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熊本県立第二高等学校新サイト(SSHの活動)

 

このページは、過去のニュースのアーカイブとなりました。

よろしくお願いします。

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SSHニュースアーカイブ(~2018年12月)

2年生テーマ研究ゼミ代表決め

 12月5日GR(グローバルリサ―チ:総合的な学習の時間相当の学校設定科目)の時間にゼミ代表決めを行いました。11月21日にゼミの中でワールドカフェ方式を応用して各ゼミ8人を選出し、この日はポスターを実物投影機やタブレットを利用してプロジェクターで映写し発表しました。
 今回外部講師の先生方も審査・講評に来てくださいました。
◆架け橋プロジェクトゼミ(一般財団法人ツタワルドボクより藤木修さん)
◆マーケティング×復興ゼミ(熊本県立大学丸山泰先生)
◆スポーツサイエンスゼミ(九州中央リハビリテーション学院岩見幸省先生)
◆マーケティング×グローバルゼミ(熊本大学ランダ― シムズ先生)
 今年度、第二高校が新しく挑戦したのは、外部講師の先生方との連携、ひとつのテーマにみんなで取り組む架け橋プロジェクト、英語によるポスターやプレゼンテーションを行うマーケティング×グローバルゼミでした。
 外部講師との連携で指導する本校先生方との交流も深まり、第二高校の探究活動が次のステップに進んだのを感じました。

 新管理棟にできました、文字通りActive roomでの発表(文献研究ゼミ90人)。

 新図書館でのプレゼンはよりアカデミックな雰囲気でした。外の風景もきれいでした。

 初めての英語による発表。ポスターの内容も熊本復興を考えるテーマが多くみられました。
 これら探究活動を通し、第二高校の持ち味は多様性であることを感じました。ここで選ばれた生徒たちが、3年ぶりに体育館で行われる学年でのポスターセッションで発表します。

九博バックヤードツアー

今年もSSH学校設定科目「美術探究」
の一環として
九州国立博物館バックヤードツアーを
開催しました。

2回目の今年は
美術科1年生に加え
2年生の探究科目で
「理想の絵具」に関して探究している
理数科5人も参加することができました。



交流課 主任研究員 上野様による
「九博の魅力とは」
と題したガイダンスに始まり
企画展の鑑賞
文化ボランティアの皆様による
バックヤードツアー と
常設展の鑑賞 
大変充実した魅力あふれる研修となりました。

生徒の振返りでは
気になるキーワードを挙げてもらいました。

【文化財保存に関する科学的側面のキーワード】
窒素処理、二酸化炭素処理
再現文化財
IPM総合的有害生物管理
免震構造、制震構造
CTスキャン などなど

【展示内容の時代背景に関するキーワード】
伊能忠敬の測量
狩野派、琳派
火炎土器、唐三彩、鍋島焼
シルクロード
などなど

【文化財保存及び美術史的知識に関するキーワード】
美術探究で学んだ、尾形光琳と弟の尾形乾山の
合作を見れたこと
3Dプリンター
和紙、日本刀
螺鈿細工、遣唐使の貢ぎ物
すでに明治時代から九博を建てる議論があったこと

知識の基盤があればあるほど
専門知識を貪欲に楽しんでいけるのだと
感じさせる生徒たちでした。

*****
科学技術が進むにつれて、
保存科学が発展してきた。

科学技術が進むためには
細やかな気づきや探究心などが必要だと思うが、
それを支えていく事も大切なことだと思う。
その中でも、
ボランティア活動などが1番身近な例だと思う。

大きな事ではなくても
小さな事でも社会のつながりに関係してくると思うので、
自分が出来ることはしていきたい。
*****


多くのボランティアのみなさまが
九博を有機的に温かく支える姿を
感じる一日でした。
情熱的に案内していただきました
ボランティアのみなさま
ありがとうございました。


*****
現在の私たちが、
数百年、数千年前の
文化的な資料や
遺産を見ることが出来るのは
過去の人々のご尽力あってからこそのもので、
その文化財はもちろん
その文化財を修復する技術そのものが
後世に継承すべきものであるように
今回の研修を通して思った。

歴史的価値はお金に換えることが出来ないもの
であるからこそ、
これからの科学の発展と共に
技術の発展もするように思えた。
*****



*****
私はこれから社会に出て、
見えないところに目を向けていくこと
に繋がると感じました。

芸術や文化財は、
見えないところに
人々の想いが込められていることを、
x線の話から学んだからです。

そんな想いを
文化財からひきだす仕事
をしている九博の方たちは
すごいと感じました。

そのためには、
些細なことにも気を配り、
丁寧に作業していくことが大切です。
これからの美術探究、美術史、制作に
いかしていきたいです。
*****

身近にある
博物館・美術館を
「学びの宝箱」
と感じた貴重な一日でした。

御協力いただきました関係者の方々に
心より感謝申し上げます。

プログラム普通科 視覚の加齢とUD

普通科のタイトルは
「視覚の加齢とUD」



何をしているか、というと・・・。



今、どこまで見えるのか
測定しています。

「老眼」というと
生徒にとって
「自分には関係ない」
と思いそうですが、
実は水晶体の老化は
高校生も始まっています。

この距離も
一人一人違う、と気付く
体験でした。

*****
岡嶋先生は高齢者だけでなく、
どの年代の人にも見えやすくなるために
というところが
とても素敵に思いました。

僕はほとんどの場合
自分に得のあることしかしないので、
岡嶋先生の
どの年代の方々のことを考えているところが
とても印象的でした。

これからは僕も
大人になって仕事や家族ができた時のことを考えると
今のままじゃダメだと思うので、
岡嶋先生のように
どの年代の人にも喜んでもらえることをしていきたいと思いました。
*****


*****
社会の役に立つ仕事ができることは
本当にすごいことであり、
とても努力が必要であることに気づきました。

人の役に立つということは
とてもやりがいがあることだと思います。

私も将来は
人の役に立てるような仕事をしたいし
そんな人になっていきたいと思っています。

そのためには
たくさんの努力が必要であることを
今回の講演を通じて学ぶことが出来ました。
*****

多くの財産を頂いた3日間でした。
岡嶋先生、
本当にありがとうございました。

プログラム1年生希望者 食AR体験

1年生希望者には
放課後に
食AR体験が実施されました。

クロスモーダル効果

視覚と味覚、視覚と聴覚など、
本来別々とされる知覚が互いに影響を及ぼし合う現象
をいうそうです。

この日のために
作成していただいた
プログラムを使っての体験という
贅沢なものでした。

「食べる」という行為は
非常に複雑で
五感を総動員しています。

中でも「視覚」に
強く影響される 
という体験です。

「あ!!!違う~!」
という声が上がった当初は
周りの生徒は半信半疑。
「ホント~???」

でも、少しずつ
その体験を共有できる人が現れると・・・。




味の感じ方は
人それぞれの経験にも
大きく影響がある
ということも知られていることです。

全員が「違うと感じる!」と
いうわけではありません。
その感じ方も
人それぞれ
そんなに違うんだ、という
実感がある
体験となりました。

次にお寿司。




最後に 視覚と聴覚。

同じせんべいを食べているのに
音によって
「あれ?固い。」
という体験も。



*****
同じ食べ物でも
色などが違うことにより
味が変わることに驚きました。

これらによって、
ダイエットや好き嫌いを改善したり
することが出来てすごいなと思いました。

先生の仕事は
それによって人を幸せにすることが出来るので
私もこういう仕事を出来たらいいなと思いました。
*****

プログラム1年生 色と食AR

1年生全体を対象に
「色と食AR」のタイトルで
講演会も行われました。

広い体育館で400人対象という
お話ししにくい環境でしたが
生徒たちは
研究の世界の最前線を
堪能させていただいたようです。

*****
今回の講演で
物の色や食物の色によって
たくさんのことが変わることが分かりました。

例えば、お寿司など、
マグロとサーモンまで
ARの中だけで変えれば
臭いも変わったり、
もちろん味も変わっていて
とても驚きました。

また、シューズの絵では
人によって認識する色が違い
ピンクと青ってほとんど対比する色で
違って見えることにも
すごく驚きました。

そういうことは考えたこともなかったので、
とても面白かったし、
そういう研究をする仕事もあるんだと
興味が湧きました。

今回の講演で、
新しい発見や
考えたこともないようなものばかりで
とても有意義でした。
*****


研究職への憧れも
強くする機会ともなったようです。


*****
今回のこの講演会で
岡嶋先生の仕事に向き合う姿勢は、
日頃から常に意識が高く、
周りに配慮しながら行動されている
ということが分かりました。

そして先生の生き方から、
僕が、学ばないといけないことが
たくさんあることに気付きました。

例えば、岡嶋先生が、
どんなことよりも視覚の研究を大切にして、
その視覚のことで研究した情報を広めるために、
いろいろな場所で講演会をするなどの、
仕事のために自分の人生を捧げておられることから、
仕事に向き合う姿勢から生き方までもが、
素晴らしいと思いました。
*****

研究最先端の内容を
御披露していただき
本当にありがとうございました。

プログラム美術科 色と錯視

美術科のプログラムも
大変充実した内容に
魅了されました。

理数科でも写真がありますが
色彩輝度計を使い
肌の色を測定しました。

*****
色は光の反射で認識できているということ、
その波長の違いで
色の識別を行っていることを
改めて深く知ることができました。
 
脳というのは自分が思っていたより、
高度で、
しかしある意味欠陥のような部分があるんだ、
と思いました。
 
普段の先生方からの指導でも、
「美術を極めていくと他の分野まで進出する」
とよく教わっていて、
今日の講演を聞いて納得しました。
*****

また、他にも
科学を実感する記述もありました。

*****
人によって色の感じ方が違う
というのは
口で言うのでは簡単でも
数値化して理解するのが難しい
と思っていたのに、
今回理解することが出来、面白かったです。
*****


今回の数多くのプログラムを
受講した1、2年生の生徒の中で
色に関する基礎知識の最も多い美術科2年生。
息をするのも忘れているかのように
引き込まれ
聞き入っていました。

*****
とても貴重な講演でした。
僕達の目で見る世界ではなく
本当の世界の姿、
色を通してではなく
本当にそこにあるものについて
とても興味が湧きました。
*****

講演終了後
「私も測定してください!」

プログラム理数科 視覚色彩工学

各科の特性に合わせた内容です。
理数科は
視覚色彩工学 との副題でした。

「見る」ということを
実感する体験もありました。

次の写真は、
「上下反転眼鏡」を装着した生徒が
岡嶋先生の方へ近づこうとしているところです。



実際、私たちの眼の網膜に
上下反転して写った情報を
脳が逆転してくれているのですね。
脳ってスゴイ!

また次の写真は、
ペンケースの「青」を
色彩輝度計 で
測定しているところです。


また学年によっても内容が違います。
グラスマンの法則の御紹介があり
「これって、他に知っているもので言い換えたら何?」
との質問に
「あ、ベクトル!」

2年生は数学でベクトルが学習済みです。
ベクトルの概念の出発は
この「グラスマンの法則」であることに
話の最後に辿り着いて感動でした。

五感を科学するプロジェクト

「五感を科学するプロジェクト」を
今年も開催しました。
SSHと教育過程研究指定校事業との
共同プロジェクト第2回です。

今年は「視覚」に焦点をあて
講師に横浜国立大学の
岡嶋克典先生をお招きし、
3日間にわたって
講演会・ワークショップを
行いました。

学科の特性を生かした
様々なプログラムを御準備いただきました。
また、この日のために
世界初となる規模の「食AR体験」
ができるようプログラムを開発していただきました。
この場をお借りして
岡嶋克典先生
そして
研究室のみなさまに
心よりお礼申し上げます。

理科・実験 20181028_有機化学高校生講座2018熊本大会

10/28(日)、崇城大学で有機化学高校生講座2018熊本大会、テーマ「多様性を持つ機化学の世界」開催されました。県内の高校生、約80人の参加でした。この講座は、国際有機化学財団(事務局:京都大学大学院工学研究科合成・生物化学専攻村上研究室内)の主催で、2013年から高校生が有機化学への興味・関心を深めてくれる場になるよう、毎年、全国各地で行われています。
第二高校からも21人の生徒が参加し、講座の運営業務も行いました。午前は以下の先生方の講義が行われました。
【講演1】玉尾 皓平 先生(京都大学名誉教授・豊田理化学研究所長)
     
演題 科学者の思考の原点,それは「元素周期表」
【講演2】江口 久雄 先生(東ソー株式会社有機材料研究所 所長)
     
題 私たちの暮らしを支える有機化学

午後からは「有機化合物(フルオレセイン)の合成と精製」を崇城大学の八田 泰三 先生、水城圭司 先生、TAの学生さん15人の御指導のもと、実験を行いました。

【第二高校生徒の感想】
 今までは漠然と化学が好きだからもう少し勉強してみようかな、くらいの気持ちで進学希望を化学系と書いていましたが、今回の講座を受けて、将来化学に関する仕事をしたいと強く思うことができました。化学の恩恵は身の回りにとても多く存在しているにもかかわらず、あまり身近には感じられていませんでした。しかし本当は身の回りのほとんどのものが化学にお世話になっていることがわかりました。これからは化学の恩恵を感じながらこれからも化学に関わっていけるように勉強を頑張ろうと思いました。

                            

SSH テーマ研究 架け橋プロジェクトゼミ

 2年生GRは9月12日2学期初めてのテーマ研究が行われました。
 その中でも、特色のある活動をしているのが「架け橋プロジェクトゼミ」です。一般財団法人ツタワルドボクの皆さんに5月から基調講演と指導を数回お願いしています。ツタワルドボクは建造業を中心とする企業の方が土木の仕事の面白さ、大切さをもっと世の中に伝えたいという思いから、はじめられた事業で、県内でもすでに実践されています。
 第二高校はテーマ研究のゼミの一つとして行っています。他のゼミはテーマ設定、仮説設定と順を追っていますが、このゼミは、まず橋をつくってみよう、どんな橋が強いかつくって考えてみよう言う方針です。今回は9月26日の耐荷実験会を前に夏休みの成果を披露しあいました。





一番シンプルなデザインですが・・・

意外と強度はありました。

橋の強度をつけるための工夫は様々。

橋そのものの重さや費用対効果も考えないといけません。
 
 まずは、みんなで楽しそうに実験しているのが一番よかったです。
 すでに大破した橋もあったようですが、試行錯誤を楽しんで欲しいと思います。実験会が楽しみです。
 
2年生ポスターセッション テーマ一覧
 
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