泉分校生の生活
オリンピックに負けじとクラスマッチ
7月23日には、東京オリンピックの開会式が行われ、いよいよオリンピックが始まりますね
スポーツへの関心が高まる中、泉分校では、7月19日にクラスマッチが行われました
各学年2チームずつ、計6チームによる総当たり戦でのバスケットボールです
ここ数年の中では過ごしやすい天候でしたが、コート内では熱い試合が繰り広げられました
優勝は、2年生のAチーム(水色ビブス)でした
新企画! 数学計算テスト
7月19日、朝最初の授業をのぞきに行くと・・・、みんなが机ごと廊下側を向いていました
しかも学年の生徒が入り交じって教室にいます
これは何をしているかというと「数学計算テスト」です
この企画は、今年度から始まったイベントです
全学年の生徒をシャッフルして席を決め、全校生徒一斉に、1~3年が同じ問題に挑戦していました
廊下側を向いていた理由は、試験官である数学の職員が、廊下から1人でも監督をしやすくするためだったそうです
計算が得意な分校生も苦手な分校生も、どの分校生も、真剣に、そして一生懸命に問題を解答していました
一生懸命に頑張る姿がステキですね
今後も、毎日の積み重ねの中で、力を付けていきましょう
泉分校の魅力を伝えるためのギガサポ合同会社との第1回オンライン会議
7月15日(木)午後、ギガサポ合同会社 代表 貝塚 健 様と
3年生が泉分校の魅力をICT
を活用して伝えるためにオンライン会議を実施しました。
県立高校魅力化支援事業により今回はオンライン会議を計画しました。校内にあるICT機器を用いて「撮影→編集→公開→PR」についてこれから学習していく予定です。今回は、魅力ある動画撮影に関することを中心に、何を撮影するのか、伝えたいことは何なのか?
など事前に計画を立てて準備をするように御指導をいただきました。
初めての取り組みで、音声トラブルがありましたが、生徒たちも真剣に取り組みました。
次回のオンライン会議は9月上旬に予定です。今から楽しみですね!
カレーを学ぶんじゃない。カレーで学ぶんだ!
7月15日は、泉分校の公開授業を行いました
今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加を広く呼びかけられず、少し残念ではありました
しかし、平日の開催にも関わらず、保護者の方や泉中学校からもご来校いただき、ありがたく思います
さて、中でも注目を浴びたのが、1年生の野外調理の実習です
先日、飯盒(はんごう)炊飯の実習を行いましたが、今回はカレーづくりを行いました。
野外調理は、設備の整った調理室で行う調理とは、道具やテーブルの使い方も異なります
さらに、流し台も無ければ、水道までの距離もあるので、考えながら実習をしなければなりません
ただ単に「カレーを作って食べる」でも「カレーの作り方を学ぶ」でもなく、カレーを作るまでに様々なことを「考え、工夫し、協力することの大切さを学ぶ」ことが出来ます
職員があれこれと指示をして従うのではなく、自分たちで「考え、工夫し、協力していく」ことは、社会で生きていくために大変重要です。そのことを分校生も、ご覧になった方も実感できたと思います
8月1日(日)の体験入学情報を更新しています
お待たせいたしました。8月1日(日)の体験入学の情報を更新しました
「このリンク」からでも、トップページの画像からでもアクセスできます

泉分校に進学を考えている方やご興味のある方、その他多くの方々のお越しをお待ち申し上げます
【追記】
8月1日(日)に無事に終了しました。当日の様子はこちら
クリック
夏空の日の授業
昨日、熊本県が梅雨明けをして、今日は朝から良い天気になりました
泉分校でもすっかり夏らしい空模様になりました。(その分、夕立がきています
)
教室前の廊下に行くと、しーーんとしていました
それもそのはず、全学年とも別の教室での学習をしていました。
1年生は、数学の授業で「有理化」を学んでいました。
数学の授業は、昨年9月に「連立不等式がスゴい!」でご紹介したとおり、説明箇所が見やすくて、分かりやすかったです
みんな一生懸命に取り組んでいました
2年生は、ヤツシロソウの「鉢替え実習」を行っていました
鉢替えを行うということは、かなり大きく生長したということです。
確かに、写真で見ても分かるぐらい、大きくなっていますね
この後は、以前にご紹介したように、観察をするとのことでした
3年生は、体育館で「バスケットボール」をしていました
生徒任せな試合が行われるのではなく、みんなが集って、体育の先生からしっかりと技術を教えてもらっていました。
クラスマッチも近付いています。良いプレーが出来るように、頑張りましょう
夏休みまで残り1週間を切りましたが、どの授業でも、真剣に学ぼうという分校生の姿が見られました
あと数日の1学期、最後まで集中して頑張りましょう
楽しく 魚らしく 自分らしく
3年生の「川魚の飾り」は、色をつける段階にきています
(前回の様子は
こちら)
自分らしい色を作り、着色していきます
筆で塗ったり、スプレーで塗ったり・・・・。
いつもはニコニコ泉分校生も、実に真剣な表情をしています
何かに一生懸命になっている姿はカッコいいですね 
ブンブンブン
校庭のムクゲがポツポツ咲き始めました。
今日は撮影時間が遅く、多くの花が閉じてしまっていました
どこか開いている花はないかと探していると・・・
ハチがいました
ハチは、次々と閉じかけの花に入っては出ていっていました。
日暮れも近付き、辺りは静かになりつつある時間でしたが、ハチは働き者ですね
性教育講演会
7月8日(木)、性教育講演会が行われました
講師としてお招きしたのは、産婦人科医の 片渕 美和子 先生です。
命のはじまりから、人工中絶、性感染症、LGBTQとたくさんの「性」に関わるたくさんの情報に、生徒たちは真剣な眼差しで話を聞いていました
~ 生徒の感想 ~
-
生きていることは当たり前なことではなく、幸せなことだと思った。一日、一日を大切にすごしたい。
-
自分を産んでここまで育ててきてくれた両親に感謝し、軽い気持ちで行動しないように心がけていきたいと思った。
-
「性」についてこれまであまり深く考えたことがなかった。軽はずみな行動で人生が大きく変わるということを考えさせられました。
「“ヒトコト”でいえば“ヒトゴト”ではない。次世代を育てるために、今、しなければいけないことを誠実に。」
片渕先生の熱い思いが生徒たちの心に届いたと思います
責任ある行動ができる大人になれるよう、今、自分たちに出来ることを精一杯頑張っていきましょう!!
片渕先生、本当にありがとうございました
夏の花
今日は季節の便りをお届けします。
泉分校の校庭で、ムクゲが開花し始めました
写真のムクゲの花は、開花第一号です
大きく開いた花びらに、鮮やかな色彩が目を引きますね
他にも、明日にでも開花しそうなつぼみも見つけました
しかし、今のところは、ほとんどが小さく固いつぼみのままです
たくさんの花が次々にキレイに咲いていくのが、今から待ち遠しいですね
ところで、ムクゲとハイビスカスが似ている、と思って調べてみました
すると、ムクゲとハイビスカスは、同じフヨウ属なのだそうです。似ているはずですね✿
また花言葉は、「信念」・「新しい美」です
花言葉「信念」の由来には、世界史でも学んだ「十字軍」が関係しています。調べてみてください
ヤツシロソウをじーっくり観察
2年生の「総合実習」で、先日鉢上げを行ったヤツシロソウの観察実習を行いました。
担当の教員が実習のポイントや目的を示した後、観察するヤツシロソウを選ぶために温室に向かいました
5月下旬に鉢上げをした時を思い返すと、小さな小さな芽でした(2枚目の写真)。
しかし、温室に行ってみると、今は10cmを超えるほどに生長していました
生長したヤツシロソウの中から、今日の観察のための「お気に入り」を選んで、観察開始です
葉や茎の形状だけではなく、葉脈の細かい様子や毛の様子までしっかり観察しました
観察するにあたって「葉の枚数」、「最大葉長と最大葉幅(一番大きな葉の長さと幅)」、「平均葉長と平均葉幅」も計測しました
じーっくりと観察すると、思わぬ発見や新たな気付きがあっておもしろいですね
笹の葉さらさら
明日は7月7日、七夕です
そこで泉分校では、生徒会役員の生徒が、笹や短冊など七夕の準備をしてくれました
昨日(7月5日)の夕方に笹を設置したのですが、今日見に行ってみると・・・、!! お願い事の短冊が増えていました
ステキな思いに溢れた短冊や、哲学者・ニーチェのような短冊、周囲を和ませる楽しい短冊もありました
みんなの願いが叶うと良いですね
水害への備え
7月2日の期末考査最終日には、防災教育を行いました
昨年の令和2年7月豪雨では、球磨川の氾濫に水害の恐ろしさを再認識しました。
今回の防災教育では、大雨で一旦体育館へ避難し、そのまま保護者へ引き渡す想定で、カバンを持って集合しました
体育館で点呼をとった後、2007年の泉分校付近での土砂崩れの様子や、鉄砲水の動画を見ました
鉄砲水の動画は、撮影場所はそれほど強い雨が降っていないものの、上流に降った大雨によって急激に水かさを増して濁流となる様子が撮影されていました
(リンクはこちら
YouTube )
濁流の激しさを見て、思わず息をのみました。
泉分校の学校生活を通して、自然に親しみ、山や川で遊ぶ楽しさを知った分校生も多いと思います。しかし、このような危険が「起こりうる」ことを知っているだけでも、随分と命を守ることにつながると思います。
近年は自然災害が激甚化しているとも言われていますが、自然に親しむだけではなく、自然の恐ろしさも知っておくことが大切だと学びました。
今後も、自然のことをしっかり学んでいきましょう
期末試験CLIMAX!
期末考査は、いよいよ最終日
3年生にとっては、進路に重大な影響を与えそうな試験です
その試験の最終日の最後の時間は、地理の試験でした
ラストにふさわしく(?)、やり応えのある内容だったようで、一心不乱に解答していました
さぁ、あとは課題の提出ですね
もうひと頑張りして、忘れずに提出しましょう
母校へ凱旋!!(泉中学校「高校等説明会」への参加)
7月になり、辺りはずいぶんと夏らしくなってきました
今日、7月1日に同じ泉町にある泉中学校で行われた「高校等説明会」へ参加しました
泉分校からは、泉中学校の卒業生である2人(2年生・押方君と本吉君)が参加しました
はじめは少し緊張していたようですが、そこは事前にしっかり準備をしていた2人
泉分校での学校生活について、しっかりと伝えていました
卒業生の2人を温かく迎え入れてくださった、
泉中学校の先生方、本当にありがとうございました
卒業後の頑張りが母校に伝わるように、これからも泉分校生活を頑張っていきたいですね
ヤツシロソウが咲いたよ
先日、ヤツシロソウの鉢上げ実習を行い、その様子をNHKに紹介してもらいました
その時のヤツシロソウではありませんが、蓑田 澄雄 様からいただいたヤツシロソウがきれいに咲いています
今日は天気が悪く、発色の良い写真ではありませんが、そんな写真ででも分かるきれいな色ですね
花言葉は「従順な人」・「誠実」らしく、花をじっと見ていると、何だか花言葉ぴったりの雰囲気で、ずっと見ていたくなる花だと感じました
なお、先日鉢上げをしたものは、来年に咲くようです。来年の開花が今から待ち遠しいですね
懐かしい風景
このところ、卒業生がぽつぽつ泉分校に遊びに来てくれています
3月には、20期生3人がやってきて、22期生(3月当時の2年生)に「先輩として」の話をしてくれました
4月には、3月に卒業したばかりの21期生が来てくれました
男子に比べて女子が少ない傾向があるので、貴重な女子の先輩の話を聞いていました
また、同じ頃、先日ご紹介した20期生がカヌーを教えに来てくれました
さらに6月は、また別の20期生がやってきました
お互いに仕事が終わってから仲良くやってきました。当時の担任らと懐かしい思い出話に花を咲かせていました
そして、今週には21期生が2人やってきました
この2人も、時間を合わせてやってきた・・・という訳ではなく、偶然同じタイミングになったそうです
すごい!卒業しても仲良しということですね
どの卒業生も、それぞれの進路先で一生懸命に頑張っているようでした
そんな頑張っている卒業生の様子を知ると、泉分校に残った職員も、たいへん嬉しい気持ちになります
また、卒業生の話を聞く時の在校生のキラキラした目が印象的でした 
そして卒業して時間が経っても、素直で明るい泉分校生の「ステキなところ」は変わっていませんでした
これからも身体に気をつけて、頑張っていってください
一時の静寂
期末考査が今日から始まりました
問題用紙と解答用紙が配付されて、チャイムが鳴るまでの数分間――。
これまでの学習を思い出しながら、少し緊張感がある、静かなパリッとした時間です。
さあ、学習の成果は発揮できたでしょうか・・・?
試験はあと3日です。最後まで頑張りましょう
いま俺たち、やるっきゃない
いよいよ期末試験が明日に迫りました
3年生にとっては、進路のことを考えると、まさに「負けられない戦い」です
得意な科目や好きな科目はともかく、苦手な科目や嫌いな科目では、勉強も進まないこともあるでしょう
しかし、今が頑張り時です
自分自身の心にある「頑張りたい!」と思う気持ちに、自分自身がしっかり寄り添ってください
残り時間は多くはありませんが、それでも出来ることはあります。頑張れー!
プロの方に聞いてみよう
3年生には「課題研究」という時間があります
課題研究とは、泉分校での学習から課題を設定して、その課題の解決を図ることを通して、より専門的な知識を得たり、技術を深めたり、まとめたりしていく学習です
その1つのグループである「食班」は、泉町を広く知ってもらうための研究として、特産品の開発を行っています
現在は、シカ肉を用いた味噌の研究を先輩から受け継ぎ、自分たちが目指すコンセプトに近づけた味噌を作り上げるために、日々試行錯誤をしています。
そこで、これまでに試作した味噌の検証と、今後の味噌の質の向上を目指し、専門家からの意見をいただこうと、氷川町宮原にある味噌・醤油・酢醸造販売所である田河東洋男商店 ヤマタ味噌醤油を訪問しました
代表の 田河 一洋 様 に、自分たちのこれまでの取り組みを伝え、味噌の試食をしていただきました
これまで、酒の種類による風味や味わいの違いに悩んでいましたが、酒の種類だけでなく、味噌を加えるタイミングや、油の種類についてもアドバイスをいただきました。また、味だけでなく、保存方法や提供の仕方等の話も聞くことができ、自分たちが考えるシカ味噌の開発をするには、相当の苦労があることを改めて感じることができました
また、田河様が交流のあるアスリートフードマイスター・豆腐マイスターである 石井 ゆかり 様 ともオンラインで交流することができました
石井様からは、食べる側からの視点や食材の組み合わせについて色々と御指摘いただき、大変勉強になりました
いただいた御意見を元に再度調理に取り組み、自分たちが目指すシカ味噌の完成に向けて頑張ります
様々な人権を考える
6月24日のLHR(ロングホームルーム)は、各学年で人権学習を行いました。
1年生は、インターネットと人権について学びました
インターネット上でも、誹謗中傷などの人権侵害が起こっていて、社会問題にもなっています
それぞれが、自分の生活やこれまでの経験などを通してよく考えていました
新しい仲間が増えた1年生にとっては、自分の言動を振り返る良い機会だったことでしょう
2年生は、労働環境における人権を考えました
パワハラやセクハラなど、これも社会問題になっている課題です
具体的な場面を映像で確認しながら、実際に働くことを想定して、みんながよく考えていました
3年生は、採用時における人権について考えました
いよいよ来月は、企業からの求人票が泉分校にも届き始めます
面接時などにおいて、不当な差別をなくすための様々な取り組みを学びました。まさしく自分事として真剣に話しを聞き、考えを深めていました
人権について、分校生1人1人が真剣に考えている姿が、印象的でした
人権を守ることは、1人1人を大切にすることにもつながっています
これからも、みんながニコニコの泉分校のためにも大切にしていきたい考えですね
熊本日日新聞に掲載されました!
6月24日(木)の 熊本日日新聞朝刊14面 に、泉分校の記事が掲載されています
先日ご紹介した、3年生による皮加工実習の様子が「動物の皮でブレスレット 八代農高泉分校 害獣の活用法 学ぶ」という記事です
カラーの写真と生徒のインタビューもありますので、ぜひご覧ください
忍び寄る危機
6月も第4週になりました。
来週の火曜日からは、1学期の期末考査です
ついこの間、中間考査が終わったばかりのような気がしますが、もうすぐそこに迫ってきました
放課後に図書室を覗くと、試験勉強を頑張る分校生の姿がありました。
いくら授業へ熱心に参加していても、試験に不安がない高校生は少ないでしょう。
しかし、1つ1つ・一歩一歩の努力は、やがて自分の大きな力となるでしょう
頑張れ分校生
命を余すことなく
泉分校では、鳥獣による被害を軽減するための様々な活動を行っています
その中で、捕獲したイノシシやシカを無駄なく利用することの大切さを学び、持続可能な社会について考えてきました。
そういった中で今回は、現3年生が2月に皮剥ぎを行ったイノシシやシカの皮を用いて、新たな価値を持った魅力的あるものを作成する実習を行いました
実習の講師には、株式会社イノPの 稲葉達也 様 と 井上拓哉 様、Atelier Kobitoの 西山亮平 様 をお招きしました。
西山様が制作されている革製品は、某イケメン俳優のテレビドラマでも使用されたそうです
すごい・・・。
さて、こんな豪華な先生方をお招きして行う実習は、イノシシ・シカの皮革でブレスレットをつくることです
まずは、どの皮を使うかを選びました。
イノシシとシカの皮を用意されましたが、色だけでなく厚さが全く違います。
迷いながらも、触ったりアドバイスを頂いたりしながら決めました。
決めたら型に従って皮を切っていきます ✄
型に沿って切ったら、切込みを入れていきます。
しかし型から切る時もそうですが、皮を切ったことがない生徒がほとんどで、なかなか難しいです
中には失敗してしまう生徒もいました(7枚目の写真です。切れ目が斜めに・・・
)。
しかし、西山様たちの助言を受けたりお互いに助け合ったりしながら頑張りました
切れ目を入れたら、編んでいく工程ですが、ここでも悪戦苦闘

皮は柔らかい方が加工しやすそうですが、伸びたり変化しやすいのでキレイな編み目をつくるのが難しいです
お手本を見たり、ご助言をいただいたり、得意なクラスメイトに教えられたりしながら編んでいきます
何とか編み終えたら、最後にスナップボタンを付けます。
ようやく完成!
ステキなブレスレットができました
出来上がりに大満足&大興奮!
早い生徒は色違いで2つも作りました
(黒色がシカで、赤色はイノシシです)
最後に、西山様と井上様に実習のまとめをしていただきました。
もとは害獣で、食肉にならない皮でも、一工夫をすることで、新たな価値を付けることができました
これは命を大切にすることにもつながると思います。
今回は、ステキなブレスレットをつくった、というだけではなく、2月に皮を剥ぐことから始めたこともあり、様々なことに思いを巡らせることが出来ました
大変有意義な実習をご指導していただき、ありがとうございました。
木で魚の質感を。
3年生グリーンコース『ウッドクラフト』の授業での「川魚の飾り」作りは、いよいよ終盤になりました
(
前回の様子はこちら )
魚のフォルムは、全員がほぼ出来上がったようです
あとは「魚の質感」を出すための細かな工程になってきています
順調な生徒は、魚を貼る土台となる「添え板」をガスバーナーで炙っています
火で炙ることで、見た目がオシャレになるだけではなく、肌触りが良くなり、丈夫にもなるそうです
実習もあと少しです
ステキな魚が飾れると良いですね
「書くこと」を学ぶ
6月17日の木曜日に、2年生を対象に国語科の研究授業が行われました
お題は「書くこと」
今回のテーマは「ヤツシロソウ」です。
・「ブログ記事」・「実習日誌」・「植物図鑑」・「発表原稿」
の4種類に挑戦しました。
同じテーマで違う種類の文章を書いていく中で、
生徒達は、文章を書くときに「相手」と「目的」が大切だということを学んだようでした
今回の授業は、3時間連続しかも、全て
パソコン室
での授業
色々な意見を共同編集しながら、文章のコツを学んでいく生徒達
ペンと紙ではなく、パソコンを使って文章を書くこと
に挑戦した生徒達
これからの時代に必要な力をメキメキつけてほしいですね
学んだことは確実に
先日、2年生が「渓流釣り実習」を行いました。
今回は、その時に学んだ釣り糸の様々な結び方の復習をしています。
ブラッドノット、エイトノット、クリンチノット、外掛け結び・・・・
普段釣りをやらない生徒は、悪戦苦闘していました
1回やっただけだと、すぐに忘れてしまいます。しかし、こうして復習することで学んだことを定着させることが出来ます
そうすることで、生涯にわたって「釣り」をして、自然に親しみ続けることが出来ますね
アジサイ、いろいろ
今日は梅雨の中休みでした
ところで、梅雨の時季の花、と言えばアジサイですね ✿
下岳の大道バス停付近(国道443号沿い)や、和小路の氷川ダム近くでは、アジサイの群生が実に見事で、目を楽しませてくれています
泉分校の近くでは、実習林の脇にアジサイが咲いています。
スーッと澄んだキレイな水色をしていますね
アジサイの花は、土壌のpHによって色が変わることがよく知られていて、この場合、青系の色なので酸性ということが分かります
なお、アルカリ性の土壌だと赤系の色になります。
とは言っても、アジサイの「花びら」に見える部分は、花びらではなく「がく」にあたります。
じゃあ花はどこか? と言うと、真ん中にちょこんとある部分です
よーーく見ると、小さな花びらや雄しべ・雌しべも見えますよ
アジサイの花言葉は色によっても変わるようで、青色系だと「冷淡・無情・高慢・辛抱強い」、赤色系は「元気な女性・強い愛情」らしいです。
またアジサイ自体が、生育途中でも色が変わることから「移り気・浮気」、一方で花が集まっているように見えることから「家族団らん・和気あいあい」にもなるようです
身近な花ですが、アジサイは様々なことがつまった花なのですね
(たまに見かける白色や緑色のアジサイについても調べてみてください)
刈払機の実習
2年生が刈払機の実習を行いました
以前、構造や使用方法、安全についての学習を行いました
(その時の様子
こちら)
この日は学んだことを活かしての実習です
装備を整え、いざ実習! ・・・・とは言え、初めてやる生徒が大半なので、スターターロープを引いてエンジンをかけるのも一苦労です
家庭でやった経験がある生徒はさすがに上手でした
しかし、不慣れだった生徒でも、少しずつ慣れていき、草を刈れるようになりました
生態系豊かな「明るい森林」の維持・管理のためには、森林の下刈りは重要な仕事です
まだまだ練習が必要ですが、今回の実習を活かして、将来、地域の自然を守るエキスパートが誕生することを願っています
完成形まであと一歩!
3年生グリーンコース『ウッドクラフト』での「川魚の飾り」作成の続編です
少しずつですが確実に、魚らしいフォルムに仕上がっています
この後、魚らしい質感をどう出すのでしょうか。楽しみにしたいと思います
比較的早い生徒は、次回は彩色が出来るかな?
キャンプ実習と言えば・・・
1年生が飯盒炊飯の実習をしました
飯盒でご飯を炊く――。キャンプ実習に欠かせない要素ですね
飯盒やガスカートリッジの使い方などは事前に学んでいたので、実際に米を炊いてみました。
実際のキャンプ実習の時は、他の食材の調理と並行しながら行いますが、この日は、ひとまず炊飯だけを行いました。
使い方を事前に学習しましたが、実習の途中で「ん?どうだったかな?」となったときは、学習した時の資料を見ることで、理解をしていくことが出来ました
炊けるのを待つ時間は、日誌を書いたり班員と話したりしながら待ちました。その間も、お米を炊く時の良い匂いが、ワクワク感を高めてくれます
そして、いよいよ炊きあがった頃です。
フタを開けてみると・・・・!
ふっくらご飯が炊けていました
みんなニコニコです
良い匂いと歓声に誘われて、ちょうど授業の終了を迎えた先輩が、実習の様子を覗いていました
ただ「飯盒で米を炊いた」だけではなく、一緒に実習をしたこと、同じ時間を共有したこと、協力したこと、同じワクワク感を感じたこと、やり遂げた達成感。様々な経験を積むことが出来ました
このようなことの積み重ねが、充実した分校生活になっていくと思います
総 会 開 催 !
6月10日、学校農業クラブと生徒会の総会が体育館で行われました。
大切な総会ですので、全校生徒だけではなく、泉分校に住んでいるトカゲ(ニホンカナヘビ?)も体育館に集合してしまいました
さて、開式宣言の後、梶原教頭先生の挨拶が行われました
今回の総会の議長には、3年の杉山くんと2年の押方くんが選ばれました。
議事を冷静かつスムーズに進めてくれました
まずは生徒会の総会を行いました。
生徒会役員の活動方針や役員の紹介、前年度の行事や決算、今年度の行事や予算を審議しました。
学校行事のことや部活動の予算などの話しもあり、生徒たちは真剣に聞いていました
続いて、学校農業クラブの総会を行いました。
こちらも、活動方針や役員の紹介、前年度の行事や決算、今年度の行事や予算を審議しました。
昨年度から、新型コロナウイルスの感染拡大のために、いくつかの対外行事が中止になったことは残念でした
来週の学校農業クラブ年次大会ではしっかり頑張って欲しいですね
総会では全ての案が承認され、最後に、生徒会長・市村くん、学校農業クラブ会長・塩田くんが今年度の決意表明をしました。
2人の活動への意気込みが伝わってきましたね
午後の暑い時間帯でしたが、分校生はよく考え、よく聞いていたようでした。
そんな様子を見ていると、今年度も、楽しく・充実した学校生活になるように、役員が頑張るだけではなく、分校生みんなで力を合わせて頑張っていくのだろうと思いました
今日ぞ 試さん 我が力
3年生が基礎力診断テストを実施しました
3年生にとって、進路決定の直前に実施される今回の試験が持つ意味合いは、実に大きいと言えるでしょう
どの生徒も、頑張って目の前の問題と向き合っていました
さぁ、いよいよ進路の山が近付いてきました
単に卒業後すぐの行き先を決めるだけではなく、長いスパンでみた自分の「生き方」や「在り方」も考えなくてはなりません
大いに悩むと思いますが、より良い決断のために、周囲の大人や友人などに相談することも大切ですよ
いざ!川釣り!(2年)
気温も高く、夏の訪れを感じさせる今日
2年生が「森で学ぶ」の授業で釣りに挑戦しました
仕掛けの作り方など座学で学んだ知識
を総動員して、
一生懸命に釣りに挑戦しました
仕掛けの準備を終えたら、学校裏手の川へ
川の流れ。緑美しい木々。泉の大自然
のなかで、
生徒は真剣に集中して取り組んでいます
釣果はイマイチだったようでしたが、初めて釣りを経験した生徒もいて、
学びの多い時間を過ごしたようでした
これからも1つ1つの実習を大切にしていきたいですね
木材と見つめ合う私たち
先日ご紹介した、3年生グリーンコース『ウッドクラフト』での「川魚の飾り」作成です。
今回はヒレなどの細かいパーツに取りかかっている生徒もいますね
少しずつ少しずつ、形を整えていきます
木材の表面をよーく見て、集中をしてヤスリがけをしていきます。完成まではまだ時間がかかりそうですが、みんなの出来上がりが楽しみですね
速く遠く、そして力強く
2年生が刈払機の学習をしている時、3年生はハンドボール投げと50m走の計測をしました
それぞれ、開始前に投げ方を教えてもらったり、自分で確認したりして計測を行いました。
ただ思いっきり投げるのではなく、重心移動や角度などの「投げ方」を教えてもらうと、記録が向上する生徒もいました
50m走では、何本か練習した後で計測を行いました
激しいデッドヒートする組もあり、互いに競い合いながら記録に挑みました
みんな積極的に一生懸命に走っている姿が印象的でステキでした。「直向きに頑張る泉分校生」を象徴する場面ですね
2年生、刈払機を学ぶ
2年生に、刈払機実習のための授業が行われました
田畑の畦道や堤防で、刈払機が使われているのを見たことがある生徒はいますが、実際に使ったことがある生徒はほとんどいません
この日は、刈払機の構造や燃料のこと、刃とナイロン紐との交換方法などを学びました
最後に安全に使うための注意点をしっかり学び、屋外で起動してみました
今日は草を刈るまでは行いませんでしたが、次からは草を刈ることができますね
なお、屋外で刈払機を起動させていると、グラウンドには体育服の3年生の姿が・・・・。(明日へ続く)
夏の日差し 追いかけて
2年生は1500mを測定した次の時間、つまり木工室でヤスリがけをしているちょうどその時、今度は3年生が測定を行いました
男子は1500mなので12周、女子は1000mなので8周です。
よく考えれば、高校3年生にとって、今回の新体力テストの測定は、人生最後の測定にあたります
そんなこともあり、当たり前のことではありますが、一生懸命に、前へ前へ走っていました
走り終えると、ホッとした様子でした
2組目も頑張って走りました。
カラッとしてはいましたが、やはりこの日は気温が高く、夏のような雰囲気に包まれていました
お昼に近い時間でもあり、いくら中山間地域の泉であっても、夏の日差しが強かったです
しかし、誰一人諦めずに、そして大切なクラスメイトの声援で、心の火を燃やしながら走っていました
終わったらみんなヘトヘトでした
こんな暑い日に、1つやり遂げた後で木陰に入ると、本当に気持ちが良いですね
爽やかな泉の風も、3年生の頑張りを労っているようでした
心を落ち着かせてヤスリを握る
2年生は、1500m測定した次の時間が、グリーンコースとライフコースに分かれての専門の授業でした。
グリーンコースは「ウッドクラフト」の授業でした
実習で製作しているのは組木で、今回はヤスリがけやニス塗りをしていました
ついさっきまで、グラウンドを激走していましたが、すっかり脈も心も落ち着かせて、黙々と実習に取り組んでいました
なお、実習をしている木工室の窓から外を眺めると、そこには体育服の3年生の姿が・・・・。(明日へ続く)
僕らの疾走感
2年生が新体力テストの1500m走の測定を行いました
泉分校のグラウンドは狭いので、どうにかトラックを125m取りました。1500mに達するには12周
です。
梅雨の中休みで晴れてはいますが、気温がグングン上昇して、なかなかタフなレースになりました
日頃の部活動で鍛えている生徒も、そうではない生徒も、みんな一生懸命に走っていました
後半は、走った生徒と周回を数えていた生徒とが入れ替わって測定をしました
こちらの組も、力を振り絞って最後まで走りきっていました
走っていない組は、走っている生徒に声援を送ったり励ましたりする姿が見られました
やはり励まされると、力が振り絞れますね
汗だくで圃場を整備っ!
1年生が圃場の整備を行いました
この圃場は、2年生が落石を除去して防獣ネットを張った圃場です
横一列に並んで、耕起をしました
それほど広い圃場ではないのですが、1人分でも見た目以上に大変で、汗だくになる生徒もいました
しかし、疲れてきた中で、いかに小さな力で耕起するかという「コツ」を発見することもできます
1度人力で掘り返して、耕耘機(こううんき)で2度目を行い、再び人力で掘り返しました
やっていく中で少しずつコツをつかんできたようでした。
汗をかいて疲れましたが、1時間みんなで協力して、ずいぶんと「畑」らしくなりました
今後、畝立てとマルチ張りを行うと、いよいよ定植ですね
マウンテンバイク教室
1年生にマウンテンバイクの講習会が開かれました
講師は黒田牧人 様です。黒田様には、毎年泉分校生にマウンテンバイク講習をしていただいています
しかし、せっかく黒田様に来ていただきましたが、昨夜からの雨で屋外のコンディションが悪く、例年のようなグラウンド全体を思いっきり使った講習はできませんでした
そこで前半は、黒田様とマウンテンバイクの出会いのお話を聞き、それからマウンテンバイク部がテレビ出演した時の映像を見ました
頑張っているマウンテンバイク部員の姿に感動したようでした
後半は、屋外に出て、主にコンクリートの場所を利用して、マウンテンバイクの基本的な技術などを、1つ1つ優しく丁寧に教えてもらいました
サドルの高さや、ペダルで足を置く位置、ギア調節、ブレーキのかけ方、曲り方などを教えていただきました。これらは一見すると基本的なことなのですが、やはり専門的に教えてもらうと理屈が分かるので、基本の大切さがよく分かります
1年生は、初めてのマウンテンバイクの授業だったこともあり、生き生きとした表情をしていました
マウンテンバイクの醍醐味である、大自然を身体いっぱいで感じていたようでした
黒田様、本日はありがとうございました
絶滅の危機を救え! ヤツシロソウの鉢上げ
2年生が、絶滅のおそれのある「ヤツシロソウ」の鉢上げ実習を行いました
以前ヤツシロソウの種子を、蓑田 澄雄様からいただいていました。(分校生の記事
こちら )
播種した種子が発芽して、本葉が2~3枚出てきたので、より大きなポットで栽培するために移し替えをします♣
蓑田様のもとへ訪問した際、蓑田様のヤツシロソウに対する熱い思いをうかがっていたため、泉分校の職員もその思いを受け継ぎ、そして生徒にも感じて欲しいと考えています
分校生も思いを感じてか、素早く丁寧に実習を行っていました
この後、元気に育つといいですね
なお、この実習の様子をNHKさんとTKUさんに取材してもらいました
O.A.も見てくださいね
NHKのホームページ (公開は終了しました)