泉分校生の生活
夏空の日の授業
昨日、熊本県が梅雨明けをして、今日は朝から良い天気になりました
泉分校でもすっかり夏らしい空模様になりました。(その分、夕立がきています
)
教室前の廊下に行くと、しーーんとしていました
それもそのはず、全学年とも別の教室での学習をしていました。
1年生は、数学の授業で「有理化」を学んでいました。
数学の授業は、昨年9月に「連立不等式がスゴい!」でご紹介したとおり、説明箇所が見やすくて、分かりやすかったです
みんな一生懸命に取り組んでいました
2年生は、ヤツシロソウの「鉢替え実習」を行っていました
鉢替えを行うということは、かなり大きく生長したということです。
確かに、写真で見ても分かるぐらい、大きくなっていますね
この後は、以前にご紹介したように、観察をするとのことでした
3年生は、体育館で「バスケットボール」をしていました
生徒任せな試合が行われるのではなく、みんなが集って、体育の先生からしっかりと技術を教えてもらっていました。
クラスマッチも近付いています。良いプレーが出来るように、頑張りましょう
夏休みまで残り1週間を切りましたが、どの授業でも、真剣に学ぼうという分校生の姿が見られました
あと数日の1学期、最後まで集中して頑張りましょう
楽しく 魚らしく 自分らしく
3年生の「川魚の飾り」は、色をつける段階にきています
(前回の様子は
こちら)
自分らしい色を作り、着色していきます
筆で塗ったり、スプレーで塗ったり・・・・。
いつもはニコニコ泉分校生も、実に真剣な表情をしています
何かに一生懸命になっている姿はカッコいいですね 
ブンブンブン
校庭のムクゲがポツポツ咲き始めました。
今日は撮影時間が遅く、多くの花が閉じてしまっていました
どこか開いている花はないかと探していると・・・
ハチがいました
ハチは、次々と閉じかけの花に入っては出ていっていました。
日暮れも近付き、辺りは静かになりつつある時間でしたが、ハチは働き者ですね
性教育講演会
7月8日(木)、性教育講演会が行われました
講師としてお招きしたのは、産婦人科医の 片渕 美和子 先生です。
命のはじまりから、人工中絶、性感染症、LGBTQとたくさんの「性」に関わるたくさんの情報に、生徒たちは真剣な眼差しで話を聞いていました
~ 生徒の感想 ~
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生きていることは当たり前なことではなく、幸せなことだと思った。一日、一日を大切にすごしたい。
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自分を産んでここまで育ててきてくれた両親に感謝し、軽い気持ちで行動しないように心がけていきたいと思った。
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「性」についてこれまであまり深く考えたことがなかった。軽はずみな行動で人生が大きく変わるということを考えさせられました。
「“ヒトコト”でいえば“ヒトゴト”ではない。次世代を育てるために、今、しなければいけないことを誠実に。」
片渕先生の熱い思いが生徒たちの心に届いたと思います
責任ある行動ができる大人になれるよう、今、自分たちに出来ることを精一杯頑張っていきましょう!!
片渕先生、本当にありがとうございました
夏の花
今日は季節の便りをお届けします。
泉分校の校庭で、ムクゲが開花し始めました
写真のムクゲの花は、開花第一号です
大きく開いた花びらに、鮮やかな色彩が目を引きますね
他にも、明日にでも開花しそうなつぼみも見つけました
しかし、今のところは、ほとんどが小さく固いつぼみのままです
たくさんの花が次々にキレイに咲いていくのが、今から待ち遠しいですね
ところで、ムクゲとハイビスカスが似ている、と思って調べてみました
すると、ムクゲとハイビスカスは、同じフヨウ属なのだそうです。似ているはずですね✿
また花言葉は、「信念」・「新しい美」です
花言葉「信念」の由来には、世界史でも学んだ「十字軍」が関係しています。調べてみてください
ヤツシロソウをじーっくり観察
2年生の「総合実習」で、先日鉢上げを行ったヤツシロソウの観察実習を行いました。
担当の教員が実習のポイントや目的を示した後、観察するヤツシロソウを選ぶために温室に向かいました
5月下旬に鉢上げをした時を思い返すと、小さな小さな芽でした(2枚目の写真)。
しかし、温室に行ってみると、今は10cmを超えるほどに生長していました
生長したヤツシロソウの中から、今日の観察のための「お気に入り」を選んで、観察開始です
葉や茎の形状だけではなく、葉脈の細かい様子や毛の様子までしっかり観察しました
観察するにあたって「葉の枚数」、「最大葉長と最大葉幅(一番大きな葉の長さと幅)」、「平均葉長と平均葉幅」も計測しました
じーっくりと観察すると、思わぬ発見や新たな気付きがあっておもしろいですね
笹の葉さらさら
明日は7月7日、七夕です
そこで泉分校では、生徒会役員の生徒が、笹や短冊など七夕の準備をしてくれました
昨日(7月5日)の夕方に笹を設置したのですが、今日見に行ってみると・・・、!! お願い事の短冊が増えていました
ステキな思いに溢れた短冊や、哲学者・ニーチェのような短冊、周囲を和ませる楽しい短冊もありました
みんなの願いが叶うと良いですね
水害への備え
7月2日の期末考査最終日には、防災教育を行いました
昨年の令和2年7月豪雨では、球磨川の氾濫に水害の恐ろしさを再認識しました。
今回の防災教育では、大雨で一旦体育館へ避難し、そのまま保護者へ引き渡す想定で、カバンを持って集合しました
体育館で点呼をとった後、2007年の泉分校付近での土砂崩れの様子や、鉄砲水の動画を見ました
鉄砲水の動画は、撮影場所はそれほど強い雨が降っていないものの、上流に降った大雨によって急激に水かさを増して濁流となる様子が撮影されていました
(リンクはこちら
YouTube )
濁流の激しさを見て、思わず息をのみました。
泉分校の学校生活を通して、自然に親しみ、山や川で遊ぶ楽しさを知った分校生も多いと思います。しかし、このような危険が「起こりうる」ことを知っているだけでも、随分と命を守ることにつながると思います。
近年は自然災害が激甚化しているとも言われていますが、自然に親しむだけではなく、自然の恐ろしさも知っておくことが大切だと学びました。
今後も、自然のことをしっかり学んでいきましょう
期末試験CLIMAX!
期末考査は、いよいよ最終日
3年生にとっては、進路に重大な影響を与えそうな試験です
その試験の最終日の最後の時間は、地理の試験でした
ラストにふさわしく(?)、やり応えのある内容だったようで、一心不乱に解答していました
さぁ、あとは課題の提出ですね
もうひと頑張りして、忘れずに提出しましょう
母校へ凱旋!!(泉中学校「高校等説明会」への参加)
7月になり、辺りはずいぶんと夏らしくなってきました
今日、7月1日に同じ泉町にある泉中学校で行われた「高校等説明会」へ参加しました
泉分校からは、泉中学校の卒業生である2人(2年生・押方君と本吉君)が参加しました
はじめは少し緊張していたようですが、そこは事前にしっかり準備をしていた2人
泉分校での学校生活について、しっかりと伝えていました
卒業生の2人を温かく迎え入れてくださった、
泉中学校の先生方、本当にありがとうございました
卒業後の頑張りが母校に伝わるように、これからも泉分校生活を頑張っていきたいですね
ヤツシロソウが咲いたよ
先日、ヤツシロソウの鉢上げ実習を行い、その様子をNHKに紹介してもらいました
その時のヤツシロソウではありませんが、蓑田 澄雄 様からいただいたヤツシロソウがきれいに咲いています
今日は天気が悪く、発色の良い写真ではありませんが、そんな写真ででも分かるきれいな色ですね
花言葉は「従順な人」・「誠実」らしく、花をじっと見ていると、何だか花言葉ぴったりの雰囲気で、ずっと見ていたくなる花だと感じました
なお、先日鉢上げをしたものは、来年に咲くようです。来年の開花が今から待ち遠しいですね
懐かしい風景
このところ、卒業生がぽつぽつ泉分校に遊びに来てくれています
3月には、20期生3人がやってきて、22期生(3月当時の2年生)に「先輩として」の話をしてくれました
4月には、3月に卒業したばかりの21期生が来てくれました
男子に比べて女子が少ない傾向があるので、貴重な女子の先輩の話を聞いていました
また、同じ頃、先日ご紹介した20期生がカヌーを教えに来てくれました
さらに6月は、また別の20期生がやってきました
お互いに仕事が終わってから仲良くやってきました。当時の担任らと懐かしい思い出話に花を咲かせていました
そして、今週には21期生が2人やってきました
この2人も、時間を合わせてやってきた・・・という訳ではなく、偶然同じタイミングになったそうです
すごい!卒業しても仲良しということですね
どの卒業生も、それぞれの進路先で一生懸命に頑張っているようでした
そんな頑張っている卒業生の様子を知ると、泉分校に残った職員も、たいへん嬉しい気持ちになります
また、卒業生の話を聞く時の在校生のキラキラした目が印象的でした 
そして卒業して時間が経っても、素直で明るい泉分校生の「ステキなところ」は変わっていませんでした
これからも身体に気をつけて、頑張っていってください
一時の静寂
期末考査が今日から始まりました
問題用紙と解答用紙が配付されて、チャイムが鳴るまでの数分間――。
これまでの学習を思い出しながら、少し緊張感がある、静かなパリッとした時間です。
さあ、学習の成果は発揮できたでしょうか・・・?
試験はあと3日です。最後まで頑張りましょう
いま俺たち、やるっきゃない
いよいよ期末試験が明日に迫りました
3年生にとっては、進路のことを考えると、まさに「負けられない戦い」です
得意な科目や好きな科目はともかく、苦手な科目や嫌いな科目では、勉強も進まないこともあるでしょう
しかし、今が頑張り時です
自分自身の心にある「頑張りたい!」と思う気持ちに、自分自身がしっかり寄り添ってください
残り時間は多くはありませんが、それでも出来ることはあります。頑張れー!
プロの方に聞いてみよう
3年生には「課題研究」という時間があります
課題研究とは、泉分校での学習から課題を設定して、その課題の解決を図ることを通して、より専門的な知識を得たり、技術を深めたり、まとめたりしていく学習です
その1つのグループである「食班」は、泉町を広く知ってもらうための研究として、特産品の開発を行っています
現在は、シカ肉を用いた味噌の研究を先輩から受け継ぎ、自分たちが目指すコンセプトに近づけた味噌を作り上げるために、日々試行錯誤をしています。
そこで、これまでに試作した味噌の検証と、今後の味噌の質の向上を目指し、専門家からの意見をいただこうと、氷川町宮原にある味噌・醤油・酢醸造販売所である田河東洋男商店 ヤマタ味噌醤油を訪問しました
代表の 田河 一洋 様 に、自分たちのこれまでの取り組みを伝え、味噌の試食をしていただきました
これまで、酒の種類による風味や味わいの違いに悩んでいましたが、酒の種類だけでなく、味噌を加えるタイミングや、油の種類についてもアドバイスをいただきました。また、味だけでなく、保存方法や提供の仕方等の話も聞くことができ、自分たちが考えるシカ味噌の開発をするには、相当の苦労があることを改めて感じることができました
また、田河様が交流のあるアスリートフードマイスター・豆腐マイスターである 石井 ゆかり 様 ともオンラインで交流することができました
石井様からは、食べる側からの視点や食材の組み合わせについて色々と御指摘いただき、大変勉強になりました
いただいた御意見を元に再度調理に取り組み、自分たちが目指すシカ味噌の完成に向けて頑張ります
様々な人権を考える
6月24日のLHR(ロングホームルーム)は、各学年で人権学習を行いました。
1年生は、インターネットと人権について学びました
インターネット上でも、誹謗中傷などの人権侵害が起こっていて、社会問題にもなっています
それぞれが、自分の生活やこれまでの経験などを通してよく考えていました
新しい仲間が増えた1年生にとっては、自分の言動を振り返る良い機会だったことでしょう
2年生は、労働環境における人権を考えました
パワハラやセクハラなど、これも社会問題になっている課題です
具体的な場面を映像で確認しながら、実際に働くことを想定して、みんながよく考えていました
3年生は、採用時における人権について考えました
いよいよ来月は、企業からの求人票が泉分校にも届き始めます
面接時などにおいて、不当な差別をなくすための様々な取り組みを学びました。まさしく自分事として真剣に話しを聞き、考えを深めていました
人権について、分校生1人1人が真剣に考えている姿が、印象的でした
人権を守ることは、1人1人を大切にすることにもつながっています
これからも、みんながニコニコの泉分校のためにも大切にしていきたい考えですね
熊本日日新聞に掲載されました!
6月24日(木)の 熊本日日新聞朝刊14面 に、泉分校の記事が掲載されています
先日ご紹介した、3年生による皮加工実習の様子が「動物の皮でブレスレット 八代農高泉分校 害獣の活用法 学ぶ」という記事です
カラーの写真と生徒のインタビューもありますので、ぜひご覧ください
忍び寄る危機
6月も第4週になりました。
来週の火曜日からは、1学期の期末考査です
ついこの間、中間考査が終わったばかりのような気がしますが、もうすぐそこに迫ってきました