八工定ブログ
【定時制】「熊本県高等学校定時制通信制文化大会」
おめでとう 生活体験発表 熊本県代表 作馬君
平成30年度「第68回熊本県高等学校定時制通信制文化大会」が、 10月7日(日)に熊本県立劇場演劇ホールで開催されました。午前の生活体験発表の部に、4年次生の作馬君が出場しました。
作馬君は、2年前にも出場していて、リベンジを果たすべく、この大会に向けて休日返上で練習に取り組んできました。
演題は「昨日の自分を超えていく」です。
3年間の引きこもり生活を経て、本校に入学した作馬君でしたが、アルバイトの勤務形態が変わったことで学校を休みがちになり、とうとう単位を落としてしまいます。そこから自分を内省し、自分が真から打ち込めるものを探す「心の旅」によって、亡きお父さんと一緒にやった「バドミントン」を思い出し、それに打ち込むことで再生していきます。そして、自分には、たくさんの人が今まで支えてくれていたということに気付く、8年間の心の軌跡を綴ったものです。
過去のつらい体験と対峙し、紆余曲折しながら、自分が本当の意味で打ち込めるものを探すことで、自分らしさを取り戻していく、作馬君の発表は、聞くものの心を揺さぶる素晴らしい発表だったと思います。
審査の結果、作馬君は最優秀賞を獲得し、熊本県代表として11月24日(土)に東京の六本木ヒルズで行われる全国大会にコマを進めることができました。本校からの出場は、13年ぶり2回目となります。
全国大会でも、熊本県代表として頑張ってきたいと思いますので、応援をよろしくお願いします。
【定時制】校外体験学習
平成30年9月28日(金)学校を離れて「校外体験学習」に行ってきました。
「学校外における体験学習の場を設定し、生徒、職員の親睦と交流を深めることを目的」として、毎年実施されています。今年は南阿蘇を中心に回りました。
当日は、天候にも恵まれ、最初に到着したのは「一心行公園パークゴルフ場」。「パークゴルフ」は、ミニゴルフの一種で、1983年、公園で幅広い年代の人ができるスポーツとして考案されたもので、ルールは、ほぼゴルフと同じです。生徒職員共に初体験の人が多かったにもかかわらず、やっているうちに慣れてきて、カップインがある度に歓声が上がり、パークゴルフの面白さを堪能することができました。
昼食は「あそ望の里くぎの」で、雄大な南阿蘇の景色を眺めながら、お弁当に舌鼓をうちました。素晴らしい景色は、最大の調味料ではなかったでしょうか。
そして、最後に訪れたのが、世界的にも珍しい健康テーマパーク「阿蘇ファームランド」です。「健康」を第一のコンセプトとしてリニューアルされていて、様々な工夫がなされていました。ここでは自由行動なので、生徒たちは、おのおの「ふれあい動物王国」で動物たちと触れあったり、スイーツを食べたり、「総合物産館」で買い物をしたり、午後のひとときを思い思いに過ごしました。雄大な阿蘇の大自然を間近に接し、普段とは違う秋の一日を満喫することができたと思います。
【定時制】性教育講演会
平成30年9月27日(木)「性教育講演会」が行われました。
講師として、熊本大学教育学部准教授の秋月百合先生をお迎えし、「赤ちゃんのからだの不思議なしくみ」という演題で講演していただきました。
初めに「生まれたばかりの赤ちゃんの頭はどんな形?」「赤ちゃんの皮膚はこんな色で大丈夫?」という質問を生徒たちに投げ掛けられて、会がスタートしました。
次に、「生まれてすぐの赤ちゃんは、なぜ体重が減るの?」という質問を投げ掛けられました。赤ちゃんの頭がお母さんの産道を通りやすいような形をしているのは安全に出産するために理にかなったことであり、赤ちゃんの皮膚の色や体重の変化は、外界に適応していく証しであるという話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
改めて考えると、赤ちゃんは本当に不思議なことが多く、まだ研究の途中というものがいっぱいあるそうです。
赤ちゃんはただ「かわいい」だけではなく、周囲の変化に適応しながら、あの小さな体で一生懸命生きるために頑張っているのだということに、生命の神秘を感じずにはいられませんでした。
今日の話をしっかり受け止めて、これから行動してほしいと思います。
【定時制】全国大会出場(卓球部)
平成30年8月7日(火)~9日(木)の日程で、卓球部の朝田君(2年次生)が東京都世田谷区にある「駒沢オリンピック公園総合運動場体育館」で開催される「全国高等学校定時制通信制卓球大会」に出場します。
全国大会の出場権を獲得してから、黙々と強化練習に励んできました。
今回、たくさんの人々の応援を背に、まずは初戦突破を皮切りに、ベスト16を目指します。
応援よろしくお願いいたします。
【定時制】生徒会交流会
平成30年7月26日(木)「平成30年度熊本県高等学校定時制・通信制生徒会交流会」が湧心館高校(主管「湧心館高校通信制」)において開催されました。
本校からは生徒会会長の山田君、副会長の作馬君、体育部長の石橋さんの3人が参加しました。
この行事は「県下定時制・通信制高校の生徒会役員が、日頃の活動や悩みなどの情報交換をする中で、親睦を深め、さらに活発な生徒会活動につなげる。また、10月開催の熊本県高等学校定時制・通信制文化大会に向けて、運営や準備を確認して、生徒会役員スタッフとしての意識向上をはかる」という目的で、毎年、夏休み中に開催されています。
まず、湧心館高校の生徒代表挨拶で開会したあと、各高校の生徒はそれぞれ分かれて「サイコロトーキング」を行いました。
最初は初対面で緊張もありましたが、次第にどこのグループからも笑い声が聞こえてきて、打ち解けていく様子が感じられました。
次に、各高校より学校や生徒会活動の紹介がありました。
本校からは、山田君が「学校の歴史」「総合学科の紹介」動画による「年間の学校行事」などの学校紹介をしました。
他の高校も、生徒会が中心となって楽しい学校生活を作り上げている様子が伝わってくる発表でした。
山田君と作馬君が学校紹介をし、作馬君が「じゃんけん大会」を勝ち上がり、勝利者コメントをしています。
最後に、10月の定通文化大会の生徒スタッフの調整の後、全体で集合写真を撮影し、閉会となりました。
普段は、高校単位で活動する生徒会ですが、この「生徒会交流会」は、他校と交流できる貴重な体験になっています。