校長ブログ

2022年11月の記事一覧

熊本県産業教育振興会の会合がありました!

本日は熊本学園大学で熊本県産業教育振興会の「60周年記念行事」「産学懇談会」「産業教育フェアー」が開催されました。産業教育振興会は産業教育の振興を図り、併せて本県産業の発展に寄与することを目的としているもので、農業部会、工業部会、商業部会、水産部会、家庭部会、看護部会、福祉部会の7つの部会があります。私は本校が商業科を有している関係で参加しました。

県から田嶋徹副知事、県議会から溝口幸治議長、県教育委員会から白石伸一教育長も参加しておられ、会では各種の表彰や生徒の研究・実践発表がありました。生徒の作文コンクールで本校商業科2年の古庄竜旺君の「普通の僕がリーダーになった理由」というタイトルの作品が商業部門の佳作を受賞しました。事前に聞いていませんでしたの本当にうれしく思いました。配布の資料に全文が掲載されていましたが、古庄君が本校の商業科に入学してから資格取得への挑戦や「菊高ジャック」などを通して成長する姿が記されていました。是非、全校生徒の前で発表して欲しいと思いました。

また、各部門の実践発表や熊本工業のロボットデモンストレーションから伝わってくる本県産業教育のレベルの高さ、高校生のポテンシャルの高さに感動しました。

本校卒業生による「防災講話」を行いました!

本校の卒業生は27,000人余、全国的にもいろいろな分野で活躍されています。本日は「防災講話」を実施しましたが、ご講話いただいた濱口和久先生は本校を昭和62年3月の卒業です。私が校長就任1年目に来校いただき初めてお目にかかりました。本校から防衛大学を卒業され、現在、拓殖大学院地方政治行政研究科特任教授・防災教育研究センター長、一般財団法人防災教育推進協会常務理事・事務局長などを歴任されています。このような素晴らしいキャリアをお持ちの卒業生なら、是非、生徒(後輩)たちに向けお話をして欲しいと思ったところでした。

その思いが2年越しでやっと実現しました。本日は全校生徒の前で「生きる力と防災力」という演題で後輩たちに向けて丁寧に分かりやすくお話いただきました。生徒たちも熱心に聞き入っていました。本県は平成28年の熊本地震、令和2年の7月豪雨と災害が頻発していますが、防災意識は時とともに薄れていきます。

本日は全国的にも著名でご活躍の先輩の講話を直接聞くことができ、生徒たちの防災に対する意識も喚起されたのではないかと思います。

岱志高校との「One Teamプロジェクト」中間発表会がありました!

「One Teamプロジェクト」とは県教育委員会の事業で県立高校の魅力を複数の高校がチームとなって発信するプロジェクトです。本年度岱志高校とチームを組んで事業を展開することとしました。岱志高校の寺田校長先生は昨年度までの本校の教頭先生であり、本校の状況も十分承知しておられ、両校や両地域の良いところを掛け合わせて相乗効果をもたらさせようとお声掛けをいただきました。地域の県立高校としてお互いの学校や地域を発信する良い機会と思い事業をスタートさせました。

今回のプロジェクトのテーマは「地元の特産品で商品開発〜地元の魅力を全国へ発信〜」で本日は本校の商業科2年生が岱志高校に行き、中間発表会を行いました。各校5班が発表を行いましたが、各地域の特徴を捉えた興味深い発表でした。他校生の発表を聞くことにより良い刺激を受けたように思います。

今後、この中間発表を受け、お互いの食材の特性をマッチングしながら商品開発をしていきます。今日の発表を聞きながらどのような商品が開発されていくか楽しみになりました。これらの商品開発が生徒たちが自分たちの地域への誇り、地域の活性化に繋がることを期待しています。

「家庭クラブ連盟」研究発表大会の担当校でした!

本校は本年度、熊本県高等学校「家庭クラブ連盟」の研究発表大会の担当校です。「家庭クラブ連盟」とは全国的な組織で、高校生全員が学ぶ家庭科の学習内容の発展としての実践的・体験的な活動のホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動を推進するための組織で、「高等学校家庭クラブ活動を推進し、クラブ員のホームプロジェクトや学校家庭クラブ活動への研究意欲と資質の向上を図る」ことを目的として、昭和28年(1953年)に結成されたものだそうです。

昨日、その熊本県高等学校「家庭クラブ連盟」の第69回目の研究発表大会が熊本市の男女共同参画センター「はあもにい」で開催され、本校が担当校として運営に携わりました。1年の田平杏彩さんを会長とする家庭クラブ員と2年の迫美優さんを会長とする生徒会役員が協力して役割に当たり、家庭科の近藤和代先生の指導のもと各人が見事にその責任を果たしてくれました。

研究発表大会に出場した10校の発表も素晴らしく、それぞれの着目点、発想力の素晴らしさに高校生の可能性を強く感じたところです。本校生の献身的な仕事ぶりと併せ、有意義な研究発表大会となり担当校としてしっかり責任を果たすことができホッとしています。

ボート部水元奎太君、九州大会大健闘!

昨日と本日、菊池市の斑蛇口湖ボートコースで九州高校新人ボート選手権大会が開催されています。先の県大会で見事代表権を獲得した2年の水元奎太君がシングルスカルに出場しました。昨日は所用のためどうしても応援に行くことができず、残念な思いをしていましたが、代わりに応援に行ってもらった事務長先生から本日の準決勝に進出したとの連絡をもらい、とてもうれしく思いました。正直なところ準決勝進出は厳しいと思っていました。

素晴らしい秋晴れのもと大会は実施されており、さすが九州大会、県大会とはまた違った雰囲気がありました。この大会には地元枠オープン参加で2年の山下君、松田君ペアもダブルスカルに参加することができました。とても良い経験になったことと思います。また、本大会には育友会で作成していただいた応援旗も初お目見えしました。スクールカラーの赤字に「前進」と書かれた立派な旗が会場に映えていました。

水元君は惜しくも決勝進出はなりませんでしたが、九州の強豪に引けを取らない見応えのあるレースを展開してくれました。これからの冬場のトレーニングや3年生になってからの高校総体に向けた大きなモチベーションになったと思います。今後のボート部の「前進」を大いに期待しています。