地学部

部活動紹介

【地学部】熊本県高等学校生徒理科研究発表会

10月20日(日)に崇城大学薬学部で、第70回熊本県高等学校生徒理科研究発表会が開催され、物化生地各部門に合計50件の研究発表がありました。地学部門では2年生が部活動部門で2件、1年生がサイエンスセミナー部門で1件の研究を発表しました。このうち2年生の「火星極冠の消長」の研究発表が最優秀賞となり、12月に宮崎県で開催される九州高等学校生徒理科研究発表大会での発表が決まりました。また、2年生の「熊本地震の被害4~熊本地震の余震と水前寺断層~」が優秀賞、1年生の「地球観測衛星のデータを利用した阿蘇における崩壊箇所の抽出」が1位部会長賞を受賞しました。

【地学部】科学の甲子園ジュニア全国大会熊本県代表選考会で講演(研究発表)

令和元年7月31日(水)にホテル熊本テルサで、熊本県教育委員会主催の第7回科学の甲子園ジュニア全国大会熊本県代表選考会が開催されました。地学部は選考会に参加した中学生に、「熊本地震の被害~第一高校地学部のこれまでの研究~」と「火星極冠の消長」について講演(研究発表)を行いました。2016年熊本地震発生から続けてきた、熊本地震の被害と地形や地質等との関係、防災意識等についての研究をまとめて発表しました。また、昨年地球に大接近した火星の南北両極冠の消長について、極冠の面積変化と南極北極が受ける太陽放射エネルギー量や火星の大気圧等との関係を発表しました。選考会に参加した県内中学生約70人に、約1時間の講演(研究発表)を行い、中学生から「研究を進める中で出てきた新たな課題について、さらに研究を進めて内容を掘り下げる研究のやり方は、自分たちが研究を進めていく上で参考になりました。」と感想が述べられました。

【地学部】研究発表

地学部2年生は2月2~3日、佐賀大学で開催された九州高等学校生徒理科研究発表大会で「熊本地震の被害3~熊本市の被害と水前寺断層との関係~」について、1年生は3月3日、長崎ブリックホールで開催された日本気象学会九州支部主催のジュニアセッションin九州で「火星の南極冠の縮小2018-2019」について、それぞれ研究発表を行いました。昨年秋の発表内容からさらに調査研究を進めて、新たに分かったことを加えて発表しました。2年生はこの大会の地学部門で優良賞を受賞しました。

【地学部】部分日食の観察

1月6日午前に部分日食が観察されました。熊本では雲を透して見えていた太陽が、8時39分から月に隠されて欠け始め、9時47分には食分0.3の食の最大となりました。11時3分の食の終わりごろには雲も晴れて、欠けた太陽を観察することができました。地学部は本校屋上から、日食の経過を天体望遠鏡を使って観察しました。センター試験直前演習で模擬試験を受験していた3年生も、試験の合間に日食グラスを使って欠けた太陽を観察しました。