天高日記
年金セミナー(3年生LHR)
本日のLHRでは、日本年金機構本渡年金事務所の入江様と木村様にお越しいただき、3年生を対象に「知っておきたい年金のはなし」という演題で年金についてのご講話をいただきました。
老後のための制度だと捉えられがちな「年金」ですが、今日の講話では、老齢年金に加えて、「まさか」のときに備えるための障害年金や遺族年金もあること、保険料を払わないことで実は様々な不都合が生まれる可能性もあることなど、動画やスライドを使って分かりやすく説明していただきました。
成人となり先日行われた衆議院議員総選挙で投票に行った生徒もいるとはいえ、現時点で年金を身近に感じている生徒はそれほど多くはないというのが現状だと思います。しかし、進学後に保険料の支払いが難しい場合に利用できる「学生納付特例制度」についての説明や就職した場合に厚生年金に加入して保険料を支払う必要があることなど、近い将来必要となる様々な情報も本日の講話で教えていただくことができました。
質疑応答では「大人になった時にいくら位もらえるか」という切実な(!)質問も飛び出しました。最後に1組の内田さんが謝辞を述べ、年金セミナーが終了となりました。年金の種類や手続きは様々ではありますが、この世代と世代との「支え合い」の制度について、まずは自分に関わりの大きい部分から1つ1つ学んでいってほしいと思います。
研究授業を行いました(英語コミュニケーションⅠ)
年に2回設定されている公開授業週間ですが、この1週間は地域の学校の先生方や保護者の皆様が授業見学に来られるだけではなく、各教科で研究授業を行ったりお互いの授業を見学したりして、職員が学び合う期間でもあります。本日3時間目には、1年6組のコミュニケーションⅠで英語科の研究授業を実施しました。本時扱ったのは戦時下に置かれた少女が世界に向けて送ったメッセージを題材とした内容です。生徒たちは少女の心情に着目し、英語を活用して内容読解の活動を積極的に行っていました。
多くの活動を含む授業でしたが、テンポよく進み、1時間があっという間でした。どの活動においても、生徒たちが、間違いを恐れることなく笑顔でコミュニケーションをとっている姿がとても印象的でした。
授業に課外活動にと、いつも一生懸命な天草高校の生徒たち。私たち職員もいつも良い刺激を受けています。今年度2回目の公開授業週間は本日で終了となりますが、また来年度にも公開授業週間や授業参観の機会が設定されることとなっています。みなさま、機会があれば是非、天高生の普段の様子を見にいらしてください!
韓国土坪(トピョン)高校訪問【最終日】
土坪高校への訪問は、行事等への参加は昨日までで、今日は出発前にご挨拶に伺いました。
土曜日の朝にもかかわらず、朴准成校長先生を始め、先生方や生徒の皆さんがたくさん見送りに駆けつけてくださいました。
絆の深まった両校の生徒たちは、最後まで声を掛け合ったり、写真を撮ったりと、名残は尽きない様子。
その後、訪問団は仁川国際空港へ。
仁川空港まで、見送りに来てくださる土坪高校の先生や生徒の皆さんもありました。
韓国の皆さんの心遣いと優しさには感謝しかありません。
今回の訪問を通じて、日韓の文化や習慣の違いや共通点についての発見がありました。
そして、土坪高校の皆さんがとても生き生きと自信に満ちた表情で、いろいろのことに頑張っている姿を見て、本校の生徒もとても刺激を受けているようでした。
両校の交流は10年の歳月を数えるまでになりました。
この交流により、今後ますます両校の絆が深まり、それぞれの高校の生徒たちが成長していける契機となることを願っています。
韓国土坪(トピョン)高校訪問【3日目】
土坪高校訪問も3日目。
土坪高校の生徒の皆さんと一緒に活動するのは最終日となりました。
今日の1限目は、土坪高校の保護者の皆さんにお世話になり、韓国の郷土料理の巻き寿司作りに挑戦しました。
実は、今日は土坪高校の学園祭。
各クラスや部活動の企画を、土坪高校の生徒の皆さんと楽しませてもらいました。
午後からは、体育館でのステージ発表会。
本校生徒もステージ発表する機会をいただきました。
学園祭の最後には、天草高校の歓送会も実施していただきました。
学校での全日程を終えて、いよいよ土坪高校を出発です。
3日間の交流で深まった交流で名残はつきません。沢山の生徒の皆さんが見送りに来てくださいました。
学校を後にしたら、最後の訪問地はロッテワールド。土坪高校のお世話になった生徒の皆さんと合流し、最後の時間を満喫です。
いよいよ明日は、帰国の日。
最後の夜はお土産の確認をして、明日に備えます。
韓国土坪(トピョン)高校訪問【2日目】
土坪高校への訪問2日目は、午前中3時間の授業への参加から始まりました。
まず1時間目は、情報。土坪高校の生徒とペアとなり参加しました。
授業ではセンサーで開閉をする「スマートゴミ箱」の製作にチャレンジしました。
2時間目は、体育と音楽の2つに別れて、体験的な学習。
音楽は、地元の郷土音楽の先生を講師としてお迎えし、韓国の代表的な民謡の「アリラン」を題材として、太鼓の技法を学びました。
一方、体育は幾つか身体を使ったゲームで体をほぐした後、バスケットのミニゲームを実施しました。
3時間目は化学。
酸化還元反応の学習としてアクセサリーのメッキ加工を学びました。
昼食を挟み、午後はソウル市内の景福宮の見学を行いました。
本校生徒、土坪高校生徒ともに韓服に着替えての見学。
雲一つない快晴のもと、どの顔もいつも以上に輝いていました。
2日目を終え、ますます友情は深まっているようです。