◆上天草高校ブログ◆

上天草高校の『いま』をお伝えします

令和6年度第15回入学式が挙行されました。

4月8日。春の到来を感じるなか、普通科普通クラス29名。普通科グローカル文理コース11名。情報会計科16名。福祉科3名。合計59名の入学式が挙行されました。

入学許可では、入学生の呼名が行われ、森本校長先生からの入学許可が宣言されました。


校長式辞では、59名の新入生を歓迎し、教職員や保護者のサポートに感謝しつつ、新しい学校生活のスタートを祝福しました。学校は伝統と歴史を引き継ぎつつ新型コロナウイルスの状況に配慮しつつ、新たな学校生活を築いていく決意を述べました。校訓を大切にし、叡智、信義、敬愛のもとで成長するよう願い、新入生には失敗を恐れずチャレンジする精神を育てるよう励ましました。保護者にも学校の教育方針への理解と協力を求め、多くの御来賓に感謝を述べました。新入生が明るく成長し、夢を実現してほしいと期待を述べました。

入学生を代表した澤田さんからは、多くの祝福を受け、高校生として新たなスタートを感じています。新入生一同は、叡智・信義・敬愛の校訓を胸に、3年間を充実されるために努力し、それぞれの目標に向かって成長する決意を述べました。校長先生や先生方からの温かいご指導を期待し、誇りと自覚を持ち、社会に貢献できる人材となることを誓いました。

式後は各教室に戻り、担任紹介や学級経営方針等の説明が行われました。

令和6年度スタート

本日より、令和6年度のスタートです。

新任式では、新しく上天草高校に着任された15名の先生方を紹介されました。着任された先生を代表し原口教頭先生からご挨拶をいただきました。

次に、表彰式。次の2名が表彰されました。

  日商簿記検定試験3級合格 
  3年情報会計科 佐伯君

 全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会女子55kg 6位
  2年グローカル文理コース 川瀨さん

続いて始業式。
校長先生の訓話では、生徒全員が1年間無事であり、他者や自身を傷つけない「人権と尊厳を大切にする」ことを教育の根幹として強調しました。また、AIの発展にふれ、コンピュータに取って代われれる仕事もある中、人間の楽しみや挑戦の重要性を説き、生徒に前向きに挑戦し、楽しみながら成長することを促しました。そして、新学期のスタートを前向きにとらえ、感動を共有して1年間を楽しく過ごすよう訓示を述べられました。

始業式では、新2年生、新3年生の担任、副担任等の紹介も行われました。新しく担任になったクラスからは歓声があがる新学期あるあるが今年もありました。

いよいよい令和6年度がスタートしました。生徒の皆さん今年1年間も頑張っていきましょう!

読み聞かせに行ってきました

3月22日(金) 終業式を終えた日の午後、図書委員3名は、近くの小学校の学童保育室へ読み聞かせに行ってきました。

今回は絵本2冊と、人形劇とパネルシアターを組み合わせたものを上演しました。

最初はみんなの好きな「三びきのやぎのがらがらどん」です。

次は、谷川俊太郎・作、松本大洋・絵の「かないくん」。

最後にパネルシアターと人形劇を組み合わせた「すてきな三にんぐみ」です。

いつも、よく聞いてくれるので、とてもやりがいがあります。

晴天に恵まれ、終わったあとは校庭でしばらく遊んで、帰途につきました。

また、お邪魔しますね。

【学校行事】3学期クラスマッチ

3月21日(木)、3学期クラスマッチが行われました。男子はサッカー、女子はバレーボールでした。

 

日頃のうっ憤を晴らすかのごく、生徒たちは懸命にプレーをしたり応援したりと楽しんでいました。のどかな雰囲気もありつつ、時にはピリッとした雰囲気もありつつとメリハリのある1日だったのではないでしょうか。

 

来年度のクラスマッチは1学期に行われる予定です。次の競技はなんでしょうか?今の2年生にとって、次が最後のクラスマッチです。今から楽しみですね。

 

「あませい春の祭典」に参加してきました!

3月17日(日)、「あませい春の祭典」にボランティアとして、上天草高校生4名が参加してきました!

「あませい春の祭典」は、熊本県立天草青年の家の周年行事として、毎年この時期に行われています。今年は、創立50周年を記念して盛大に開催され、あいにくの雨にも負けず、多くの人で賑わいました。(写真は50周年記念式典の様子です)

 

上天草高校生は、事前のレクリエーション準備、受付、そしてレクリエーションの案内などのボランティアに取り組みました。写真は受付と、ニジマスつかみ取りコーナーの準備の様子です。このコーナーの準備を担当したA君は、小学生の頃に何回か、あませい春の祭典に自身が参加したことがあるそうです。つかみ取りコーナーの生け簀を作りながら「自分が小学生の頃は、ここで小さいブリをつかみ取りした記憶があります(小さいといえど、体長50センチ程度…!)。今日は川の魚なんですね。体表がぬめって、取りにくそうです」と懐かしそうに話をしていました。

 

来場した子供たちに大人気だったのが、こちらニュースポーツ「モルック」のコーナー。フィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームである「Kyykka(aの上に、ウムラウト)」を元に開発されたスポーツです。「数字の書かれた木製のピンを、同じく木製の棒を投げて倒す」という、ボウリングに似たスポーツです。「複数本を倒したときは倒した本数=得点、1本だけ倒したときは書かれた数字が得点」「先に、ちょうど50得点したら勝ち。50を超えた場合は25点に戻されて、半分やり直し」などルールにあり、棒を投げる腕以上に、戦略性を問われる競技となっています。

事前に生徒たちだけで何度かプレーし、ルールをしっかり学んだうえで活動に取り組みました。このコーナーを担当したBさんは「自分たち自身が実際にやってみて、とても楽しいと思えたのが良かったと思う。来場した子どもたちにも、自然とその楽しかった!という思いが伝わったようだ。」と話をしていました。

生徒感想

C君「今日は、会場の天草青年の家まで自転車できました。あませい楽校で、何度も来ていますが、今日はまた違った雰囲気でした。子供たちと一緒にモルックをして、体を動かすことの楽しさを感じてもらえてよかったです。

D君「あいにくの雨だったけど、式典の時点で来場者は150名を超え、会場は満杯だった。出店などで地元の企業の方もたくさんいらっしゃっていて、すごい盛り上がりだったと思う。来年はもう卒業しているので、ボランティアではなく、友達と一緒に遊びに来たい

皆で天草青年の家の50周年を盛り上げた一日でした。

 

追伸:休憩時間の一コマ

 

「クレープ何食べようかな…せっかくだから、いっぱいトッピングをのせてみよう…。それ以上に、キッチンカーの仕組み、気になるな…上天草プロジェクトに活かせそう…」

【福祉科】第14回熊本県高校生介護技術コンテストに出場しました

3/12(火)熊本学園大学にて、高校生介護技術コンテストに出場しました。生徒一人ひとりが試行錯誤を重ね当日を迎えました。他校の福祉を学ぶ高校生の様々な介護技術からも学び多き1日となりました。本校は福祉科1,2年生全員で出席し、「優良賞」をいただきました。ご支援いただいた皆さまありがとうございました。

                                           

第52回「天草パールラインマラソン大会」にボランティアスタッフとして参加しました!No.2

 この記事は、同タイトルNO.1の記事の続きになります。

最後、こちらはゴール付近の様子です。

参加者の方が、気持ちよくゴールできることだけを考えてボランティアに取り組みました。同時に何人もゴールすることがあり、大人数を2,3人で対応しなければいけない場面が多々ありましたが、タグの回収やケアドリンクの配布、荷物の受け渡しなどが円滑に行えるように、ボランティアスタッフ一人一人が声を掛け合い頑張りました

 

生徒感想

A「給水所を担当しました。最初、ごみ箱の位置が給水所に近すぎて、コップを捨てにくそうなので、ごみ箱をかなり離したところに設置しなおしました。また、記録を狙うランナーの方向けに、いくつかのコップは手渡ししてみました。受け取ってもらえて、嬉しかったです!」

B「84歳でハーフマラソンに出場されてる方がいらっしゃった。先日、鹿児島のマラソンを7時間で完走したとのこと。今日はハーフマラソンだったので、余裕の走りとトークでした…じいちゃん、すげー!って思いました」

C「行きは余裕のあった参加者の方も、帰りはきつそうな感じでした。そんな皆さんが、スポーツドリンクを飲んで、自分たちの応援を聞いて、また笑顔になって走っていくのがとても印象に残りました」

D「一緒にボランティアをした、市役所の職員の方や婦人会の方との雑談も楽しかったです。一緒に楽しい雰囲気を作ることができ、選手の方々もその大会を楽しんでいただけたと思います。」

E「お昼ご飯に買ったチーズハットグをトンビに盗られるというアクシデントがありましたが、そんな滅多に体験しない?面白い?出来事があったおかげで、大会中はずっと笑顔でいられました。ゴールテープを切る選手の皆さんも笑顔になっていただけて、良かったです

皆、来年もぜひボランティアとして参加したいと言っていました。それだけ、素敵な経験となったようです。

 

追伸:ボランティア後に、大国跡で、みんなで海を見ながらおにぎりをほおばる…青春です!

第52回「天草パールラインマラソン大会」にボランティアスタッフとして参加しました!No.1

3月10日(日)、天草パールラインマラソン大会に、上天草高校生30名がボランティアスタッフとして参加しました。毎年このボランティアには多くの生徒が参加しますが、今年はなんと全校生徒(1、2年生合計)87名中30名=34.5%が参加!!キャッチフレーズ「遅いあなたが主役です。」で有名な天草パールラインマラソン大会は、本校生徒にとっても一大イベントとなっています

当日は、少し寒さを感じるものの快晴で、ランナーの皆様にとって走りやすい天候だったのではないかと思います。本校生徒は旧大国、上天草高校前、さんぱーる周辺2か所の4か所で参加者の受付に始まり、手荷物預かり所や給水所の運営補助、応援、ゴール後の計測タグの回収、ゴールしたランナーへのドリンク配布などマルチに活動を行いました。

 まずこちらは、朝の受付及び手荷物預かり所での活動の様子です。

これらの業務担当生徒は朝の集合が7:30と、普段の登校時間より1時間近く早いものでした。しかし、選手の皆さんをおもてなしするため、気合を入れて集合し、熱心に活動に取り組んでくれました。10日(日)の参加者は10kmコースとハーフマラソンコースで約800名いらっしゃいました。次から次へと手際よく作業を行いながらも「今日は頑張ってくださいね」と声掛けを行っていました。

こちらの写真は、給水所での活動の様子です。

給水所では、水やスポーツドリンクの配布、また糖分等の補給のため飴玉などを配布しました。記録を狙って参加している選手もいらっしゃったので、選手の方が「取りやすい」「飲みやすい」「捨てやすい」ようにコップやごみ箱を工夫して配置していました。また、給水所がある=選手の皆さんは疲れている場所でもあります。生徒たちは大きな拍手とともに、

「お疲れ様です!」「ナイスラン!」「さあ、ファイト!!!」「頑張ってください!」

など参加者の力になるように、笑顔と声援を飛ばしました。(No.2へ続きます!)

【福祉科】介護技術コンテストに向けて ~介護施設の現場の方から学ぶ~

先日、介護実習の実習施設でもお世話になっている現場の職員の方からアドバイスをいただきました。福祉科卒業生のOBも来校され在校時に本コンテストに出場した経験からの温かいご指導や、生徒は実際の介護技術に目が釘付けになり励まされました。ありがとうございました。明日はいよいよ本番です。

第3学期人権教育LHR

本日7限目のLHRは、人権教育についての学習でした。

1年生は「いじめ防止」がテーマで、SNSについてのトラブルを例に適切でスムーズなコミュニケーションのとり方について学習しました。顔や表情が見えない分、自分の気持ちが伝わりにくく、相手に誤解や不愉快な思いをさせないため、やりとりを慎重にしなければならないことを学びました。

また、来年は最高学年となり自らの進路決定をしなければならない2年生は、「よりよい社会の形成者となるために」というテーマで進路学習(前半)に取り組みました。

導入部分で、「働く者の権利」について〇×クイズで楽しみながら学んだ後は、以前用いられていた「社用紙」について、そこに書かれた質問項目が適切か否かについて全員で考えました。

不適切な質問に対しては、答える必要はなく、それを指摘することが全ての受験者の人権を守ることにもつながることを学びました。

 

【福祉科】介護技術コンテストに向けて リハーサル

         

3月12日に行われる熊本県高校生介護技術コンテストに向けてリハーサルをし校長先生や教頭先生に見ていただきました。アドバイスをもとに、これまで学習してきたことが伝えらえるように頑張ってきます。

                                           

【1学年】 くまもと産業復興エキスポへ

  

2/28(水)、1学年で「サントリー熊本工場」見学と、グランメッセで開催された「くまもと産業復興エキスポ」に参加してきました。半導体関連企業や、新生アイランド九州の実現を目指して県内から海外企業が多数来られており、生徒は意欲的に各企業ブースを探索しました。テレビ局や報道関係も来場されており、貴重な経験となりました。これからの進路実現に向けて生かしていきたいと思います。

                                         

【1・2年生】先輩に学ぶ「進路決定への道」

2月22日(木)、「進路決定への道」が本校で行われました。

この行事は1,2年生が進路が決定するまでの3年間の成功談や苦労談を聞き、進路選択や進路決定する際の指針とする目的で毎年この時期に行われています。

3年生から代表して、就職する生徒2名と進学する生徒3名がそれぞれどのようにして進路を決めてきたか、どういうことをどのくらい頑張ってきたかなどを話してくれました。

どのようにして勉強をやってきたかの説明をしている時、1,2年生が一言も聞き漏らすことがないよう注意深く聞き、メモを取っている姿が印象的でした。

1,2年生にとっては、進路決定や勉強の参考になる時間になったことでしょう。今回の先輩たちによる熱のこもった話を通してこれからの学校活動に生かしてくれることを願っています。

最後に…今回発表してくれた3年生、忙しい中後輩たちのために話してくれて本当にありがとうございました。

 

【福祉科】熊本県高校生介護技術コンテストに出場します

 福祉系高校で学ぶ熊本県の高校生が介護技術力を高め、様々な介護の場面において、適切に安全に支援できる能力と態度を育成するために熊本県高校生介護技術コンテストが開催されます。本校もその出場にあたって、まず校内で、1,2年生の福祉科全員が学習したことを実技で発表しました。引き続き、利用者の方への支援を学習しています。本番は3月12日(火)、熊本学園大学で行われます。

【福祉科】3月13日(水)にアロママッサージ講習会を開催します

福祉科の授業の一環でマリーゴールドホールディングスから講師をお呼びし、リラックス効果や血行促進に効果のあるマッサージ方法を学びます。

地域の方や一般の方の参加も受け付けています。一般の方はどなたでも参加可能で先着5名となっています。お申し込みはお早めにお願いします。

上天草高校福祉科の生徒とともにプロからアロママッサージについて学びませんか?

 

日時:令和6年3月13日(水) 11時から12時30分まで

場所:上天草高校 図書館 棟視聴覚室(上天草市大矢野町中5424番地)

内容:(1)ハンドマッサージの効果について

   (2)ハンドマッサージの演習

 

詳しい内容は、チラシをご確認ください。

最新版 ③MGHアロマチラシ.pdf

【福祉科】福祉科生徒、貝場地区へ行く

福祉科の1年生と2年生で貝場地区に伺い、地域の方の買い物に.関する現状と課題を把握する学習を行いました。

介護保険制度上で、生活支援コーディネーターという役割の人を置くこととなっています。

その生活支援コーディネーターさんに参加していただき、一緒に話を伺うことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高齢者の方は今のところ何とか買い物ができているとのことでしたが、

これから2年、3年と経つと様々な社会資源が維持できなくなる可能性もあるんだというお話を伺いました。

地域の方が地域で今のように生活ができるために私たちができることって何かあるかな?と、

今後、授業の中で考え、知恵を出していくことにしています。

貝場地区の方と話をする機会を設けていただいた社会福祉協議会の方と貝場地区の地域の方々に生徒は感謝しております。

ありがとうございました。

【職員研修】男女共同参画について

本日は、人権教育の校内研修として全教職員で「男女共同参画」について学びました。

教職員が、家庭や職場における固定的な性別役割分担意識や無意識の思い込みに気づき、それを改善することで男女共同参画を推進する意識を醸成することが目的です。

前半は、人権教育推進委員の先生が、学校内でありそうな二つのケースについてロールプレイを行いました。練習の成果か、熱の入った劇団員さながらの演技でした。

後半は、班別に分かれてロールプレイを見て、自らが気づいたことや改善策など、それぞれ個々の意見を出し合いました。

短時間の協議ではありましたが、各班から活発な意見が出されており、時間がたりないくらい意見交換で盛り上がっていました。

今回は、教職員のみによる研修会でしたが、教職員がここで学んだことや感じたことが、今後は生徒への指導にも生かされることを願っています。

 

2年生 LHRにてコグトレを実施しました

 2月9日(金)に2年生全クラスを対象としてコグトレを実施しました。本校学校カウンセラー衛藤彰先生を講師に迎え、活発な意見交換を行いながら、コミュニケーションや認知機能のスキルアップを図ることができました。もやもやする出来事に対して、自分の受け止め方が全てではなく、他の捉え方もあることや、捉え方によっては「何てことはなかった」と感じることもあることを、実感を持って気づくことができたようです。また、人に相談すると気持ちが軽くなることもあると感じた人もいたようです。末永く今後の生活に活かせそうですね。

 

〈感想より〉

・もやもやした気持ちを書いたり話し合ったりして、心が軽くなりました。相手の気持ちは自分だけで考えても分からないので、聞いてみるのが一番だと思いました。相手と同じ価値観や似ているものを持っていたら、こういうもやもやは減るし、お互いに苦しくないかなと思いました。

・自分のもやもやについて、他の人の意見を聞くことができて、色々な意見があるんだなと思いました。そして、少し気持ちが楽になったので、これからはもやもやがあった時は、他の人に相談して意見をもらおうと思いました。

・自分の思ったことを周りの人に打ち明け、相談すると気持ちが軽くなる感じがしてスッキリしました。これからも何か相談事があったら、身近な人に話して、気持ちを軽くできるようにしたいと思いました。

・今回の授業を通して、色々なところにもやもやの原因があるなと思いました。日頃のささいなことにもやもやしてしまうことがあるので、色々な視点で物事を見つめることが大切だなと思いました。

・これまで「疲れがとれない」という悩みがありましたが、「頑張った証拠」と捉え直すことができました。

・今回の授業を通して、もやもやした出来事に対して、自分や相手のせいにせずに、全体をみることでもやもやした出来事に対応できるんだなと思いました。これから、もやもやしたことがあった時には、たくさんの捉え方をし、この中でどれが最も良い方法かを考え行動したいと思いました。困っている人や悲しんでいる人を見かけたら、声をかけることができる人になりたいと思いました。

【普通科グローカル文理コース】文化の比較

2年普通科グローカル文理コースです。本コースでは「異文化コミュニケーション」という本校独自の科目があります。学校HP等に掲載されている教育課程表をご覧になられたことがある方は「後ろの方にある『異文化』ってなんだ?」と感じたかもしれません。

この科目では文法問題や長文読解問題をやることもあります。天草のものや日本のもの、また外国のものについて調べてプレゼンテーションを行ったり、ディスカッションを行ったり、与えられたテーマについて即興で英会話を行ったりと主にアウトプット活動がメインです。この科目を通して、日本や外国の文化について調べ学習をすることで知識を深めるだけでなく、即興の英会話も少しずつ学ぶことができます。

2月9日(金)の異文化コミュニケーションでは、「文化の比較」についてプレゼンテーションを行いました。1学期に「自分が興味のある日本独自のもの」を調べて発表してもらいましたが、3学期は外国にある似たようなものを調べてそれを日本のものと比較して発表してもらいました。

ちなみに、その時のプレゼンテーションは録画され、後でALTの先生に評価してもらいます。

生徒たちは撮影されているので、緊張した様子でしたが、調べて分かったことを英語で3~4分間にわたって発表してくれました。比較してみると「海外にはこういったものがあるんだ」という発見がありました。今回調べて発表したことを自分自身の教養として深めてほしいですね。

 

「上天草オルレフェア 天草・松島コース」の運営ボランティアをしてきました

2月3日(土)、4日(日)に開催された上天草オルレフェアの運営ボランティアに、上天草高校生10名が参加してきました。

「オルレ」とは、もともと韓国・済州島の言葉で「通りから家に通じる路地」という意味の言葉。それが転じて現在では「トレッキングコース」の名称に使われるようになり、韓国で有名になりました。

海岸線や山などの自然だけでなく、民家の路地など身近な所も「自分なりにゆっくり楽しみながら歩く」…。それがオルレの魅力です。上天草市にはなんと、維和と松島2つの「本場韓国公認のオルレコース」があり、毎年多くの「オルレファン」が集まります。

 

本校生はそのボランティアとして、早朝から参加記念品の袋詰め、参加者の受付などを行いました。当日はあいにくの雨模様で、指先の感覚が少し鈍っていましたが、持ち前のガッツで乗り切りました。

 

参加者が出発した後は、千岩山に移動し、参加者に豚汁と炊き込みご飯の握り飯を振舞いました。

また、一部の生徒は先行してゴール地点の龍の足湯に向かい、出店の開店準備、ゴール地点のテント設営、そしてゴールした参加者の受付などを行いました。

 

ボランティア参加生徒の声

A「中学校のときから、毎年このボランティアとして参加しています。今日は雨の予報だったので、途中心配していましたが、最後まで小雨程度で済んでよかったです。参加者の方が全員無事ゴールされたのがわかったとき、今年もやり切った!という思いがこみ上げてきました

B「上天草のイベントに、韓国からも団体で参加されていて驚きました。休憩所で豚汁などを渡したとき、アンニョンハセヨ~と、韓国語で思い切って挨拶してみたら、とても喜んでもらえました。

C「普段、部活動でなかなかボランティアには参加できなかったので、シーズンオフのこの機会にぜひと思って参加しました。いつもとは違う経験ができて良かったです。」

 

オルレ参加者だけでなく、ボランティアとして参加した上天草高校生にも、良い経験となりました。