居待月
5月16日は、満月でした。
英語圏では、5月の満月を「フラワームーン」と呼ぶそうです✿
花いっぱいの今の季節・今の泉分校にぴったりの名前ですね
下の写真を撮影したのは18日ですので、右側がやや欠けています
しかし、欠け具合と陰影、周囲のぼわ~とした明るさも含めて、なかなか風情があります
そう言えば、満月である15日の十五夜の後は、16日の十六夜(いざよい)に続き、17日の立待月(たちまちづき)、18日の居待月(いまちづき)、19日の寝待月(ねまちづき)、20日の更待月(ふけまちづき)という表現を、古文などで見ることがあります
前夜にきれいな月を見ると、翌日もまた見たくなりますね
しかし、満月を過ぎると、月が出る時間がだんだん遅くなっていきます
昇るのを月が少しためらう(=いざよう)ように感じる16日、月が昇るのを立って待つ17日、立って待つことに疲れて座って待つ18日、さらに時間が経つので寝て待つ19日、夜が更けるまで待つ20日・・・・。
昔の人たちは、待ってまでして、月を眺めていたのでしょう
願い事をしていたのかもしれませんね
昼間に頑張って勉強している分校生も、たまには月を眺めてみてください
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