学校生活
【建築科】建築科で未来の建築家になろう!~製図を通して広がる可能性~
建築科1年生は、毎週2時間の製図の授業を通して、建築の知識とプロの技を身につけています。図面にはたくさんのルールがあるって知っていますか?たとえば、たった1本の線の太さにも大切な意味が込められているんです。3次元の建物を2次元の図面に表現するとき、建物を切断した部分を表す「断面線」は、一番太い「極太線(ごくぶとせん)」で描かれます。
実際に手を動かして図面を描くことで、図面の意味を理解し、将来、プロの現場で図面を正確に読み解く力が養われます。建築科を卒業すると、すぐに2級建築士の受験資格が得られるのも魅力です!2級建築士の実技試験では、制限時間内に与えられた課題に合う図面を描き上げることが求められます。今のうちからコツコツと製図技法を学ぶことで、その基礎をしっかりと築いています。
生徒たちは真剣に図面と向き合い、思考力、想像力、そして集中力を高めています。まるで、すでに建築の専門家としての一歩を踏み出しているようですよ!手を動かし、頭を使い、自分自身と向き合う製図の時間は、一人ひとりの成長を大きく後押ししてくれます。
~お知らせ~ 水俣高校 体験入学に参加しよう!
建築に興味がある中学3年生の皆さん、水俣高校の建築科で、未来の建築家への第一歩を踏み出してみませんか?
7月25日(木) に開催される体験入学では、建築科の授業の様子を見学したり、先生や先輩たちから直接話を聞いたりするチャンスです。普段の授業の雰囲気や、製図の面白さを肌で感じてみてください!未来の自分を想像しながら、ぜひお気軽にご参加ください。まだ申し込みが済んでいない人は、中学校の先生へ是非申し出てください。また受付可能です。中学生に皆さんのご来場を心よりお待ちしています!
【進路指導部】熊大ワクワク連続講義 in 水俣高校 開催
「熊大ワクワク連続講義in水俣高校」が実施されました。
毎年この時期に熊本大学の講師の方にお越しいただき、文系、理系、もしくは文理融合それぞれの視点からの講話をしていただく事業になります。
今年は
1限目「大切な水のことを深堀りする〜水と私たちはどうあるべきか〜」
2限目「ローカルイノベーターたちが地域を救う!」
と題して講義をしていただきました。
1限目について、「水は大切」という考えは浸透していますが、それをさらに深堀りし水と私たちの暮らしのあり方等について問いかけられる講義でした。生物生産の要は炭素、窒素、リンであること、水質汚濁防止法の中で一律排水基準として「生物化学的酸素要求量」なるものがあることなど、専門的な内容までご講義いただきました。
2限目について、和歌山県田辺市の地域創生を例に、現場(日常)で実際に起こっている地域課題やそれに対してどう地域創生に立ち向かっているか、「未来創造塾」の立ち上げなどについてご講義いただきました。生徒はグループを作り、対話を通して地域創生について思考を深めました。持続可能な地域づくりのために現場が試行錯誤していること、またその内容を知り自分なりの考えをまとめ、それぞれで意見を出し合い知見を深めました。人口減少が避けられない現実となっているいま、何が起こると考えられるのか、課題は何か、自分にできることは何か、などまさに「じぶんごと」として捉え真剣に社会や将来を考える貴重な機会となりました。
熊本大学関係者のみなさま、ありがとうございました。
【探究活動】中学生・高校生探究三昧IN熊本に参加してきました!
7月12日(土)水俣環境アカデミアで開催された「中学生・高校生探究三昧IN熊本」に、2年生の大澤くんと、商業科の2、3年生が参加しました。
大澤くんは、小さい時から虫や魚など生物に興味を持っており、自分で捕獲し記録を残し、なぜこの生き物が水俣市で発見されたのか考察するなど、自主的に研究や論文作成を行っています。
今回は、これまでに研究してきた4本を発表しました。
発表や質疑応答では生き生きとした様子で、発表後は観覧に来た人たちに自身で標本にしたものを説明する姿が見られました。
今回、「葛渡小学校で確認された西日本初記録のタスキガケサカマキガイ」が最優秀賞に選ばれました!
今後も研究頑張ってください!
【中学生の皆さんへ】水俣高校の魅力を中学生へ語る!!
本日は水俣第二中学校の学校説明会があり、二中の卒業生で本校に在学する「先輩」の代表として3年生電気建築システム科電気コースの生徒1名と水俣高校の代表として3年生普通科の生徒1名が参加しました。
2人からは、水俣高校に進学を決めた理由、水俣高校で3年間過ごしてよかったこと、今頑張って取り組んでいることなどを中学生の皆さんにお伝えすることができました!!
Stanford e-minamata 令和7年度受講生決定!!
今年も始まります「Stanford e-minamata」!!
スタンフォード大学の専任講師の先生とゲストスピーカーによるオールイングリッシュによるオンライン講座。
8月2日(土)の開講式から11回のオンライン講座を受講します。
そして、今年度の受講生が決定し、始まりの説明会があり、受講生25名の目は「キラキラ」していました!!
【建築科】【DXP】測量の最先端!水俣高校で建設DXを体験しよう!
来週7月15日(火)に水俣高校で行われる「建設DX推進プロジェクト」の授業に先立ち、先日、株式会社KAWATSUの技術者2名の方々が来校し、ドローンを使った測量を行いました。
この測量は、授業で操作する3次元データを作るためにとっても重要なんです。まずは「標定点」や「検証点」と呼ばれる基準となる点を測り、ドローンで測量するデータの精度をぐっと高めます。
そして、いよいよドローン測量!タブレットで飛行高度やルートを設定すると、あとはドローンが自動で広大なグラウンドをムラなく撮影していきます。わずか7分ほどで、この広いグラウンド全体の測量データが取得できるなんて、驚きですよね! これこそ、少ない人数で効率的に作業を進め、安全に生産性を高めることができる「DX(デジタルトランスフォーメーション)」のすごい力なんです。
取得したデータは、株式会社KAWATSUさんで専門のソフトを使って図面化され、授業ではこのデータを高校生が実際に操作します。さらに、授業当日は大型ドローンを飛ばし、モニターに繋いで実際の作業の様子を間近で見学できま
す。最先端の技術を肌で感じられる、ワクワクする授業になること間違いなしです!
この取り組みには、芦北振興局や県の土木部の方々も見学に来られる予定です。このように、企業、学校、行政が協力し合う「産学官連携」によって、水俣高校の建設DX推進プロジェクトはますます進化しています。
水俣高校で、未来の建設現場を支える最先端の技術を体験してみませんか?中学生の皆さんの体験入学へのご参加をお待ちしています!
【商業科】生徒商業研究発表大会に向けて
商業科3年生は、7月24日(木)に行われる「第34回熊本県高等学校生徒商業研究発表大会」に向けて資料作成に取り掛かっています。毎日、放課後の時間を利用し発表の練習を行っています。
【商業科】岱志高校と探求学習交流を実施しました
7月7日(月)に、水俣市公民館で荒尾市の岱志高校と「じもと探究」の交流会を実施しました。両校は昨年度の探究学習で青年会議所様のご協力により株式会社Study Valley様のオンライン学習ツール「TimeTact」を活用した学習に取り組みました。水俣市と荒尾市という共に県境に位置したり人口減など共通の課題も持っていることから、相互に交流を図り情報の交換・共有することで探究を深めたり地元の魅力の再確認もできました。
交流会では、それぞれの学校から昨年度の取り組みの発表と意見交換やワールドカフェ形式の交流も行ないました。これを機会に今後も交流を深めていきたいと思います。
【工業科職員研修】「サーキットデザイン教育」を学ぶ!
6月30日(月)期末考査3日目の午後に、工業科職員研修として「サーキットデザイン教育」を行いました。
講師は有明工業高等専門学校の石川先生、城門様です。
6/16月に半導体情報科1年生と電気コース2年生が同じ「サーキットデザイン教育」を受講しましたが、それに加えて今回は、職員向けに回路設計ソフトの使い方や生徒への指導スキル向上につながる内容を講義していただきました。
高度な回路設計、製造工程を簡単な「ぬり絵」、「パンにジャムを塗る作業」、「メタバースで製造工程の疑似体験」など石川先生独自の切り口で教えていただき、楽しみながら学べるあっという間の2時間でした。機械科や建築科の先生方にとっては初めて学ぶ内容でしたが、わかりやすいと大好評でした。
今回教えていただいた「サーキットデザイン教育」について、生徒への指導や中学生への体験入学で実践していきたいと思います。
【半導体情報科】2進数について学ぶ+阪大菅沼先生から激励!
本日の半導体情報科の授業は「2進数」について。
プログラミングやデジタル回路設計など、情報技術分野の学習において、2進数の知識は必須となります。
わかりやすく、ワークも入れながら先生が教えてくれるので安心です。
そして、大阪大学の半導体研究者菅沼先生から、半導体を学ぶ高校生たちに激励の言葉をいただきました。
次回は菅沼先生からの講義を受けることができるかもです。楽しみです!
2進数について 理解すれば簡単!
大阪大学の菅沼克昭先生から激励!
【商業科】1年生、商品開発に挑戦!
1年生が商品開発のために、アイディアを出し合っています。調べて、話し合って、考えて。みんな一生懸命です。
【半導体情報科】韓国釜山電子工業高校から来校
本日は韓国の釜山電子工業高校から校長先生と工業科の先生方が水俣高校を訪問されました。
釜山電子工業高校は、現在の電気通信科を新たに半導体に関する学科へ改編されます。
そこで、全国初の「半導体情報科」がある本校を訪問となり、しっかりと意見交換を行いました。
近い将来、国を超えて、半導体を専門的に学ぶ高校生同士が交流をすることができたらいいですね。
【商業科】期末考査終了!次は進路実現へ!!
6月26日(木)~7月1日(月)で1学期期末考査が実施されました。写真は商業科3年生の自学自習の様子です。最後の最後まで考査に集中して取り組みました。
次は、進路実現に向けて取り組みます。暑い「夏」になりそうです!
【中学生の皆さんへ】「地域の高校を知る」中学校訪問
「地域を知る」「地域の高校での学びを知る」という学習の一環で中学校を訪問しました。
水俣高校は、水俣地域唯一の高校として魅力的な学びを展開しています。
水俣高校には、地域から世界と連携して実施する探究活動をはじめ「生徒のワクワクを大切にしている」普通科の学び、「あなたのなりたいを叶える」商業科の学び、「すべてのものづくりの基本」である機械科の学び、「未来の生活を半導体でデザイン」する半導体情報科の学び、「最先端の建設DXで未来を拓く」建築科の学びがあります。
各科の主任の先生の熱い説明に中学生の皆さんから質問もいただき、楽しい時間になりました。
水俣高校の探究活動は「本もの」が体験できる
普通科は「ワクワク」を大切に高い進学実績!
商業科はビジネスの基本から商品開発まで!
機械科は高い技術力と楽しい仲間づくり!
半導体情報科は回路設計技術まで学びます!
建築科はICTで新しい建築技術を学びます!
【探究活動】職員研修
6/23(月)午後、探究活動に関する職員研修を行いました。崇城大学の溝上先生をお招きし、ワークショップ形式で行われ、今回は牛深高校から先生方3名もご参加いただき、本校の職員研修を体感していただきました。
今年度の水俣高校の教育スローガンは「探究する力を育み、主体的な学びで夢(願い)を実現する生徒の育成」をなっており、今年は特に「主体的な学び」をキーワードに1年間職員研修を実施することにしました。生徒の皆さんに探究する力を身に付けてもらうためには、まず先生方自らが探究する力を身に付けることが必要だという共通認識で職員研修を進めています。
先生方は大変熱心に職員研修に参加し、会場は熱気に包まれていました!先生方の教育熱心さがとても表れた職員研修でした。
水俣高校生の「探究する力」は、生徒の皆さんだけでなく、先生方の熱い思いと努力に支えられているんですね!
崇城大学の溝上先生、お忙しい中、大変勉強になる職員研修、ありがとうございました!
【カヌー部】全九州高等学校体育大会 男子総合優勝!
6月20日(金)~22日(日)、鹿児島県伊佐菱刈カヌー場で全九州高等学校体育大会カヌー競技が行われました。
結果は次の通りです。
男子カヤックシングル 優勝 大澤 2位 鶴長
男子カヤックペア 優勝 大澤・鶴長 2位 山本・中村
男子カヤックフォア 優勝 大澤・鶴長・山本・中村
女子カヤックペア 3位 谷川・鶴長 6位 西・集
女子カヤックフォア 2位 谷川・鶴長・西・集
学校対抗 男子総合優勝 女子総合3位
男子は3年連続の総合優勝を果たすことができました。
会場では多くの卒業生や保護者の方の応援もあり、生徒たちも持っている力を存分に発揮することができました。たくさんの応援、ありがとうございました!
8月に島根県で行われるインターハイでもいい結果が残せるように練習を頑張っていきます!
【半導体情報科】アナログマルチテスタ製作実習スタート!
6月24日(火)の2〜4限目、半導体情報科1年生がアナログマルチテスタの製作実習をスタートしました! この実習は2週にわたって行われ、基板に部品を取り付けて製品を組み立てていく本格的なものです。
抵抗のカラーコードを攻略!
今週は、抵抗とダイオードの基板へのはんだ付けに挑戦しました。抵抗を正しい場所に取り付けるには、その抵抗の容量(オーム値)を正確に読み取る必要があります。そこで、実習の最初に抵抗のカラーコードについてじっくり学びました。例えば、茶色は「茶を一杯」で「茶色」は数字の「1」と覚えるなど、ユニークな方法で楽しく知識を吸収していました。
初めてのはんだ付けに悪戦苦闘、そして上達!
続いて、はんだ付けの方法について説明を受け、まずは練習からスタート。
火傷に気を付けながら、溶けたはんだを流す感覚を身に着けました。
練習で慣れた後、実際に抵抗とダイオードを基板にはんだ付けしていきました。最初は、はんだごてを上手く当てられず、加熱が不十分ではんだが乗らないといった苦戦が見られましたが、徐々に慣れていき、実習の終盤には器用に部品を取り付けていました。
来週はいよいよ完成、そして測定へ!
来週は、いよいよマルチテスタを完成させ、実際に電圧を測定する予定です。自分たちで作ったテスタで正確に測定ができるか、今から楽しみですね!
【商業科】2年生が「じもと探究」の協力企業様と交流会を行いました
6月20日(金)の6限目に、商業科2年生が「じもと探究」での協力企業様と打ち合わせを行いました。この取組は、昨年度から「総合的な探究の時間」で株式会社Study Valleyのオンライン学習ツール「TimeTact」を活用して行っている商業科独自の探究学習です。
今年は、昨年度から連携している「南興建設」様に加え、「海と夕やけ」様、「亀萬酒造」様と地域や企業様からの課題に生徒が意見を出し合い課題解決に向けて取り組みます。各企業様と早速意見を交わし、交流も深めることができました。
【探究活動】「Stanford e-Minamata」成績優秀者に係る知事表敬
6/20(金)「Stanford e-Minamata」成績優秀者に係る知事表敬が行われ、髙岡水俣市長、髙木水俣高校校長と成績優秀者の2名が木村知事を表敬訪問しました。木村知事をはじめ、越猪教育長、県教育委員会の方々にもご臨席を賜りました。
その中で、スタンフォード大学国際異文化理解プログラム「Stanford e-Minamata 」の受講者30名の中から、成績優秀者2名が4月にスタンフォード大学での表彰を受けた際の内容報告を行いました。
まず最初に髙岡水俣市長や髙木校長先生から本事業の報告が行われ、その後本プログラムの取組紹介動画を全員で視聴し、その後成績優秀者2名が英語によるスピーチを行いました。
2名とも、自分の意見を堂々とした態度で英語スピーチをしていました。本プログラムで身に付けた主体性や世界的視野、そして英語力を遺憾なく発揮していました。
その後、木村知事からもお言葉を頂戴し、成績優秀者2名へのねぎらいと、これからの未来を担う人材として、世界で活躍する人材になってもらいたいと力強いお言葉もいただきました。とても光栄で胸の熱くなるお言葉でした。
最後に出席者一同で記念写真を撮影しました。
改めて、この「Stanford e-Minamata」の事業の素晴らしさを実感し、この事業を実施してくださった水俣市の方々に心から謝意を申し上げます。
今年度も「Stanford e-Minamata」を実施できる運びとなり、現在参加者募集を行っております。水俣高校生には、是非、勇気を持って一歩を踏み出してもらいたいと思います。自分の限界を大きく広げる絶好の機会です。奮って参加してください!
知事表敬という大変名誉な機会を与えてくださった関係各位のみなさまに、心よりお礼申し上げます。
【サッカー部】3年生慰労バーベキューが開催されました。
6月14日(土)に高校総体が終了し、一区切りついた3年生をねぎらうため、保護者会皆様の主催により、盛大なバーベキュー慰労会が開催されました。
和やかな雰囲気の中でバーベキューが行われ、学年の垣根を越え、笑顔でお肉を頬張る姿がとても印象的でした。
3年生にとっては、これまでの努力が報われた喜びを感じ、次のステップへと気持ちを切り替える大切な時間となったことでしょう。
今後は、この慰労会で培ったチームの一体感を胸に、次の選手権大会で目標であるベスト8を達成できるよう、部員一同心を一つにして練習に励んでいきます。