SPH 学校全体の動き

SPH活動報告

知的財産教育~P-PlatPatの活用方法~

・知的財産教育 「J-PlatPatの活用方法」 (2016/6/1)
 6月1日(水)放課後 第1PC室で、 山口大学 特命准教授 陳内秀樹先生を講師に
J-PlatPatの活用方法」について研修を行いました。
生徒、職員15名が参加。特許・実用新案の検索方法を学び、特許調査を行いました。
 

 ~研修後、さらに陣内先生に質問をしていました絵文字:鉛筆

知的財産教育 研究授業「畜産」

・知的財産教育 3限目 研究授業 (2016/6/1)
 6月1日(水)3限目 3年生産科学科で吉永先生が「畜産」の授業を行いました。
畜産の授業・実習で不便と感じる「道具・器具」をテーマに授業が進みました。
次の合評会では、山口大学 陳内先生にご指導をいただきました。
 

 

  

  

キラキラ 6次産業化人材の育成とモデルケースの構築

(有)球磨テック取締役 杉山様が来校され、共同研究の提案と研究資材の提供を受けました。
地元あさぎり町の企業と連携し、生産物を活かした研究推進に向けて嬉しい提案や紹介をいただきました。

改めて、球磨地域の魅力ある地域資源(未利用資源)の豊富さと本校への期待の高さを再確認する機会になりました。

今後は、提供いただいた研究資材を活用し、「6次産業化人材の育成とモデルケース構築」(園芸科学科)で
取り組む南稜産100%野菜ジュース試作と「地域の食品開発センターとしての確立」(食品科学科)で取り組む商品開発の試作を行います。

地域に根付き、地域に必要とされる学校と人材育成に向けて研究活動を行っていきます。

共同研究・商品開発の提案   

提供いただいた研究資材

環境工学科「環境教育」

SPH「環境工学科の取組み」
 【地域林業の実践リーダー及び経営管理能力者の育成】

 「第1回 環境教育」実施

 環境工学科1年の13人を連れて、「第1回 環境教育」演習林オリエンテーションを実施しました。
自然環境を学習のフィールドとして、
林業関係の仕事内容を理解する取り組みを行いました。
スギとヒノキの見分け方や
特用林産物について学習し、林業について知ることができました。
 

生活経営科SPH学科集会

 4月27日(水)スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の説明会を行いました。

生活経営科では、SPH事業の目的や指定の経緯などを説明後、
学科の目標を以下の4点として確認しました。
 ①地域の家庭生活及び生活環境について理解する
 ②衣食住を形成する基礎・基本的な知識と技術の習得
 ③地域社会の課題の具体化と目指すべき将来像の明確化
 ④健康で文化的な生活クリエーターの育成
 
 これまでの学びに加え、地域に眠っている・見いだせていない資源を
結びつける・改善する「クリエーターの目・心」を持って取り組んでいきます。

キーワードは、「見方を変える」「改善」「創造」「学科・学校の枠を超える=コラボレーション」です。

 学科集会後、3年生は寸暇を惜しんで、とあるプロジェクトに取りかかっていました。
1年生のみなさん、先輩の活動をしっかり見て、引き継ぎ、自分たちの活動に活かしていきましょう!

    

生産科学科園芸科学科SPH学科集会


本日6限目に生産科学科と園芸科学科の合同学科集会が行われました。
SPHの各学科の取り組みについて理解するための集会です。
まずは吉永先生から生産科学科の取り組みについて説明がありました。。



生産科学科は
①「永続性」を持った農業教育実践と人材育成
②地域の特色と資源を生かしたモノづくり
という2つについて取り組んでいきます。


次に柿本先生から園芸科学科の取り組みについて説明がありました。



園芸科学科は
①生産環境の維持・管理のために必要な知識と実践的技術の習得
②6次産業化人材の育成とモデルケースの構築
③地域への農作物及び技術の新規導入と普及を目指した研究実践
という3つについて取り組んでいきます。




自分たちの新しい取り組みについて真剣に話を聴くことができました。
それぞれの学科で頑張っていきましょう!

本校SPHの取組の概要

  
 
平成28年度スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール(SPH)の指定について

熊本県立南稜高等学校

1.SPHの概要

目的

  社会の変化や産業の動向等に対応した、高度な知識、技能を身に付け、社会の第一線で活躍できる専門的職業人を育成する。

【事業概要】

  大学・研究機関等との連携など先進的な卓越した取組を行う専門高校(専攻科を含む)を「スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール」に
指定し、専門高校等に関する教育課程の改善に資する実践研究を行う。

【指定期間】

  3年間(平成28年度~平成30年度)

【対象学校】

  国公私立の高等学校(専攻科を含む)及び中等教育学校の後期課程の職業教育を主とする学科を有する学校(専門高校等)

2.SPH申請概要(熊本県立南稜高等学校)

【研究開発課題】

  地域を担う生命総合産業(Total Life Industry)クリエーターの育成

【研究のねらい】

地域の基幹産業である「農業」を食料生産の分野だけに留めず、教育・福祉・生活等あらゆる分野と融合させ、農業を軸とした
新総合産業分野を創造し、地域の創生へ寄与できる豊かな創造力と技術を持った人材を輩出する。また、都市部や諸外国の都市と
農業文化交流を図ることでグローバルな視点を養うとともに、地域の風土・文化的資源や人的資源を活用しながら、日本文化遺産に
認定された「球磨人吉地域」の伝統文化や先人の技術や知恵の結晶を次世代に継承し、豊かな心の拠り所として地域を活性化できる
実践力あるクリエーターを育成する。

【現状と背景】

 (1)平成29年度に新しく農業生産系学科を2クラス、食品系学科、生活系学科、普通系学科(体育系コース、福祉系コース)を
持つ新校が設置される。

(2)熊本県では第2次「夢の架け橋プラン」をベースに優秀な人材を地域に残し、地域の活性化につなげるための取組みがスタート
している。地元自治体でも「まち・ひと・しごとづくり」をテーマに動き出している。南稜高校があるあさぎり町では、
本校が地域活性化の拠点として期待されている。地域の要望に応える優秀な人材の育成を目標に掲げ、これまでの取組みを
進化させる中で、農業振興に係る高度な技術を持ち、GAP世界基準認証をはじめとするグローバルな視野を持つ人材の
育成をめざし、地域産業および地域社会の活性化に貢献できる人材育成を目指す。

【目指す生徒像】

  「農・食・和・健」をキーワードに①地域の知識、技術を継承できる、②農畜産物の付加価値を戦略的な視点で考えられる、
③新たな価値を創造できる力を取得、④豊かな生活空間を創造する意欲、⑤福祉関係のアクティブプログラム開発、
⑥生涯スポーツを探究する、⑦リーダー性・献身的な態度を持ち、地域を愛し貢献できる人材

【取組の特徴】

本人の希望、地域の要請等にこたえるために、農業をベースに学科の専門性を活かし、かつ学科を跨いだ学習を行うことでより実践的な
プロフェッショナルを育成する。

(1)農業×福祉=園芸福祉の観点と技能を持った介護・福祉の実践者

(2)農業×体育=グリーンツーリズムや自然体験活動等のインストラクター

(3)農業×製造業・商業=地域の食材を活用した食の6次産業化を行う実践者と支援者

(4)農業×文化・伝統=農村文化・歴史・郷土料理等の継承者と伝承者

(5)農業×起業=新規農作物や栽培技術を導入した農業生産法人や加工業、販売業の実践者と支援者(知的財産やGAPを含む)

(6)農業×進学=将来的な地域農業のリーダーとマネージャー



(研究のイメージ図は ↓↓↓ こちらをクリックください)
 ①SPH研究のイメージ図.pdf
 ②研究のイメージ図の補足(熊本県立南稜高校).pdf

・SPH指定 記者会見 (2016/4/5)

・SPH指定 記者会見 (2016/4/5)
平成28年4月5日(火)、南稜高校がSPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)に文科省から指定されたことを受け、
熊本県庁で県教委主催の記者会見が行われました。紫藤校長が出席。また、水俣高校がSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定されました。