

「植え付け」と「播種」を行いました。

マルチに穴を開け、

サトイモ(種芋)の植え付けと、ダイコン・ダイズの播種を行いました。

ダイコンの種は意外と小さい

マルチを張らなかった畝の除草

丁寧に灌水を行いました。

雨上がりの圃場はぬかるんでいて、少し実習がしにくい状況でしたが、よく頑張りました。

立派な作物に育つよう、これからもしっかり管理します。

1F 農業と環境

林業科の生徒も、1年次に農業の基礎を学びます。

4月22日(月)は、乙千屋圃場で植え付け前の準備をしました!

↑このようになるまでに、様々な実習を行いました。

①整備する前の様子(まるで、耕作放棄地のようです)

②草を取り除き、天地返しをしました。

 

③元肥と消石灰をまきました。

 

④耕運機で耕し、畝を立てました。

 

⑤最後にマルチを張って終了です。

 

「暑い中でも頑張ろう!」という目標のもと、みんなで協力して頑張りました。

この圃場でダイコンとダイズを栽培する予定です。

 

1年林業科 初めての実習服

4月15日(月)、入学して間もない1年林業科の生徒が、実習服に初めて袖を通しました。

実習服は、授業(演習林実習・測量実習など)や、様々な研修に参加する時に着用します。

学年カラーでもある青色の、とてもさわやかな実習服です。

早速、サクラやカイヅカイブキの剪定などの実習を行いました。

宮原様(演習林監視人)に感謝状を贈呈

今年度いっぱいで演習林監視人を御勇退される宮原弘道様に

木庭校長より感謝状が贈られました。

本校のOBでもあられる宮原様は、平成17年の4月から演習林を監視してこられました。

生徒が安全に実習に取り組めたのも、宮原様のご尽力あってのことです。

 

宮原様には大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。

 

木との触れあい(芦北町産業祭にて)

3月23日(土)、芦北町産業祭(デコポン祭)において、

林業科の2年生(木育班)が、「木製ストラップづくり」と「オセロ対決(木製)」

を実施しました。

 

 

幅広い世代の方々と、木を通して交流を深めました! 

ドローン研修(林業科)

3月14日(木)、芦北町の芦北高校総合支援事業レベルアップ事業の一環で、

林業科の生徒対象の「ドローン研修」を実施しました。

講師は、芦北町の「株式会社アドバンスコネクト」の徳永さんと高峰さんです。

ドローンを使った空撮のプロフェッショナルにお越しいただきました。

お二人とも芦北高校のOBです。

 

ドローンについて、注意事項や操作方法などの説明や、様々な種類のドローン(マルチヘリコプタ-)

の紹介をしていただきました。

 

生徒たちは楽しみながら操作することができました。

 

ゴーグル型のモニターで撮影状況を見たり、空からの画像を確認したり、

ドローンの汎用性の高さを学ぶことができました。

 

今後の「スマート林業」の学びにつなげていきたいと思います。

シイタケの種駒打ち(交流学習)をしました!

3月13日(水)、芦北支援学校佐敷分教室の皆さんと2年林業科が一緒になって、シイタケの種駒打ちを実施しました。 交流学習の一貫として、毎年この時期に行っています。

 約3000個の種駒をシイタケ原木に打ち込みました。

 

(シイタケ栽培についてスライドで説明)      

 

(駒打ちの様子) 

  

(ホダ場に運搬)     (閉会式)

     (記念撮影)

みんなで楽しく実施することができました。

立派なシイタケが生えるといいですね!

平成最後の演習林(1年林業科)

3月4日(月)、少し霧がかかる中、鏡山演習林で1年林業科の実習を行いました。

平成最後の演習林実習は、「クヌギの苗木植栽」です。

これまでに、シイタケ栽培の原木に使用するクヌギを多く伐採してきましたので、

その伐採跡地にクヌギの苗木を植栽しました。

クヌギの苗木は、卒業された先輩方が、種から丁寧に育てられてきたものです。

 

植え付けも丁寧に行いました。(総本数200本)

 

無事に大きくなることを願っています。

 

 

林業科 「木育講座」

2月20日(水)、木育講座が行われました。

「木育」とは、幼児期から原体験として木材とのかかわりを深め、豊かな暮らしづくり、社会づくり、そして森づくりに貢献する市民の育成を目指す活動のことです。

講師は、熊本大学教育学部の田口教授です。

(熊本大学田口教授)

 田口教授は木材材加工における教材、教具の開発(特に中学校の技術の教科書の作成や中学校先生への技術指導)をされています。木育推進委員としても広くご活躍されています。

 実演も交え、大変楽しく勉強になる講座を実施していただきました。

(ルーペで構造を学ぶ) (木材がストローに変身)

(謝辞を述べる2F濱本君)

 「木育」というキーワードから、木材や森の魅力を学ぶことにとどまらず、木や森と人との関わり、現代人の問題、環境問題、生きがいなど幅広く学習を行うことができました。

 これからも林業科から、多くの人々に「木育」を発信していきます!

 

 

 

 

林業科 課題研究発表会

2月5日に林業科3年生による「課題研究発表会」を実施しました。

研究班・・・(森育班、木育班、ホタル班、アマモ班)

(発表の様子)

(来賓代表あいさつ・・・芦北地域振興局 蓑田様)

本校の林業科OBでもある蓑田様から、4月から新たなスタートをきる3年生に激励の言葉をかけていただきました。多くの来賓の方にお越しいただきましたが、皆さんから「林業科の課題研究は、どの班も素晴らしい内容だった」とお褒めの言葉をいただきました。

(学科主任講評・・・前島先生)

 林業科の1,2年生も参加しましたが、先輩たちの発表に感動していました。「自分たちも先輩たちのように課題研究に一生懸命励みたい」という感想が多くありました。

3年生の皆さん、お疲れ様でした!

※アマモ班は、なんと!東京大学(安田講堂)での発表依頼がきています。(2月23日(土))

アマモの植え付け

12月26日(火)の早朝、芦北湾にアマモを植え付けました!
毎年恒例の林業科の取組で、16年目を迎えます。
今年は、アグリライト研究所の方々も参加されました。

(アグリライト研究所の方々と顔合わせ)
 
(割り箸に付けたアマモ苗)   

(活着が難しいヘドロ区に植え付けました)
この日の干潮はAM5:00。その時間にあせて活動しました。
小雨の天候でしたが、それほど寒くなく、順調にアマモを植えることができました。

(いろいろな生物も発見できました)

(集合写真)
これからも、この研究活動を継続し、地元芦北の海に貢献していきます!

平成30年度林業視察・体験事業(林業科1、2年生)

 本日、林業科1、2年生を対象に平成30年度林業視察・体験事業が実施されました。

《林業科2年生》
 
   高原木材にてバンドソーの体験            日本製紙工場にて工場説明
 
      日本製紙木材の見学              南栄にて木材チップ製造見学

《林業科1年生》
 
      水俣木材市場の見学              水俣・芦北森林組合にて事業説明
 
       新栄合板工業の工場見学            中山リサイクルセンター見学
 

九州森林管理局長賞を受賞!

 10月30日(火)森林・林業の技術交流発表大会」が、くまもと県民交流館パレアで開催されました。
 本校からは、「木育班」が発表し、九州森林管理局長賞(優秀賞)を受賞しました。木育班は「木材を積極的に活用することで、森林・林業への理解者を増やす。」というテーマで研究活動を行っています。メンバーは9人(鬼塚、木川、髙田、寺床、橋本、板床、林、向川、山下)
 今回は代表で5人(鬼塚さん、橋本さん、林君、向川君、山下君)が出場!
①発表前(リラックスしています。)

②多くの審査員の前で発表

③表彰式

九州の高校で上位3校が選ばれました!

今後の活動の励みになりました!

森林教室

10月28日(日)、とても良い天気の中、森林教室を開催しました!
今年は過去最多となる募集定員を大幅に超える60人参加者となりました!
①森林についての学習

②森林散策

③健康チェック(血圧・ストレス)
森林散策後、多くの人の「血圧」と「ストレス」が下がりました!

④マツタケ栽培実験

マツタケ菌が広がりマツタケが生えてくるといいですね。
※マツタケは、本校OBの熊本県職員である草野様より提供していただきました。
ありがとうございます!
⑤まき割り体験

⑥ピザづくり

手作りのピザをピザ窯で焼きました。
おいしくいただきました。
⑦森林クイズ大会

⑧記念撮影

林業科3年生の課題研究「森育班」の生徒が主体となって活動しました。
森の魅力を多くの人に発信できたイベントとなりました。

公務員試験 今年の3年生も好調です!

林業科公務員1次試験合格者数については、
現時点で以下のとおりとなっています。

・国家公務員 (林業職)・・10人⇒絵文字:良くできました OK今年度も全国一の合格者数絵文字:重要
・熊本県職員 (林業職)・・ 5人
・福岡県職員 (林業職)・・ 5人
・佐賀県職員 (林業職)・・ 1人
・大分県職員 (林業職)・・ 1人
・鹿児島県職員(林業職)・・ 1人
・芦北町役場 (一般職)・・ 2人
・津奈木町役場(一般職)・・ 1人
・水俣市役所 (一般職)・・ 1人
・球磨村役場 (一般職)・・ 1人
・水俣芦北消防     ・・ 1人
・自衛隊関係      ・・ 5人 
 ◎合計34人
※まだ1次試験の合格発表がない職種もあります。(警察官など)
 最終合格に向けて更に頑張ります!

1年林業科 木工実習

 文化祭(芦高祭)に向け、林業科では1~3年生が、それぞれの学年で異なる木工品を製作し販売します。
 1年林業科では、「何でも掛け」を製作します。演習林で育てたヒノキの梢部分を有効に活用した木工品で、その名のとおり、衣類やバッグなど何でも掛けられます。

(余分な枝を落とします。)

(ヤスリで滑らかになるよう磨きます。)

(土台部分の寸法取り)

今年は「ミニチュアサイズの何でも掛け」も製作します。
鍵、時計、アクセサリーなどの小物用です。

安全第一で実習を頑張ります!

3年林業科 演習林実習

 10月2日(火)~10月3日(水)の2日間、3年林業科の演習林実習を実施しました。3年生にとって宿泊を伴う演習林実習は、これで最後となりました。

①間伐実習(伐倒・玉切り
女子生徒もチェーンソーの操作はお手のものです。
実習をとおして、みんな上達しました。

※学年主任の喜田先生(数学の先生)と副担任の竹本先生(理科の先生)
も挑戦されました!


②アカマツ林の松葉かき
演習林内には、アカマツ林があります。
松茸が生えることを期待しています。
天然のホオズキを発見しました。


③昼食は生徒手作りのマーボー丼
とてもおいしかったですね!
おなかいっぱい食べました。


④担任・副担任のツーショット
担任 :前島先生(左)
副担任:竹本先生(右)


※この他、樹幹解析やピザ窯用の薪割りなど多くの実習を実施しました。
怪我や事故もなく安全に実習を行うことができました。
生徒たちは、最後の宿泊実習が名残惜しそうでした。 

森林教室の開催(訂正の連絡)

10月28日(日)
毎年恒例の「森林教室」を開催します。
芦北高校から無料のバスが出ます。
参加費は1人200円です。
先着40名様
締切りは、10月19日(金)としていましたが、
9月20日現在で申し込み希望が多くなっていますので、
締切りを早めることがあります。

申し込みやお問い合わせは、
芦北高校 0966-82-2034
「林業科 上田」までお願いします。
 

林業科の功績(農業クラブ)

今年度も
 林業科の農業クラブ活動は絶好調!
夏休み中に行われた競技の結果も含め、お知らせします。

1 熊本県農業クラブ年次大会
(1)意見発表
  Ⅱ類 3F 高田琉世(優秀賞)
  Ⅲ類 3F 石矢涼花(最優秀賞)⇒九州大会へ
(2)プロジェクト発表 優秀賞
  Ⅱ類 3F(田川美琴、足立龍哉、一村晃輝、岩下照英、由藤新士)
   
2 熊本県農業クラブ測量競技会 優秀賞
  3F 田川美琴、2F横濱みなみ、大瀬敦也
  
3 熊本県農業クラブ農業情報処理競技会 優秀賞
  3F 田川美琴
 
 ※3F田川美琴さんは出場した3部門(競技)で、全て優秀賞の快挙!
4 九州農業クラブ大会
 意見発表 Ⅲ類 3F 石矢涼花 最優秀賞 ⇒全国大会へ
  

 平成30年度農業クラブ全国大会(鹿児島大会)
 出場者
  ・意見発表 Ⅲ類 石矢涼花
  ・鑑定(森林の部) 矢野好美(県大会1位)、鎌畑美咲(県大会3位)
    ※農業科の中村さんも鑑定(農業の部)に出場します。 
   目指せ! 日本一
 
  石矢さん 中村さん 矢野さん 鎌畑さん
 

1F農業と環境(ダイコンの収穫)

 5月に種をまき、定期的に管理してきたダイコンを本日収穫しました。
 耕作放棄地のような石ころだらけの圃場、無農薬、さらに日照り続きの天候・・・、難しい条件、厳しい環境の中での栽培となりましたが、オリジナリティあふれるダイコンが収穫できました。みんな持ち帰って食します。