カテゴリ:総合的な探究の時間「上天草プロジェクト」
【上天草プロジェクト/総合的な探究の時間】KSH全体発表会で、上天草高校の魅力を発信!
12月20日(土)、グランメッセ熊本にて「第4回 熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会」が開催されました。
「県立高校 学びの祭典」とも呼ばれるこの発表会には、県立高校から約1,000人もの生徒が集結。
各校が特色ある取り組みの成果を、ポスター掲示や体験ブースを通して全力で発信しました。
本校からは、総合的な探究の時間(上天草プロジェクト)グローカル文理コースの理数探究のポスター発表を行いました。
緊張しながらも、自分たちのアイデアを一生懸命に説明する上天草高校生の姿に、多くの方が熱心に耳を傾けてくださいました。
質疑応答も行われ、同年代や外部の方との交流は、生徒たちにとって大きな刺激となったようです。
また、福祉科による「UD-eスポーツ」体験ブースと、ギルドヒーローズゼミによる「カードゲーム」体験ブースも大盛況でした!高校生たちが優しく丁寧にルールを説明し、いざゲーム開始!好記録を目指して一生懸命に頑張る子供たちの姿と、それを笑顔で支える生徒たちの交流が、非常に印象的な光景でした。
さらに今回、本校のマスコットキャラクター「カミ・アーマちゃん」が登場!
多くの方から「かわいい!」など様々な言葉をかけられていました。
今回が初めての校外でのお仕事、上天草高校のアピールを頑張っていました!
今回の発表会を通じて、自分たちの学びを「外」に向けて発信する難しさと楽しさを同時に感じることができました。
多くの方からいただいた温かい言葉やアドバイスを糧に、これからも地域に根ざした探究活動をさらに深めていきます。
ご来場いただいた皆様、そして交流してくださった他校の皆様、本当にありがとうございました!
【上天草プロジェクト:ギルドヒーローズゼミ】国立公園視察
9月3日(水)、ギルドヒーローズゼミの生徒たちが環境省天草自然保護官事務所の村松様、そして上天草市役所の皆様にご協力いただき、国立公園の視察に行ってきました。
はじめに訪れたのは天草ビジターセンターでした。
天草の沿岸地域は広く国立公園に指定されていて、アメリカの国立公園のようにすべて国有地ではなく、民間の土地も含まれているそうです。そのため、屋根の形や色など建物のデザインにもルールがあり、景観を守る工夫がなされていると知り、驚きと発見がありました。何より「自分たちが普段暮らしている場所も国立公園の一部かもしれない」という事実に、生徒たちはとても驚いていました。
その後は高舞登山へ移動。山頂からは天草五橋を一望でき、青い海と島々が織りなす天草の雄大な景色を目にして、生徒たちは「こんな素晴らしい自然の中で生活しているんだ」と改めて感じることができました。
ギルドヒーローズゼミでは、現在SDGsをテーマにしたカードゲームのキャラクターづくりに取り組んでいます。今回の視察で得た発見や感動が、きっと新しいキャラクターのアイデアにつながっていくことでしょう。
上天草白熱教室!
8月20日午後、本校視聴覚室にて、上天草市と協働で行っている「civic pride事業」の一環として、令和7年度戦略検討会議が行われました。
「上天草市に行きたくなる!上天草市で生きたくなる!」をテーマに、地元上天草の未来を10年スパンで考える本事業、アイディアの原石の一つは「現役の上天草高校生」です。
上天草プロジェクトまちづくり班20数名が、自分たちが課題と感じている上天草市のマイナスポイントに、上天草市の資源や魅力を掛け合わせ持続的発展的な「上天草市を盛り上げるプラン」を探究しています。
当日は、熊本大学の田中先生とゼミ生、みらいず設計Lab代表理事の平松先生からアドバイスを受けながら、「空き家×農業」、「廃校×イベント」、「海洋資源×食」「交通×お店」の4つのグループに分かれ、「理想とする10年後の上天草市」をテーマに白熱した議論を行われました。
生徒コメント: 「藻場の整備を行って、上天草市の海洋資源である『おいしい魚』を増やして、増えた魚で観光客を釣る!というテーマで研究を行っています。上天草プロジェクトのゼミ活動を通して、実際にアマモの養殖を体験し、専門家から話を聞いて知識をつけてきました。今日は、身に着けた知識をどのように『まちづくり』に活かしていくか。都市開発の研究をしている大学生の方と話をしながら深めていけたのが良かったです」
2学期も継続して取り組みます。12月のKSH発表会に向けて頑張ります。
【上天草プロジェクト】上天草市の現状と課題を探る
5月22日(水)、本校生徒が取り組む「上天草プロジェクト」(総合的な探究の時間)で、上天草市の職員の方を講師にお招きし、上天草の現状や課題についての講話を実施しました。
講話では、観光、空き家、農業、漁業の4つの視点から、それぞれの分野における現状と具体的な課題について詳しくお話しいただきました。生徒たちは熱心にうなずきながらメモを取り、普段暮らしている地域の「リアル」を知る貴重な機会となったようです。
講話の後は、いよいよ生徒たちが主体的に考える時間です。上天草が抱える課題を深く掘り下げ、その解決策をどうすれば見つけられるか、活発なブレーンストーミングが行われました。個人でじっくりと考える生徒、グループで意見を出し合いながらアイデアを練る生徒。それぞれの方法で探究を進めていました。
このプロジェクトを通して、生徒たちのフレッシュな視点から、上天草をさらに魅力的な地域にするための新たな一歩が生まれることを期待しています!
【2年生・上天草プロジェクト】ビジネスプラン研修
5月7日(水)、2年生が取り組む上天草プロジェクト(総合的な探究の時間)では、日本政策金融公庫の岩長様を講師にお迎えし、「ビジネスプラン研修」を実施しました。
講話は、「そもそもビジネスとは何か?」「アイデアはどのように生まれるのか?」といった根源的な問いかけから始まりました。岩長様は、具体的な事例を交えながら「どのようにしてアイデアを発想していくか」について分かりやすく解説してくださいました。
講話の後には、生徒一人ひとりが実際にビジネスアイデアを考え、発表する活動が行われました。短い時間ながらも、発表した生徒の中には、周囲を驚かせるような斬新なアイデアも飛び出し、教室は活気に満ち溢れました。生徒たちにとって、非常に実り多き50分間となったことでしょう。
今回の研修で得た学びを活かし、これからの上天草プロジェクトでは、昨年度を凌ぐ素晴らしいビジネスプランが生み出されることを期待しています。2年生の皆さん、その創造力に大いに期待しています!