インテリア科blog

立神熊野座神社拝殿天井画(インテリア科)

2023年度「立神熊野座神社拝殿天井画制作」

 

令和4年の1学期に氷川町立神地区にある立神熊野座神社拝殿改築に伴う天井画制作の相談を受けました。

当時2年生でコンピュータグラフィックスを学んでいたメンバーで依頼を受け制作しました。

 

【完成予想イメージCG】

天井画の取り付けは令和7年10月頃の予定です。

 

【完成した天井画を並べて撮影したもの】

455mmの杉板、横12枚、縦8枚にアクリル絵の具を用い、月下に咲き誇る桜を描きました。

 

【制作にあたって】

依頼を受け、まず熊野座神社ことや氷川町のことを調べ、班員で話し合い、次の要点を抑えた天井画を描くこととなりました。

1.地区の皆様が誇りに思っていただけるようなもの。

2.一度は見てみたくなうような唯一のもの。

3.1枚1枚に花鳥を施すものではなく、天井全体で一つの作品となるもの。

4.神楽や神話をプロジェクションマッピングなどで表現可能。

最終的に立神峡は桜の名所の一つでもあり、氷川町の町花であるので桜をモチーフとしたデザインとなりました。

神社の周囲は崖や木々により薄暗いため、桜や月によって明るさや神秘性を出すと同時に、白をベースとしたことで証明やプロジェクションマッピングで月部分をスクリーンとして使えるようにしました。

 

【制作の様子】

桜と月をモチーフに決めた後、配色や表現のイメージ画を作りました。

 

【ミニチュア制作】

完成イメージをより現物に近づけるためにベニヤ板でミニチュアを作る取り組みを行いましたが、制作にあたり花びらを再現するのに時間がかかりすぎることがわかり現物への作業へ移行しました。

 

【枝を描く】

プロジェクターで転写しましたが、枝の流れがわかりにくく思ったような仕上がりになりませんでした。

 

そこで校内の桜を観察したり、落ちている枝を写生して枝のつくりを理解することしました。

 

【花を描く】

 当初は一輪一輪を下描きし、筆で着色していました。しかし、数回行ったときにかかった時間で計算すると到底完成することができない時間となってしまいました。

 

 

【スタンプ製作】

そこで消しゴムで桜のスタンプを作り、桜を描くこととしました。

絵具の水分量で濃淡が変わるので桜の木の立体感を意識して押していきました。また1回の塗布で2~3回スタンプできるので花を咲かせるスピードが格段にはなくなりました。(下描き→筆 と比較すると大げさではなく50倍は早くなりました。

 

【地域のみなさまと共同作業】

スタンプで誰でも簡単に花を咲かすことができるようになり、立神地区のみなさまと学校で共同作業を行いました。

天井画の制作に一緒に取り組めることをとても喜ばれていましたし、生徒たちも地区のみなさまの期待と感謝の気持ちを実感し益々制作作業に気持ちがこもるようになりました。

 

【月を描く】

板を天井に取り付ける間隔に固定し、コンパスを作って真円を描きました。

 

【ひたすら花を咲かせる】

その後1月23日の引き渡しに向けてひたすら桜を咲かせる作業を行いました。

咲いた桜の数は約3万輪!

 

【6頭の蝶】

最後に天井画の中に制作した生徒数と同じ6頭の蝶を書き込みました。

ぜひ設置された後に探してみてほしいと思います。

 

【引き渡し式】

完成した天井画を令和6年1月23日に立神地区の皆様へ引き渡しいたしました。

立神地区のみなさまの前で披露するととても仕上がりを喜んでいただきました。引き渡しの後に熊野座神社や立神峡をみんなで見て回りました。

当日はテレビ局3社、新聞2社、氷川町広報誌の取材があり、生徒たちも今回の取り組みを取り上げていただけることをうれしく思ったようです。

 

取付が終わる令和7年に熊野座神社で立神地区のみなさまや生徒たちが再会できる日が楽しみです。

ものづくりの創意工夫、完成を待つ人たちの顔を思い浮かべながらの作業、完成した作品を喜んでいただけるものづくりの喜びを感じる機会を与えていただきました立神地区のみなさま本当にありがとうございました。

ぜひ完成した際にはみなさん足をお運びください。

 

 

インテリア科2年生実習

本日はインテリア科2年生の実習をご紹介いたします晴れ

 

建築模型班は建物の模型作りを行っています!

 

模型班はジオラマづくりに取り組んでいます!

 

木工班はスツールづくりを行っています!

 

NC班はペン立てを製作しています!

 

ステンドグラス班はステンドグラスの小物を作っています!

 

グラフィックデザイン班はシャッターアートのデザインに取り組んでいます!

 

インテリア科はデザインや建物に興味がある人や、図工や技術の授業が好きな人におすすめです!

シャッターアートでアーケードに彩りを!やつしろまちなか美術館(6月21日更新)

八代本町アーケードを朝早くや夕方以降にシャッターアートを楽しんでいただける美術館にしていく取り組みを行います!

活動イメージ(生徒デザイン選択→色塗りボランティア→アートツーリズムの街へ)

第1期依頼店舗募集 作業日令和5年7月24日(月)・25日(火)の2日間

同時に色塗りのお手伝いボランティアを地元の小中学生から募集いたします!

 

依頼者の方はこのページからデザインを選んでいただきご依頼いただければと思います。

※デザインは生徒の原案のまま掲載してますが、要望や作業時間などによって修正を加える場合もあります。 

 

令和5年6月21日更新(デザインは完成しだい随時追加していきます)

インテリア科課題研究

インテリア科3年生の課題研究をご紹介します晴れ

 

天井画班

氷川町の神社に奉納する天井画を描いています!

 

陶芸班

オリジナルの焼き物をたくさん作っています!

 

木材加工班

現在鍋敷きを製作中との事でした!

 

材料加工班

今回は金属加工でバーベキューコンロを作っているようです!

 

模型班

今年も鉄道模型コンテストに挑戦しているそうです

 

建築班

オリジナル住宅の設計を行なっているそうです!

 

インテリア科では様々なものづくりやデザインについて学びます!

興味がある人はぜひ体験入学に来てくださいね星

 

 

坂本町鎌瀬消防団ポンプ小屋扉絵引き渡し式

2022年 坂本町鎌瀬消防団ポンプ小屋扉絵

水害により現在も臨時休業しているJR肥薩線。流されてしまった橋脚とSL人吉の復活を祈念して地元消防団ポンプ小屋の扉絵制作に取り組んできました。

 

2022年10月12日に坂本町鎌瀬消防団ポンプ小屋扉絵引き渡し式が行われました。

現在取り付け場所には現地の方々や復興関係者のみしか立ち寄れませんが、ぜひ開通したときには見に行っていただければと思います。

 

写真では小さく見えますが、鉄橋はとても大きく地域住民の方々の誇りであったと思います。

周辺には住宅もたくさんあったそうですが、水害によって無くなってしまったそうです。

いつの日か住民の皆さんも戻ってこられ、鉄道も復活する日を願います。

 

インテリア科の体育祭看板

2014年からインテリア科は体育祭における看板の部で全て優勝しています。

こんな看板を描いてみたいと思う人はぜひインテリア科へ!

 

2014年 黒田官兵衛

 

2015年 永遠の0

 

2016年 織田信長

 

2017年 加藤清正と熊本城

 

2018年 精霊の守り人

 

2019年 池江璃花子

 

2021年 阿倍兄弟

 

2022年 那須川天心

 

第30回インテリア科作品展の様子

令和4年2月5・6日にゆめタウン八代さまにてインテリア科作品展を開催いたしました。

たくさんの皆様にお立ち寄りいただき、生徒たちもお客様とのやりとりを通していろいろと学びの機会となりました。

インテリア科の学習内容に興味関心を持ってくれた皆さんが八代工業高校に来てくれたらうれしいです!

新八代駅で展示中~鉄道模型コンテスト入賞作品~

 インテリア科3年課題研究の建築班が取組んだ「鉄道模型コンテスト」の作品が、1月15日(土)から新八代駅で展示されています。
 2021年の9月から10月は熊本駅で、11月から2022年1月は福岡県にある九州鉄道記念館で展示されており、久しぶりに地元に戻ってきました。
 模型のコンセプトは「熊本の復興」です。お時間のあるときに見ていただけると幸いです。

【鉄道模型コンテストの結果】
・鉄道模型コンテスト2021九州大会 高校生部門:JR九州賞
・第13回全国高等学校鉄道模型コンテスト   :理事長特別賞
                       :審査員特別賞(ファンタジー)※2年連続受賞

新八代駅(新幹線改札口付近)

SDGs講演会(インテリア科)

本日は熊本NEXT様、熊本大学大学院自然科学教育部の学生さんたちによるSDGsについての講演会が行われました。

 

良く耳にするSDGsがどんなものなのか生徒たちも興味津々です。

SDGs目標11「自然災害や環境の変化に対応できるようにしていく力」

防災に関して様々な意見をスケッチブックにまとめて発表しました。

 

2時間でしたが和やかな笑いもあり、SDGsについて楽しく学ぶことができました。

このような学びの機会を与えていただき、ありがとうございました。

 

 

 

第11回 革のデザインコンテスト2021 【ユース・クリエーターズ賞】受賞

課題研究(コンペ斑)の一環として取り組んだ、第11回 革のデザインコンテスト2021において、

インテリア科3年の千代永 海美さんがデザインした「遊んで学べるグローブボール」が

本年度より新設されたクリエイティブ部門のユース・クリエーターズ賞を受賞しました。

 なお、革のデザインコンテストはデザインのみを行うクリエイティブ部門と実際に革製品を製作するプロダクト部門に分かれており、本年度は、全国各地からクリエイティブ部門2,021作品、プロダクト部門157作品の計2,178作品の応募があり、その中から、最優秀賞(1点)、優秀賞(1点)、ユース・クリエーター賞(1点)、入賞(8点)が選ばれました。

千代永さんが受賞したユース・クリエーターズ賞は高校生以下を対象として本年度より新設された賞であり、第1回目の受賞者となります。

12月1日(水)に東京レザーフェアの中で行われた表彰式に参加しました。

 今後も様々な場面で活躍して欲しいですね

2021年度やつしろまちなか美術館「亀蛇と菊慈童」

2021年の制作工程をこちらのページにまとめています。

 

これまでのやつしろまちなか美術館はこちらから

5月31日の19時より保護者の皆様に送迎いただきシャッターアートの下描きを行いました。

今年は妙見祭の「亀蛇と菊慈童」がモチーフです!

 

プロジェクター投影で行いますが、毎回不測の事態が起こるのでとっさの対応が必要です。

 

今回も比率の違いが発覚し、デザイン修正をおこないました。

 

6月1日 下描き完成

下描きが終わったのでこれから着色作業に入ります!

 

11月中の完成を目指して頑張りますので応援よろしくお願いいたします!

 

作業予定日

 火曜の午後 木曜の午前

 

 作業場所

 

6月3日 着色開始

マスクをはめての作業ですので熱中症にならないように気をつけて作業します!

 

6月8日

少しずつ作業にも慣れてきました!

 

6月10日

とても暑い日でしたが、大きな屋根がついているので日陰で作業ができて助かります!

 

6月15日 雨

亀蛇の頭も進んできました!

 

 6月17日

亀蛇も菊慈童も頭ができてきました。

 

6月22日

空の紫と亀蛇の目が入り印象が変わってきました!

 

6月24日

本日はエフエムやつしろ様より取材を受けました!

スマートフォンを使っての生番組に生徒たちもドキドキの対応です。

 

7月6日

期末考査が終わりシャッターアートも再開です!

 

亀蛇の顔もだいぶはっきりとしてきましたね!

7月8日

少しずつ完成に近づいてきました!

 

 7月13日

1学期最後の授業でした。これからは夏休みに少しずつ描き進めていく予定です。

制作の様子を地元のテレビ局から取材されました!

 

7月15日

前回で終わりの予定でしたが、地元のフリー冊子の取材が入り、2時間の作業を行いました。

 

 

今日も取材を受けました!

 

9月20日 2学期になりましたが、新型コロナウイルスの影響にて少人数での作業を行っています。完成まであと少しなのですが、体育祭の練習や中間考査にて作業できず。

9月18・19・20日の3連休も少しずつ描き進めました。

 

10月23日をもってシャッターアートが完成しました。

 

 

11月8日 完成披露式典が行われたくさんの取材を受けました。

 

 

生徒たちもテレビや新聞のインタビュー対応で忙しそうでしたが、とても貴重な経験ができました。

 

地元八代の文化について学び、そしてその魅力を発信する活動ができたことに生徒たちも喜びを感じています。

 

ぜひみなさんも朝早くか、夕方に八代にお越しの際は足を運んでみてください(^o^)

 

工業技術基礎(インテリア科)

今年度の2学期より工業技術基礎では他科の実習をローテーションで受けています。

インテリア科では木製バターナイフづくりと、筆使いの基本を学ぶレタリング基礎を行っています。

 

バターナイフづくり

桧をバンドソーでナイフの形に切り抜きサンドペーパーで磨き、オイルフィニッシュで仕上げます。

 

レタリング基礎

溝引きの技術や筆による塗り方、きれいに速く正確に仕上げるための考え方などを学びます。

 

JR九州賞【九州大会】、理事長特別賞【全国大会】、審査員特別賞(ファンタジー)【全国大会】

模型全体像

 

■鉄道模型コンテスト2021九州大会(8月14日(土)、15日(日))

 ・JR九州賞

■第13回全国高等学校鉄道模型コンテスト全国大会(8月20日(金)、21日(土))

 ・理事長特別賞

 ・審査員特別賞(ファンタジー) ※2年連続受賞

 

■制作者:インテリア科3年課題研究(建築班)、2年生

     宮本 倫汰(3年)、植田 真奈(3年)、佐藤 名(3年)

     田中  蘭(3年)、沼田由莉亜(3年)、山口 千絵(3年)

     有働 一靖(2年)、奥 弥奈実(2年)、森田 優花(2年)

 

 今年度も、3年生の課題研究の建築班を中心としたメンバーで鉄道模型コンテストに参加しました。今回は、九州大会と全国大会が実施され、それぞれの大会で受賞することができました。

 全国大会では、理事長特別賞と昨年度に続いて審査員特別賞(ファンタジー)を受賞することができました。今回のテーマは、「Reconstruction ~復興人生ゲーム~」としました。それは、今年が、熊本地震(平成28年)から5年、熊本豪雨(令和2年)から1年という節目の年だからです。また、新型コロナウイルスの影響も落ち着きを見せず、熊本でもたくさんのイベントが開催されなかったり、我慢をしたりすることが続き、地元八代の祭りである「妙見祭(ユネスコ無形文化遺産)」等も中止になったからです。

 熊本県全体として「創造的復興」を進めているので、私たち高校生(課題研究建築班)ができることとして、熊本県の良さをアピールする作品を鉄道模型の中で表現することにしました。

 今回選んだ地域は、地元である「八代市」と「熊本市、人吉市」です。被災した地域の復興には、県内外の人たちに興味関心を持ち続けてもらうことが必要であり、まずは知ってもらうことが熊本を元気にするきっかけになると考えました。

 今回の模型製作では、「3市を知ること=3市を巡る旅」ととらえ、それを「すごろく」に見立てて表現しました。そのため、今回の模型ではあえて全体で統一したスケールを使わず、それぞれの特産品や建築物が目立つような大きさで表現しています。

 被災からの復興と、新型コロナウイルスが収束し今までどおりたくさんの人と交流したり、様々なイベントが開催される日が1日も早く来て欲しいという思いを作品に込めました。

 ※作品についての詳細は、「制作記」をご覧ください。

R3 制作記.pdf 

工業基礎スタート(インテリア科)

1年生の実習、工業技術基礎がスタートしました。

開始前に集合し、諸注意。

年度初めは製図板を作る木工班と、レタリング検定の練習に取り組む班に分れます。

 

自分で使う製図板を心を込めて作ります!

初めての木工機械に挑戦!

 

レタリング検定班はフリーハンドと和文を行いました!

どちらも良い作品が仕上がると良いですね。

インテリア科1・2年生現場見学

1月27日水曜日

八代市内に現在建設中の「(仮称)八代民族伝統芸能伝承館」と八代市新庁舎の現場見学に行ってきました。

八代地区建設業協会ならびにご多忙な中丁寧に対応いただきました現場の皆様、貴重な学びの機会をありがとうございました!

第12回全国高等学校鉄道模型コンテスト モジュール部門【審査員特別賞(ファンタジー)、ベストクオリティ賞】

 昨年度の続いて、3年生の課題研究・建築班で取組みました。

 今回は、【審査員特別賞(ファンタジー)】と【ベストクオリティ賞】を受賞することができました。

 この作品のコンセプトは「学校」です。今年度は、新型コロナウイルスの影響で、様々な学校行事が中止・規模縮小等の措置が取られている学校が多くあります。実際に、私たちの学校でも体育祭や文化祭は中止となり、今まで当たり前のようにできていたことが、当たり前にできない状況になりました。最上級生として学校を活性化する学校行事に取り組めなかったことは、悔やんでも悔やみきれません。それは、先輩方から受け継いできたことを「実践」できず、後輩へ伝承する機会や地域の方への恩返しの場がなくなったためです。

 しかし、いつまでも下を向いていても前に進まないため、本校の今年度のスローガンである「Next One」の下、今回中止となった学校行事を「鉄道模型」の中で再現することで、後輩や地域の方に本校の伝統ある学校行事を伝えていきたいと考えました。学校をテーマにした模型製作のため、縮尺は1/100としました。

 鉄道模型コンテストも、当初参加予定だった九州大会が中止となりました。この全国大会に参加できることも当たり前だと思わず、大変な状況の中で様々な工夫をしてコンテストを開催してくださった方への感謝の気持ちを忘れず、作品製作に取り組みました。

 私たちの作品を見てくださった方々が、少しでも明るい気持ちになってくれれば幸いです。

 

■使用した材料:スチレンボード、紙粘土を主に使用しました。

■苦労したこと:人物模型(紙粘土)は1,000体以上作製したこと。

■こだわったところ:校舎内の情景で、一つひとつの教室にストーリー(学校あるある等)があります。

 

【模型全体】

 

【体育祭(団席と演舞)】

 

【体育祭(リレー)】

 

【校舎全体】

 

【教室(掃除時間)】

 

【教室(授業時間)】

 

【調理室】

 

【文化祭をイメージした屋台】

【駐輪場】

 

 この模型製作にあたってご尽力いただいた先生方、またこの大会を開催して下さった方々、ありがとうございます。自分たちだけでは決して作り上げることができない作品を完成させることができたのは、周りの方々のおかげだと思います。

 また、新型コロナウイルスの影響で、今まで当たり前だと思っていた日常が実は特別なことであり、1日1日を大切にすべきこと、何事にも感謝の気持ちを持つことの大切さを実感しました。

「ものづくりは人づくり」と言われますが、今回改めてその言葉を実感しました。班員や先生方と協力し、時には議論を重ね、試行錯誤の日々から逃げることなく取組むことで、よりよい作品に仕上げることができました。現状に満足することなく、「Next One」の精神でものづくりができたことは、貴重な経験となりました。

 

熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校校章デザイン優秀賞(インテリア科)

令和3年(2021年)4月に開校する熊本県立鏡わかあゆ高等支援学校校章デザインが募集され、600点の提案の中、インテリア科3年生橋本さんの作品が優秀賞に選ばれました。

最優秀1点、優秀賞2点の内の1点となります。

本校校長室にて表彰式が行われました。

流鏑馬壁画制作(インテリア科)

2020年流鏑馬保存会大壁画

八代工業高校インテリア科のグラフィックデザイン班では八代妙見祭流鏑馬壁画を制作しました。

 

今年は学校から離れた現場であるため学校で描き、完成後に取り付けるという初めての取り組みを行いました。依頼者の方にも完成までのプロセスを一緒に知ってもらいたいとの思いからホームページを利用して活動状況を伝えてきました。

 

ここからが制作の流れとなります。長いですが、完成までの様子を楽しんでいただければと思います。

 

2020年は2019年の獅子舞シャッターアート制作中に紹介を受け、依頼を受けた流鏑馬保存会様のウォールアートに取り組みます。  

妙見祭の流鏑馬は平成25年に130年ぶりの神幸行列復活を果たし、現在流鏑馬神事復活に向けて活動されています。

生徒たちにアンケートを採ると流鏑馬の事を知っている人数は35%でした。

今回の壁画は妙見祭流鏑馬の認知度を高める事にもつながると思います。

 

2020年2月末 新型コロナウイルスによる休校期間に入る前に依頼のあった現地の状況確認ができました。

これまでのシャッターアートとは異なりとても大きな壁面です。

 

制作に当たり3点の問題が浮かびました。

 

1.自転車での移動は30分以上かかるため3限150分で作業を行うとなると準備や後片付けの時間まで含めると作業時間が確保できない。

2.窓の部分があるためデザインも難しい。

3.とても高さがあり危険な高所作業となる。

 

依頼者の方とお話をしていると、窓はつぶし、外壁材は張り替えていただくという事が可能という事でしたので、体育祭の看板画きの要領で校内にて作業を行うことができるのではないかということになりました。

 

3つの問題点が解決できるだけでなく様々な点でメリットが生まれました。

 

 デザインは休校期間中にオンラインで打ち合わせをすすめ妙見祭の絵巻物を使ったものに決定いたしました。

 

学校で作業を行うためにサイディング材を搬入。

 

900mm×3000mmの大きさと20kgの重さがあります。

全部で12枚

 

6月になり学校授業スタート。まずは塗料の定着をよくするために下地にシーラーを塗ります。

 

プロジェクターを使って下描き転写

 

 

直線は巻き尺を使って引きました。

 

白い部分の塗りを開始

 

だんだんと形が見えてきました。

 

スキャンアプリを使って並べてみました。

 

背景の青色を塗り始めました。

 

直線部分にはマスキング

 

神紋も塗り開始。

 

 

 

 

文字の黒塗り開始

 

 

 

文字がみえてきました!

 

 

 

妙見祭ロゴも塗り始めました。

 

 

水性光沢なしのスプレーで光彩処理

 

光彩後の文字黒塗り

 

 

6月18日 背景と文字はほぼ完成です。

 

 

人馬の着色をスタート! 

 

今日は八代市役所の方が取材にいらっしゃいました。

 

弓のゆがみを修整

 

 

馬の色合いなどが難しそうです。

 

6月30日

考査期間中ですが1時間だけ残って作業を。TKU様から取材していただきました!

 

7月9日

 

7月14日

 

7月16日

 

7月30日 1学期の授業が終わってしまいました…。ここからは夏休みを使って完成させます!

 

夏休み期間に生徒たちが少しずつ作業を進め、ようやく完成間近となりました。

 

地元のひこいちテレビ、妙見祭本部からの取材も行われました。

8月23日

ぱっと見は完成なのですが、ここから細かい部分の仕上げにもう一手間かかりそうです。

 

9月1日 ついに流鏑馬壁画が完成しました!

最終日には流鏑馬保存会の方々も直接見に来られ生徒たちにねぎらいのお言葉をいただきました。

またひこいちTV様からも制作、搬出、取り付け、セレモニーと引き続き取材いただく予定ですので八代の方は楽しみにお待ちください。

9月中旬には取り付けも完了し、実物をお披露目できることが楽しみです!

 

9月8日

明日の搬出に向けて作品が汚れたり傷ついたりしないように保護しました。

いよいよ明日の放課後に搬出です!

 

9月9日放課後 搬出作業を行いました!

明日は取り付け作業となります。楽しみです!

 

9月10日 現場にて取り付け作業のお手伝い。

最後の1枚には制作者一覧と2020年の豪雨災害復旧、新型コロナウイルス終息を願ったメッセージを描き込みました。取り付け作業も地元テレビや妙見祭本部から取材いただきました!

取り付け作業を行っていただいた大工さんは八代工業高校の先輩たち!

職人技で短い時間内に取り付けが完了いたしました。

 

9月13日 完成除幕式

たくさんの妙見祭関係者の皆様、地元の方々、多くの報道機関などにもお声かけいただき盛大に除幕式を開いていただきました。

今年は妙見祭の神幸行列は中止ということで、関係者の方々の今回の壁画への想いは強く、たいへん喜んでいただきました。生徒たちも大きな達成感と、たくさんの人に喜んでもらえるものづくりの喜びを感じていました。

 

壁画所在地 郡築一番町255-1

 

 

 

やつしろまちなか美術館

八代をアートツーリズムの街へ!

2014年より始まったインテリア科グラフィックデザイン班のウォールアート。

八代の自然や、九州三大祭りの一つ妙見祭、全国花火大会などを題材に取り組んでいます。

 

 

 

 

2014年「八代の自然」タイヤ館様

 

 

 

2015年「八代の祭り 妙見祭の亀蛇」タイヤ館様

 

 

2016年 熊本地震のため「八代城再現CG」

 

 

 

2017年「カワセミと北斗七星」開眼堂様

 

 

2017年「八代の花火」タイヤ館様

 

 

2018年「がらっぱ広場」八代本町

 

 

2019年「八代の祭り 妙見祭の獅子」中島町

新聞記事

 

2020年「八代の祭り 妙見祭の流鏑馬」流鏑馬保存会様

 

 

2021年「亀蛇と菊慈童」お茶の濵大松園

 

2022年「坂本町鎌瀬消防団ポンプ小屋扉絵」

 

2023年「氷川町立神熊野座神社拝殿天井画」

 

こちらの地図で所在地の確認ができます!

 

ぜひ現地に行ってご覧いただければと思います。

イアンテリア科平面作品展示

イオン八代様に現在インテリア科の平面作品をいくつか展示していただいています。

 

 

新型コロナウイルスが流行しておりますので、お買い物でお立ち寄りになった時にでもご覧いただければと思います。

インテリア科課題研究発表会

インテリア科の課題研究発表会を行いました!今年のテーマは次の6つです。

プロダクト班「金属・ガラスのプロダクトデザイン」.pdf

模型班「この1年で取り組んだこと」.pdf

木工班A「水車造り」.pdf

木材加工班B「1年間の取り組み」.pdf

造形班「陶芸による造形表現」.pdf

グラフィックデザイン班「シャッターアートの制作」.pdf

建築班「様々な模型製作」.pdf

ディアゴスティーニ社の週刊日本の城にCGが使用されました(インテリア科)

 

 

 

 

 

 

 

 

インテリア科が2016年に制作した地元八代城跡の再現CGがあの有名なディアゴスティーニ社の週刊日本の城149号に使用されています!

制作にかかわった卒業生も喜んでいることと思います。

 再現CGのページはこちら

 

2019年度シャッターアート(インテリア科)

2019年度シャッターアート

 

八代市本町3丁目にある、妙見祭の獅子舞を奉納する獅子組の鬢付け小屋のシャッターアートに取り組みました。

作業中は地元の人達や、通りがかった人達が立ち止まり応援の声かけをいただきました。

 

完成した作品がこちらです。

 

場所と取り組み前の様子はストリートビューでご覧いただけます。

 

ぜひお近くにお立ち寄りの際はご覧ください。

 

完成までの様子

現地打ち合わせ 江戸時代からの古民家です

 

デザイン提案 60枚ほど考案しました。

 

明るくて下描きが困難

 

 日陰をつくりました!

 

なんとか下描き作業開始!

 

熱い中作業を進めます!

 

 着色開始

 

少しずつ描き進めます!

 

 獅子の部分だけは秋になって下描きしました。

 

 行列を仕上げていきます。

 

迫力のある獅子が現れました!

 

お祭り前に完成!

 

 除幕式!新聞の取材も受けました。

 

  

迫力のあるシャッターアートが仕上がりました。

地域の人たちにも大変喜んでいただき、生徒たちもものづくりの喜びを感じることができました。

 

 

 

 

 

第9回つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会カテゴリーⅡ(インテリア科)

 第9回つまようじタワー耐震コンテスト高校生大会カテゴリーⅡ(43チーム出場)に、本校は4チーム参加しました。

  インテリア科3年 西田・春田ペア:準優勝

  インテリア科1年 植田・山口ペア:11位(決勝戦進出)

  インテリア科2年 立川・松村ペア:2回戦敗退

  インテリア科3年 髙野・橋本ペア:2回戦敗退

 年々レベルが上がっており、1回戦突破の条件が6kgというハードなものでしたが、全員1回戦を突破でき、2チームが決勝戦に進むことができました。
 本校としては、3連覇した後に3年連続で4位でしたので、久しぶりに上位入賞(2位)することができました。今年は1年生も経験することができたため、来年は5年ぶりの優勝を目指したいと思います。

第11回全国高等学校鉄道模型コンテスト(インテリア科3年)

モジュール部門において、ベストクリエイティブ賞、ベストファンタジー賞を受賞しました。

【参加者】インテリア科3年 髙野、橋本、西田、春田

【主催】全国高等学校鉄道模型コンテスト 実行委員会

【会期】2019年7月27日(土)~28日(日)

【会場】東京国際展示場(東京ビッグサイト) 青海展示棟Aホール

 

 インテリア科3年課題研究の建築班で取り組みました。はじめにどのようなテーマにするか班で議論し、図書館やインターネットを使って情報を集めました。それぞれが考えるテーマについて発表し合い、今回は「車窓から眺める建築物展」というテーマにしました。

 使用した材料はほとんどが爪楊枝で、他には身近にあるホウキやゴザを使いました。なるべくお金や専門の材料を使わずに、身近にあるものを創意工夫して使用することも、今回の私達のテーマの1つでした。

 昔の建物から現代の建物、家具のオブジェを織り交ぜて楽しい雰囲気を演出しました。

 

 

 ※雑誌(RM MODELS 290 2019-10)でも紹介されました。

 

歓迎遠足(インテリア科)

4月12日(金)に歓迎遠足がおこなわれ、インテリア科では合地公園への遠足でした!

 

出発前にインテリア科棟前で応援歌と校歌の練習

応援歌のメロディーが無くなりつつあった部分を修正しましたので、体育祭では正しく歌えるようにしましょう!

 

合地公園に向けて出発!

 

3年生が交通指導を行いました!

 

 

合地公園で自己紹介!

先生たちも自己紹介

 

お楽しみのお弁当タイム!

 

午後からはレクレーションでドッジボール!

 

団長による説明

準備も全て3年生で行いました!

 

今年も大凧が上空に!

 

最後はみんなで公園のゴミ拾い!

 

3年生の交通整理によって無事学校に到着しました!

 

おつかれさまでした!

 

 

3年前は遠足の夜に大きな地震が起きたことを思い出します。

 

当たり前のように過ごせる日常のありがたさを忘れずに毎日を頑張っていいきましょう!!

 

2019年度全国総体カウントダウンボード制作(インテリア科)

2019年に開催される全国高等学校総合体育大会のカウントダウンボードを全科合同で取り組みました。

八代ではバドミントンとアーチェリーが開催されます!

 

インテリア科ではデザインとボード作り、着彩作業を行いました。

 

文字も全て手描きです!

グラフィックデザイン班の2年生で時間をかけて丁寧に頑張りました!!

 

4月18日の16:30に新八代駅での引き渡しが行われ、以降は駅を訪れられる人たちに見ていただけると思います。

 

現在は学校正面玄関に設置しておりますのでどうぞ学校にお立ち寄りの際はご覧ください。

 

生徒の皆さんも学校にあるうちにぜひ見に行ってみたくださいね!

インテリア科1年生工場見学

3月11日月曜日にインテリア科1年生の工場見学が行われました。

午前中は菊池郡大津町にある本田技研工業(株) 熊本製作所様にお世話になりました。

初めての工場見学で生徒たちは徹底された安産面への意識や、環境美化の徹底に感じるものがあったようです。これからの学校生活に生かしてほしいと思います。

 

午後からは八代市の熊日八代住宅展「熊本の平屋」様にお世話になりました。

生徒たちの視点でそれぞれの特徴ある家を観ながら楽しそうに過ごしていました。

 

お忙しい中工場見学をお引き受けいただきありがとうございました!

2018年度シャッターアート(インテリア科)

2018年度シャッターアート

2018年度は本町アーケードのがらっぱ広場のシャッターに描きました。

とても大きい金属の扉ですし、アーケードは常に明るいのでプロジェクターでは下描きができませんでした。

印刷した型紙で文字の下描き

 

虹は紐を引っ張って描きました。

 

 

 

カッパのイラストも現地で直接!

 

高いところは足場を組んでもらい作業。

 

カッパのイラストもいい感じ。

 

 桜の花は子どもたちの思い出の手形!

 

イベントとして開催したところたくさん集まってくれました(*^O^*)

なんと外国人観光客の子どもたちも参加してくれました!

 

 

こんな感じで桜の花が咲いて完成です!

 

 

 

取り組みの様子はくまにち新聞でもご紹介いただき、地元のテレビ局からも取材していただきました!

 

ちなみにこの年度では絵馬の制作とガスタンクへのイラストデザインも行いました。

 

神社の絵馬制作

 

ガスタンクへのイラストデザイン

 

インテリア科課題研究発表会

本日インテリア科3年生の課題研究発表会が行われました!

プロダクトデザイン班「金属・ガラスのプロダクトデザイン」

模型班「自分たちの考えをジオラマで表現する」

木工班「畳ベンチ・図書室用本棚・本立てイーゼルの製作」

組子班「組子細工による衝立の製作」

造形班「陶芸用粘土による造形表現」

グラフィックデザイン班「絵馬・シャッターアートの制作とガスタンクデザイン」

建築班「店舗レイアウトデザイン・つまようじタワー耐震コンテスト・建築コンペへの挑戦」

各班ごとに取り組みを1・2年生の前で発表しました。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 作品の紹介はまた後日行いたいと思います(^o^)

 

前期技能検定について(インテリア科)


 7月末の前期技能検定を受検した生徒に、合格証書が届きましたので紹介します。
 受検したのはインテリア科3年の女子3人で、全員が建築大工の3級に合格しました。3人とも運動部のマネージャーをしており、実習で木工を専門にやったわけでもありませんでしたので、放課後や休日を使って練習しました。失敗の繰り返しでしたが、めげずに取り組んだ成果です。


 後期技能検定も、1年生2人と2年生1人が申し込んでいますので、全員合格できるよう頑張りたいと思います

庄菅原神社への絵馬奉納(インテリア科)

インテリア科グラフィックデザイン班で取り組んだ、熊本市北区にある庄菅原神社拝殿新築にともなう絵馬の再現作業。

10月8日に拝殿の落成式が行われ、グラフィックデザイン班のメンバーも式典に参加してきました。

 

 

奉納した絵馬は2枚



天の岩戸からアマテラスが出てくる場面の絵馬と、力士の土俵入りの絵馬です。



テレビ局や新聞社の取材もあり、生徒たちにとってとても良い思い出になりました!

造形実習(インテリア科)


インテリア科2年と3年の造形実習では、陶芸に挑戦中です。今回は2年生の様子を紹介します。

この日は3回目。前回制作した器の高台削りからです。
中心を出して粘土で固定したら、ヘラで高台を削り出します。
しかし、そこは初心者ですから簡単にはいきません。3個は底が抜けてしまいました。調子にのって削りすぎてしまったのです。写真はうまく出来たものです。
 

その後は次の作品を作りました。基本のひも造りです。

 

形にする作業が早くはなったのですが、こんな失敗も。
口切りで弓が別のところに当たってしまったのです。



それでも、一時間でこれくらいの形にすることができるようになりました。
なかなかの上達っぷりだと思います。




まだまだいろいろな工程がありますが、自分なりの形を作り出せるように取り組んでいきたいと思っています。

技能検定の練習(インテリア科)


技能検定の前期試験で、インテリア科3年生の女子3名が建築大工の3級を受験します。写真は放課後の練習の様子ですが、ノミやノコをほぼ持ったことがない初心者ですので、今は基本練習の繰り返しです。

 


なぜだかいきなり難しくなった3級の課題。部材は小さく仕口も難しいものではないのですが、隅木が入って墨付けが大変です。
これまでの試験で不合格だった生徒はいません。課題が難しくなりましたが、今回も全員合格出来るように練習を頑張りたいと思っています。

スプーンの贈呈(インテリア科)


 2年生の実習で製作していた木製スプーンの贈呈を、2月23日に行いました。西岡養蜂園から副社長の井上様においでいただき、合計70本を代表が手渡しました。
 

 その後、10種類ほどの蜂蜜を味見させていただきました。蜂蜜の効果、産地や特徴などの説明を聞きながらの味見でしたが、花ごとに違う香りや甘さ。また、独特の酸味なども味わうことができました。蜂蜜は苦手だという生徒も、今回は食べられたようです。
 

 最後に一人に一本ずつ蜂蜜をいただきました。「レンゲ」と「森の蜜」のどちらかが選べたのですが、今回は全員が「森の蜜」を選択。鼻に抜ける花の香りが良かったようです。(いや、ダジャレはなく)


 西岡養蜂園様、ありがとうございました。これからも「こだわりのスプーン」作り、取り組んでいきます。

2017年度シャッターアート(インテリア科)

2017年シャターアート

2017年度は2つのシャッターアートに取り組む事としました。

1作目は本町アーケード内にある眼鏡の開眼堂様、2作目は3号線沿いのタイヤ館八代様です。

 

依頼を受けたのは眼鏡屋さんということで視力に関連する北斗七星を入れてほしいとの要望がありました。

そこで八代市の鳥であるカワセミと、八代草を入れて幻想的なデザインに決定しました。

 

デザイン提案

 

アーケードは夜も明るいので下描きは日陰をつくってなんとか転写できました。

 

原画を見ながら色づくり

 

空のグラデーションが難しい

 

北斗七星が完成

 

カワセミと八代草

 

もうすぐ完成

 

完成

 

次はタイヤ館様の2階部分に花火のシャッターアートに取りかかりました。

 

現場に行くと作業スペースが狭く、プロジェクターを使った下描きは不可能と判断しました。

 

角度を出しながらおおよその位置に下描き

 

お手製のコンパスで円を均一に

 

小さい円は型を作りました。

 

長い棒を使って作図

 

 

 

 

下には2014年度の作品が見えます。

 

完成 なんと夜間はライトアップしていただいています!

 

花火のシャッターアートは新聞にも取り上げていただきました。

 

 

 

また花火のシャッターアートと同時に雨天時は鮎の模型塗装も行いました。

FRPの模型に塗装の依頼を受けたためです。

 

完成品は道の駅の鮎やなにディスプレイされました!

鮎の模型塗装実習(インテリア科)

インテリア科グラフィックデザイン班のメンバーが、シャッターアートの合間を縫って鮎の模型(強化プラスチック)の着色塗装を行い完成しましたので、依頼された方にお渡しできました。

完成した模型は、現在坂本町に建設中の鮎の簗場に飾られるそうです。

2年生工場見学(インテリア科)

インテリア科2年生が工場見学に行ってきました。

午前中はアイシン九州キャスティング


午後からはTKU八代住宅展示場を見学しました。


お世話になりました皆様、誠にありがとうございました!

2年生は今日感じたことを今後の進路決定に活かしてください(^O^)

インテリア科課題研究発表会

本日インテリア科の課題研究発表会が行われました。
課題研究とは3年生が、それぞれの班ごとに研究テーマを設定し、計画しテーマ学習を行っていき、最後は発表会を通してプレゼンテーションの技術も身に着ける授業です。

発表テーマ
1.プロダクトデザイン班「金属・ガラスのプロダクトデザイン」
 金属によるバーベキューコンロ、ステンドグラスによるランプシェード、サンドブラスト・グラスリッツェンによる彫刻などの発表がありました。

2.クラフトデザイン班
 切り絵によるステンドグラス、日本伝統工芸つまみ細工、バルーンランプシェード・灯篭づくりの発表がありました。

3.展示班
 売店のレイアウト提案、つまようじタワーコンテストへの挑戦、店舗レイアウトデザインの提案について発表がありました。

4.グラフィックデザイン班
 シャッターアートへの取り組み、模型着色塗装の取り組みの発表がありました。

5.造形班
陶芸のつくり方、作品発表などがありました。

6.木材加工班
青貝細工、妙見祭笠鉾の部材再現について発表がありました。

7.組子班
組子細工への挑戦、木製照明づくりについての発表がありました。





将来日本中や世界中で使ってもらえるようなデザインができる人材を目指しましょう!

鮎の模型塗装(インテリア科)

現在シャッターアートに取り組んでいるグラフィックデザイン班ですが、雨の日に鮎の模型の塗装実習を行っています。



昨日は緑の下地を塗りました。今後鮎らしさが出るように仕上げていきます。
完成作品は八代市坂本町の簗場(やなば)で展示していただけます。

もうすぐ妙見祭ですね(インテリア科)

19日の日曜日に、妙見祭の笠鉾が一斉に組み立てられました。

3年生の課題研究木工班では、笠鉾「蘇鉄」さんの部材再現に取り組んでいるのですが、この日、現物合わせ(?)で組み立て現場に伺いました。手作である鉾は、同じ部材でも一つひとつが微妙に違っており、部材が入れ替わると組み立てられないこともあるのです。

 
写真右の①と②が、現在制作中の部材です。まだ塗装をしていないので白い色をしています。③は前回制作した部材(破風板)で、実際に使っていただいています。


 
(ピンボケですみません。)
今回の部材は、その破風板の上にくるものです。取り付けてみましたが、やはり微妙に合わず、手直しが必要でした。現場で調整(鉋掛け)し、うまくいきそうなことを確認した後は、学校でもう一度調整し直して塗装に入ります。


組み立てを最後まで見学したあと、昼食をご馳走になりました。

(ありがとうございまいした!)

これから塗装なので完成は来年1月。祭りへは1年後の登場となります。

2年生現場見学会(インテリア科)

9月15日にインテリア科2年生も建設中の八代ハローワークの現場見学を行わせていただきました。

やはり現場見学は実習服の方がしっくりきますね。

心配された天候も問題なく、安心しました。

国土交通省九州地方整備局熊本営繕事務所、そして現場の皆様、本当にありがとうございました。

現場見学会(インテリア科)

本日9月13日にインテリア科の現場見学会が行われました。

現在八代に建設中の「ハローワーク八代」についての施設概要、工事概要を説明いただき、その後現場見学をさせていただきました。


建築の仕事の醍醐味についてのお話や、内装工事を担当されている八代工業高校OBの園田様からも後輩達にお話をいただくことができました。


現場見学では主に内装工事に関する説明をしていただき、鉄筋コンクリート造の内装がどのように仕上がっていくのかを学ぶことができました。




なお現場見学会の様子は、テレビ局からも取材があり、本日18時から19時の間にKABのニュース番組で放映される予定です。

お忙しい中、生徒たちのためにこのような機会を与えていただきました、国土交通省九州地方整備局熊本営繕事務所、そして現場の皆様、本当にありがとうございました。

結団式が行われました。

9月30日に行われる体育祭に向けて、9月4日に各科の結団式が行われました。

インテリア科応援歌を歌いました。


競技・応援・看板の完全優勝を目指して頑張りましょう!

看板は塗膜が厚くなったため、今年は剥離作業からのスタートです!

インテリア科夏の作品展

ゆめタウン八代にて8月26・27日の2日間、八代工業高校インテリア科夏の作品展を開催しております。

作品は過年度の物もありますが、インテリア科がどのようなものづくりを行っているかを知っていただくために開催しております。

明日日曜日は、無料の貯金箱づくりコーナーもございますので、ぜひお立ち寄りください。

現3年生の作品展は今年も2月に開催予定です。

ゆりーむくんのイラストパネル化(インテリア科)

2016年の卒業生が課題研究グラフィクデザイン班で取り組んだイラスト制作。
その作品がパネル化され、八代にあるスポーツ合宿所の壁門に取り付けられていました。



マスコットキャラクターのゆりーむくんがいろいろなスポーツに挑戦しているイラストです。

 

 

 

和風総本家(インテリア科)

今年1月に収録がありました、和風総本家「あなたの町の職人さん 熊本編」が6月11日(日)16:30からKKTで放送されます。熊本の職人さんの映像を観て、高校生がそれぞれの感想や思いを語るものです。
本校を含めて5校、21人の高校生が参加したのですが、一人の職人さんの映像について全員にインタビューがあるので、収録には3時間ほどかかったと記憶しています。本校からは機械科とインテリア科から3名ずつ出演しています。職人さんの技術と高校生の思いを観て、感じていただきたいとも思っています。

 
写真左:撮影前の打合せです。
写真右:撮影の様子です。本番は撮れません。わざわざ写真のための時間を作ってくださいました。

本校でも、職人さんに負けない「思い」でものづくりをしています。作品展や文化祭、体験入学でぜひ観て、体験してください。

歓迎遠足(インテリア科)

今日は歓迎遠足でした。





インテリア科は出発前に学校内で校歌と応援歌を練習し、会地公園まで歩きました!



会地公園では3年生が中心となって運営し、ドッジビー大会を行いました。


職員チームも参戦しましたが、2連敗でした(T_T)


今年のTEAMインテリア科です!


思い返せば、ちょうど昨年の遠足の夜に地震が起きました。

生徒たちも避難所生活や、長期にわたる休校、城南大会の中止など、大きな影響がありました。
日々の生活はあたりまえのことではなく、ありがたいことであり大切にしなければならないと改めて思いました。

震災関連でお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈りいたします。


騒音防止対策(インテリア科)

本日インテリア科教室のイスにテニス部からもらったボールを安全に取り付ける方法を試しました。



4月7日の午後13時からインテリア科木材加工室で作業を行いますので、お手すきの生徒や先生方のご協力をお待ちしております(^O^)/

木製スプーンの贈呈(インテリア科)

2年生の実習で製作に取り組んできた木製スプーンが完成したので、22日に贈呈式を行いました。

スプーン製作は昨年度から取り組んでいるもので、完成した作品のうちの10本ずつを、材料や塗料を提供していただいた西岡養蜂園様に贈るというものです。

 
当日は代表の挨拶の後、一人ずつ手渡しました。

 
次に西岡養蜂園様からお礼の言葉をいただき、13種類の蜂蜜の解説を聞きながら試食をさせていただきました。蜂蜜は苦手だと言っていた生徒も、今回の蜂蜜は大丈夫でした。


最後に一瓶ずつ蜂蜜を頂き、終了しました。

 スプーン製作は、実用的なデザインを考えるテーマとして適していますので、来年度もこの課題に取り組んでいこうと思っています。

平成28年度インテリア科冬の作品展

インテリア科の作品展が終了しました。期間中多くのご来場をいただき、まことにありがとうございました!

作品展の様子や、どのような作品が展示されたのをご紹介いたします。

ちょうど八代城再現CGの記事が新聞に掲載いただき、記事を見られてのご来場も多かったです(^O^)

会場の様子
 

 

 

作品紹介
 
左:サンドブラストによるガラス彫刻 右:ステンドグラスによるティッシュケース

 
左:タイルデザイン・デッサン・シンボルマークデザイン 右:八代城再現CG・くまもとカードゲーム

 
左:バーベキューコンロ 右:オリジナル家具

 
左:紙ステンドグラス 右:切り絵アート・切り絵ブックカバー

 
左:木製スプーン 右:竹細工(箸・パテ・キーホルダー)

 
左:教室模型 右:段ボールアート・スチレンボードによる構造模型

 
左:日本画(扇子・照明・凧) 右:陶芸

 
左:切り絵パネル 右:屋台模型

 
左:ソフトクレイによる造形 

たくさんの子たちが遊んでくれた触って遊べるタイルデザイン。


インテリア科では様々なものづくりを学べます!ぜひ興味がある人はインテリア科を目指してみてはいかがでしょうか?(^O^)

八代城再現CGパネル寄贈(インテリア科)

本日八代市立博物館未来の森ミュージアムにて八代城再現CGのパネル寄贈を行いました。

寄贈前に合成した模型の前で取材対応。


CG制作は女子5人で取り組みましたが、熊本の観光をテーマにしたカードゲームを制作した男子ふたりも作品をPR。


模型の前でパネルを持って写真撮影。

博物館の模型近くで展示していただけそうです(^O^)

八代城城主松井家の館長様にパネル寄贈。

完成品をたいへん喜んでいただきました。

取材の記事はくまにち朝刊に掲載予定です。お楽しみに☆

インテリア科作品展について

今年もゆめタウン八代さんにてインテリア科作品展を開催いたします。

19日日曜日にはものづくり無料体験も実施いたしますので、ぜひお立ち寄りください(^O^)
ゆめタウンさんでの作品展も夏・冬あわせて回目になります。生徒たちに作品発表の場を与えていただきありがとうございます!


インテリア科課題研究発表会

本日インテリア科3年生の課題研究発表会がありました。



発表テーマ

プロダクト班「金属・ガラスのプロダクトデザイン」
バーベキューコンロづくりやサンドブラストによるガラス装飾について

木工班「創作家具の製作」
班員それぞれが考案した創作家具を図面や模型から実物づくりについて

日本画班「日本画技法を活かしたものづくり」
篆刻印、扇子、ランプシェード、凧の製作について

グラフィックデザイン班「八代城再元CGとくまもと観光ゲームの制作」
合成写真による八代城再元CGと熊本の観光をテーマとしたカードゲーム制作について

造形班「陶芸」
日用品の作品づくりについて

切り絵班「切り絵を使った作品制作」
切り絵によるブックカバーやしおりづくり、切り絵によるステンドグラス制作について

インテリア建築デザイン班「様々な模型制作」
ダンボール、スチレンボード、Gクレイを主な材料とした模型作りについて

八代城再元CG(インテリア科)

インテリア科3年生の課題研究グラフィックデザイン班で、八代城跡の石垣と、未来の森ミュージアムにある模型をコンピュータグラフィックスで合成し、現在の石垣にお城があったらどうなるかをつくってみました。

 

 

 

 

 

なかなかリアルに再現できたかと思います。

技能検定優秀合格者表彰について(インテリア科)

平成28年度の前期技能検定で、建築大工職種、大工工事作業の3級に合格した3年の土山君が優秀合格者として県知事表彰を受けました。27日に交付式があり、本日表彰状を持参したので報告します。

3級が高校生向けの級ですが、2級も充分合格可能です。1年生で3級、2年生で2級に合格すれば、進路決定にも大変有利になります。後輩や入学を検討中の中学生諸君にも参考にして欲しいと思います。


第15回高校生ものづくりコンテスト九州大会報告(インテリア科)


7月9日と10日に鹿児島県で行われた、高校生ものづくりコンテスト九州大会家具・工芸部門にインテリア科3年の坂本君が出場しました。結果は2位でしたが、大会前日までの5日間は、熱発で何も準備が出来ない状態でしたので、それを考えると十分な成績なのかもしれません。しかし、1位には負けない綺麗な仕上がりでした。どこで負けたのか・・・。

県大会後は余裕がなかったのですが、九州大会も終わり余裕が出来たので競技の様子を写真で簡単に紹介します。坂本君病み上がりなのでマスクをしています。

  
 課題は小型のイーゼルです。(大会の作品)                              

  
 まず、微妙な勾配を求めるために、当日示された寸法を元に原寸図を描きます。
 その原寸図を使って木材に加工用の線をつけます。
 
  
 次に、その線に沿って穴開け・相欠きなどの加工をし、


  
 表面を鉋で仕上げて、組み立てます。

  
 相欠き部分はもう一度加工状態を確認し微調整します。
 最後に組立状態を確認し、

 
 完成です。
 時間内に完成した選手は、挙手で報告します。

 
 1位から3位が表彰されました。
 少し遠いですが、中央が坂本君です。
 

 練習を始めた頃は、「時間内に終わる気がしない」とぼやいていた坂本君も、今では余裕で完成させることができ、完成度も非常に高くなりました。また、自分で加工を工夫することも出来るようになりました。

1年生の後輩も、先輩の後に続くよう頑張ってほしいと思います。


 

デッサン(インテリア科)

1年生の工業基礎でデッサンの授業を行っています。
正しく観る力と表現する力を養います。

石膏の円柱とゴムボール。はたして質感の違いを表現できるでしょうか?

良いデッサンに必要な要素をしっかりと意識して描けば、これまで描いたことがないようなリアリティのある作品に仕上がる…かもしれません(^O^)