SGH日記
慶應大学との遠隔講義
水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の15名(1年生普通科9名・機械科6名)名による、ICT機器を利用したディスカッションを行いました。
今回は、「環境とデジタルアート」をテーマに、水俣高校生から「水俣らしさを忘れずに、日常のちょっとしたことをアートで楽しみながら『環境』とは何かを考える」を副題として、「実現の可能性が高い」ものと、「実現は難しいが、実現できたら楽しい」ものを提案しました。提案内容は以下の通りです。
・ゴミ分別
ペットボトルキャップとLEDを組み合わせたアート→イルミネーション効果
・雨水タンク
雨水をタンクに溜め込み、一定量でセンサーが反応して放水した水にライトを照射する
・エコバッグ
レンタルエコバッグを市内の商店に設置し、返却時にカウントし、その累積数に応じてディスプレイが変化する
・光る歩道
暗く明るい夜道を、通行人の歩行に合わせて明るく照らす
・水俣の宣伝
市内の駅の壁や床に大型のタッチパネルを設置し、水俣に関係するクイズで水俣を紹介する
・ペットボトルキャップ
ペットボトルの回収数に応じて、スマホのアプリと連動してアプリ内の木や街が育つ
それぞれのアイディアを提案後に、質疑応答を行いました。これを受けて、2月の未来塾で実際に今回のアイディアを形にする予定です。
1学年SGH講演会
本校体育館において、三菱UFJモルガン・スタンレー証券熊本支店の幸地竜希様を講師に迎え、御講演いただきました。
今回は、世界で学ぶことの意義や英語をツールとしたコミュニケーション能力の重要性を理解するとともに、グローバルな学習への意欲を持ち、グローバル人材に求められていることなどについて理解し、今後の学習に対する目標意識を高める機会とすることを目的として実施しました。
講演では、幸地様のこれまでの経歴をもとに、世界へ目を向け、様々な経験を得ようとするチャレンジ精神やグローバルな視野を持つことの大切さを聞くことができました。今回の講演を通して、生徒達は現状に甘んじることなく、様々なチャンスを活かして向上心を持ち続けようという気持ちを抱くことができたと思います。
第1学年水俣学講演会
本校体育館において、熊本学園大学経済学部経済学科准教授のKirk Masden (カーク マスデン)先生を講師に迎え、講演いただきました。
今回は、本校SGH事業のACTⅠにおける課題研究Past Minamataの一環として、水俣病に関して見聞を広めること、また、水俣病に関する基本的知識や関連する事項について、日本語および英語の二ヶ国語で学び、表現力の向上を図ることを目的として実施しました。
講演では、日本と海外の関係性や日本と海外における環境問題について講演されました。特に最後に言われた
○You’re on the right course.
○Minamata disease is not old.
○Reality may be quite different from the impression you get from the media.
○Don’t wait to be taught.
が生徒にとっても印象的だったようです。慶應大学との遠隔講義
水俣環境アカデミアにおいて、本校生徒の17名(1年生普通科11名・機械科6名)名による、ICT機器を利用したディスカッションを行いました。
今回は、「環境とデジタルアート」をテーマに、慶應大生より、以下の点についてのプレゼンテーションを受け、質疑応答を行いました。
・デジタルアートとは(概念・歴史・種類等)
・環境とデジタルアートの関連性
・センサーとなるもの(入力)、アクチュエータとなるもの(出力)
・まちづくりでの活用(表現)
次回(12月)は、本校生徒で実現したいデジタルアートについてプレゼンテーションをして、それぞれの案について慶應大生と協議する予定です。さらに、2月には慶應大生が水俣市を訪問し、協議した案を実際に形にすることになっています。
よりよいものができるように、これから本校で準備をしていきたいと思います。
フューチャーセッション
1 概要
10年先の水俣市で実現させたい未来についてのアイディアを、水俣市民と一緒に話し合し、そのアイディアをもとに希望する10年先の未来の姿が実現したことを伝える『未来新聞』を作成しました。
2 参加生徒
5名(2年生3名、1年生2名)
3 活動内容