上天草高校の『いま』をお伝えします
【福祉科】福祉科生徒、貝場地区へ行く
福祉科の1年生と2年生で貝場地区に伺い、地域の方の買い物に.関する現状と課題を把握する学習を行いました。
介護保険制度上で、生活支援コーディネーターという役割の人を置くこととなっています。
その生活支援コーディネーターさんに参加していただき、一緒に話を伺うことができました。
高齢者の方は今のところ何とか買い物ができているとのことでしたが、
これから2年、3年と経つと様々な社会資源が維持できなくなる可能性もあるんだというお話を伺いました。
地域の方が地域で今のように生活ができるために私たちができることって何かあるかな?と、
今後、授業の中で考え、知恵を出していくことにしています。
貝場地区の方と話をする機会を設けていただいた社会福祉協議会の方と貝場地区の地域の方々に生徒は感謝しております。
ありがとうございました。
【職員研修】男女共同参画について
本日は、人権教育の校内研修として全教職員で「男女共同参画」について学びました。
教職員が、家庭や職場における固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みに気づき、それを改善することで男女共同参画を推進する意識を醸成することが目的です。
前半は、人権教育推進委員の先生が、学校内でありそうな二つのケースについてロールプレイを行いました。練習の成果か、熱の入った劇団員さながらの演技でした。
後半は、班別に分かれてロールプレイを見て、自らが気づいたことや改善策など、それぞれ個々の意見を出し合いました。
短時間の協議ではありましたが、各班から活発な意見が出されており、時間がたりないくらい意見交換で盛り上がっていました。
今回は、教職員のみによる研修会でしたが、教職員がここで学んだことや感じたことが、今後は生徒への指導にも生かされることを願っています。
2年生 LHRにてコグトレを実施しました
2月9日(金)に2年生全クラスを対象としてコグトレを実施しました。本校学校カウンセラー衛藤彰先生を講師に迎え、活発な意見交換を行いながら、コミュニケーションや認知機能のスキルアップを図ることができました。もやもやする出来事に対して、自分の受け止め方が全てではなく、他の捉え方もあることや、捉え方によっては「何てことはなかった」と感じることもあることを、実感を持って気づくことができたようです。また、人に相談すると気持ちが軽くなることもあると感じた人もいたようです。末永く今後の生活に活かせそうですね。
〈感想より〉
・もやもやした気持ちを書いたり話し合ったりして、心が軽くなりました。相手の気持ちは自分だけで考えても分からないので、聞いてみるのが一番だと思いました。相手と同じ価値観や似ているものを持っていたら、こういうもやもやは減るし、お互いに苦しくないかなと思いました。
・自分のもやもやについて、他の人の意見を聞くことができて、色々な意見があるんだなと思いました。そして、少し気持ちが楽になったので、これからはもやもやがあった時は、他の人に相談して意見をもらおうと思いました。
・自分の思ったことを周りの人に打ち明け、相談すると気持ちが軽くなる感じがしてスッキリしました。これからも何か相談事があったら、身近な人に話して、気持ちを軽くできるようにしたいと思いました。
・今回の授業を通して、色々なところにもやもやの原因があるなと思いました。日頃のささいなことにもやもやしてしまうことがあるので、色々な視点で物事を見つめることが大切だなと思いました。
・これまで「疲れがとれない」という悩みがありましたが、「頑張った証拠」と捉え直すことができました。
・今回の授業を通して、もやもやした出来事に対して、自分や相手のせいにせずに、全体をみることでもやもやした出来事に対応できるんだなと思いました。これから、もやもやしたことがあった時には、たくさんの捉え方をし、この中でどれが最も良い方法かを考え行動したいと思いました。困っている人や悲しんでいる人を見かけたら、声をかけることができる人になりたいと思いました。
【普通科グローカル文理コース】文化の比較
2年普通科グローカル文理コースです。本コースでは「異文化コミュニケーション」という本校独自の科目があります。学校HP等に掲載されている教育課程表をご覧になられたことがある方は「後ろの方にある『異文化』ってなんだ?」と感じたかもしれません。
この科目では文法問題や長文読解問題をやることもあります。天草のものや日本のもの、また外国のものについて調べてプレゼンテーションを行ったり、ディスカッションを行ったり、与えられたテーマについて即興で英会話を行ったりと主にアウトプット活動がメインです。この科目を通して、日本や外国の文化について調べ学習をすることで知識を深めるだけでなく、即興の英会話も少しずつ学ぶことができます。
2月9日(金)の異文化コミュニケーションでは、「文化の比較」についてプレゼンテーションを行いました。1学期に「自分が興味のある日本独自のもの」を調べて発表してもらいましたが、3学期は外国にある似たようなものを調べてそれを日本のものと比較して発表してもらいました。
ちなみに、その時のプレゼンテーションは録画され、後でALTの先生に評価してもらいます。
生徒たちは撮影されているので、緊張した様子でしたが、調べて分かったことを英語で3~4分間にわたって発表してくれました。比較してみると「海外にはこういったものがあるんだ」という発見がありました。今回調べて発表したことを自分自身の教養として深めてほしいですね。
「上天草オルレフェア 天草・松島コース」の運営ボランティアをしてきました
2月3日(土)、4日(日)に開催された上天草オルレフェアの運営ボランティアに、上天草高校生10名が参加してきました。
「オルレ」とは、もともと韓国・済州島の言葉で「通りから家に通じる路地」という意味の言葉。それが転じて現在では「トレッキングコース」の名称に使われるようになり、韓国で有名になりました。
海岸線や山などの自然だけでなく、民家の路地など身近な所も「自分なりにゆっくり楽しみながら歩く」…。それがオルレの魅力です。上天草市にはなんと、維和と松島2つの「本場韓国公認のオルレコース」があり、毎年多くの「オルレファン」が集まります。
本校生はそのボランティアとして、早朝から参加記念品の袋詰め、参加者の受付などを行いました。当日はあいにくの雨模様で、指先の感覚が少し鈍っていましたが、持ち前のガッツで乗り切りました。
参加者が出発した後は、千岩山に移動し、参加者に豚汁と炊き込みご飯の握り飯を振舞いました。
また、一部の生徒は先行してゴール地点の龍の足湯に向かい、出店の開店準備、ゴール地点のテント設営、そしてゴールした参加者の受付などを行いました。
ボランティア参加生徒の声
A「中学校のときから、毎年このボランティアとして参加しています。今日は雨の予報だったので、途中心配していましたが、最後まで小雨程度で済んでよかったです。参加者の方が全員無事ゴールされたのがわかったとき、今年もやり切った!という思いがこみ上げてきました」
B「上天草のイベントに、韓国からも団体で参加されていて驚きました。休憩所で豚汁などを渡したとき、アンニョンハセヨ~と、韓国語で思い切って挨拶してみたら、とても喜んでもらえました。」
C「普段、部活動でなかなかボランティアには参加できなかったので、シーズンオフのこの機会にぜひと思って参加しました。いつもとは違う経験ができて良かったです。」
オルレ参加者だけでなく、ボランティアとして参加した上天草高校生にも、良い経験となりました。
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