新着情報

畜産科 NEWS

「まり」登録検査受検

 令和2年5月2日生まれ、生後25ヶ月の「まり」は本日6月1日に登録検査を受けました!

 登録検査とは、牛の体型などを検査し、将来、子牛を産ませる母牛として十分な能力を持っているかを判断するものです。県畜産協会の登録委員の方や畜産農協職員の方が来校され、そのなかに令和4年3月に本校畜産科を卒業した卒業生の姿もありました。

 

 

 登録検査終了後、県畜産協会登録委員の方から牛の見方について「ミニ講座」を開いていただき、牛の審査についても勉強することができました。

農業鑑定競技会学科予選会実施(畜産科)

 5月24日(水)、畜産科1年から3年生の全員を対象に農業鑑定競技会学科予選会を実施しました。

 

 農業鑑定競技会とは、日頃の学習で習得した畜産(農業)に関する知識や技術の習熟度を競うものです。本日の競技会で優秀な成績を収めた生徒は、7月5日本校体育館で開催予定の農業鑑定競技会県大会へ出場します。

 

農業鑑定競技会ではこのような問題が出題されます。

 

鶏卵・生乳を使ったアイスクリーム製造実習

 畜産科では365日、家畜(採卵鶏、ブタ、ウシ)の飼育管理を行っています。本日、2年生の食品製造の授業では、今朝生産された鶏卵と生乳を使ってアイスクリームを製造しました。

乳牛のBCS⁇調査

 本日の大家畜専攻生(畜産科3年牛専攻生)の授業は乳牛(ホルスタイン種)のBCS調査でした。

 BCSとは、ボディー・コンディション・スコアの略で、体の栄養度を測定し痩せ気味、太り気味を評価するものです。

 なぜこのような調査が必要なのか。それは、人を含め動物は食べ物(牛は飼料)から栄養を摂取し、①自分自身の体の維持②お乳や肉の生産③妊娠や胎児の発育に必要な栄養の順番で栄養を利用していきます。そのため、過剰に栄養を摂取した場合、脂肪として体に蓄積していきます。牛を飼育していくうえで、家畜へ必要以上(家畜が必要な栄養以上)に飼料を与えることは経営的にマイナスになります。

 そのため、大家畜専攻生は牛のBSCを評価し、現在与えている餌の量が適正かどうか評価し、餌量の検討を実施しました。

 

 

採卵鶏の雛がやってきました!!

 畜産科実験動物(養鶏)部門では、常時800羽の採卵鶏(鶏卵を生産する鶏)を飼育し、規格外海苔を混ぜた餌を与え産んだ卵「海苔ノリたまご♥黄身に夢中♥®」を販売しています。

 本日、4月24日は800羽の雛たちが学校に到着し、さっそく3年養鶏専攻生が水や餌を与えました。

 今後、1年生の授業「農業と環境(飼育)」で飼育観察を行い、秋頃には初卵を産む予定です。