定時制日誌
牛島先生 地震御見舞いありがとうございました。
5月12日(木)に、熊本地震による本校の被害を心配されて来校された牛島達郎先生より、心温まる御見舞いをいただきました。
先生は、福岡市にお住いで、(前)福岡女学院大学人文学部教授、(元)福岡市学校教育部長を歴任され、現在は福岡市人権啓発センターの講師をされています。
本校へは、平成19年度に定時制の講演会で、先生が出会われた子供たちのことを紹介され、「食生活と心身の健康について」お話いただいています。
まだ、余震が残るなかで本校の事を心配され福岡からバスで駆けつけていただき、御見舞いや励ましをいただいたことに、心より感謝申し上げます。
熊本地震で休校していた学校が再開しました。
4月14日(木)の前震後、休校に入った学校も、本日5月10日、26日ぶりに再開しました。
大雨の中を登校する生徒達を「こんにちは」「元気だった?」などの声を掛け合い、大勢の先生方が再開の一歩を見守りました。
給食室も地震の影響で食事がつくれませんので、今日は「パンと牛乳」の提供でした。きちんと手を洗い、久しぶりに生徒達の声と笑顔があふれた給食室でした。
1限目は、全校集会です。第一体育館が被災し使用できないので、第二体育館で行われました。
学校長からは、「・・・今日まで皆は本当によく頑張ってきました。ご家族にとっては、それが生きる力になっていると思います。『今日から学校を再開します』学校は安心安全に勉強するところです。地震後3回点検してもらい、使用できない所が4ヶ所ありましたが、建物が崩壊するレベルではありません。ただ、廊下や校舎の入り口に段差があります。夜間で見えにくいと思います。ぜひ足元に注意してください。」と学校再開宣言があり、次の3点を強調されました。
①余震に対する冷静な対応について
火事の避難と地震の避難は違います。すぐ逃げる火事とすぐ逃げない地震です。パニックにならずに、様子を見て冷静に対応してください。
②健康管理について
余震が続くことへの不安。避難所生活のストレスを感じていると思います。それに学校生活で困ることなどあったら、我慢せずに気軽に先生に相談してください。
③登下校の交通安全について
地震で道路が狭くなったり、危険箇所が増えています。交通事故に遭う確率が高くなっています。今まで以上に目配り、気配りをして時間に余裕を持って登校しましょう。
最後に、『一日も早く学校を中心とした生活に戻して、普通の高校生活に戻りましょう』と締めくくられました。
次に、生徒指導部から、プリントに基づき地震による避難の流れについて説明され、冷静に落ち着いて行動すること、身の安全を守ること、一人で行動しないことなどを注意喚起されました。また日常生活については次のような注意がありました。
・校内の生徒立入禁止場所を守ること。
・移動教室へのルートを把握し安全に、時間に余裕を持って行動すること。
・登下校時も被災で道路状況が悪いためバイクや自転車など転倒の可能性が高まるので注意をして各自で安全な道を確保すること。
その後、教務部・図書部からの連絡があり集会を終わりました。
2限目は、各教室で担任の先生との久しぶりのLHRを終え、下校となりました。
「心をつよく、一緒にがんばるバイ! 湧定魂!」
授業再開のお知らせ
5月10日(火)から学校を再開します。以下は5月10日(火)及び以降の日程です。
【10日(火)】
午後5時~給食(食堂)
午後5時35分~SHR(各教室)
午後5時50分~全校集会(第2体育館)
午後6時30分~第2給食(食堂)
午後6時45分~LHR、二者面談(各教室) ~午後7時30分終了予定
※1 飲料水は、当分の間、各自で持参願います。
※2 給食申込者には、当分の間、代替食としてパンと牛乳を提供します。
※3 専修コースは、10日から通常どおり授業を実施します。
【5月11日(水)~13日(金)】
午後7時30分までの2限授業。二者面談等あり。
【5月23日(月)~31日(火)】
家庭訪問、職場訪問の予定
緊急のお知らせ
この度の熊本地震により被害を受けられた皆さんに、心よりお見舞い申し上げます。
さて、これまで、学校HPで4月22日(金)までの休校及び4月25日(月)からの再開予定についてお知らせしていましたが、諸般の事情により休校を当分の間継続します。登校を楽しみにしていた生徒の皆さんには申し訳ありません。
今後、学校の再開日が決まりましたら、改めて学校からの連絡や学校HPで再開日の3日前までにお知らせします。
熊本地震本震が襲う
14日夜の地震から一夜明け、余震の続く中、職員で復旧作業を行い、疲れた身体を引きずるようにして帰宅しました。前日の地震のため寝不足もあり、早目に就寝し、気持ちよく眠っていたところに大地震が発生しました。14日の地震が前震、16日未明の今回が本震とのこと。
18日(月)出勤すると学校は近隣住民の避難所となっていました。また、学校のあちこちで被害が出ていました。せっかく復旧した教室や職員室は前回以上にひどい状況でした。今回は校舎の外側の被害を報告します。
管理棟と教室棟の間の通路 | 保健室から教室棟への渡り廊下 | 図書室と会議室の間には地割れも |
自動販売機の側にもひび割れが | 会議室と地面の間には隙間が | 側溝と建物の間にも隙間 |
教室棟と理科棟の間の通路 | 理科棟から教室棟への通路は崩壊 | 多目的広場の外側も大きく壊れる |
樋がついていた高さと地面に差が | 側溝が揺れの犠牲になっています | 体育館から給食室へと進む通路 |
体育館から繋がる通路に段差と破壊 | かなり激しく壊れています | ゴミ置き場への通路にも被害 |